2018年6月23日更新

ジャガーノートには意外な事実があった!【『デッドプール2』】

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ジャガーノート

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『デッドプール2』でサプライズ出演!ジャガーノートって何者?

もっともスクリーン上で動いている姿を望まれてきたマーベルキャラクターの1人、ジャガーノート。待望の実写化が『デッドプール2』でついに実現しました。 実をいうと、予告映像が公開された時点で彼の登場疑惑は浮上していました。なぜなら、コロッサスが殴っているものがジャガーノートのヘルメットに見える、という意見が飛び交ったからです。 結局、ファンの期待どおり彼は登場しましたが、そのヴィジュアルは予想を上回るものだったといえるでしょう。 ジャガーノートはどういった能力をもっていて、今作で見せた姿がなぜ高く評価されているかをご紹介します。

チャールズ・エグゼビアの義兄弟?プロフィールと能力を紹介

ジャガーノートの本名はケイン・マルコ。チャールズ・エグゼビアの義父の息子なので、プロフェッサーXの義兄弟ということになります。 「ジャガーノート」という言葉は、圧倒的な破壊力を意味します。その名のとおり彼の能力はずば抜けた怪力なのですが、力の源は朝鮮戦争の最中に見つけたサイトラックの魔石。サイトラックというのは、地球上の破壊行為を司る魔神です。彼自身がミューテーションを起こして能力を得たわけではないので、厳密に言うとミュータントではありません。力の強さは石によって左右されるので、彼がヴィラン側で破壊行為に及ぶほど、パワーを発揮します。 彼の武器は巨体で繰り出す突進で、一度走り出したら誰も止めることができないと言われています。もちろん、攻撃力だけでなく並々ならぬ防御力も誇っています。 ただし、精神攻撃に対する防御力の低さという弱点も持っています。特徴的なドーム状のヘルメットはテレパスの攻撃から脳を守るためのもの。義理とはいえ、史上最強のテレパスと家族関係にあるにも関わらず、あるいはそれだからこその欠点を持っているわけです。

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実はこれが初の映画化ではない。

『デッドプール2』に姿を現したことで話題になったジャガーノートですが、実は実写化されるのはこれが初ではありません。 2006年の『X-MEN ファイナルディシジョン』に登場したときには、ヴィニー・ジョーンズが演じていました。しかし、このときの実写化は、あまりファンの期待に沿うものではなかったのです。というのも、キャラクターデザインが原作のジャガーノートの特徴を活かしきれていなかったから。ヘルメットも、マグニートーのヘルメットを分厚くしたようなものでした。 それに比べて、『デッドプール2』は実写化に成功していると思います。彼の圧倒的な巨体のプロポーションはそのまま映像化され、ヘルメットもコミックスのデザインとほとんど同じものでした。映画に派手なアクションシーンを盛り込むには最適のキャラクターだったのではないでしょうか。

ジャガーノートとデッドプールが同じ声だった?

では、ジャガーノートを演じていたのは誰なのか。エンドクレジットをきちんと見ても、キャストが誰かよくわからなかったと話題になりました。 コミックスに忠実な大柄な身体はCGで作られたのですが、気になるのは彼に声を吹き込んだ人物。台詞こそ少ないものの、声優をつとめたのはライアン・レイノルズ! 主人公デッドプールとジャガーノート、1人2役だったのですね。ほかにも、本作にはブラッド・ピットをはじめ大物俳優らがカメオ出演しています。そうした驚きに隠されていた意外な事実でした。