2018年4月13日更新

『新感染』出演、マ・ドンソクが韓国映画界で引っ張りだこな10の理由【『犯罪都市』も公開】

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新感染
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マ・ドンソクの見た目と内面のギャップが魅力?

最近の韓国芸能界で注目されている俳優マ・ドンソク。イケメン俳優がもてはやされる韓国において、けして2枚目ではないのに多くの女性ファンを魅了するマ・ドンソク魅力とは一体何でしょうか? マ・ドンソクは筋肉質で強面の見た目でありながら、インタビューやバラエティ番組ではひょうきんでお茶目な面を垣間見せています。また映画などの撮影現場などでは共演者やスタッフを常に気遣う優しい性格と評判です。 この見た目と内面のギャップがマ・ドンソクの魅力のひとつであることは間違いないでしょう。

韓国生まれだけど、実はアメリカ育ち!?

マ・ドンソクは1971年に韓国で生まれました。しかし10代のときに家族でアメリカに移住し、現在は韓国を拠点に活躍するものの、国籍はアメリカとなっています。 芸能活動を始めるまで生活していたアメリカでは、名門コロンビア大学で体育学を専攻し、卒業後は2016年に44歳の若さで亡くなったアメリカを代表する格闘家ケヴィンランデルマンなどの有名な格闘家のパーソナルトレーナーとして働いていました。 しかし2004年に『風の伝説』でデビューを果たした後は韓国で人気映画やCMに次々と登場し、男性からも女性からも支持の高い人気俳優の道を歩み続けています。

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『新感染ファイナル・エクスプレス』の演技は海外からも評価される!

日本でも人気の高いイケメン俳優コン・ユが主役を務めた『新感染ファイナル・エクスプレス』。韓国で大ヒットした本作で実は主役よりマ・ドンソクが注目を集め、影の主役とも言われました。 しかしなぜそこまで彼が注目を集めたのでしょうか? 『新感染ファイナル・エクスプレス』は高速鉄道の車内で起きたゾンビによるパンデミックを描いたゾンビ映画です。カンヌ国際映画祭をはじめ各国の映画祭で好評を得た本作で、マ・ドンソクは最後までゾンビと戦い続ける乗客のひとりサンファを演じています。 サンファは妊娠中の妻とたまたま乗り合わせた列車で、自身の妻を守るため、また乗客を守るために自身の体力を生かし、次々と列車内という逃げ道のない密室で何十人ものゾンビたちと戦い続けます。 その正義感に燃えた戦いぶりの演技は各映画祭でも多くの映画評論家から大絶賛されました。そして弱者を守るために戦う姿に映画評論家のみならず多くの観客が惹かれたことは間違いないでしょう。

韓国で100万人を動員した人気作『結婚前夜〜マリッジブルー〜』

『新感染ファイナル・エクスプレス』で海外からも注目集めたマ・ドンソクですが、本作以前にも数々の映画に出演しています。過去の出演作品からなぜ彼が人気を集めるのかを紐解いていきましょう。 2014年に日本で公開された『結婚前夜〜マリッジブルー〜』。結婚式を間近に迎えた4組のカップルの様子をコミカルに描いたロマンティックコメディです。 人気アイドルの『2PM』のでギュンや、『アンティーク西洋骨董洋菓子店』などで人気のチュ・ジフンら人気俳優女優が共演した話題作で、マ・ドンソクは4組のカップルのうちのひとつの新郎役である花屋を営むゴノ役を演じました。 韓国では100万人を超える動員を記録した大ヒットした本作品でマ・ドンソクは結婚を目前に大人の悩みを抱える役をコミカルに演じきっています。

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部下思いの優しい上司役『ファイヤー・ブラスト恋に落ちた消防士』

同じく2014年に日本で劇場公開された『ファイヤー・ブラスト恋に落ちた消防士』。医師と消防士の恋愛を描いたラブストーリーで、マ・ドンソクは医師と恋に落ちる消防士の上司役として出演しています。 消防士役を人気俳優のコ・ス、医師役を清純派女優のハン・ヒョジュが演じ、マ・ドンソクは主役ではないものの、部下思いの優しい上司役で、まさに女性が憧れる理想男性像役を演じ、注目を集めました。

ブレイクのきっかけ『隣人− The Neighbors』

2012年公開の『隣人− The Neighbors』。アパート団地で次々と起こる連続殺人事件に住民は日々おびえながら生活し、精神状態も限界に達する中で住民のひとりを疑い始める、というサスペンススリラーです。 ひとりふた役を演じた子役のキム・セロンの演技の素晴らしさに注目が集まったことで有名な本作で、マ・ドンソクは団地に住む借金取り立て業を営む男性役を演じています。そして本作での犯人に間違えられてしまうほどの強面の、まるでヤクザのような演技でマ・ドンソクは一気に韓国中の注目を集めることになりました。

クライムドラマ『悪いやつら』での印象的な演技  

チェ・ミンシクとハ・ジョンウという人気俳優が共演したクライムドラマ映画『悪いやつら』。賄賂のため解雇された元税関職員が自分の遠い親戚を頼りにしながら、裏社会で一旗揚げようとする本作で、マ・ドンソクは主役の義理の弟役を演じています。 マ・ドンソクはあくまでも脇役としての出演ですが、韓国の裏社会を映し出した本作日で自慢の筋肉質の体型と強面で、観る人に強い印象を与えていることは間違いないでしょう。

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歴史ドラマ『群盗』で怪力男役に!

『群盗』は2015年に日本で劇場公開された韓国映画界が得意とする歴史アクションドラマです。 ハ・ジョンウとカン・ドンウォンの2大俳優が共演した本作は富裕層や悪徳官僚が世を支配している朝鮮王朝末期に復讐に燃える義賊が貧しい人々を救おうとする正義感あふれる作品です。そして本作でマ・ドンソクは義賊の一員チョンボを演じています。 鉄球を武器として戦う怪力を持つ男の役はまさにマ・ドンソクにぴったりの役どころで、彼の魅力をたっぷりと堪能できる作品と言えるでしょう。

多くの人を涙させた『フェニックス 約束の歌』での演技

FTISLANDのボーカル、イ・ホンギが主演した2013年公開の作品『フェニックス 約束の歌』。人気アイドルが暴力事件を起こしたことにより社会奉仕活動をすることになり、その活動先のホスピスでの生活やそこで生活する人々を通して成長していく姿を描いた作品です。 本作でマ・ドンソクはホスピスに生活する患者ムソンを演じています。 脳腫瘍を患っているムソンはことあるごとに腕の入れ墨を見せつける強面の元ヤクザであるももの、実は人間味あふれる人情豊かな人物であり、まさにマ・ドンソク自身を映し出しているようです。本作での人情味あふれる彼の演技で涙した人は多かったことは間違いないでしょう。

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筋肉をたっぷり堪能!『ミッドナイトFM』

DJ役ウンスを演じたスエが青龍映画賞で主演女優賞を獲得した『ミッドナイトFM』でマ・ドンソクはリスナーであり番組ゲストであるソン・ドクテ役で登場しています。 DJウンスにストーカー呼ばわりされるソン・ドクテは引越しセンターに勤める自分の筋肉が自慢の、見た目は強面であるものの内面はけして悪い人間ではない、という役どころです。ソン・ドクテは筋肉たくましいマ・ドンソクにまさにぴったりの役どころでした。

強面、筋肉質、そして優しさで人々を魅了し続けるマ・ドンソク

2018年現在47歳のマ・ドンソク。映画デビューは30歳を超えてからであり、俳優としては遅咲きの部類に入ります。また残念ながら韓国芸能界で主流のイケメン俳優とは言い切ることは難しいでしょう。 しかしながら強面と筋肉質という見た目からは想像しがたいひょうきんな一面や優しい性格。そしてその体力を思う存分活かした役どころからコミカルな役まで幅広い役をこなすその演技力で現在韓国で引っ張りだこであることは疑い余地がありません。また人気も急上昇中です。 2018年に入り新作『アンダードッグ 二人の男』が公開されました。そして2018年4月には『グッバイ・シングル』『犯罪都市』の2本が公開されます。今後も新作がどんどん公開され、最近は脚本家としても活動中の今まさに韓国芸能界に旋風を巻き起こしているマ・ドンソク。これからの活躍にますます注目していきましょう!