2018年8月30日更新

超懐かし!ホラー映画「学校の怪談」シリーズ4部作を徹底紹介!

小学校を舞台にしたホラー映画『学校の怪談』は、1995年に公開され大きな話題と人気を集めました。これまで4作品が公開された人気学園ホラーの「学校の怪談」シリーズについて、作品ごとの見どころや魅力についてまとめました。

懐かしの学園ホラー!「学校の怪談」シリーズを知ってる?

小学校に昔からある奇妙な噂や、子どもたちの間で有名なお化けや妖怪が登場する映画『学校の怪談』をご存知ですか?小学校を舞台に子どもたちが体験する不思議な出来事を描いたこの映画は、シリーズ化され、全部で4作品が公開されました。 学校を舞台にしたホラー作品は多数あれど、小学校を舞台にし、子どもたちが活躍する学園ホラーは当時珍しいものでした。 懐かしい、学園ホラーの名作「学校の怪談」シリーズをご紹介します。

衝撃のシリーズ第一作『学校の怪談』【1995年】

どの小学校にもあるような恐怖の噂、お化けの噂を網羅したかのようなエンターテイメント作品でした。生徒たち皆が下校した後の夜の小学校は未知の世界。「トイレの花子さん」や「テケテケ」などどの学校の怪談にも登場するお化けたちが登場人物達を惑わします。 明日から夏休みになるというのに、学校に忘れ物をしてしまった小学2年生の美夏は、5年生の姉・亜樹と軽く口ゲンカになり、しゃくにさわったためひとりで夜の学校に出かけてしまいました。 美夏が入ってしまったのは、よりによっていわくつきの旧校舎。そこで美夏は、これまで生徒たちが噂をしていた怪談話を実際に体験することになるのです。 『学校の怪談3』まで毎作出演している野村宏伸は、今作では美夏の姉・亜樹たちの担任教師として登場しています。

妖怪役の役者陣の怪演が光る!『学校の階段2』【1996年】

小学校で30年前に起こったとされる悲劇を元に描かれる作品がこちら。とある田舎の小学校では、かつて校長が惨殺されたという事件があり、それからというもの、その同時刻に不幸で奇妙な事件が相次ぎました。 この小学校の近くにある寺の住職は、この事件を生徒たちに語りついでいましたが、ある日大胆不敵な寺を狙う泥棒男が現れ、自体は一変しました。 前作とはまた一味違ったサスペンス風味で描かれる今作は、なんといっても悲劇の校長を演じた岸田今日子の演技が見どころ。肝試しにやってきた子どもたちや泥棒男の浅田と対峙する物語のクライマックスでは彼女の首は不気味に伸び、画面全体が異様な雰囲気に包まれます。 また、今回の物語の展開を違う方向へ進めていく問題の多い泥棒男・浅野ですが、演じるのは前作で担任教師を演じた野村宏伸です。寺でも学校でも盗みを働き、校長の大切な懐中時計まで盗もうとしたふてぶてしい男ですが、子どもたちに協力したり、助けたりする一面も持っています。

鏡をモチーフに新たな世界観を見せる『学校の階段3』【1997年】

前2作とはまったく異なった世界観とストーリー展開を見せる『学校の階段3』。昔ながらの佇まいの旧校舎が舞台であった前作からさらに世界を広げて、今作では学校校舎も現代的になり、街全体にまで世界が広がっています。 また、前作までは日本の怪談ならではの懐かしい雰囲気を大切に作られていましたが、今作では鏡をモチーフにホーラー色が強くなっています。学校の鏡と言えば、何かと不気味な噂が付きまとうアイテム。 その昔、病弱な少年が亡くなり、それからというもの運動会などで転んだ子どもは、鏡に引き込まれ、姿を消してしまうという怪談が小学校では今も残っていました。 母親の再婚問題で悩みを抱えていた小学生の良は、ある日友達と例の鏡を見にやってきました。亡くなった病弱な少年の怒りに触れたのか、鏡の中に引きずり込まれてしまった良たち。彼らは、無事元の世界に戻ることができるのでしょうか。 今作では子役時代の前田亜季の初々しい演技に注目。良の学校の友人の一人で一緒に鏡を見に来た藤井繭子を演じました。

夏の不思議体験!子どもたちが大活躍する『学校の階段4』【1999年】

再び第一作目を手がけた平山秀幸が監督を務めました。海辺の町で起きた昔の事件を元に、子どもたちの夏休みの恐怖体験を描きます。 今回はシリーズの中でも子どもたちの物語を中心に描いています。弥恵約の豊田眞唯は、この作品が映画初出演・初主演となりました。 夏休みの旅行に出かけた亘と姉の弥恵。二人は旅館を経営しているおばの晴美を訪ねていました。晴美の旅館は、海辺の戸野崎という町にありましたが、戸野崎には昔悲しい事件がありました。一緒に遊んでいた子どもたちが津波に巻き込まれて行方不明になってしまったのです。 晴美の娘・あゆみと仲良く遊ぶ二人でしたが、戸野崎では、次々と謎の行方不明事件が起こり始めます。一方、亘は見慣れない小学校でかくれんぼの鬼をさせられている不気味な夢を見るようになり……。

家族みんなで楽しめるホラーシリーズ!「学校の怪談」の魅力

ホラー映画にはさまざまなタイプの作品がありますが、異なる世代の人が一緒に楽しめるものとなると限られてきます。それに、小さな子どもにはストーリーが難しすぎたり、演出が怖すぎたり、描写がグロテスクなものは向きません。 また、大人であっても怖すぎる演出やグロテスクな描写が極端に苦手な方もいます。 「学校の怪談」シリーズは、子どもたちが体験する不思議な出来事と、学校にまつわる奇妙な噂を元に話が展開していきます。 子どもたちが自分が生まれる前に使われていたような旧校舎でお化けに遭遇したり、仲間を助けるために協力し合ったりと、小さな子どもでも楽しめる要素がいっぱい。 昔から続く有名な噂や都市伝説もたくさん盛り込まれているので、大人もお子さんと一緒になって小学校時代を思い出しながら懐かしい気分に浸ることができます。ドキドキワクワクする怖さはあっても、グロテスクで凄惨なシーンなどはないので、ホラー映画が苦手な方も安心です。

「学校の怪談」をもっと楽しめる!実は……

意外なキャストに注目!

津川雅彦などの豪華キャストも話題になった『学校の怪談」ですが、思わぬ人物が意外な役で出演している点も見逃せません。 都市伝説も盛り込まれている「学校の怪談」シリーズには、2作目と3作目で人面犬が登場します。この人面犬を、『学校の怪談2』ではきたろうが、『学校の怪談3』では林家正蔵(当時・林家こぶ平)が演じています。 演出家の野田秀樹が役者として出演、表の世界では厳格な塾講師、子どもたちが引きずり込まれた先の鏡の世界では人体模型の妖怪という役どころをこなしました。 現在は声優として活躍している豊永利行が子役として出演していることにも注目です。『学校の怪談3』で、良の母の再婚相手の連れ子・悟を演じています。

アニメ版も放送されていた!

映画同様、常光徹の『学校の怪談』を原作とするテレビアニメ『学校の怪談』が2000年に放送されていました。 映画「学校の怪談」シリーズにも登場してたトイレの花子さんや人面犬などのおなじみの妖怪に加えて、都市伝説の首なしライダーが登場、特番ではメインキャストとして活躍しています。

みんなで「学校の怪談」の世界に浸ろう

誰もが知っている学校にまつわる噂や懐かしのお化け・妖怪、そして都市伝説が次々登場する「学校の怪談」シリーズ。休みの日に家族や友人、子どもたちと集まって一緒に楽しむのにぴったりの作品です。 子どもたちには新鮮で、大人にはちょっぴり懐かしい、そんな「学校の怪談」の世界に浸りましょう。