2018年4月3日更新

有村架純もハマった特撮ドラマ『五星戦隊ダイレンジャー』の魅力とは?【キャスト・あらすじ】

1993年2月から1年間にわたって放送されたテレビ朝日系の特撮ドラマ『五星戦隊ダイレンジャー』。女優・有村架純が幼少期に心を掴まれたという本作のあらすじ・キャスト・見どころを紹介します。

天に輝く五つ星!五星戦隊ダイレンジャー!

スーパー戦隊シリーズ第17作の『五星戦隊ダイレンジャー』。当時は石ノ森章太郎原作の『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』がシリーズ作品としてカウントされていなかったため、本作はシリーズ15周年の記念作品として制作されました。 記念作品として従来のパターンからの脱却を狙った本作は、今までモチーフとして使われることのなかった中国風のデザインを採用しました。デザインだけではなく演出面でも、レッドをリーダーにせず各メンバーが各話交代で主役を務めたり、複数のストーリーを同時進行させるなど、新しい試みが取り入れられました。

『五星戦隊ダイレンジャー』のあらすじ

紀元前6000年頃の中国南部に存在していたダオス文明には「気力」を操るダイ族と「妖力」を操るゴーマ族がいました。ある日、ゴーマ族が覇権を巡ってダイ族に戦いを仕掛けたことから、6000年近く続く戦争が始まったのです。その結果、ダオス文明は衰退し、ダイ族もゴーマ族も歴史の表舞台から消えました。 しかし、それから2000年ほど経った頃、ゴーマ族が復活し、世界征服を目指して活動を始めました。ダイ族の生き残りである道士の嘉挧は、ゴーマ族の野望を阻止するために、ダイ族の血を引く5人の若者を集め「ダイレンジャー」を結成しました。

『五星戦隊ダイレンジャー』のメインキャスト

リュウレンジャー/天火星・亮役:和田圭市

亮は中華料理店で見習い修行中の青年。少しだらしない面もあるものの、真面目で熱く、正義感に溢れています。因縁の相手である的場陣が怪我した時には自宅に匿って手当てをするなど面倒見のいいところもあります。 本作で本格的な俳優デビューを果たした和田圭市は、本作終了後も得意のアクションを生かし、特撮作品に出演するほかモーションアクターとしても活動をしています。2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』では再び亮を演じ、年齢を感じさせないアクションを披露しました。

シシレンジャー/天幻星・大五役:能見達也

大五は動物と植物を愛するペットショップ店員です。非常に真面目で物静かな青年ですが、動物の前では赤ちゃん言葉で話すといった意外な一面も持っています。ダイ族の女性・クジャクと何かと縁があり、恋仲に発展しますが、戦いの最中で彼女を失ってしまいます。 能見達也は2017年に惜しくも47歳の若さでこの世を去りました。生前は「劇団東京ヴォードヴィルショー」や「地球ゴージャス」での活動で知られ、端役ながら数々のテレビドラマに出演していました。

テンマレンジャー/天重星・将児役:羽村英

リーゼントが特徴的な将児はプロボクサーを夢見る少年。純粋かつお人好しな性格のせいで度々敵の罠に引っかかってしまいます。ゴーマの落ちこぼれ3人組と繰り返し戦う中で3人との間に友情が芽生え、最終的には3人を改心させました。 羽村英は本作終了後はしばらくVシネマに多く出演していましたが、次第に舞台を中心に活動するようになりました。俳優業の傍らで特撮Cafe&Bar「蒼星の天馬」を経営しています。

キリンレンジャー/天時星・知役:土屋圭輔

知はおしゃれでキザな美容師。敵味方関係なく礼儀正しい青年です。気取り屋で何かとカッコつけていますが、苦労していた時代に自分を助けてくれたおばあさんのお店を手伝うなど、心優しいところもあります。 土屋圭輔は一時期俳優業を引退していましたが、2006年『轟轟戦隊ボウケンジャー』への出演で復帰しました。復帰後は舞台を中心に活動しており、双子の兄である土屋大輔とよく共演しています。

ホウオウレンジャー/天風星・リン役:高橋夏樹

リンは中国から日本の大学に留学してきた大学生。道士・嘉挧の姪で、変身しなくても気力を使うことができます。小学生コウが自宅に住みつき困っていたものの、真面目な性格ゆえに彼を邪険にすることができず、次第にコウの母親代わりになっていきました。 高橋夏樹は本作出演前からアイドルとして俳優業以外にグラビア活動などをしていましたが、結婚を機に引退しました。

6人目の追加戦士は小学生・コウ!

シリーズ前作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で採用された「6人目の戦士」。前作の余命いくばくもない青年とは対照的に、本作の追加戦士はいたずら好きの小学生コウ。岩に刺さっていた剣を抜いたことがきっかけでキバレンジャーに変身できるようになりました。 わんぱく少年でありながら複雑なバックグラウンドに翻弄される少年を演じたのは当時子役として活動していた酒井寿。『恐竜ジュウレンジャー』にも出演していた酒井寿は、1995年の『3年B組金八先生』第4シリーズへのレギュラー出演を最後に俳優業を引退しています。

7人目の戦士はロボ?

何かとダイレンジャーと縁があった亀夫は、絵本作家志望ののんびりとした青年です。戦いとは無縁だと思われていましたが、その正体は超気伝獣ダイムゲンでした。 ダイムゲンは争いを避けて人間の姿で隠れているうちに自分の本当の姿を忘れ、亀夫として暮らしていました。しかし、自分の正体を思い出してからは、ダイレンジャーに協力するようになりました。 亀夫を演じたのは今川杉作と成瀬富久。今川杉作は病気のため途中で降板してしまい、その後を継いだのは『鳥人戦隊ジェットマン』でイエローオウル/大石雷太を演じた成瀬富久でした。

キレッキレの名乗りがガルパンに登場

本作の特徴の1つとして名乗りの動作が挙げられます。各キャラが得意とする拳法の動きを取り入れた名乗りの動作は、中国武術の経験のあるスーツアクターたちによって非常にキレのある動きに仕上がっています。 そんな名乗りの動作が意外にもアニメ『ガールズ&パンツァー』に登場します。 登場するのは本編ではなく、DVD・Blu-ray6巻の特典OVA「エンカイウォー」です。このOVAでは、主人公の西住みほがチームメイトと共に戦隊もののパロディを披露しています。カラーや名乗りの順番は変えてあるものの、動きはダイレンジャーの名乗りを完璧に再現したものでした。

『五星戦隊ダイレンジャー』衝撃の最終回!【ネタバレ注意!】

ダイレンジャーを散々苦しめたゴーマ族の上層部たち。彼らについて驚くべき事実が明らかになりました。実はゴーマの皇帝ゴーマ15世、幹部のガラ中佐とザイドス少佐の3人はいずれも6000年前に死亡しており、現代で活動していた3人の正体はシャダム中佐が作った人形だったのです。しかし、彼らを作ったシャダム中佐自身も他の誰かが作った人形であり、最期は無残に溶けてしまいました。 また、戦いが終わった50年後、すっかりおじいさんとおばあさんになったダイレンジャーが同窓会を開いているとき、ゴーマ族の攻撃が始まります。ゴーマ族が滅びていなかったことにダイレンジャーの5人は驚きましたが、彼らの孫たちが新たなダイレンジャーとして立ち向かいます。 戦いが終わっていないというラストシーンに賛否はあるものの、友人との絆や誤解、家族の確執など幅広く人間のドラマを描いてきた本作のストーリーは好評です。本作の大ファンを公言している有村架純も毎話泣けてグッとくると語っています。 あなたにとってグッときたのはどのエピソードでしたか?