【2022年最新】コン・ユ出演のおすすめドラマと映画を紹介！キス職人は40代でも色気だだ漏れ

日本のバラエティ番組でも「トッケビ」や『あなたの初恋探します』が取り上げられ、印象的なキスシーンから「キス職人」と呼ばれる韓国人俳優コン・ユ。40代を迎えて深みを増しましたが、クシャッとした笑顔は相変わらず可愛いですよね。 2021年はNetflixドラマ『イカゲーム』に特別出演し、謎のメンコ男を演じて話題に！そんな彼のデビュー作から大ヒット作まで、おすすめの作品を紹介していきます。

韓国のみならず日本でも人気の高いコン・ユは、1979年7月10日に釜山市で生まれました。慶熙大学校演劇映画科博士課程を卒業していますが、在学中からケーブルテレビ「Mnet」のVJとして芸能活動を開始し、2001年にドラマ『学校4』で俳優デビューもしています。 端整なマスクと184㎝の長身からファッションモデルとして活躍しながら、ドラマや映画に出演。しばらくは脇役ばかりでしたが、2007年にドラマ『コーヒープリンス1号店』でコーヒー店のオーナーを演じ、一躍注目される若手俳優となりました。 そして2016年、ドラマ「トッケビ」で映えある百想芸術大賞の最優秀演技賞を受賞。約10年の時を経て再ブレイクを果たし、その地位を確固たるものにしました。

コン・ユは20代から結婚願望を口にしていて、世の女性たちは気が気ではないと思います。 2017年頃のインタビューでは、「実はニューヨークで恋をしたことがある」と語る一幕も。ユン・ウネやイム・スジョン、キム・ゴウンなど共演経験のある女優との噂が出たものの、その都度コン・ユ本人が否定してきました。 40歳までには結婚したい、「おおらかで知的」「ボーイッシュ」な女性が好みといった恋愛観を明かしていましたが、一時期から心境に変化が！映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のインタビューで、「結婚に対する幻想はとっくの昔に壊れている」と語ったのです。 婚期を逃した(＝40歳になった)という意味か、結婚に絶望する出来事があったかは不明ですが、ファンとしては色々と勘ぐってしまいますね。

コン・ユは『コーヒープリンス1号店』の直後、人気絶頂の2008年1月14日に兵役で入隊。陸軍一等兵から、最も倍率が高いとされる芸能兵(同年は58名中4名が合格)に転属します。 同年11月より1年間、冠番組『コン・ユが待つ20時』が国軍ラジオ放送で流れたり、テレビ番組のMCを務めたりと、芸能兵として様々な活動を行いました。ファンもそれを聞いて寂しさを慰めましたが、2009年12月に2年間の兵役を終えます。 除隊翌日にはプライベートで箱根温泉を訪れ、翌年は日本でも大規模ファンミーティングを開催。主演映画『あなたの初恋探します』で正式に芸能界復帰しました。

2021年12月1日、デビュー22年目で初の公式SNSを開設したコン・ユ。まさかのサプライズに、約半日でフォロワーが100万人を突破しました。 初投稿が『イカゲーム』にちなんだイカの丸焼き(？)かと思えば、翌日には『静かなる海』の場面写真を投稿していて、SNSでもファンを翻弄しています。貴重なプライベートや出演作の最新情報が分かるので、しっかり押さえておきましょう！

『静かなる海』は2021年12月にNetflixで独占配信スタートしたコン・ユの最新作です。チェ・ハンヨンが監督を務め、自身の同名短編映画を再び映画化。韓国のSFドラマでは初めて宇宙を舞台にした作品で、コン・ユにとっても挑戦になりました。 物語の舞台は、砂漠化で食料も水も枯渇した未来の地球。月に派遣された特別チームが、放射能事故が起きた基地からサンプルを回収する過程を描きます。 トラブルがありつつも何とか基地へ到着すると、研究員たちの死体で溢れていて……。 コン・ユとペ・ドゥナ、イ・ジュンが主演を務め、キム・ソニョンら演技派が集結した本作。施設内の謎の存在に仲間の裏切りにと、予想外の連続に引き込まれます！

コン・ユ扮するハン・ユンジェは、安全第一にメンバーを導くチーム隊長。水不足で治療ができない娘のために、冷静沈着にミッションを遂行します。しかし、サンプル回収を優先するあまり、過去の事故を調査したいジアン博士と衝突することも。 娘を守る父親を演じた映画「新感染」同様に、本作最大の見せ場もラストシーンです。 ネタバレになるので詳細は省きますが、最後の選択を迫られた時の演技は必見。とある存在に娘を重ねた彼の表情には、涙を誘われてしまうでしょう。

2017年に全16話で放送された、コン・ユ主演のファンタジー・ラブロマンス『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』。コン・ユは不滅の命を生きる鬼「トッケビ」となった高麗時代の英雄キム・シンを演じました。 高麗時代、逆賊の汚名を着せられ処刑された武臣キム・シンは、神の力によって「トッケビ」となります。不滅の命を解き放てるのは、「トッケビの花嫁」と呼ばれる存在だけ。900年後の現代、シンは自分をトッケビの花嫁だと主張するウンタクと出会いますが……。 ドラマ「太陽の末裔」の監督と脚本家がタッグを組み、数々の賞も受賞した大ヒット作。シンと同居することになるイ・ドンウク演じる「死神」とのブロマンスも見どころです。

永遠を生きてきたシンを演じるにあたり、ふとした表情や視線に哀愁が滲み出ていました。ウンタクへの愛情も言葉ではなく、行動や仕草に現れるのがたまりません。 終盤になるにつれてキスシーンが増えますが、特に印象的なのが第13話です。ウンタクを残して宿命の対決へ向かったと思いきや、再び画面にフェードイン！半ば強引に引き寄せてキスをするという、情熱的なシチュエーションとカメラワークが憎い！ ウンタクと同じく完全に不意をつかれた視聴者は多いのではないでしょうか？

2007年には男装女子の恋を描いたラブコメディ『コーヒープリンス1号店』に、コーヒー店オーナーのハンギョル役で出演。「宮」のユン・ウネが男装のヒロイン、ウンチャンを演じました。 家計を支えるために働くウンチャンは、給料の良さに釣られてイケメンしか雇わないというコーヒー店で働き始めます。元々ボーイッシュな彼女の男装は、店のオーナーであるハンギョルにもバレません。しかし彼は、男であるはずのウンチャンに惹かれていく自分に戸惑っていました。 男が好きなのかと思い悩むハンギョルを演じるコン・ユがとにかく可愛い！イ・ソンギュンやキム・ジェウクといったイケメンとの共演も見逃せないポイントです。

落ち着いた大人の男性かと思いきや、他の男の影に嫉妬したり好きな子にわざと意地悪したり、小学生男子みたいなコン・ユを味わえます。 本作で全人類におすすめしたいのが、相手役のユン・ウネがのちに「人生で最高」と語り、彼女との熱愛報道まで出た「キス職人」のキスシーンです。ハンギョルがウンチャンを軽々と抱き上げて、2人はキスをしたまま壁際へ……。ユン・ウネの手がTシャツの背中側をまくっているのはアドリブだとか！

2005年の学園ドラマ『乾パン先生とこんぺいとう』では、理事長の息子で問題児のパク・テインを演じました。彼を指導する熱血新米教師ナ・ボリ役をコン・ヒョジンが務めています。 不良少女だったナ・ボリは、教師となって母校ジョンスク高校へ戻ってきました。ここで、問題児のパク・テインの監視役として、彼が在籍する3年3組を担当することになります。 韓国版「ごくせん」ともいわれる本作ですが、テインをはじめ何かと問題を起こす生徒たちと一生懸命に向き合っていく姿はまさに同じ！まだ初々しい高校生役のコン・ユは必見です。

コン・ユは先生に懐く年下男子を演じ切っていて、撮影当時26歳だったとは思えません。相手役のコン・ヒョジンよりも現実では1つ年上だと知るとさらに驚き！制服姿もかなり貴重ではないでしょうか。 テインは「ごくせん」の沢田慎と似た設定ですが、より喜怒哀楽の表情が豊かです。 愛する人への一途な想いを抱え、切なさに涙する姿は母性本能をくすぐられます。空港のシーンで、ボリに「サラハンダ(男性版の愛してる)」と必至に叫ぶシーンは最高ですね。

事故で両親を失った幼い兄妹が15年ぶりに再会する姿を軸に、男女4人が織り成す人間模様を描く切ないラブストーリーです。韓国では2006年にMBCで放送され、その後日本でも複数回放送されている人気作です。 オーストラリアと韓国に引き離されていたゴンとハヌルの兄妹が、15年のときを経て再会。ところが、ゴンは平気でうそをつく詐欺師となっており、再会の目的は大富豪の養女であるハヌルをうまく利用することでした。さらに出生の秘密や第三者も絡んでドラマチックな物語が展開します。 ゴンをワイルドに演じたコン・ユ。一方、ハヌルにはソン・ユリが扮し、イ・ヨニやナムグン・ミンら期待の若手俳優たちのみずみずしい演技も見どころです。

切ないラブストーリーに涙を流しつつも、コン・ユの鍛えあげた肉体にしか目がいきませんでした。最初はアクションものが始まると勘違いしたほどです。 『コーヒープリンス1号店』も上半身半裸のシーンが多いですが、本作も1話目からあります。演出を務めた監督がコン・ユの肉体美を見て、「もっと見せるべき」と思ったのだとか！ワイルドさを押し出した年上役で新境地を開拓し、翌年のブレイクの兆しを感じさせてくれました。

2021年9月にNetflixで配信開始し、非英語作品では最大のヒットを記録した『イカゲーム』。456名の参加者たちが大金を求め、命がけのゲームに挑むサバイバルスリラーです。 イ・ビョンホンら豪華カメオ出演が話題になりましたが、コン・ユも第1話と最終話に登場！映画「トガニ」の縁で、ファン・ドンヒョク監督のオファーを快諾したといいます。候補者をゲームに勧誘する謎の男を演じており、エンドクレジットでは「양복남(スーツ男)」と記載されていました。

主人公のギフンは「私とゲームをしませんか？」と誘う男を警戒しますが、駅のホームでその男とメンコ遊びをすることに。男は勝ったギフンに賞金と電話番号の書かれたカードを渡して去って行き、短時間ながら重要な役割を任されています。 この男、相手が負けるたびに顔を引っ叩くのですが、終始コン・ユが真顔でシュール！サイコパス味に圧倒された視聴者から、「メンコ男」の通称で呼ばれています。 俳優としてはイ・ジョンジェの方が先輩なので、叩くのには戸惑いがあったそうです。

パク・ボゴムの兵役前最後の作品として2021年に公開された映画『SEOBOK/ソボク』。イ・ヨンジュ監督が『建築学概論』以来、約8年ぶりにメガホンを取ったSFサスペンスです。 本作でコン・ユが演じたギホンは、不治の病で余命宣告を受けた元情報局員。彼はある日、人類初のクローン、ソボクの護衛任務を国から依頼されました。道中で謎の組織の襲撃に遭い、2人きりで逃げることになったギホンとソボクの結末とは……。 ギホンは当初ソボクが不治の病を治療するカギになる、と聞いて任務を引き受けました。しかし逃避行のなかで2人は心を通わせ、お互いに成長していくことに。永遠の命を巡る人間ドラマや、ハリウッド映画ばりのアクションから目が離せません。

本作の見どころと言えば、コン・ユ本人もインタビューで名場面に挙げたラストシーン。観客も2人の逃避行が永遠に続いて欲しいと思いつつ、叶わないことに薄々気付くでしょう。ソボクに究極の選択を迫られ、終わりを望まれたギホンの迫真の演技に注目です。 コン・ユは撮影時、実際にパニック状態だったそうで、視線すら定まっていなかったのだとか！悲痛そうなその表情に感情移入してしまい、胸が痛くなる名シーンだと思います。

聴覚障害者学校で発生した実話をもとにした衝撃の社会派ドラマです。本作の公開は韓国社会を震撼させ、これをきっかけに「トガニ法」と呼ばれる法律が制定されるに至りました。 ソウル市郊外の学校に赴任してきた美術教師イノは、早速一人の教師が女生徒に容赦ない体罰を加えている現場を目撃します。教師たちによる生徒への暴行や性的虐待が日常化している事実を知り、子どもたちと共に告発する決意をします。 隠蔽しようと企む学校側と対峙する主人公イノをコン・ユが熱演し、単に人気があるだけでなく実力の備わった演技派俳優であることを見事に証明しました。

本作はコン・ユの演技もすばらしいのですが、映画化された経緯にぜひ注目してください。 コン・ユは兵役の際に先輩を通じて原作小説の存在を知り、描かれていた真実に驚いたそうです。そして今まで事件を知らなかった自分に憤り、原作者に自ら映画化を打診。俳優の知名度に新たな活かし方を示し、ラブコメだけではないと証明する作品となりました。 シングルファーザーの立場と正義の間で苦悩するイノの姿からも、コン・ユの覚悟が感じられます。

日本でも絶大な人気を誇るクォン・サンウとキム・ハヌルが主演したロマンチック・コメディです。立場の違う男女がドタバタ騒動を繰り返しながら次第に惹かれあっていく姿をコミカルに描き、韓国では500万人以上を動員する大ヒットを記録しました。 大学の授業料をアルバイトで稼がなければならなくなった女子大生のスワン。母親の紹介で家庭教師をすることになった高校生ジフンは、素行の悪さから留年を繰り返している同じ歳の不良でした。 コン・ユはジフンが転校してきた高校を牛耳る番長のチョンス役で登場し、映画デビュー作として確かな存在感を残しました。

コン・ユファンの視点で観ると、推しがひたすらボッコボコにされている映画。とは言いつつも、映画初出演ながら出番は多かったのではないでしょうか。 チョンスは口ばかり達者な小物キャラで、ライバル視する主人公に挑んでは負けてしまいます。まともに取り合ってももらえない、こんな脇役だった時代がコン・ユにも……とかなり新鮮です。終盤で「頼むから転校してくれ！」と叫ぶシーンでは、不憫なのに思わず笑ってしまいます。

『シークレット・サンシャイン』の演技がカンヌなど国際的にも高い評価を得たチョン・ドヨン、コン・ユという豪華コンビで贈る正統派のラブストーリーです。 子供たちの国際学校のためにフィンランドのヘルシンキにやってきたサンミンとギホンが、大雪のため山小屋で2人きりになってしまいます。2人はお互いの名前も知らぬまま、ただ刹那の愛を激しく求めあって別れてから8か月後、ソウルで運命の再会を果たすのでした。 狂おしいほどに燃え上がるW不倫の行方を描いたばかりか、2大人気スターによる濃密な官能シーンが大きな話題を呼びました。

本作はW不倫を描いた映画だけあって、かなり序盤から大胆なベッドシーンが始まります。見どころはやはり、ギラギラした20代の頃とは一味違うコン・ユのセクシーな肉体！変ないやらしさを感じないのは、キャストと背景に映る雪で染まった森の効果でしょう。 ギホンは臆病かつ慎重な性格で、不倫でも優柔不断なズルい男に見えるキャラクターです。うつ病の妻とサンミンとの間で揺らぎ、哀愁と色気をまとったコン・ユがたまりません。

高速鉄道の車内で発生したウイルス感染によるゾンビ増殖の恐怖を描いたパニックアクションです。ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭ではシルバークロウ賞に輝くなど、国際的にも熱い注目を集めました。 別居中の妻が暮らすプサンまで一人娘スアンを送り届けるため、ソウルに暮らすソグが一緒に高速電車KTXに乗り込みます。発車直前に不可解な女が乗車しますが、女は人間を狂暴化させる最強ウイルスに感染していました。 凶悪なゾンビたちに対抗し、決死のサバイバル劇を繰り広げる主人公ソグにコン・ユが扮し、迫真の演技を見せています。恐ろしいゾンビ映画でありながら、家族愛や人間ドラマも見どころです。

ソグは自分と娘のことだけを優先していましたが、誰かのために闘う周囲の人々や娘の言葉に心を動かされ、少しずつ変化が見られるように。極限下だからこそ泥臭く生きること、家族への愛、人間らしさを思い出していく、一連のコン・ユの表情がすばらしいです。 しかし逆に死の危険を増やすことにもなり、それが結集したのが終盤のシーンでしょう。ソグが覚悟を決めてからラストにかけては、もう涙が止まらなくなってしまいます。

ソン・ガンホとコン・ユがW主演した2016年の映画『密偵』。1920年代、日本の統治下にあった朝鮮半島を舞台に、日本警察と独立運動団体「義烈団」との攻防を描いたサスペンスです。 朝鮮人である日本警察官イ・ジョンチュル役をソン・ガンホ、義烈団リーダーのキム・ウジンをコン・ユが演じました。特命を受けてウジンに接近するジョンチュル、京城へ爆弾を持ち込む計画を進める義烈団と、スリリングな心理戦は見応えあり！

義烈団の上層部メンバー演じたイ・ビョンホンとコン・ユ、ソン・ガンホの3人が酒を飲み交わすシーンはしびれるくらいカッコいいのでおすすめです。 ウジンたちは現実の義烈団と同じきらびやかな服装をしており、オールドスーツとロングコートを着こなしたコン・ユだけで一見の価値ありでしょう。本作最大の見せ場である列車シーンを経て、拷問でボロボロになってもなお信念を失わないウジンの瞳に圧倒され、引き込まれること間違なし！

「新感染」で共演したチョン・ユミと夫婦役で再共演した『82年生まれ、キム・ジヨン』。韓国のベストセラー小説を映画化した作品で、現代の韓国社会における女性の生き辛さを描いています。 結婚と出産を機に仕事を辞め、家事と育児に追われる日々を送るキム・ジヨン。常に母や妻といったジェンダーの役割をこなすうち、無意識のうちに自分を追い込み、ある日を境に他人が乗り移ったような言動を取りはじめます。夫のデヒョンはジヨンが「産後うつ」なのかと心配しますが……。 韓国だけでなく、どの国の女性にも当てはまるジェンダーの問題を真っ向から取り上げた意欲作です。

ジヨンを心から愛していても、デヒョンは苦しみを完全に理解することはできません。男として男優位の社会に慣らされた彼は、無意識に妻を苦しめることも。 視聴者で特に話題になったのが「名節」のシーン。義実家で祭祀の準備をする、韓国の既婚女性にとってストレスフルな行事です。手伝おうとしたデヒョンは母親に怒られますが、すんなり引き下がってしまったり、無力さに嘆いたりする姿がとてもリアルです。 一流スターでありながら、身近に感じる夫を演じられるのもコン・ユの魅力ですね。

2010年の映画『あなたの初恋探します』では、初恋の相手を探す会社を立ち上げるハン・ギジュンを演じました。2006年に大ヒットした舞台劇「キム・ジョンウク探し」を実写映画化したラブロマンスです。 舞台監督のソ・ジウはインドで出会った初恋の人が忘れられず、理想的なお見合い相手との関係も乗り気になれないでいました。そんな彼女を心配した父親は、ハン・ギジュンが運営する「初恋探し株式会社」へ連れて行きます。 コン・ユは、ジウがインドで出会ったジョンウクの回想シーンも演じており、ドジなギジュンと一人二役を務めました。

コン・ユは映画だと社会派作品への出演が多いため、貴重なラブコメ映画でもある本作。ギジュンとジョンウクはビジュアルだけでなく、細かな仕草に演じ方の違いが見られます。 ジョンウクは余裕と自信があって、キスの時もスマートさと色気が溢れていました。一方のギジュンは色々とモッサリした印象で、言動にも鈍臭さが目立ちます。キスでも途中で照れたような表情をしますが、相手への思いやりと幸せそうな雰囲気があって……さすがキス職人！

数ある動画配信サービスの中でも、コン・ユの作品を観るなら「U-NEXT」がおすすめ！ 2022年3月現在、映画では『新感染 ファイナルエクスプレス』、『密偵』、『男と女』、日本映画『龍が如く 劇場版』の4作品、ドラマでは『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』、『トッケビ召喚スペシャル』、『コーヒープリンス1号店』、『乾パン先生とこんぺいとう』の4作品が見放題で鑑賞できます。 「龍が如く」は、同名の大人気ゲームを三池崇史監督が実写映画化した作品。コン・ユはソウルから派遣された殺し屋の役で少しだけ出演しました！ また、「新感染」のチョン・ユミと再共演した映画『82年生まれ、キム・ジヨン』、パク・ボゴムとの共演作『SEOBOK／ソボク』もポイントで視聴可能です。

ドラマでは『コーヒープリンス1号店』や「トッケビ」、映画でも「新感染」とヒット作が続いているコン・ユ。2021年はパク・ボゴムと共演した映画『SEOBOK/ソボク』や、Netflixの大ヒットドラマ『イカゲーム』へのゲスト出演などで話題を振りまいています。 さらに、2021年12月24日に配信開始したNetflixオリジナルドラマ『静けさの海』では、月探査チームの隊長役で主演を務めています。今後も映画にドラマと、さらなる活躍を期待したいですね！