2023年5月3日更新

【ネタバレ】クラグリンはヨンドゥの矢を使いこなせた?「ガーディアンズ」隠れ人気キャラの魅力とは

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ショーン・ガン
©︎MARVEL STUDIOS

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界に登場した宇宙海賊ラベジャーズ。キャプテンであるヨンドゥは大人気キャラクターですが、負けず劣らずの人気を集めているのが、ヨンドゥの副官クラグリンです。 ピーター・クイルたちと対立した時もありましたが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』(2017)で見せた義理堅い一面は印象的でした。この記事ではそんな彼の活躍や能力を紹介します。 ※この記事には、シリーズのネタバレが含まれます。

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ヨンドゥへの特別な思い ヤカの矢を使いこなせるか?

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』マイケル・ルーカー
©︎Supplied by LMK

俳優ショーン・ガンによると、クラグリンがヨンドゥに向ける思いは、他のラヴェジャーズが抱いているものとは違う特別な忠誠なのだとか。ピーター・クイルはヨンドゥこそが自分の父親なのだと確信していましたが、もしかするとクラグリンにもヨンドゥを父親のように慕う気持ちがあったのかもしれません。 そしてヨンドゥ亡き後、彼らを結びつけるのはヤカの矢。2作目ラストでクラグリンへと受け継がれたヨンドゥ愛用の武器です。映画には矢を操ろうと頑張っているクラグリンのシーンもあり、2018年のサンディエゴコミコンでは、ヤカの矢とフィンを装備したクラグリンのフィギュアも発表されました。 クラグリンが矢を扱えるようになったかは不明ですが、今後のMCUであの華麗な戦闘スタイルを再び見れるかどうかは彼にかかっているわけです。

【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』での活躍は?

シリーズの最新作、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』にも再登場したクラグリン。彼は、本作でもヨンドゥから貰ったヤカの矢の扱いに苦戦している様子。 その様子は「ホリデースペシャル」から登場する念力を操る犬、コスモにも呆れられるほど。その一方で、クイルたちが留守にする間のノーウェアを頼まれたりと、なんだかんだ信頼されています。

映画の後半では、ハイ・エボリューショナリーの宇宙船に対抗するために、ノーウェアごと宇宙船までハイパージャンプするという荒業を披露したクラグリン。 ノーウェアにもハイ・エボリューショナリーの手下が襲撃し、クラグリンは防戦一方になてしまいます。しかし、亡きヨンドゥの幻影に「心に従え」という言葉をもらい、間一髪のところで、ヤカの矢を使いこなし、コスモと協力してノーウェアを守ったのでした。 その後は宇宙船に乗っていた子供たちをノーウェアに移動させるのに一役買ったりと、シリーズ屈指の活躍を見せてくれました。

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演じているのはショーン・ガン

ショーン・ガン
©Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

クラグリンを演じるのは、俳優ショーン・ガン。これまでの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで監督・脚本をつとめたジェームズ・ガンの実の弟です。同シリーズではクラグリンのほかに、ロケットの動きも演じています。 いまでこそMCU作品での活躍で知られている彼ですが、テレビシリーズ『ギルモア・ガールズ』(2000〜2007)のカーク役でブレイクしました。映画『The Specials』(2010)や『スーパー!』(2011)など、兄ジェームズ・ガンが制作に関わっている作品にたびたび登場しています。

クラグリンの能力、原作では複眼だった。

はっきり言ってしまえば、クラグリンに超能力とよべるものは備わっていません。けれども、宇宙船を操縦する腕前はかなりのもの。ザンダー星の戦いの時にもエゴとの戦いの時にもパイロットとして活躍していました。 原作にもラヴェジャーズ乗組員の「クラグリン」が登場します。初登場は1963年に出版された『Tales to Astonish』の46号でした。なんと原作版クラグリンは、虫のような姿をしたエイリアン。複眼を持っていて、一度に様々な方向を見ることができます。地球を侵略しようとした際アントマンとワスプに敗れ、その後ラヴェジャーズに加わりました。

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サノスの指パッチンを生き延びた可能性がある。

サノス インフィニティ・ウォー (ゼータ)
©Supplied by LMK

全生物の半数が一瞬にして消滅した『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』で、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々はほぼ全滅したと言ってよいでしょう。生存が確認できているのはロケットとネビュラのみ。ガーディアンズと共に行動していたはずのクラグリンは一切登場しませんでした。 しかし、それこそが重要なポイント。ショーン・ガンも指摘する通り、未だクラグリンの最期を見た人はいないのです。また同じく対サノス戦に不在だったホークアイやアントマン、ワスプも、姿を見せなかったのには何かしらの意味があると考えられています。インフィニティ・ウォーでのクラグリン不在も今後のためだとしたら……彼がサノスの指パッチンを生き延びた可能性は大いにあるのです。

クラグリンの活躍には今後も期待できそう......?

ジェームズ・ガンは自身のツイッター上で既に、クラグリンのカムバックを明言しています。 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ完結となる3作目は、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』で描かれた後の世界が舞台だとされており、MCUを新たな段階へと推し進める重要な作品になる予定です。この作品でクラグリンが再登場するとみてよいのでしょう。 さらに、クラグリンはインフィニティ・ウォーの間に重要なことをしていたのだとか。サノスの虐殺を生き延びた彼の元気な姿が見れるのか、はたまた回想シーンでの出演かはわかりませんが、いずれにせよ何か大きな役目を背負ったクラグリンをもう一度MCUで見ることは期待してよさそうです!