2019年4月18日更新

「ゲーム・オブ・スローンズ」で最強だと思われる戦士トップ15

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ヨーロッパ風な架空の世界を舞台に、様々な登場人物たちが覇権を争って交錯するドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』。権力や私欲を巡ってたくさんの戦いが描かれますが、その中でも最強と思われる戦士15人を紹介しましょう。

大人気シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で最強の戦士は誰?

『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章
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架空の王国を舞台に、複数の王家が覇権争いを繰り広げる『ゲーム・オブ・スローンズ』。HBO制作のこの大人気ファンタジーシリーズは、2017年には「第七章:氷と炎の歌」も放送され、残すところあと一章。最終章となる第八章は、2019年の放送を目指して現在製作中で、世界中でファンが首を長くして待っています。 誰もが陰謀や策略を巡らし、複雑な人間関係も見どころとなっている『ゲーム・オブ・スローンズ』ですが、やはり迫力の戦闘シーンからも目が離せません。 熾烈な覇権争いが繰り広げられるウェスタロスで、最強の戦士はいったい誰なのでしょう。15人を選出し、カウントダウン形式でご紹介します。 シーズン7までのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

第15位:エダード・スターク

ネッドの愛称で親しまれたエダード・スタークは、ウィンターフェルを治める北部提督です。その後、ロバート・バラシオン王から側近である「王の手」になってほしいと望まれました。ネッドは気が進みませんでしたが、前任の「王の手」は妻の妹の夫、ジョン・アリンであり、その死因を探るためにも王都に移ります。 エダードは、敵対するラニスター家の長男ジェイミーと王都ではち合わせた際に彼と剣を交え、優れた剣士であるジェイミーを相手に互角以上の戦いを見せました。 ロバートの死後、王座の正当な後継者は彼の弟であるスタニスであると主張し、反逆罪で「壁」に送られる恩赦を得ます。しかし、新王ジョフリー・バラシオンの気まぐれで斬首されてしまいました。

第14位:シリオ・フォレル

シリオは、かつて自由都市プレーヴォスの筆頭剣士で「水のダンス」と呼ばれる優雅な剣術の使い手です。高齢ではありますが、いまだにそのスピードと剣技は衰えていません。 ネッド・スタークが娘アリアが隠し持っていた小剣「ニードル」を見つけたとき、その小剣は「水のダンス」にふさわしいと思い、シリオを雇ってアリアに剣の使い方を教えるよう依頼しました。 シリオはアリアに猫を追って街中を走らせたりと独特な指導をしていきます。 ネッドが反逆罪に問われ、王妃サーセイがスターク家の者を全員殺すか捕えろと命じたとき、シリオはアリアを脱出させるため、5人の衛兵と「王の盾」を相手に練習用の木劍だけで戦い時間を稼ぎます。衛兵を倒しますが残った剣士の1人に木剣を折られ、絶体絶命の状態に。 しかし、シリオの死は描写も言及もされていないため、生きているのではないかと言われています。

第13位:トアマンド

「巨人殺し」の異名をもつトアマンドは、「壁」の北に住む野人の指揮官で、ナンバー2にあたる勇猛な戦士です。 ジョン・スノウが野人のナンバー1であるマンス・レイダーに会ったときそのテントに居合わせ、その後ジョンはトアマンドの隊と行動を共にすることになります。 マンスの死後「黒い城(カースル・ブラック)の戦い」で、野人を率いて城に攻め込み捕虜とされますが、「冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)」の新総帥となったジョンに釈放されます。その後、ホワイト・ウォーカーとの戦いのため同盟を提案され、ジョンの手助けをしました。 「堅牢な家(ハード・ホーム)」がホワイト・ウォーカーに襲撃された際にはその戦闘を切り抜け、ジョンとの交渉の末、生き残った野人たちともに「壁」の南に入ることを許されます。 ジョンがウィンターフェルに帰還した後には、ホワイトウォーカーを捕える任務に参加しました。

第12位:スタニス・バラシオン

ロバート・バラシオン王の弟であるスタニスは、ロバートの小評議会では海軍大臣を務めた優れた軍士官です。 ロバートが反乱を起こした際には、兵糧攻めにあいながらもターガリエン家が統治するドラゴンストーンを陥落させました。 しかしその武功は評価されず、貧しいドラゴンストーンの地を与えられ、バラシオン家の本拠地である豊かなストームズエンドは、末弟のレンリーに与えました。華やかでカリスマ性のあるレンリーに比べて、スタニスはユーモアに欠ける冷たい男だからです。 その後スタニスは、ル=ロールの女司祭メリザンドルを助言者に迎え、彼女の魔術でレンリーを暗殺。「黒の城(カースル・ブラック)の戦い」では、野人の攻撃のなか「壁」に到達します。 スタニスの軍はボルトン家からウィンターフェルを取り戻しに向かいますが、豪雪のため城にたどり着くことはできませんでした。

第11位:ブロン

ゲームオブスローンズ ブロン
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腕の立つ傭兵であるブロン(画像左)は、報酬さえもらえれば誰の側にでもつく人物です。独特なユーモアのセンスと、非道徳的ではありますが現実的な考え方の持ち主。戦いを生業としているため、人を殺すことにもためらいがありません。 ブロンは、ティリオン・ラニスターがキャトリン・スタークの息子ブランの暗殺未遂で捕らえられた場に居合わせ、アリンの谷への護送を手伝います。しかし、決闘裁判では報酬を期待してティリオンの擁護者となり勝利。その後はティリオンの用心棒として旅をともにしました。 お金で動く傭兵であるため、身分等をあまり気にしないブロンは、ティリオンとは軽口を叩き合う友人のような関係になっていきます。 王都を防衛した功績を認められて騎士となり、「ブラックウォーターのサー・ブロン」と名乗るようになりました。

第10位:ジョラー・モーモント

ジョラー・モーモント
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北部の“熊の島”を治めるモーモント家の領主だったジョラーは、奴隷売買の罪で死刑を宣告され、南部エッソスに逃亡しました。逃亡後は妻の浪費に悩まされ傭兵として稼ぐようになりますが、妻は豊かな商人のもとへ去ってしまいます。 傭兵としてのジョラーは、騎馬民族であるドスラク人の間で「アンダル人のジョラー」として知られるようになるほどの腕前でした。 故郷に帰る恩赦を得るため、ジョラーは密告者の長ヴァリスと取引し、ターガリエン家にスパイとして潜入しますが、デナーリスを愛し任務を放棄して彼女に仕えるようになります。 その後、スパイであったことが知られ追放されますが、ティリオン・ラニスターを捕えてデナーリスの元に戻ります。そして、灰鱗病の治療後に再び彼女に仕えることができるようになりました。 デナーリスがジョン・スノウと同盟を組んだ後には、ホワイト・ウォーカーを捕まえに行く危険な任務にも参加しています。

第9位:ジョン・スノウ

ジョン・スノウ(キット・ハリントン)『ゲーム・オブ・スローンズ』
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スターク家でエダードの落とし子として育ったジョン・スノウは、最年少でありながらも他に引けを取らない戦士です。幼少期から義兄らとともに訓練に励んでいたジョンは、土地や称号を持たない「冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)」の中でも一番の剣士となり、最終的には総帥にまで上りつめました。 ホワイト・ウォーカーを倒すため「壁」の北に住む野人に協力を要請しに行った際も、彼らの旅に同行するうちその実力を認められ、生き残った者たちはその後ジョンと行動をともにするようになります。 しかし、正しいことをしようと厳しい選択を繰り返すジョンは、「冥夜の守人」のブラザー達から反感を買い、めった刺しにされてしまいます。その遺体を発見したスタニス・バラシオンは、メリザンドルに魔術でジョンを蘇生させました。 一度死んだことで、ジョンは「冥夜の守人」の誓いから解放され、ウィンターフェル奪還に向かいます。 ラムジー・ボルトンとの「落とし子の戦い」では、ジョンは剣士としての能力の高さを見せつけました。その後もホワイト・ウォーカーとの戦いなどで、ますますその強さを増していっているのが伺えます。

第8位:サンダー・クレゲイン(ハウンド)

ゲームオブスローンズ ハウンド
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ラニスター家の家臣であるクレゲイン家の次男サンダー・クレゲインは、その巨体と力強く恐れ知らずの戦い方で、ウェスタロスで最も危険な戦士として恐れられています。 ハウンドはジョフリー王の「王の盾」を務めていましたが、ジョフリーの死後、放浪していたところを「旗標なき兄弟団」に捕えられてしまいます。しかし、決闘裁判に勝利して自由の身に。同じく逃げ出したアリア・スタークを捕え、身代金を要求するため「双子城」に向かいますが、スターク家が惨殺されるのを目撃し、アリアとともに逃亡。 その後、アリアを探していたブライエニーとの戦いに敗れ崖から突き落とされてしまい、アリアにとどめを刺すよう促しますが、無視され置き去りにされてしまいました。 元兵士の司祭に救われた後、ベリック・ドンダリオンらの仲間に加わりジョン・スノウらとともにホワイト・ウォーカーを捕まえる任務に参加します。無事に任務を果たし、デナーリスの一行に加わってホワイト・ウォーカーを王都まで運びました。

第7位:タースのブライエニー

『ゲーム・オブ・スローンズ』
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ブライエニーはタース島の城主・セルウィン公の一人娘で、忠義に厚い女剣士です。 剣の才能に恵まれた彼女は、模擬合戦で勝利し、前王ロバート・バラシオンの弟レンリー・バラシオンの軍「虹の騎士団」の一員となりました。レンリーの暗殺現場に居合わせた彼女は、犯人と疑われキャトリン・スタークとともに逃亡。 その後は、キャトリンに仕えるようになります。キャトリンの命で、捕虜となっていたジェイミー・ラニスターを2人の娘と交換するためキングスランディングまで護送する間に、彼とお互いに敬意を抱くようになります。 熟練した剣士であるブライエニーは、ある試合では相手の調子がよくなかったとはいえジェイミー・ラニスターとも互角に渡り合いました。 また、こちらも相手の体調が万全でなかったとはいえ、「ハウンド(犬)」の異名を持つ屈強な戦士、サンダー・クレゲインにも勝利しています。

第6位:ジェイミー・ラニスター

ジェイミー・ラニスター『ゲーム・オブ・スローンズ』
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ラニスター家の長男ジェイミー・ラニスターは、史上最年少の15歳で「王の盾」に選ばれた優れた剣士です。狡猾で傲慢な性格で、双子の姉サーセイとは若い頃から近親相姦の関係にあります。 ロバート・バラシオンが反乱を起こした際に、狂王エイリス・ターガリエンはジェイミーに王都に火を放ち、ロバートと同盟する父タイウィンを殺すように命じますが、ジェイミーは命令に背き、エイリス王を殺害。実際には街や民を救いましたが、「王殺し(キング・スレイヤー)」という不名誉なあだ名をつけられてしまいました。 「五王の戦い」の間ロブ・スタークに捕えられましたが、王都にいるはずの2人の娘サンサとアリアと交換するためキャトリン・スタークに解放され、ブライエニーとともに王都に向かいました。しかし、その途中でかつて父に仕えた傭兵に利き腕を切り落とされてしまいます。 その後、左手でも戦えるように訓練しますが、以前ほど自由には戦えなくなってしまいました。

第5位:カール・ドロゴ

ゲームオブスローンズ ジェイソン・モモア カール・ドラゴ
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カール・ドロゴは自由都市の先の草原に住む騎馬民族ドスラク人の族長で、熟練した戦士です。ドスラク人は戦いに負けると髪を切らなければならないため、ドロゴの長い髪は無敗の証です。 ウェスタロスへの侵略の際に味方させるため、ヴィセーリス・ターガリエンは妹のデナーリスをドロゴと結婚させます。最初は族長として恐ろしい顔を見せていたドロゴでしたが、デナーリスを妻として気に入り、優しく接するようになりました。 妊娠したデナーリスの暗殺が失敗した後、ドロゴはターガリエン家と息子のためにウェスタロスへの侵略を約束しました。しかしドロゴは、無礼なヴィセーリスに溶けた金をかけ殺害します。 妻のために約束を守ろうと、ドロゴは戦いの準備のために他の部族を襲いますが、敵の族長に傷を負わされ、その傷が化膿してしまいます。弱った族長を多くの戦士が見捨てていってしまいました。 デナーリスはドロゴを回復させるために魔術師を頼りますが意識は戻らず、デナーリスは彼を安楽死させることにします。

第4位:オベリン・マーテル

オベリンは、ウェスタロス最南部の土地・ドーンを拠点とするマーテル家の次男です。優れた戦士で、毒の専門家でもあり、武器に毒を塗って戦うため「赤い毒蛇(レッド・ヴァイパー)」の異名で恐れられています。 「ロバートの反乱」の際に、狂王エイリス・ターガリエンの息子レイガーの妃だった姉エリアと子供たちがマウンテンことグレガー・クレゲインに惨殺され、以降ラニスター家を激しく憎み、復讐を誓いました。 ジョフリー王が毒殺され、ティリオンが裁判にかけられた際には裁判官の1人に任命されますが、ティリオンは決闘裁判を要求します。ティリオンを告発したサーセイの代理闘士がマウンテンであることを知ると、オベリンは自らティリオンの代理闘士を名乗り出ました。 決闘裁判の場で姉の復讐を果たすつもりだったオベリンは、一度はマウンテンを追いつめたものの、罪を告白させようと油断したことから、頭部を潰されて絶命しました。

第3位:サー・バリスタン・セルミー

バリスタン・セルミーは、「王の盾」のメンバーとして3人の王に仕えてきた人物です。ウェスタロスでもっとも尊敬される英雄で、60歳を超えてもその力は衰えていません。ロバート・バラシオン王の統治時代には、「王の盾」総帥を務めました。 しかし、ジェイミー・ラニスターを総帥にしたい新王ジョフリー・バラシオンに解任されてしまいます。その時他の隊員たちに放った「お前たち5人をケーキの様に切ってやる!」という怒りのセリフが印象的でしたね。 その後、ロバートの前の王であったエイリス・ターガリエンの娘、デナーリスを新たに仕える相手と見定め、彼女の「女王の手」に任命されます。デナーリスが行方不明の間は、ミーリーンを治めました。 「ハーピーの息子たち」との戦いの中、デナーリスの主力軍隊「穢れなき軍団」の司令官であるグレイ・ワームを守って死亡します。

第2位:グレガー・クレゲイン(マウンテン)

エドガー・クレゲイン マウンテン ゲーム・オブ・スローンズ
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その巨大な肉体から「マウンテン(山)」と呼ばれるグレガー・クレゲインは、「ハウンド(犬)」ことサンダー・クレゲインの兄です。子供の頃から凶暴な性格だったようで、ハウンドの顔に残る酷いやけどの跡はマウンテンにつけられたもの。 異様なほどの残虐性を持つマウンテンは、「ロバートの反乱」にタイウィン・ラニスターの家臣として参加し、狂王エイリスの息子の妃であり、南部マーテル家の娘エリアを強姦のすえ殺害。2人の幼い子供たちも惨殺しました。 ジョフリー王が暗殺され、摂政皇后サーセイが弟のティリオンを告発し決闘裁判となった際には、サーセイの代理闘士として、オベリン・マーテルと戦います。一時はオベリンの毒槍を受けて追いつめられましたが、相手が油断した隙に反撃。エリア殺害を認めながらも、オベリンの頭蓋骨を両手で粉砕し決闘裁判に勝利します。 しかしマウンテンは、オベリンの毒槍を受けたことから長く苦しい死の淵をさまようことになります。気を失ったマウンテンをサーセイは妖術を行うというクァイバーンの実験室に運ばせ、復活させたようです。

第1位:サー・アーサー・デイン

サー・アーサー・デインは物語の開始時点ですでに過去の人物ですが、「最強の戦士は誰か」と言われたときには必ず名前のあがる人物です。 エイリス・ターガリエンの「王の盾」であったアーサー・デインは、「暁の剣」の異名を持ち、長剣の二刀流を自在に操る剣術の達人でした。バリスタン・セルミーやエダード・スタークも、彼を「最も立派な騎士」と称しており、多くの剣士の尊敬を集め伝説となっています。 ブロン・スタークは三つ目の鴉とともに、「喜びの塔」で若き日の父エダードとデインが戦うのを幻視を通して目撃しました。 デインは見事な剣さばきでエダードの軍勢をひとりで蹴散らし、残ったエダードも剣を弾き飛ばされてしまいます。しかし、致命傷を負っていなかったエダードの仲間によって後ろから刺され、死亡してしまいました。

『ゲーム・オブ・スローンズ』
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いかがでしたでしょうか。全員が剣を交えているわけではないので順位づけは難しいと思いますが、今回はこのようにまとめてみました。 誰が一番強いかについて、議論してみるのも楽しいでしょう。