2018年8月20日更新

『13の理由』シーズン1の全話をネタバレ徹底解説!ハンナの死の真相とは?

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13の理由

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2017年Netflixで最も鑑賞されたドラマの一つ!『13の理由』

2017年3月にNetflixで配信されるやいなや大人気となった『13の理由』。自殺やいじめ、不安、うつなど暗いテーマを扱っていながら、世界中の視聴者を魅了し、2017年Netflixで最も鑑賞されたドラマと言われました。 今回はそんな大ヒットドラマ『13の理由』シーズン1を徹底紹介していきます。 ※本記事には『13の理由』各話のネタバレを含んでいます。

無名の女優がハンナ役を好演!そしてセレーナゴメスが製作総指揮!

Living out my old Hollywood dreams with @lofficielparis ???????? ????@dritch

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本作でカセットテープに自殺理由を録音した少女ハンナを演じるのはキャサリン・ラングフォード。 キャサリン・ラングフォードはオーストラリアのパース出身の女優で、本作以前はオーストラリアで2本のインディペンデント映画に出演した経験しか持たないほぼ無名に近い女優です。しかし本作での演技が高く評価され、ゴールデングローブ賞ドラマ部門の主演女優賞ノミネートという快挙を果たしました。現在注目の集まる新進気鋭の女優の演技は本作の魅力を倍増させています。 また『13の理由』は歌手兼女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務めたことでも注目を集めました。 まだ若干20代でありながら子役時代から活躍するセレーナ・ゴメスは女優としてのキャリアは長く、また歌手としても数々のヒット曲を世に送り出しています。 実はもともとはセレーナ・ゴメスがハンナ役にキャスティングされたとの情報も報道されましたが、本作では裏方に回り、本作のヒットに多大な貢献をしました。

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第1話!カセット1のA面の主人公はジャスティン

では、ここからはエピソードごとのあらすじを紹介していきます。 ある日高校生のクレイは家の前にカセットテープが詰まった箱が置かれているのに気がつきます。不思議に思いテープを聞いてみると、最近自殺したクラスメートでありバイト先の同僚でもあったハンナが録音したテープであることに気がつきました。 クレイの友人トニーはこのテープについて何か知っているような素振りなものの、とにかく全てのテープを聴くようにクレイに促すだけで、詳細は教えてくれません。 そしてクレイが最初に聞いたテープ1A面で、ハンナはファーストキスの相手ジャスティンについて語っていることが判明します。ジャスティンはハンナが恋い焦がれた相手であるものの、ファーストキスの様子を写真に撮り、学校中に拡散したことによりハンナは当時深く傷ついていました。しかし、カセットテープはジャスティンへの感謝の言葉で締めくくられていたのです。

第2話!カセット1のB面の主人公はハンナのかつての友人たち

第2話ではカセットテープ1のB面で語られている内容が明らかになります。 ハンナはテープの中で、新入生とのジェシカ、カフェで出会ったアレックスとの友情を語り始めます。そしてジェシカとアレックスが付き合い始め、ハンナとジェシカとの友情に亀裂が生じたこと、さらにはジェシカがアレックスとの関係がこじれたとき、ハンナを責めたことも告白しているのです。 また一方で、ハンナの死後、遺品を整理していたハンナの母オリヴィアはハンナがいじめにあっていたことを割り出しました。

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第3話!カセット2のA面で明らかになるリストとは?

カセットテープ2のA面ではアレックスによるベスト/ワーストリストにハンナが怯えていたことが判明します。そのリストではハンナは最高のお尻を持っているとされおり、上級生のブライスにお尻を摘まれ、「リストが真実なんだな!」という言葉を浴びせられ、その言動にハンナは深く傷ついたことを語っていました。 そんな事実を知ったクレイはアレックスに詰め寄るも、逆にトニーを信用しないように警告されるのです。 またハンナの母オリヴィアは娘のいじめに関する事実を追求するため学校を訪れます。

第4話!ちょっと危険なカセット2のB面

カセットテープ2のB面の中身が明らかになる第4話。 このテープで、ハンナはストーカー被害に遭っていたことを告げます。そしてハンナはその事実をコートニーに告げたことを伝えています。 そしてハンナとコートニーの二人は、ストーカーに対抗するため罠を張ることを計画しました。しかしストーカーの訪れを待つ間に二人はベッドでお酒を飲み、そして酔っ払ってキスをしてしまいます。そしてそんなところをストーカーであるタイラーに写真を撮られてしまうのです。さらにタイラーがその写真を学校でばらまいたことにより、ハンナとコートニーの友情に亀裂が生じてしまいました。

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第5話!カセット3 のA面でコートニーについて語る!

カセット3のA面で、ハンナはコートニーについて語っています。ハンナはコートニーとの関係の修復を願っており、仲直りをするためにダンスパーティに参加します。しかしコートニーがキスの写真をからかわれたことにより、コートニーはハンナは尻軽女であるととデタラメを言い始め、さらに二人の間に亀裂が生じてしまいました。 そんなコートニーを、クレイはハンナの死後にハンナのお墓に連れて行き、責めますが、彼女はただ泣いてその場を立ち去ってしまいます。 一方ハンナの家族はハンナのいじめに関して学校を訴え、裁判で闘うことを決意。そして学校側がハンナの家族と闘うために雇った弁護士は、なんとクレイの母親だったのです。

第6話!バレンタイン相性テストの結果

カセット3のB面でハンナはバレンタインの相性テストについて語ります。ハンナの相性診断の結果はブライス、そしてアレックスとなり、気落ちするハンナ。そこへマーカスがやってきて、自分の診断結果にハンナの名前が載っていたとデートに誘ってきます。 しかしデートには友人を連れてきた上に、さらには「尻軽女」としてのハンナに興味があっただけのマーカス。ハンナは傷つき、その場を立ち去りました。

第7話!ハンナの死因が判明!

第7話ではクレイの両親の会話から、ハンナが浴槽で手首を切って自殺したことが判明します。 そしてテープでは、ザックについて語ります。彼はマーカスの取り巻きの一人でしたが、ハンナが傷ついたときに唯一慰めようと近づいてきてくれた優しい人物です。ところがハンナはザックに強くあたってしまい、彼は彼女に怒りを覚えるようになってしまいました。 それと同時にクラスルームに設置された、匿名で人を褒めたり応援できるメッセージカードボックスから、ハンナ宛のものが紛失しはじめます。その仕業がザックだと気がついたハンナは、生きることの辛さをザックに打ち明けるため、ボックスにその想いを綴った手紙を入れるのです。しかしザックはそれを読んだにも関わらず、無反応なままで、さらにかさらに彼女を傷つけることになってしまいました。

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第8話!トニーが打ち明ける真実

クレイにテープを聴くように促したトニー。第8話でトニーは誰にも語っていない事実をクレイに語ります。 トニーは自殺前、ハンナが自分の家の前にカセットテープの入った箱を置いたのを見たにも関わらず、そのときは声をかけなかったのです。そして暫くあとに箱を取りに行ったこと、最初のテープを聞いて動揺し、ハンナの家に駆けつけたことを告白します。 しかし時はすでに遅し、家の前に救急車と警察の車が停まっており、ハンナはすでに遺体袋に入れられた状態でした。 さらにトニーは自分がゲイであることを、クレイに告げます。

第9話!ハンナを襲う罪悪感とは?

第9話ではカセット5のA面でハンナが語った事実が明らかになっていきます。 ジェシカとの仲直りを図りたいハンナは、気が進まないもののクレイの誘いに乗り、ジェシカ主催のパーティに参加します。そしてハンナが寝室にいると、そこにジャスティンとジェシカが入ってくるものの、ジェシカは酔って寝てしまいます。するとジャスティンが部屋を離れ、入れ替わりにブライスが部屋に入ってきて、ジェシカを犯し始めます。 その様子を全て見ていた、しかしそれに対して何もできなかったハンナ。罪悪感に打ちのめされた彼女はその場にいることすらできず、ただ部屋を立ち去るのです。

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第10話!カセット5 のB面で明らかになるのは?

第10話ではハンナがカセット5のB面で語っていたことが明らかになっていきます。 パーティで弱り切ったハンナに手を差し伸べ、車で送っていくことを申し出たシェリ。しかし二人は帰路で交通事故に遭ってしまいます。ハンナが警察に通報としようとするも、トラブルに巻き込まれることを拒み、警察への通報を阻止するシェリ。結局ハンナをその場に置き去りにして、立ち去ってしまいました。 一方クレイは友人ジェフの交通事故死が、シェリの事故に関連していることを突き止めます。彼に真実を話すように促されるも、断固拒否するシェリ。 この事件の隠蔽が、ハンナを限界に近づけていく一つの要因となるのでした。

第11話!クレイのことが語られる!

カセット6のA面で語られていることが明らかになる第11話。 このテープでハンナはクレイについて語っています。彼女はクレイを責めるために、クレイのことをテープで語るのではなく、いかにクレイが優しく、そして思いやりのある人物であったか、そして自分はそれに適さない人物であることを伝えたかったとしています。 しかしこの証言はクレイに罪悪感をもたらすに至り、彼は打ちのめされてしまいます。 一方で、ハンナの家族はハンナが書き記した「自分を自殺に追い込んだ人たち」のリストを発見します。

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第12話!ハンナ最低最悪の日々を語る

第12話で明らかになるカセット6のB面の内容は本シリーズで最も衝撃なエピソード。 ハンナは両親から預かったお金を自分の不注意により紛失してしまいます。自分を責め続けるハンナ。眠れず夜散歩をしている途中で、お金持ちの地区にたどり着き、ブライス宅で開かれているパーティに足を踏み入れるのです。 そこでハンナはジェシカに遭遇し、彼女に言われるままに下着姿でジャクージに入ります。しかし、そこにいた人たちは次々と離れてしまい、代わりにブライスが現れます。そしてハンナは、ブライスにレイプされてしまったのです。

最終話で明らかになることとは!?

最終話でハンナの友人たちの証言録取の様子、そしてハンナが学校でポーター先生に自分の心情を語っている様子が中心にストーリーが展開していきます。 ポーター先生にも自分の心情を理解してもらえないと感じたハンナ。学校を出た後、身辺整理をし、映画館に制服を返しに行きます。その後、トニーの家にテープを届け、家に戻って自らの命を絶ってしまうのです。ハンナの両親が帰ってきたときは、すでにハンナが行き途絶えた後でした。

『13の理由』シーズン2も配信中!

衝撃的な展開で人々を魅了した『13の理由』シーズン1。現在と過去(ハンナのテープによる告白)が交差し、また多くのキャラクターが登場するという複雑なストーリーでありながら、2017年最もツイートされたドラマとも言われています。 シーズン1の大ヒットを受け、2018年5月からシーズン2の配信も開始されました。ぜひシーズン1、シーズン2ともに視聴を楽しんでみてください!