2018年10月3日更新

タイの魅力が盛りだくさん!タイが舞台の映画10選

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レオナルド・ディカプリオ『ザ・ビーチ』

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世界中の人を魅了し続けるタイ

バンコクを始め、世界中の人に人気の観光地である微笑みの国タイ。美味しいタイ料理や輝かしいナイトライフを満喫したり、太陽が降り注ぐビーチでのんびり過ごすなど、誰もがタイでのホリデイに憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか? しかし、なかなか実際タイに足を運ぶ時間が取れないという人も多いでしょう。そんな人は映画でタイの魅力を満喫してみてはいかがでしょうか?タイを舞台にした映画は本国タイはもちろん、ハリウッドや日本でも多く製作されています。 今回は、その中からおすすめ10選を紹介していきます。

1. レオナルド・ディカプリオ主演『ザ・ビーチ』

2000年公開の映画『ザ・ビーチ』は、レオナルド・ディカプリオ主演、『トレインスポッティング』のダニー・ボイルがメガホンを取った作品。『タイタニック』出演ですっかり引っ張りだこになったレオナルド・ディカプリオが100本以上のオファーを断って出演したことでも話題となりました。 本作の主人公は、レオナルド・ディカプリオ演じる自由を求めてタイにやってきた青年リチャード。ゲストハウスで知り合った男性に謎の楽園の存在を教えられ、その楽園を目指します。そしてその楽園で様々な体験や事件に遭遇していきます。 本作では現実感を喪失した若者のリアルな姿がタイの美しいビーチとともに描かれています。レオナルド・ディカプリオの演技とともに誰もがその美しい風景に恋することは間違いないでしょう。

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2. 25年越しの恋は実るのか?『サヨナライツカ』

2010年公開の『サヨナライツカ』は、辻仁成原作、中山美穂主演の作品で、映画化発表から実に8年以上の月日を経て公開されました。 本作の舞台は1970年代のタイ・バンコク。お金に不自由することなく高級ホテルで生活する中山美穂演じる沓子はある日、バンコクに赴任してきた西島秀俊演じるビジネスマン・豊と出会います。二人は瞬く間に恋に落ちるも、豊には日本に婚約者がいました。 もちろん二人の恋は叶いませんでしたが、25年後、二人は想い出の地バンコクで再会を果たすのです。 美しいバンコクの風景とともに切ない恋が描かれた本作は、当時パリ在住の中山美穂が舞台挨拶のために帰国したことも話題になりました。

3. タイでハメを外したくなる!?『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い国境を越える』

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い国境を越える』は、2009年公開の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の続編として製作され、コメディ映画の公開初週末興行収入記録を更新させるほどの大ヒットとなりました。 友人の結婚式のために訪れたタイで泥酔し、ひどい二日酔いで目覚め男性たちの珍道中を描いた本作は、そのハチャメチャな騒動ぶりに誰もが爆笑すること間違いなしの作品です。 本作を見たらあなたもバンコクで思いっきりハメを外してみたい!と思うかもしれません。

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4. タイの歴史を学ぶことのできる『アンナと王様』

1997年公開の『アンナと王様』は実在の英国人女性の体験記を元にしており、19世紀にシャム(現在のタイ)の王の依頼で王子の家庭教師として宮廷に赴任した女性と王との交流を描いた作品です。実は1956年にも、『王様と私』というタイトルで映画化されています。 主役の家庭教師役を務めるのは、アカデミー賞女優ジョディ・フォスター、王を演じるのは香港映画界のトップスターの一人であるチョウ・ユンファです。 本作は宮廷の様子や衣装などが忠実に再現されており、また身分により使い分けされるタイ語にも留意して製作されており、タイの歴史や文化に興味のある人にオススメの映画です。

5. タイの鮮やかな色彩を堪能できる『地球で最後のふたり』

2003年公開の映画『地球で最後のふたり』。日本、タイ、オランダ、フランス、シンガポールの5カ国が共同で製作した映画で、主演は日本を代表する俳優浅野忠信です。 浅野忠信演じるケンジはバンコクで暮らす、潔癖性で自殺願望のある男性。しかし、ひょんなことから大雑把な性格のタイ女性ノイと暮らすことになります。言葉も通じず、性格も正反対なケンジとノイはぶつかり合いながらも次第に打ち解けていくのです。 全編通して美しいタイの鮮やかな色彩を堪能できる本作は、浅野忠信にベネチア国際映画祭コントロコレンテ部門の主演男優賞という快挙をもたらしました。

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6. バンコクが芸術的に映し出された『オンリー・ゴッド』

2013年公開の『オンリー・ゴッド』。アカデミー賞を始め、数々の映画賞へのノミネート経験を持つ演技派俳優ライアン・ゴスリングがバンコクに住むアメリカ人を演じたクライムサスペンスです。 ライアン・ゴスリング演じるジュリアンはバンコクでムエタイのジムの経営者をしていながら、裏で家族とともに麻薬組織を営む男性。ある日、組織のボスである母から殺された兄弟の仇討ちをするように命じられ、謎の男に立ち向かっていくのです。 本作は残虐な暴力描写が多く、その観念的なストーリーや奇妙な美術表現などで賛否両論を呼びました。しかし同時に、本作ではバンコクのネオンが輝く人工的で妖しい美しさが今までにない新たなかたちで描かれており、この街の新たな一面を垣間見えるかもしれません。

7. タイ第二の都市チェンマイが舞台『プール』

人気漫画家桜沢エリカが書き下ろした『プール』を大森美香監督が映画化した本作は、タイ第二の都市チェンマイが舞台の日本映画です。テイストの似た『かもめ食堂』や『めがね』と同じ霞澤花子が企画しており、出演者やスタッフの多くが引き継がれています。 舞台はチェンマイにあるプール付きのゲストハウス。そこに集う様々な事情を抱える男女5人の6日間の様子を描いており、ゲストハウスで働く女性を小林聡美が演じました。 チェンマイはタイ第二の都市と言えど、バンコクとは全く違う雰囲気を持つほのぼのとした古都。本作品は華やかなバンコクや太陽が燦々と注ぐビーチとは一味違う美しい、古都チェンマイ、そしてタイの田舎の魅力を堪能できる作品です。

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8. タイ古式マッサージでリラックスしたくなる!?『七夜待』

カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞するなど世界的に評価の高い河瀬直美による『七夜待』は、タイの村で7日間を過ごす日本人女性を描いた作品です。 長谷川京子演じる彩子は、人生のリセットのためにタイを訪れます。タクシーで連れて行かれた森の中で、言葉も通じず不安や苛立ちを感じる中、タイ古式マッサージを受けて、心の安らぎを覚えていきます。 彩子の心の安らぎが全編を通して映し出されるタイの美しい森林風景と共に観客に伝わり、リラックスのためにタイを訪れたい、そんな気分にさせてくれる映画です。

9. ムエタイを堪能!『トム・ヤン・クン!』

タイの国技ムエタイをたっぷり堪能できる2005年公開のタイ映画『トム・ヤン・クン!』。 本作の主人公は、象をこよなく愛する純粋なタイ人青年カーム。そんなカームは盗まれた象を追ってシドニーを訪れ、そこで悪の密輸組織と戦うことになるのです。 CGやスタントを一切使わないその嘘偽りないアクションシーンは観客を驚かすだけでなく、世界中の批評家からも高く評価されました。 本場タイでムエタイをこの目で見てみたい!本作はそんな気分にさせてくれる作品です。

10. 人気ゲームのキャラクターがバンコクで活躍『ストリートファイターズ・レジェンド・オブ・チュンリー』

人気ゲーム「ストリートファイター」シリーズの春麗(チュンリー)を主人公にした2009年の映画『ストリートファイターザ・レジェンド・オブ・チュンリー』。 幼少時に眼の前で父親を誘拐されてしまったチュンリー。美しく育った彼女は、悪の組織に拉致された父の行方を捜すべくバンコクに向かうのです。 悪の組織に立ち向かうためにバンコクで修行を重ねるうち、たくましいストリートファイターとなったチュンリーが次々と悪者と戦っていくその姿は、女性の強さ、そしてたくましさを感じ、バンコクの景色とともに観る人を圧巻させることでしょう。

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タイの魅力を映画で満喫

タイの魅力が満載の映画10選を紹介しました。様々な魅力を持つタイに憧れ、そしてタイに旅行したい、でもなかなか実際に旅行する時間が取れないという人に必見の作品ばかりです。 ぜひ美味しいタイ料理を堪能しながら上記の作品を鑑賞してみてください。タイに旅行した気分を味わえること間違いないでしょう!