『ウエストワールド』シーズン2の出演キャスト・あらすじを徹底紹介【シーズン1のネタバレあり】
タップできる目次
- 大ヒットSFドラマ『ウエストワールド』シーズン2は日本人キャストも多数出演!
- 『ウエストワールド』ってどんなドラマ?
- 『ウエストワールド』シーズン2のあらすじは?
- 【運営】ロバート・フォード博士役/アンソニー・ホプキンス
- 【ホスト】ドロレス・アバナシー役/エヴァン・レイチェル・ウッド
- 【ホスト】メイヴ・ミレイ役/タンディ・ニュートン
- 【運営】バーナード・ロウ役/ジェフリー・ライト
- 【ホスト】テディ・フラッド役/ジェームズ・マースデン
- 【ゲスト】ウィリアム役/ジミ・シンプソン
- 【ゲスト】ローガン役/ベン・バーンズ
- 【ゲスト】黒服の男役/エド・ハリス
- 【運営】アシュリー・スタッブス役/ルーク・ヘムズワース
- 【運営】テレサ・カレン役/シセ・バベット・クヌッセン
- 【ホスト】ピーター・アバナシー役/ルイス・ハーサム
- 【ホスト】アンジェラ役/タルラ・ライリー
- 【ゲスト】グレイス役/カーチャ・ヘルベルス
- 【将軍ワールドホスト?】ムサシ役/真田広之
- 【将軍ワールドホスト?】アカネ役/菊地凛子
- 【将軍ワールドホスト?】サクラ役/祐真キキ
- 【将軍ワールドホスト?】ハナリョウ役/TAO
- 日本人キャストの活躍が気になる『ウエストワールド』シーズン2は5月より放送開始
大ヒットSFドラマ『ウエストワールド』シーズン2は日本人キャストも多数出演!
2016年に放送された『ウエストワールド』は、米HBO製作の超大作SFウエスタンシリーズです。 映画並みの予算と豪華キャスト、スタッフ陣をそろえた本作は、放送当時大いに話題を呼び、多くの謎と先の見えない展開、そして衝撃のシーズン・ファイナルでドラマファンを熱狂させました。 そんな『ウエストワールド』待望のシーズン2が、いよいよ全米で4月22日から、日本では5月24日から放送されます。シーズン2には多くの日本人キャストが出演することもわかっており、その点にも注目。 この記事では、『ウエストワールド』の概要や、シーズン2の豪華キャストをご紹介します。シーズン1のネタバレを含みますので、ご注意ください!
シーズン2はストーリーがヤバい!?要チェック!
『ウエストワールド』ってどんなドラマ?
『ウエストワールド』は、1973年の同名映画を基に製作されたSFウエスタンテレビシリーズです。 西部開拓時代を忠実に再現した巨大テーマパーク「ウエストワールド」。高額な入場料を払って来場した「ゲスト」は、正義のヒーローとなって無法者を捕まえるもよし、悪党となって強盗や殺人を繰り返すもよしという、やりたい放題の場所です。パークのなかでそれぞれの役を演じる「ホスト」は、すべて精巧なアンドロイド。彼らは「プロット」と呼ばれるプログラムに基づいて動いています。 しかしある時、何体かのホストが自我に目覚め、プログラムにない行動をとるように。ドロレスというホストは、ゲストとしてやってきたウィリアムとともに、自分が感じている違和感の正体を探り始めます。
キャストに負けない豪華なスタッフ陣!
Here we are.#Westworld returns tonight at 9PM on @HBO. pic.twitter.com/OIvpkIRRCC
— Westworld (@WestworldHBO) April 22, 2018
『ウエストワールド』の製作は、映画『ダークナイト』(2008)や『インターステラー』(2014)の脚本家として知られるジョナサン・ノーランと、テレビシリーズ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』(2007〜2013)のリサ・ジョイが務めています。 さらに、製作総指揮は大ヒットテレビシリーズ『LOST』(2004〜2010)や、映画「スター・トレック」シリーズ、「スターウォーズ」新三部作のJ・J・エイブラムスが担当するなど、スタッフ陣も豪華な顔ぶれとなっています。
『ウエストワールド』シーズン2のあらすじは?
ドロレスが自分の正体をつきとめ、運営会社であるデロス社のパーティで反乱を仕掛けたところで幕を閉じたシーズン1。気になるシーズン2では、どのような展開が待っているのでしょうか。 シーズン2では、ドロレスたちホストの反乱が本格的な動きを見せる様子。そして「ウエストワールド」以外に、もうひとつのテーマパークの存在が明らかになります。それは、日本の江戸時代を再現した「将軍ワールド」。そこにもまた、ホストたちが存在しているのでしょう。彼らがウエストワールドの革命にどのように関わってくるのか気になりますね。 予告編では、タンディ・ニュートン演じるメイヴが和服姿で将軍ワールドに行くような様子が描かれています。
それでは、『ウエストワールド』の豪華キャストをご紹介しましょう。
【運営】ロバート・フォード博士役/アンソニー・ホプキンス
アンソニー・ホプキンス演じるロバート・フォード博士は、ウエストワールドを創設した天才科学者です。フォードは、共同開発者のアーノルドとともにパークとホストを作りあげましたが、アーノルドは開園前のパーク内で死去。 フォードはホストが自我に目覚めた原因は、アーノルド組み込んだプログラムにあることに気がつきます。 一方パークの収益は下がっており、デロス社本社から派遣されたシャーロット・ヘイルは、フォードからパークの運営権を奪い彼の引退を画策していました。 その後、パークを立て直すために自ら手がけた新プロット発表パーティで、フォードはドロレスに射殺されてしまいます。 フォード博士はシーズン2には登場しないようですが、非常に重要な人物です。
【ホスト】ドロレス・アバナシー役/エヴァン・レイチェル・ウッド
『アクロス・ザ・ユニバース』(2007)などのエヴァン・レイチェル・ウッド演じる主人公ドロレスは、パーク内最古のホストであり、現在は農場の娘という設定です。 ある時からドロレスは不思議な声を聞くようになり、自分の存在に疑問を持ちはじめます。彼女はゲストとしてやってきたウィリアムと出会い、ともに旅をつづけるうち、自らの正体に迫ると同時に彼に惹かれていきました。 ドロレスらは、伝説の虐殺者ワイアットが何か知っているのではと考え、彼を探すことに。しかし、実はワイアットはアーノルドがドロレスにアップロードした悪人のプログラムで、ドロレスこそがワイアットだったことが判明します。 彼女は自由を手にするため、自我に目覚めたホストたちを率いてデロス社に反乱を起こしました。
【ホスト】メイヴ・ミレイ役/タンディ・ニュートン
娼館のマダム役のホスト、メイヴを演じるのは『ミッション:インポッシブルⅡ』(2000)などで知られるタンディ・ニュートンです。 あるときゲストに殺されたメイヴはメンテナンス中に目を覚まし、パークの外の現実の世界を知ることになります。また、彼女は自分に娘がいたとき(娼館のマダム以前の役)の記憶を取り戻し、パークを出ることを決意。そして自分の統率能力などのステータスを最高レベルにアップデートするようメンテナンス担当のフェリックスに強制し、パークに関わるすべてのアンドロイドのなかで最強の存在になりました。 メイヴは娘を探すためにパークを出ようとしていますが、それは以前の役割上の設定であり、実際には娘は存在しない、または彼女と同じホストであると思われます。
【運営】バーナード・ロウ役/ジェフリー・ライト
『バスキア』(1997)などで知られるジェフリー・ライト演じるバーナード・ロウは、フォードの弟子でウエストワールドのプログラム責任者です。 ドロレスを定期的に検査していたバーナードは、ホストがより人間に近づくようフォードが少しずつプログラムを書き換えているのを知ります。 バーナードは息子を亡くした過去に苦しんでいましたが、実はバーナードもフォードが作ったアンドロイドでした。アーノルドをベースにして作られた彼の悲しい過去も、実際にはアーノルドのものです。 バーナードがアンドロイドであることを知っているのは、彼を作ったフォード博士だけです。
【ホスト】テディ・フラッド役/ジェームズ・マースデン
流れ者のカウボーイでドロレスの恋人役のホスト、テディを演じるのは「X-MEN」シリーズのサイクロップス役などで知られるジェームズ・マースデンです。 テディはもともと、他の多くのホストと同じように以前の役の記憶を全て消されていましたが、フォード博士は彼にも過去の記憶を持たせることに。彼の過去として設定された記憶では、テディがユニオン軍に従軍していたころの上官がワイアットであり、彼が大量虐殺をするところを目撃したというものです。 この過去が設定されたことによって、同じくワイアットを探す黒服の男とテディは手を組むことになります。
【ゲスト】ウィリアム役/ジミ・シンプソン
ウエストワールドにゲストとしてやってきたウィリアムを演じるのは、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゾディアック』(2007)などに出演したジミ・シンプソンです。 ウィリアムはデロス社の代表取締役副社長で、経営が傾きかけているパークの買収または出資を検討するため、ローガンとともに視察を兼ねて初めてパークにやってきました。 真面目な性格のウィリアムは、ローガンをはじめ他のゲストが欲望のままに振る舞うなか、常識的・紳士的に行動します。そんな彼はドロレスに一目惚れし、彼女とともに冒険に出ることになります。そのなかで少しずつ自分の残虐な面に目覚めていったウィリアム。シーズン2で、彼はどうなってしまうのでしょうか。
【ゲスト】ローガン役/ベン・バーンズ
デロス社オーナー一家の息子でウィリアムの友人ローガンを演じるのは、「ナルニア国物語」シリーズのカスピアン王子役で知られるベン・バーンズ。 ローガンはウェストワールドをそれまでに何度も訪れており、パークでの遊び方を心得ています。もともと快楽主義者で傲慢な性格の彼は、パークではホストをたいした理由もなく傷つけたり殺したりするのが好きで、残酷な行動をとることも。ウィリアムはそんな彼にうんざりしていきます。 ドロレスやウィリアムとともに行動してきたローガンですが、あまりの傍若無人ぶりにシーズン1の最後にはウィリアムに見捨てられてしまいました。
【ゲスト】黒服の男役/エド・ハリス
『ポロック 2人だけのアトリエ』(2000)などで知られるエド・ハリスは、本作で全身黒ずくめの謎の男を演じています。 本人いわく30年パークに通っているという黒服の男は、執拗にドロレスを追いつづけ、何度も彼女を傷つけます。また、多くのホストに残虐な仕打ちを繰り返し、彼らの頭皮の内側にある「迷路」を剥いで持ち歩いています。 黒服の男は、パークの開園以前に亡くなったアーノルドが迷路の中心になにかを隠していると信じており、その秘密をさぐっている様子。 シーズン1では、彼の正体が少しずつ明らかに。フォード博士とも顔見知りだった黒服の男は、デロス社のCEOとなった30年後のウィリアムでした。
【運営】アシュリー・スタッブス役/ルーク・ヘムズワース
ルーク・ヘムズワース演じるアシュリー・スタッブスは、ウエストワールドのセキュリティ責任者です。パーク内で起こっていることを常にモニターし、ゲストの安全を確保することが彼の仕事。 ホストに異常があった場合にも、スタッブスが対応にあたります。プロットのループから外れ、行方不明になったホストを探しに行くことも。 また、パーク内で起こった事件や騒動を調査するのも彼の役目です。スタッブスはコントロール・ルームでも部下たちをまとめ、指示を出します。 ホストたちの反乱が本格化するシーズン2では、彼は重要な役割を担うことになりそうです。
【運営】テレサ・カレン役/シセ・バベット・クヌッセン
ウエストワールドの運営オペレーション責任者であるテレサ・カレンを演じるのは、『インフェルノ』(2016)に出演したデンマーク出身の女優、シセ・バベット・クヌッセン。 テレサは日々、パーク内での出来事を監視。ホストがプロットのループを外れないよう、ゲストがあまりに勝手なことをしすぎないよう全てをコントロールしています。パークが混乱に陥らないように、テレサは日々気を配っています。 同僚に厳しい態度で接する彼女ですが、デロス社の経営陣と現場の間に立って彼らを守っている部分も。また、テレサはバーナードと愛人関係にありました。 テレサは本社の依頼でパークのデータを外部に送信していましたが、フォード博士にそのことを知られ、彼の命令を受けたバーナードに殺されてしまいます。
【ホスト】ピーター・アバナシー役/ルイス・ハーサム
Don’t mind me.
— Westworld (@WestworldHBO) April 22, 2018
Escape this reality with the official #Westworld @Snapchat Lens before tonight’s premiere. @Louis_Herthum pic.twitter.com/MlM6Zii9Ga
多くのテレビシリーズなどに出演しているルイス・ハーサムが演じるピーター・アバナシーは、ドロレスの父親役だったホストです。ウエストワールド入り口の町、スウィートウォーターからあまり離れていない場所で牧場主をしていました。 シーズン1最初に、パーク外から持ち込まれた現代の写真を見て不具合を起こしたピーターは、修理不可能となり回収、冷蔵室に保管されることになってしまいました。ドロレスの父親役は別のホストにすげ替えられます。 ピーターは、ドロレスの父親役になる以前に多くの役を与えられてきました。修理中、彼はシェイクスピアを引用し、以前に演じた英文学教授の記憶が残っていることを示します。 シーズン2でレギュラーキャストに昇格したハーゼム演じるピーターは、ホストの反乱で大きな役割を担うのかもしれません。
【ホスト】アンジェラ役/タルラ・ライリー
ウエストワールド専用の駅でゲストを迎える役目を持ったホスト、アンジェラを演じるのは『パイレーツ・ロック』(2009)などに出演しているタルラ・ライリーです。 アンジェラは初めて来場したゲストにパークに入る前にいくつか確認事項を案内し、服装などを整える手伝いをします。 30年後の世界でテディと黒服の男がワイアットを探していたとき、アンジェラは彼らをおびき出すための囮となり、彼女もワイアットの一味であることがわかりました。 シーズン2では、アンジェラは「多くのゲストが最後に見る顔のひとつ」になると言われています。
【ゲスト】グレイス役/カーチャ・ヘルベルス
シーズン2から新たにレギュラー入りするカーチャ・ヘルベルスは、テレビシリーズ『LEFTOVERS /残された世界』(2017)に出演していたオランダ出身の女優です。 ヘルベルスは、ホストの反乱で混乱状態のウエストワールドにやってきたゲストのひとり、グレイスを演じると言われています。ホストたちのコントロールが失われていくなかで、新たにゲストとしてやってきた人々はどのような体験をするのでしょうか。 ヘルベルスが本シリーズへの出演契約を結んだとき、一番最初に言われたことはドラマの展開を誰にも話さないことだったとか。
【将軍ワールドホスト?】ムサシ役/真田広之
『ウエストワールド』シーズン2では、新たに日本の江戸時代を再現したテーマパーク「将軍ワールド」の存在が描かれることが明らかになりました。今回出演する日本人キャストの多くは、このパークに関連するキャラクターとして登場するのでしょう。 『ラストサムライ』(2003)や『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)など、ハリウッド映画でも活躍している真田広之も、今回ムサシという役で出演することがわかっています。 詳細は不明ですが、製作のリサ・ジョイは「アクションもこなせる真田にしかできない役を演じてもらった」と話しており、ムサシは将軍ワールドのホストかもしれません。
【将軍ワールドホスト?】アカネ役/菊地凛子
シーズン2から登場する日本人キャストの1人菊地凛子は、2006年の映画『バベル』でアカデミー助演女優賞にノミネートされるなど注目を集め、『47RONIN』(2013)や『パシフィック・リム』(2013)など、多くのハリウッド映画に出演してきました。 菊地の役名はアカネであることがわかっており、予告編では花魁のような衣装で踊っている姿が映っています。この場面から、やはり彼女も将軍ワールドのホストと思われます。 ウエストワールドと同じデロス社が運営する将軍ワールドは、同じような体制でホストの管理をしていると思われますが、アーノルドやフォード博士がその開園にどれほど関わっていたのかは不明です。
【将軍ワールドホスト?】サクラ役/祐真キキ
日本で子役からキャリアをスタートさせ、テレビシリーズ『HEROES REBORN /ヒーローズ リボーン』(2015〜2016)でミコ・オオトモ役に抜擢された祐真キキ(すけざねきき)は、2018年にはNetflixオリジナルシリーズ『ロスト・イン・スペース』にも出演するなど、日米で活躍をつづけています。 『ウエストワールド』シーズン2で、祐真はサクラという役を演じます。2018年4月現在、役名しかわかっていませんが、殺陣をベースとしたアクションに定評のある彼女も、やはり将軍ワールドのホスト役を演じるのではないでしょうか。
【将軍ワールドホスト?】ハナリョウ役/TAO
ファッションモデルとして活躍していた日本人のTAOは、2013年の映画『ウルヴァリン:SAMIRAI』やテレビシリーズ『ハンニバル』(2015)、『高い城の男』(2015)などに出演し、女優としても評価を高めてきました。 TAOも『ウエストワールド』シーズン2に新キャストとして出演することがわかっていますが、ハナリョウという役名以外はやはり不明です。 製作のジョナサン・ノーランは、幼い頃からウエスタンと同じくらい日本の時代劇が好きでよく観ていたと語っており、そのことが今回「将軍ワールド」を登場させる理由になったそうです。
日本人キャストの活躍が気になる『ウエストワールド』シーズン2は5月より放送開始
いよいよ本格的にアンドロイドと人間の戦いが始まる『ウエストワールド』シーズン2。新たにレギュラー入りしたキャストや将軍ワールドは、この戦争でどのような役割を果たすのでしょうか。 日本では2018年5月24日からスター・チャンネルで放送が始まります。それまでシーズン1の復習をしつつ、楽しみに待ちましょう!