2019年1月7日更新

アベンジャーズの仕掛け人、ニック・フューリーはマーベル1のイカレ野郎なのか

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各地のヒーローに接触し「アベンジャーズ」結成に貢献したニック・フューリー。この記事では、MCUの数多くの作品に出演し、今後も引き続き登場予定のニック・フューリーの魅力とその経歴について紹介していきます。

サミュエル・L・ジャクソンが好演!ニック・フューリーとは何者か?

サミュエル・L・ジャクソン
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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でサミュエル・L・ジャクソンが演じる、ニック・フューリーことニコラス・ジョセフ・"ニック"・フューリー大佐。S.H.I.E.L.D.の長官としてアベンジャーズの結成のために奔走し、チーム結成後も様々な形でアベンジャーズの戦いを支援してきました。 この記事では、「イカレ野郎」とも評されるニック・フューリーのプロフィールやこれまでのMCUでの出演作品を振り返ると共に、これから出演予定の作品についても紹介していきます。 また、記事の一部にはネタバレ要素が含まれるので、ネタバレを避けたい人はご注意ください。

ニック・フューリーのプロフィールは?

キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー ニック・フューリー
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ニック・フューリーは1963年、スタン・リーとジャック・カービーによる第二次世界大戦を舞台にしたコミック『Sgt. Fury and his Howling Commandos』第1号で初登場しました。このコミックでニックは、エリート米軍部隊員という設定でした。 その後、CIAエージェント、S.H.I.E.L.D.のエージェントと次々と設定を変えながらコミックに登場してきた彼は、やがてS.H.I.E.L.D.の長官として描かれることが多くなってきました。 また、コミック版には謎多き「インフィニティ・フォーミュラ」を注射したことによって老化が抑えられており、長年にわたって若々しい体を保ってきたという設定も。 MCUのファンにはニックといえばサミュエル・L・ジャクソンと同じく黒人というイメージがあるかと思いますが、デビュー作でのニックは白人男性として描かれています。1998年には、白人であるデヴィッド・ハッセルホフがニック・フューリーを演じたテレビ映画『Nick Fury: Agent of S.H.I.E.L.D.』が放送されています。 このように、初登場から半世紀以上にわたって、彼の設定は常にアップデートされているのです。

モデルになった人物がそのまま映画にも起用された稀有な例

常に設定が変化し続けてきたニック・フューリーですが、2000年からスタートしたマーベル・コミックのインプリント(ブランド)の一つ「アルティメット・マーベル」でのモデルは、MCUでニックを演じるサミュエル・L・ジャクソンだったそうです。 また、サミュエル・L・ジャクソンがニックのモデルになったのは、彼がMCUでニックを演じることが決定する前からだったとのこと。キャラクターのモデルとなった人物が実際にその役を演じるというのは、世界的にみても極めて稀なケースではないでしょうか? 映画版でのサミュエル・L・ジャクソンの好演も、彼自身がニックのモデルだと思うと納得ですね。

MCUにおけるニック・フューリーはどんな存在?

コミック版での設定変更など紆余曲折があったニック・フューリーですが、MCUではシリーズ第1作となる『アイアンマン』のエンドクレジット後に登場。 アイアンマンことトニー・スタークの前に突如として現れたニックは、ヒーローはトニー以外にもいると声をかけ、アベンジャーズ結成を持ちかけます。ニックこそ、アベンジャーズ誕生の中心人物なのです。

出演作品も多数!これまでの登場作品とその活躍を一挙紹介

ここからは、ニックが登場した作品について簡単に紹介していきます。

フェイズ1で登場した作品

『アイアンマン』での初登場を皮切りに、ニックは数々のMCU作品に出演しています。 なかでも、2008年公開の『アイアンマン』から2012年公開の『アベンジャーズ』までの「フェイズ1」では、ほぼ全作品に出演。唯一、2008年公開の『インクレディブル・ハルク』では名前を言及されるのみとなっていますが、その他の全作品に出演しています。 ただし、『マイティ・ソー』と『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』では『アイアンマン』と同じく物語の終盤に登場し、ヒーローたちを勧誘するだけ、というゲスト出演的な登場の仕方なので、ニックのファンにはやや物足りないかもしれませんね。 一方、『アイアンマン2』や『アベンジャーズ』ではニックも目立った活躍をするため、彼のファンも満足できるのではないでしょうか。 また、ニック・フューリーはドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン1の第2話と第22話にもゲスト出演しているので、ファンはそちらも合わせてチェックするのも良いでしょう。

フェイズ2で登場した作品

2013年公開の『アイアンマン3』から2015年に公開された『アントマン』までの6作品「フェイズ2」でニックが登場するのは、わずか2作品。それが『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』です。 ほぼ全作品に出演していたフェイズ1を踏まえると、6作品中2作品しか出ていないフェイズ2は少し寂しく感じてしまうかもしれませんが、その分、出演している2作品でのニックは非常に重要なキャラクターとして登場します。 特に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は数あるMCU作品の中でも非常に評価の高い一本なので、ニックのファンならぜひ押さえておきたい作品です。

フェイズ3で登場した作品

2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から2019年5月3日に全米公開予定の『アベンジャーズ/エンドゲーム(原題)』までの10作品、「フェイズ3」でニック・フューリーが登場するのは、2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をはじめとする2作品。 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以外は、2019年公開予定の『キャプテン・マーベル』に登場します。 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではエンドクレジット後に出てくるだけでしたが、『キャプテン・マーベル』では主要な登場人物となるそうなので、ファンには嬉しいニュースですね。また、これらの今後の作品については記事後半で個別に紹介していきます。

マーベルの遊び心!ニック・フューリーの肩書きは「イカれた野郎」

ニック・フューリー演じるサミュエル・L・ジャクソンは、ベテラン俳優であるにもかかわらず自身のSNSでいつも楽しい画像を投稿し、ファンを楽しませてくれています。 そんな彼の投稿の中でも、2018年に話題になったのがこちらの投稿。「ニック・フューリーの名刺」です。 S.H.I.E.L.D.の住所や電話番号など、ファンにはたまらない情報もさることながら、何より話題となったのはフューリーの肩書きが「BAD MOTHERF○CKER」ということ。 「BAD MOTHERF○CKER」とは「イカれた野郎」というような意味。一体なぜこのような肩書きがついたのでしょう?

実はあの名作のオマージュだった!

実は「BAD MOTHERF○CKER」は、サミュエル・L・ジャクソンの代表作の一つ、『パルプ・フィクション』に登場する有名なフレーズです。 また、先ほどの名刺だけでなく、『アイアンマン2』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも同作のオマージュと思われる場面やセリフが登場しています。 なぜサミュエル・L・ジャクソンは「BAD MOTHERF○CKER」というセリフが大好きなのか?様々な作品でこのフレーズを使っているため、ファンは彼の出演作品をみる際に注意してみるのも良いでしょう。

『キャプテン・マーベル』では若かりし頃の姿が!

ここからは、2019年以降に公開されるMCU作品の中からニック・フューリーが登場するとされている作品を紹介していきます。 まずは、2019年3月15日公開の映画『キャプテン・マーベル』。この作品はアベンジャーズの結成前の物語ということが明らかになっており、サミュエル・L・ジャクソンはデジタル技術により25歳若返った姿で登場します。 また、劇中ではスーパーヒーローについて何も知らず、眼帯もしていない頃のフューリーの姿が描かれるということで、彼の原点を描く作品としても楽しむことができそうです。

「フェイズ4」の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にも登場

2019年5月3日に全米公開予定の「フェイズ3」の最終作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の数分後から幕を開ける「フェイズ4」の最初の作品、2019年7月5日全米公開予定の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にもニック・フューリーは登場するとのこと。 2018年12月時点ではニック・フューリーがどのような形で物語に関わってくるかは不明ですが、フェイズ4に彼がどのように関わってくるかは要注目ですね。

ニック・フューリーなしのMCUは考えられない?後継者はいるのか?

まだまだニック・フューリーの活躍が見たい!

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Wow, this Marvel de-aging thing is doper than I thought!#twoeyedfury#captainmarvelmovie

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当初、サミュエル・L・ジャクソンがニック・フューリーを演じるのは合計9作品という契約だったそうです。しかし、2018年12月時点で明らかになっているだけでも、彼の出演作品は10作品を超えています。 また、シリーズの一つの集大成になるとされている『アベンジャーズ/エンドゲーム』にサミュエル・L・ジャクソンが登場するかどうかは2018年12月時点では不明ですが、シリーズの功労者である彼も同作に出演するのではないかと噂されています。 さらに、米トーク番組『エレンの部屋』にサミュエル・L・ジャクソンが出演した際には、MCUの『ブラック・パンサー』への出演を熱望していたことを明らかに。サミュエル・L・ジャクソン自身もMCUに深い愛着をもっている様子です。 『ブラックパンサー』の続編も決定していますし、ファンはもちろん、サミュエル・L・ジャクソン自身もまだまだニック・フューリーの活躍をみたいと願っているのは間違いないでしょう。

後継者はクラーク・グレッグ演じるフィル・コールソン?

クラーク・グレッグ フィル・コールソン
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まだまだニック・フューリーの活躍を見たいと思う一方で、彼を演じるサミュエル・L・ジャクソンは1948年12月21日生まれ。70歳を迎えることもあり、そろそろ激しいアクションは難しい年齢ではないでしょうか? また、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスをはじめとする一部メンバーは「エンド・ゲーム」を機にMCUからの卒業を宣言しており、一番良いタイミングでサミュエル・L・ジャクソンにも卒業してもらいたいという思いもあります。 仮にサミュエル・L・ジャクソンがシリーズを離れるとなると、彼の後継者として新たなフューリー役がキャスティングされるのか、それとも後任となるようなキャラクターが用意されるのか、気になる所ですよね。 すでにS.H.I.E.L.D.の長官という役割はクラーク・グレッグ演じるフィル・コールソンに譲っていることから、これまで以上にコールソンが活躍するようになるのか?それとも、まだまだニック・フューリーが現役を貫くのか、あるいは新キャラクターが登場するのか? アベンジャーズを支えるS.H.I.E.L.D.のフェイズ4以降の動きも、ニック・フューリー次第で大きく変わりそうですよね。彼の今後の動向からも目が離せません。