ホラー映画「学校の怪談」シリーズ4部作を徹底紹介!懐かしの子役・キャストの現在
「学校の怪談」と言えば、各地の学校で代々伝わる怖い話、常光徹による同名小説、およびそれを原作とするアニメ、映画シリーズなどがあります。 映画シリーズは1995年から毎年1作ずつ、全4作公開され、夏の風物詩になりました。当時学園ホラーは多数あれど、小学校が舞台の作品は珍しく、大きな話題を呼ぶことに!シリーズの顔と言える野村宏伸を筆頭に、個性豊かな子役・キャストを輩出した作品でもあります。 この記事では、今や懐かし過ぎる学園ホラーの名作「学校の怪談」シリーズ4部作を徹底紹介し、キャストたちの現在を追っていきます!
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衝撃のシリーズ第一作『学校の怪談』(1995年)
どの小学校にもあるような恐怖の噂、お化けの噂を網羅したかのようなエンターテイメント作品「学校の怪談」シリーズ。 生徒たち皆が下校した後の夜の小学校は未知の世界。「トイレの花子さん」や「テケテケ」などどの学校の怪談にも登場するお化けたちが登場人物達を惑わします。 明日から夏休みになるというのに、学校に忘れ物をしてしまった小学2年生の美夏は、5年生の姉・亜樹と軽く口ゲンカになり、癪に障ったためひとりで夜の学校に出かけてしまいました。 美夏が入ってしまったのは、よりによっていわくつきの旧校舎。そこで美夏は、これまで生徒たちが噂をしていた怪談話を実際に体験することになるのです。 映画『学校の怪談3』まで毎作出演している野村宏伸は、今作では美夏の姉・亜樹たちの担任教師として登場しています。
1作目に出演していた登場人物・キャスト&子役の現在
小向伸一/野村宏伸
5年3組の担任で、どこか頼りない小向先生を演じた野村宏伸。アイドル系俳優としてブレイクするも、一時は多額の借金で生活が困窮し、仕事も激減しました。 2005年公開の主演映画『コアラ課長』で見事に復活を遂げ、それ以降は舞台、2時間ドラマ、映画で活躍しています。
篠田美夏/米澤史織
劇中、お化けに誘われるように旧校舎へと導かれた2年生の女の子・美夏を演じた米澤史織。4歳で児童劇団に入り、子役として本作や映画『ゴジラvsモスラ』などに出演。高校在学中は学業を優先し、一時休業していましたが、大学入学後に活動を再開しています。 2011年放送の『私が恋愛できない理由』、2018年の『dele』(第2話)など、ドラマのゲスト出演を中心に活躍しているようです。
小室香織/岡本綾
旧校舎の中で出会う、不思議な6年生の女の子・小室香織を演じた岡本綾。本作で一躍注目を浴び、2000年に朝ドラ『オードリー』のヒロインに抜擢され、連ドラ初主演を果たしました。 2006年の『地下鉄(メトロ)に乗って』をはじめ多数の映画でヒロインを務めるなど、女優として幅広く活躍しましたが、2007年5月に無期限休養を発表。理由は「表現者としての限界を感じた」からだそうで、2019年現在も芸能界復帰はしていません。
中村由美子/杉山亜矢子(現・杉山彩子)
杉山亜矢子は、生徒の母親で、小向先生の同級生でもあるヤンキーのリーダー・中村由美子を演じました。1993年の月9ドラマ『あすなろ白書』、映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』などの話題作や胃腸薬「サクロン」のCMで人気を博しました。 近年はドラマ、映画のほか、演劇ユニット「SUPER COMPLEX」として舞台中心に活躍中です。
クマヒゲ/佐藤正宏
そして、天童市成人式直前…ワハハ本舗の佐藤正宏さんじゃないですか!天童市出身の佐藤さんが天童市の成人式のゲストに。そしてディーオとのツーショット。
— モンテディオ山形広報/Montedio Yamagata (@monte_prstaff) January 7, 2018
佐藤さんには山形のテレビ・ラジオでモンテディオへのエールを何度も頂いてます!これからもよろしくお願いします!@wahahahompo#montedio pic.twitter.com/1NZT50S86P
「廊下を走るな」と怒鳴り、校内美化や公序良俗に厳しい用務員クマヒゲを演じたのは、劇団「WAHAHA本舗」の前座長・佐藤正宏。舞台、ドラマや映画、ラジオとマルチに活躍しており、特撮作品への出演が多いことでも知られています。 その他、近年は『孤独のグルメ』(2012)、『三匹のおっさん』第3シリーズ(2017)などにも出演しました。
校長先生/久保晶
校長先生を演じたのは、「ショムニ」シリーズの早坂社長役で知られる久保晶。『国盗り物語』をはじめ10作を超える大河ドラマ、「水戸黄門」シリーズ、『世にも奇妙な物語』にもたびたび出演し、幅広い役柄を演じています。 80歳を過ぎてなお現役で、2018年にはドラマ『正義のセ』などの話題作に出演しました。
湯川先生/余貴美子
湯川先生を演じたのは、陽気な役から陰のある役まで幅広くこなし、『おくりびと』で2008年度の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝いた実力派女優・余貴美子。2016年には映画『後妻業』で野村宏伸と再共演し、『シン・ゴジラ』の花森麗子役も話題に。 ドラマ、映画を中心に、ドキュメンタリー番組のナレーションでも活躍中です。
当直の先生/笹野高史
当直の先生を演じたのは、山田洋次監督作の常連として知られる笹野高史。映画「男はつらいよ」シリーズ、「釣りバカ日誌」シリーズなどに出演した、個性派ベテラン俳優です。『瞳』や『天地人』など数々の朝ドラ、大河ドラマに出演し、NHKに重宝されてきました。 時代劇に欠かせない俳優とも称され、2019年冬公開の『決算!忠臣蔵』にも出演します。
妖怪役の役者陣の怪演が光る!『学校の怪談2』(1996年)
2作目は、小学校で30年前に起こったとされる悲劇を元に描かれています。 とある田舎の小学校では、かつて校長が惨殺されたという事件があり、それからというもの、その同時刻に不幸で奇妙な事件が相次ぎました。この小学校の近くにある寺の住職は、この事件を生徒たちに語りついでいましたが、ある日寺を狙う泥棒男が現れ、自体は一変。 前作とはまた一味違ったサスペンス風味で描かれる今作は、なんといっても悲劇の校長を演じた岸田今日子の演技が見どころ。肝試しにやってきた子どもたちや泥棒男の浅田と対峙する物語のクライマックスでは彼女の首は不気味に伸び、画面全体が異様な雰囲気に包まれます。 また、今回の物語の展開を違う方向へ進めていく問題の多い泥棒男・浅野ですが、演じたのは前作で担任教師を演じた野村宏伸です。寺でも学校でも盗みを働き、校長の大切な懐中時計まで盗もうとしたふてぶてしい男ですが、子どもたちに協力したり、助けたりする一面も持っています。
2作目に出演していた登場人物・キャスト&子役の現在
浅野和成/野村宏伸
『学校の怪談1』で小向先生を演じた野村宏伸が、『学校の怪談2』では指名手配書が出回っている、寺や神社を専門とする泥棒を演じました。 理香たちの合宿所だった寺から衝立を盗み、その逃走中に学校に迷い込むという役柄でした。
小田桐理香/西田尚美
目が乾いてしょうがないんで、めがねにした。
— 西田尚美 (@nnnnaominishida) May 5, 2019
めがねが大きくなったような気がするけど、多分気のせい…集団左遷、見なきゃ☻ pic.twitter.com/HKXoXZTZHo
東京の塾の先生で、生徒たちと合宿に来ていた小田桐理香役には、女性ファッション誌「non-no」などのモデルとして活躍した西田尚美。1993年に女優に転身、朝ドラ『マッサン』や映画「図書館戦争」シリーズなどの話題作に出演しました。 2019年はドラマ『メゾン・ド・ポリス』にも出演し、名脇役女優として活躍中です。
常盤静子/岸田今日子
30年前、学校で悲劇に見舞われた南小学校第7代目校長を演じたのは、ムーミンの声優としても知られる故・岸田今日子。独特で情感豊かな演技力と声質を活かし、映画やドラマ、声優、舞台など幅広い分野で活躍するも、2006年12月に76歳で死去しました。 岸田の遺作は、吹き替え声優として参加していて、死去と前後して放送された「ミス・マープル」シリーズでした。
加賀直弥/細山田隆人
理香の生徒のひとりで、肝試しの準備中に事件に巻き込まれた少年・加賀直弥役には、4歳で芸能界デビューした元子役・細山田隆人。映画『リリイ・シュシュのすべて』、主演の窪塚洋介の親友役を好演した映画『GO』などに出演しました。 近年の出演作に、朝ドラ『とと姉ちゃん』(2016)や映画『花筐/HANAGATAMI』(2017)があります。
今井なな子/前田亜季
理香の生徒のひとりで、幼馴染みの直弥に思いを寄せる少女・今井なな子を演じたのは、『天才てれびくん』のてれび戦士として知られる前田亜季。代表作には、映画『リンダ リンダ リンダ』、「バトル・ロワイアル」シリーズのヒロイン・中川典子役などがあります。 近年は連ドラ『ごちそうさん』(2013)などの話題作のほか、2時間ドラマでも活躍中です。
稲葉杏子/竹中夏海
竹中夏海は理香の生徒のひとりで、都会的かつ強気な性格の少女・稲葉杏子を演じました。1995年のミュージカル『美少女戦士セーラームーンSupers 夢戦士・愛・永遠に』のちびうさ役でデビューを果たし、本作を含む数本の映画に出演した後に活動を休止。 2009年から振付師に本格転身し、HKT48などアイドルを中心に担当するほか、オーディションバラエティ番組『ラストアイドル』の審査員(不定期)としても活躍中です。
鏡をモチーフに新たな世界観を見せる『学校の怪談3』(1997年)
前2作とはまったく異なった世界観とストーリー展開を見せる『学校の怪談3』。昔ながらの佇まいの旧校舎が舞台であった前作からさらに世界を広げて、今作では学校校舎も現代的になり、街全体にまで世界が広がっています。 また、前作までは日本の怪談ならではの懐かしい雰囲気が重視されていましたが、今作では鏡をモチーフにホーラー色が強くなっています。学校の鏡と言えば、何かと不気味な噂が付きまとうアイテムですね。 その昔、病弱な少年が亡くなり、それからというもの運動会などで転んだ子どもは、鏡に引き込まれ、姿を消してしまうという怪談が、小学校では今も残っていました。 母親の再婚問題で悩みを抱えていた小学生の良は、ある日友達と例の鏡を見にやってきます。亡くなった病弱な少年の怒りに触れたのか、鏡の中に引きずり込まれてしまった良たち。彼らは、無事元の世界に戻ることができるのでしょうか。 今作では子役時代の前田亜季の初々しい演技に注目。良の学校の友人の一人で一緒に鏡を見に来た藤井繭子を演じました。
3作目に出演していた登場人物・キャスト&子役の現在
八橋かおる/西田尚美
『学校の怪談2』で小田桐理香を演じた西田尚美が、繭子、茜らが在籍している5年2組の担任、八橋かおる役を演じました。 幼少時は体が弱くヘタレな部分もありますが、愛する生徒のためならば危険を顧みない、熱血系の女性教師でした。
久保田真知子/黒木瞳
女手一つで良を育ててきたシングルマザーで、再婚を決意したことで息子とすれ違いが生じる母、久保田真知子役に女優の黒木瞳。宝塚歌劇団に在団時代は月組トップの娘役として活動し、退団後は映画『失楽園』、『プリマダム』などで話題に。 近年も『過保護のカホコ』(2017)、『TWO WEEKS』(2019)などドラマを中心に活躍するほか、2016年公開の『嫌な女』で映画監督デビューを果たしています。
藤井繭子/前田亜季
『学校の怪談2』で今井なな子を演じた前田亜季。本作では良に思いを寄せ、一緒に鏡を見に行く約束をしていた少女・藤井繭子を演じました。 約束通りの時間に学校に着いたものの、茜たちがすでに中にいると勘違いして校舎に入ったところ、事件に巻き込まれることになります。
佐藤茜/米澤史織
『学校の怪談』で篠田美夏を演じた米澤史織が、気が強く男勝りな少女・佐藤茜を演じました。口では繭子に良は不釣り合いと言いつつ、友人の恋を応援している役どころ。 鏡の噂を聞いて探しに行くことを提案し、事件の引き金になった人物です。
木村悟/豊永利行
良の母の再婚相手の連れ子で、理屈っぽく嫌味なインテリ少年・木村悟役には豊永利行。声優、俳優、シンガーソングライターとして活躍中の元子役です。 2003年頃から声優業を中心に活躍し、『テニスの王子様』葵剣太郎役や「デュラララ‼」シリーズの竜ヶ峰帝人役などで話題に。近年も『ユーリ!!! on ICE』(2016)、「文豪ストレイドッグス」シリーズ(2016-2019)といった話題作に出演しています。
木村柚香/野口由佳
悟の妹で、良の義妹になる予定の少女・木村柚香。人懐こく、かつ聡明な小学3年生を演じるのは、ティーン雑誌『ピチレモン』の元専属モデル、女優の野口由佳です。 2008年公開の映画『花より男子 ファイナル』以降の出演歴がなく、同作を最後に芸能界を引退し、ヘアメイクアップアーティストに転身。2019年現在は、東京・表参道にある美容室「ROI(ロイ)」に所属しているようです。
校長先生/津川雅彦
物腰柔らかな反面、校則を破る生徒には厳しい校長先生を演じたのは、「必殺」シリーズの悪役として知られた故・津川雅彦。独特の風貌と存在感を武器に時代劇を中心に活躍し、晩年は映画『舞妓はレディ』(2014)、「HIGH&LOW」シリーズ(2017)などに出演しました。 妻・朝丘雪路の死から間もなく、2018年8月に心不全のため死去。2019年2月放送の松本清張ドラマスペシャル『疑惑』が遺作でした。
為山先生/野村宏伸
八橋かおるの想い人だった図工教師・為山先生役には、『学校の怪談』の小向先生、『学校の怪談2』の浅野和成を演じた野村宏伸。『学校の怪談3』では冒頭のみのわずかな登場でしたが、シリーズ通しての出演となりました。
木村義男/佐戸井けん太
久保田真知子の再婚相手で、悟と柚香由佳の父親・木村義男を演じたのは、「踊る大捜査線」シリーズでおなじみの佐戸井けん太。温厚な父親役から狡猾な権力者まで幅広く演じ、『GTO』や多数の2時間ドラマなどで活躍してきました。 大河ドラマの出演数も多く、2019年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも出演しています。
人面犬/林家正蔵(旧・林家こぶ平)
「学校の怪談」シリーズは2作目と3作目で人面犬が登場し、『学校の怪談2』では”きたろう”が、本作では9代目林家正蔵が演じました。子役出身の俳優で、落語家、タレントと幅広く活動しており、アニメ『タッチ』の松平孝太郎の声優としても知られています。 近年も多数の話題作に出演し、映画「家族はつらいよ」シリーズ(2016-2018)の金井泰蔵、大河ドラマ『西郷どん』(2018)大村益次郎などを演じました。
夏の不思議体験!子どもたちが大活躍する『学校の怪談4』(1999年)
再び第一作目を手がけた平山秀幸が監督を務めた4作目。海辺の町で起きた昔の事件を元に、子どもたちの夏休みの恐怖体験を描きます。 今回はシリーズの中でも子どもたちの物語が中心に進んでいきます。弥恵役の豊田眞唯は、この作品が映画初出演・初主演となりました。 夏休みの旅行に出かけた亘と姉の弥恵。二人は旅館を経営しているおばの晴美を訪ねていました。晴美の旅館は、海辺の戸野崎という町にありましたが、戸野崎には昔悲しい事件がありました。一緒に遊んでいた子どもたちが津波に巻き込まれて行方不明になってしまったのです。 晴美の娘・あゆみと仲良く遊ぶ二人でしたが、戸野崎では、次々と謎の行方不明事件が起こり始めます。一方、亘は見慣れない小学校でかくれんぼの鬼をさせられている不気味な夢を見るようになり……。
4作目に出演していた登場人物・キャスト&子役の現在
安西弥恵/豊田眞唯
純粋で優れた洞察力を持つ、しっかり者の小学4年生・安西弥恵を演じた豊田眞唯。一般応募で本作のオーディションに参加し、6000人の中から主役を射止めました。2004年公開の映画『69 sixty nine』以降の出演歴がなく、2019年現在の動向は判明していません。 子役時代の所属事務所から名前が削除され、移籍の情報もないため、引退したと思われます。
安西恒/広瀬斗史輝
今日は新しい宣材写真の撮影でしたー!
— 広瀬斗史輝 (@Toshiki_Hirose) January 22, 2019
めちゃめちゃ楽しかったし、ステキな写真を撮っていただきました☆
ありがとうございます!!
明日インスタのストーリーに撮影中の動画をチラリズムさせまーす^ ^ pic.twitter.com/8rh8V4ba7m
弥恵の兄で、叔母の民宿に来てから周囲で不審なことが起こりはじめる小学5年生・安西恒役には、映画『君に届け』などで知られる広瀬斗史輝。 2018年公開の映画『君が君で君だ』などでは出演兼、助監督を務めており、アーティストのMVの制作にも参加しています。
関川幸一/笑福亭松之助
文房具店を営み、弥恵と港で出会うことになる老人・関川幸一を演じたのは、明石家さんまの師匠として有名な故・2代目笑福亭松之助。タレント、俳優業でも活躍し、映画「岸和田少年愚連隊」シリーズ、朝ドラ『だんだん』などに出演しています。 長く第一線で活躍した笑福亭松之助ですが、2019年2月、老衰のため93歳で死去しました。
国見晴美/原田美枝子
弥恵&恒兄妹の叔母で、一人で「はまゆり荘」を切り盛りする女将、国見晴美役には数々の巨匠、奇才監督から重宝された演技派・原田美枝子。ヌードもいとわぬ演技で、映画『半落ち』、『愛を乞うひと』などに出演し、多くの映画賞を獲得してきました。 近年は映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(2018)、ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(2016)などの話題作のほか、2時間ドラマにも出演しています。
国見あゆむ/皆川優紀
晴海の弥恵と恒の従姉妹・国見あゆむ。兄妹に古くから伝わる怪談話を教える少女を演じたのは、映画『木曜組曲』、『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』などに出演した皆川優紀です。 2002年以降の出演歴がなく、事務所への所属情報も確認できないため、2019年現在の動向は判明していません。
楡林周治/坂井英人
大人しそうな外見とは裏腹に、厳しい態度で周囲を引っ張るリーダーシップ溢れる児童会長、楡林周治を演じたのは坂井英人です。 映画、ドラマ、舞台などを含め『学校の怪談4』以外の出演作が確認できないため、2019年現在の動向も判明していません。
保科須美子/竹島由夏
#ニース国際映画祭 から一夜明け
— 竹島由夏 (@yuka_takeshima) May 19, 2019
朝を迎えました✨
改めまして、映画祭の最高峰の賞✨
最優秀作品賞を受賞することが出来ました!!
監督を始め、キャスト・スタッフ、関係者の皆様、ご協力頂いた醸造家の皆さんに感謝です????
日本の皆さん!!今夜は#日本ワイン で乾杯ですね????????✨
#ウスケボーイズ pic.twitter.com/C0sItOWogh
あゆむの親友で、児童副会長を務める心配性な小学5年生・保科須美子を演じました。竹島由夏は『仮面ライダークウガ』、『六番目の小夜子』などで注目を浴びた元子役。本作以降もコンスタントに活躍しており、大河ドラマ『八重の桜』では準レギュラー、山川操を演じました。 舞台でも活躍するほか、近年は2018年公開の映画『ウスケボーイズ』などに出演しています。
周治の母/根岸季衣
「子どもの幽霊に海に引きずり込まれた」という周治の話を信じない、ごく普通の母親を演じたのは、「ふぞろいの林檎たち」シリーズなどで知られる根岸季衣。大林宣彦監督作『時をかける少女』などで知名度を上げ、人間味溢れる演技で話題に。 近年はお節介な年配の女性を中心に、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019)、映画『花筐/HANAGATAMI』(2017)などに出演しています。
家族みんなで楽しめるホラーシリーズ!「学校の怪談」の魅力
ホラー映画にはさまざまなタイプの作品がありますが、異なる世代の人が一緒に楽しめるものとなると限られてきます。それに、小さな子どもにはストーリーが難しすぎたり、演出が怖すぎたり、描写がグロテスクなものは向きません。 また、大人であっても怖すぎる演出やグロテスクな描写が極端に苦手な方もいます。 「学校の怪談」シリーズは、子どもたちが体験する不思議な出来事と、学校にまつわる奇妙な噂を元に話が展開していきます。 子どもたちが自分が生まれる前に使われていたような旧校舎でお化けに遭遇したり、仲間を助けるために協力し合ったりと、小さな子どもでも楽しめる要素がいっぱい。 昔から続く有名な噂や都市伝説もたくさん盛り込まれているので、大人もお子さんと一緒になって小学校時代を思い出しながら懐かしい気分に浸ることができます。ドキドキワクワクする怖さはあっても、グロテスクで凄惨なシーンなどはないので、ホラー映画が苦手な方も安心です。
アニメ版も放送されていた!
映画同様、常光徹の『学校の怪談』を原作とするテレビアニメ『学校の怪談』が2000年に放送されていました。本編全19話、総集編2話と特番が制作されています。 声優は主人公・宮ノ下さつき役の故・川上とも子、中尾隆聖、三石琴乃など豪華な布陣でした。 映画「学校の怪談」シリーズにも登場してたトイレの花子さんや人面犬などのおなじみの妖怪に加えて、都市伝説の首なしライダーが登場、特番ではメインキャストとして活躍しています。 昔のアニメ特有の”パンチラ”描写が多く、実写より怖くないのでは?と思うかもしれませんが、トラウマレベルの回もあるのでご注意ください!
みんなでホラーシリーズ「学校の怪談」の世界に浸ろう
誰もが知っている学校にまつわる噂や懐かしのお化け・妖怪、そして都市伝説が次々登場する「学校の怪談」シリーズ。休みの日に家族や友人、子どもたちと集まって一緒に楽しむのにぴったりの作品です。 子どもたちには新鮮で、大人にはちょっぴり懐かしい、そんな「学校の怪談」の世界に浸りましょう。