名言の宝庫!『隣の家族は青く見える』に学ぶ本当の幸せの見つけ方【不妊、LGBT】

2018年5月12日更新

2018年の冬ドラマ『隣の家族は青く見える』。多種多様な家族の在り方を描き、大きな注目を集めることとなりました。この記事ではドラマに登場した名言を選りすぐって紹介します。

ドラマ『隣の家族は青く見える』から心に刻みたい名言を紹介

コーポラティブハウスで暮らす4組の家族には、それぞれ深刻な悩みがありました。五十嵐大器・奈々夫妻は不妊治療中。小宮山真一郎・深雪夫妻は夫が失業し、妻は見せかけの充実生活をアピールする日々。バツイチ子持ちの亮司とちひろのカップルはステップファミリーとして衝突し、渉・朔は同性愛カップルであることを周囲に隠し暮らしているのです。 時にぶつかり時に助け合いながら、それぞれ家族の在り方を見出そうとする住人たち。この記事では、挫けそうな住人たちを救い上げてくれた珠玉の名言を紹介したいと思います。

第2話より、不妊に関する朔の名言

「くじけそうになっている先に希望があれば頑張れる」

精神的にも肉体的にも痛みを伴う不妊治療に不安を覚え挫けそうになる奈々(深田恭子)。事情は分からないながらも、浮かない顔を見せる奈々を励まそうと朔(北村匠海)が優しく語りかけます。 「辛いことや苦しいことの先に喜びや幸せがあるってわかっていたら前に進めるけど、そうじゃなかったらなかなか前に進めない。奈々ちゃんには今、くじけそうになってることの先に希望はある?じゃあ、頑張れるんじゃない?」 物事が思い通りに進展しない時、先が見えず心が折れそうになることってありますよね。奈々にとって妊娠・出産が喜びであるように、苦しみの先に小さな光が見えていたら頑張れそうな気がしませんか?

第2話より、子供に関するちひろの名言

「子供を持つ持たないは権利であって義務ではない!」

そろそろ真剣に子作りした方がいいと勧める深雪(真飛聖)に反発する、ちひろ(高橋メアリージュン)のセリフです。夫と2人の娘を持つ専業主婦の深雪とバツイチ男の亮司(平山浩行)をパートナーに持つちひろ。立場も違えば考え方も違う2人です。 ちひろの言う通り、結婚・妊娠・出産は権利であって義務ではありませんよね。親しいから家族だからといって自分の価値観に当てはめて意見すると、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまいかねません。 多種多様な生き方があることを念頭に置いて、思いやりのある言動を心掛けることが大切かもしれませんね。

第4話より、LGBTに関する奈々の名言

「人は誰でも自分が望む幸せを手に入れようと努力する権利があるはず」

周囲の人たちから好奇の目で見られる、子供の教育上よくないと、渉(眞島秀和)と朔のゲイカップルの存在を否定しようとする深雪に、奈々はこう言って反発します。 レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー。現代では、生まれながらの性別に捉われない生き方が見直されてきています。とは言え、深雪のようにLGBTに対して偏見を持つ人が少なからずいるもの実状……。 カミングアウトしたくてもできない人たちが近くにいるかもしれません。まずは知ろうとすること。そうすれば思わぬところで人を傷つけずに済むかもしれませんね。

第4話より、不妊治療に関する大器の名言

「奈々がやっていることは、不幸になろうとしてやっていることじゃなくて、幸せになろうとしてやってるってことだけは、知ってもらいたいんです」

不妊治療に反対する奈々の母・春枝(原日出子)を呼び止め、大器(松山ケンイチ)が掛けた言葉です。春枝ばかりでなく、大器もまた人工授精に抵抗を感じていました。 ところが妊娠中の妹・琴音(伊藤沙莉)の話をきっかけに、人工授精について調べてみる気になったのです。琴音の話とは無痛分娩を望む琴音に対し、自然分娩じゃないと子供に愛情が湧かないなどと夫が主張し対応に困っているというもの。 出産しない男性だってちゃんと赤ちゃんに愛情を持てるのですから、無痛分娩でも帝王切開でも同じことですよね。ただでさえ妊娠・出産には痛みが伴うものです。偏見から女性を追い込むような言動は避けたいものです。

第5話より、妊娠に関する奈々の名言

「私は妊娠できないわけじゃない。まだ妊娠してないだけだ」

1回目の人工授精に失敗し落ち込む奈々でしたが、ひょんなことから義妹・琴音の帝王切開手術に付き添うことになります。赤ちゃん誕生の瞬間に立ち会った奈々は、それまで感じた焦りや嫉妬から嘘のように解放され心から喜ぶことができたのです。 そして病院からの帰り道、大器に言うのです。「必要以上にうらやましがるのは止めた。私は妊娠できないわけじゃない、まだ妊娠していないだけだと思うことにした」と。勇気を与えるいい言葉ですね。奈々は妊娠するために治療を続けているのですから……。

最終回より、夫婦に関する聡子の名言【ネタバレ注意】

「悩んでも苦しんでも一緒に生きてくのが夫婦」

やっと出来た赤ちゃんを流産で亡くしてしまった大器と奈々。大好きな大器を父親にできないかもしれない不安から離婚を決意する奈々に、義母・聡子(高畑淳子)が親身になって語りかけます。 「楽しいこと嬉しいことは誰とでも共有できるけど、辛いこと悲しいことは1番大切な人としか共有できない。悩んでも苦しんでも、一緒に生きてく約束をしたのが夫婦なんじゃないの?」 大好きな人だからこそ辛い思いをさせたくないと考える時、実は相手も同じように感じているのではないでしょうか。1人で抱え込まず2人で半分ずつ背負うべきなのかもしれません。

最終回より、結婚に関する奈々の名言

「一生一緒にいたいと思えるパートナーと出会えたことが奇蹟なんだ」

流産をきっかけに大器との未来を描けなくなった奈々。そんな赤ちゃんにばかり気を取られていた奈々が、大器との出会いを振り返り語った言葉です。 夢や目標に向かって突き進む時、周りが見えなくなることってありますよね。そんな時は一度立ち止まってみてはいかがでしょうか? 妊活に励み身も心も疲れ果てた奈々が大器の大切さに気付かされたように、自分にとって何が大事なのかが見えてくるかもしれませんよ。

『隣の家族は青く見える』に学ぶ幸せな生き方とは?

ドラマ『隣の家族は青く見える』に登場する名言をいくつか紹介してきました。いかがでしたか?大器と奈々のピュアな愛情に感動しつつ、彼らのセリフが心に響いた人も多かったのではないでしょうか。 本ドラマの名言から学ぶことはたくさんあるように思います。LGBT、不妊治療等々に偏見を持たず、「ありのままの自分」「ありのままの他人」を受け入れること、大切に思ってくれる人がいることを認識し1人で抱え込まないこと。 奈々の言う通り、「人は誰でも自分が望む幸せを手に入れようと努力をする権利がある」のです。自分も周囲の人のことも尊重し、幸せな生き方をみつけましょう。