2018年7月4日更新

ヨンドゥ、愛に溢れるピーター・クィル育ての親【マーベル】

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ヨンドゥ

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盗賊団の長にして、息子想いの父親!ヨンドゥが気になる

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズに登場するキャラクター、ヨンドゥ・ウドンタ。青い肌に赤いトサカという特徴的な見た目で、スター・ロードことピーター・クィルの育ての親として知られています。 実写版映画で息子に対する熱い愛情を披露し、話題となったヨンドゥについて気になる情報をまとめました。

ヨンドゥの基本プロフィール

ヨンドゥの本名はヨンドゥ・ウドンタ。ケンタウリⅣという惑星の出身で、ザトアン族という部族の戦士です。真っ青な肌に、頭から背中にかけて生えた赤いトサカが特徴的です。 ヨンドゥは第六感を使って、他の生命体と同調することができます。しかしその能力には限りがあり、より知能が高い生命体になるにつれ同調は弱くなってしまいます。 彼が持つもう一つの特殊能力に、音波で矢を操ることができるというものがあります。ヨンドゥはこの能力を使って、口笛で約1.5mもある矢を操って敵を攻撃することができます。

スター・ロードことピーター・クィルの育ての父

人間とエイリアンのハーフで、宇宙を移動できる能力を持つスター・ロードことピーター・クィル。マーベルコミックに登場するヒーローチーム、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのリーダーです。 彼の育ての親はヨンドゥであり、そのエピソードは2014年に公開された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも描かれています。 劇中では、幼いピーターは地球におり、母親を亡くしたばかりでした。悲しみのあまり病院を飛び出したピーターを、謎の宇宙船が襲います。それが、ヨンドゥが率いる宇宙海賊ラヴェジャーズでした。彼は幼いピーターを地球外に連れ去り、彼の育ての親的な存在となったのです。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ではピーターと対立

そんなピーターにとって父親代わりのヨンドゥですが、映画版第一弾では対立しています。 誘拐から26年経ち、ピーターは一人前の青年に育っていました。彼は、ラヴェジャーズが狙っていたオーブを、仲間でもあるのにもかかわらず横取りしてしまいます。そんなピーターを、彼は仲間に命じて賞金首にし、生け捕りにするように命じるのです。 実は、ピーターが盗んだオーブは、使用するもの以外を破壊する力を持ったインフィニティ・ストーンでした。それを巡って、宇宙の支配を目論むロナンなどとの攻防戦が繰り広げられます。 最終的にピーター達が勝利し、オーブを取り戻します。しかし、ピーターはヨンドゥ率いる盗賊軍に オーブを渡してしまいます。宇宙船の中で「ピーターを実の父親に届けなくて正解だった」と、彼の成長を喜ぶヨンドゥと部下。ですが、実はオーブはすり替えられた偽物でした。 怒りをあらわにするかと思われたヨンドゥでしたが、ただ苦笑いを浮かべるだけでした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で見せた親子愛

そんな息子には甘いヨンドゥを、映画版第二弾で仲間達は冷遇します。なんと、ヨンドゥはラヴェジャーズの反対勢力に反旗を翻され、盗賊団を乗っ取られてしまうのです。 一方ピーターの元には、実の父親を名乗るエゴという人物が登場します。彼は天界人という種族であり、ものすごい力を持っています。しかも正体は、惑星そのものというスケールの大きさ。一見良い父親を装ってピーターに近づきますが、前作でヨンドゥが言った通り正体は悪人です。 エゴの悪の計画に気づいたピーターは、実の父親と彼の本体である惑星上で戦います。そこに現れたヨンドゥは、息子を導き、ピーターの真の力を引き出します。そして、最後は自らの命をかけて、息子ピーターを守って散るのでした。

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ヨンドゥを演じた俳優は?

実写版で2作に渡ってヨンドゥを演じた俳優は、アメリカ出身の俳優マイケル・ルーカーです。 彼の出世作は1986年に制作された『ヘンリー』という映画。アメリカで300人以上を殺害したとされる実在の殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスを描いた作品です。ちなみに、ヘンリーはハンニバル・レクター博士のモデルとなった人物でもあります。本作で殺人鬼ヘンリーを演じて注目されたルーカーは、以降悪役を中心に多くの映画に出演してきました。 私生活では1979年に結婚し、二人の娘がいます。特技は極真空手で、黒帯の所持者でもあるそうです。 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのヨンドゥは、一見悪そうに見えて情が深いという、今までのキャリアを生かしたはまり役となっています。