2018年7月3日更新

オダギリジョーの監督作『ある船頭の話』に豪華すぎるスタッフ集結!気になる内容も考察してみた

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ティグラン・ハマシアン

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オダギリジョーが本格的商業長編劇映画に初挑戦!

オダギリジョー
オダギリジョー

俳優・オダギリジョーが自身のオリジナル脚本をもとにした映画を監督することが明らかになりました。これまでも、ドラマ『帰ってきた時効警察(第8話)』や中編映画『さくらな人たち』などを手掛けて来た彼ですが、本格的な商業長編映画を監督するのは今回が初。また、自らオリジナル脚本を手掛けているほか、その豪華過ぎる参加スタッフからも、彼の並々ならぬ気合いが伝わって来ます。

オダギリの元に集ったのは国際的に活躍するスタッフばかり

撮影監督:クリストファー・ドイル

クリストファー・ドイル
クリストファー・ドイル

まず、撮影監督を務めるのは、台湾の巨匠エドワード・ヤン監督の『海辺の一日』で撮影監督としてデビューを果たしたクリストファー・ドイル。 『欲望の翼』をはじめとするウォン・カーウァイ監督の作品の撮影監督として知られる彼ですが、これまでタッグを組んで来た監督には、チェン・カイコー、チャン・イーモウ、ガス・ヴァン・サント、ジム・ジャームッシュ、アレハンドロ・ホドロフスキーら国際的に活躍する人気監督の名前がズラリ。 また、1994年にはウォン・カーウァイ監督作『楽園の瑕』の撮影によりヴェネチア映画祭金のオゼッラ賞を受賞。2000年には同じくウォン監督作『花様年華』の撮影によってカンヌ映画祭高等技術院賞を受賞しています。そのほか、2017年のカンヌ映画祭ではその撮影に対する功績を讃えてピエール・アンジェニュー賞を受賞するなど、現代を代表する撮影監督の一人と言える人物です。

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衣装:ワダエミ

ワダエミ
ワダエミ

そして、衣装を担当するのは、1986 年に黒澤明監督の『乱』の衣装デザインを担当し、米国アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したワダエミ。 近年はチャン・イーモウ監督『HERO』、ジョン・ウー監督の『レイン・オブ・アサシン』など、外国人監督の作品に関わることが多かったワダ。彼女が日本人監督作品の衣装を手掛けるのは、1999年の大島渚監督作品『御法度』以来約20年ぶりとなります。 その個性的なファッションセンスがメディアに取り上げられることも多いオダギリですが、自身の監督作ではワダに対してどのような衣装を依頼するのか?そのビジュアルにも注目ですね。

音楽:ティグラン・ハマシアン

ティグラン・ハマシアン
ティグラン・ハマシアン

本作の音楽を担当するのは、1987年アルメニアのギュムリに生まれたピアニスト兼作曲家のティグラン・ハマシアン。2006年に権威あるセロニアス・モンク・ジャズピアノ・コンペティションでグランプリを受賞した新鋭で、彼が映画音楽を担当するのは本作が初となります。 自身がミュージシャンとして活動していた経歴を持つオダギリ監督だけに、音楽に対しても強いこだわりを持っているのではないでしょうか?ティグラン・ハマシアンの楽曲が楽しみですね!

監督のコメントと集結したスタッフのキャリアから読み解く内容予想!

オダギリの監督作については、2018年7月時点ではあらすじ・キャスト共に多くのことが謎に包まれています。そこで、今回はすでに発表済みのスタッフやオダギリのフィルモグラフィーから、その内容を予想してみました。

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国際的な俳優として活躍のフィールドを拡張し続けるオダギリジョー

まず注目したいのは、オダギリの近年のフィルモグラフィーです。 カリフォルニア州立大学フレズノ校で演劇学を専攻し、デビュー当時から既に日本国内にとどまらない活動をしていたオダギリ。 2018年7月7日公開予定の『ルームロンダリング』や、2018年8月からWOWOWで放送がスタートする『イアリー 見えない顔』など、日本国内の映画やドラマにも出演していますが、近年は日本・キューバ合作の『エルネスト もう一人のゲバラ』、日本・フランス合作映画の『FOUJITA』など、海外との共同制作作品への出演が目立つのも特徴的です。 さらに、2019年にはキム・ギドク監督の『Human, Space, Time and Human(原題)』、ロウ・イエ監督の『蘭心大劇院』に出演することも発表されており、ますます国際的な俳優として活躍していくことも予想されます。

オダギリジョーの新作は、海外が舞台の歴史モノ?

そんなオダギリですから、自身の監督作品の舞台として海外を選ぶことは十分に考えられるのではないでしょうか? また、『乱』はもちろんのことながら、『HERO』『御法度』など、本作の衣装を担当するワダのフィルモグラフィーには時代劇(歴史モノ)が目立つのが特徴的。彼女が衣装に起用されているということは、オダギリの監督作は現代劇ですらない可能性も考えられます。

さらに、音楽を担当するティグラン・ハマシアンは、ジャズ、ロック、クラシックにアルメニアの民族音楽の要素をも加えた独特なサウンドが特徴的な作曲家であるという点も、本作の舞台が海外なのではないかと考えたくなる要因の一つです。 もちろん「日本が舞台の現代劇」という可能性もありますが、俳優として躍進を続けるオダギリと時代劇を得意とするワダ、さらにハマシアンが揃っているとなると、思わず「海外が舞台の歴史モノではないか」と妄想してしまいます。

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オダギリの監督作はユーモラスな内容になる?

映画好きとして知られるオダギリ監督ですが、自身のベストムービーとして取りあげることも多いのは、ジム・ジャームッシュ監督の『ダウン・バイ・ロー』。また、過去に監督した『時効警察』『さくらな人たち』なども、独特のユーモアセンスがひかる作品だったため、今回の監督作品にも、こういったユーモラスな雰囲気は継承されるのではないでしょうか?

とは言え、やっぱり舞台は日本なのか?監督作に対するオダギリのコメントは?

監督作の情報解禁にあたり、オダギリは「オダギリジョー、クリストファードイル、ワダエミ、ティグランハマシアン。うちはカタカナしか取らねぇ! そんな組だと思われそうですが、やっぱりこれだけカタカナが並ぶと何だか笑っちゃいますね」と彼特有のユーモラスなコメントを発表。 また、これと続けて「国際的な感覚を持ちながら日本映画を大切に思ってくれるスタッフが集まってくれています。沢山の方々に助けて頂きながら鋭い光を放つ作品を作りたいと思っています」という意気込みも語っています。 コメントで「日本映画」に言及している以上、やはり日本が舞台なのか?それとも、また違う形で「日本映画」を表現するのか?正式に内容が発表されるまで、しばらくオダギリ監督に翻弄されることになりそうですね。

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オダギリジョー監督作は2019年に公開予定!

2018年7月時点では、タイトルも発表されていないオダギリジョーの監督作ですが、スタッフがこれだけ充実しているとなると、当然、そのキャストや内容にも注目が集まりますよね。 オダギリ自ら出演するのか、あるいは日本人俳優は誰も出ないのか? まだまだ謎に包まれた本作は、2017年7月中旬から夏パート、2019年1月に冬パートの撮影が予定されており、2019年にキノフィルムズ配給によって劇場公開予定です!