2019年5月8日更新

ネビュラを徹底解説 原作ではサノスからガントレットを奪っていた?

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』カレン・ギラン、ネビュラ
©︎Supplied by LMK

サノスの養女でありガモーラの妹であるネビュラ。彼女は最初はヴィランというポジションでしたが「インフィニティ・ウォー」、「エンドゲーム」と存在感を増していきました。そんなネビュラについて、MCUでの活躍からコミックのトリビアまで紹介します。

ネビュラ、「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」でも大活躍した悲しき暗殺者を解説

カレン・ギラン『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
©MARVEL STUDIOS/zetaimage

数多くの魅力的なキャラクターが登場するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のなかで、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)から登場し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では意外なほどの活躍を見せたネビュラ。 今回は、そんなネビュラの気になるプロフィールや原作コミックのトリビアなどを紹介します。また、MCUでの彼女の活躍も振り返ってみましょう!

※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』を含むMCU関連作のネタバレを含んでいます。未鑑賞の方はご注意ください。

MCUでのネビュラのプロフィール

ネビュラの生い立ち ―サノスやガモーラとの関係

惑星ルフォム出身のネビュラは、サノスに故郷の星を侵略され孤児になってしまいます。その後、姉のガモーラと同じくサノスに養女として迎えられ、暗殺者になるよう厳しい訓練を受けて育ちました。 サノスはガモーラとネビュラをたびたび戦わせ、ネビュラが負けるたびに彼女の体を機械化していきました。全身のほとんどが機械となったネビュラはガモーラに対する嫉妬と憎しみ、そして愛情の入り混じった複雑な感情を持っています。 また、養父サノスに対しては認められたいと執着してもいましたが、体を機械に変えられたこと、その際の痛みから憎悪も持っていました。

ネビュラの武器や能力を紹介

最強の暗殺者となるための訓練を受けてきたネビュラ。姉のガモーラにはあと一歩及ばないものの、彼女の戦闘能力は非常に高く、「インフィニティ・ウォー」でサノスと戦闘したときには彼に「危ないところだった」と言わせるほどの力を持っています。 ネビュラが主な武器として使うのは、電流の流れるバトンのような棒。この棒は他の電撃系の武器と組み合わせてさらに強い電気ショックを与えることができます。また、このバトンは投げて使用しても、ネビュラの機械化された手に磁石で引き寄せられるように戻ってきます。 もう一つの武器はエレクトリック・ブラスターと呼ばれるもので、これを使って相手を感電させることができます。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では、ロケットやヨンドゥがこの攻撃を受けて、意識を失うシーンがありました。

演じた女優はカレン・ギラン

カレン・ギラン
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MCUでネビュラを演じているのは、『ザ・サークル』(2017)や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(同)などへの出演でも知られる女優のカレン・ギランです。 彼女はネビュラを演じるにあたって古代スパルタンの研究をし、それをもとに2ヶ月特訓を行ったそうです。ネビュラの外見を再現するため彼女は実際に髪を剃りましたが、それでもメイクには毎回5時間かかったとか。 また彼女は2015年に短編映画『Coward(原題)』で脚本・監督を務め、2018年には『The Party’s Just Beginning(原題)』で長編監督デビュー。監督業にも意欲的で、Varietyのインタビュ―では「いつかMCUの作品を監督するのが夢」と語っています。

MCUでのネビュラの活躍を振り返ろう

※以下には『アベンジャーズ/エンドゲーム』ほか、MCU作品のネタバレが含まれます。未鑑賞の方はご注意ください!

お姉ちゃんには負けない!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)

本作でのネビュラは、サノスの命でオーブを奪おうとするロナンに協力し、ともにピーター・クイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと戦いました。 しかし、彼女の本当の目的は姉であるガモーラを暗殺すること。幼少期に養父サノスによってガモーラとネビュラは戦わされており、姉が一度も勝たせてくれなかったことを恨んでいたのです。 当初は本作でネビュラは死ぬ予定だったそうですが、ガモーラとの対決に破れたあとラベジャーズの宇宙船を奪って逃走しました。

姉ガモーラと和解『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)

本作でネビュラは、女王アイーシャの依頼で怪獣退治をしていたガーディアンズとソブリンで再会します。ロケットがアニュラクス・バッテリーを盗んだことでソブリンの襲撃を受けたミラノ号は惑星ベアハートに不時着。彼らを救った男エゴはクイルの父親を名乗りました。 クイルたちはエゴの星に向かい、ネビュラは船を修理するロケットたちのもとに残されます。そこにアイーシャの依頼で彼らを追ってきたヨンドゥ率いるラベジャーズが現れ、ネビュラたちは捕まってしまいました。

ラベジャーズが内部分裂を起こすなか、ネビュラはヨンドゥを倒した礼として宇宙船を受け取り単身ガモーラを追跡。エゴの星で再会した2人はそこで大量の頭蓋骨を見つけ、それがエゴの思い通りにならなかったために殺された子どもたちのものであると知ります。 ネビュラはガモーラやクイルらとともにエゴを倒すために戦います。ヨンドゥが自らを犠牲にしながらもなんとかエゴを倒すことに成功したガーディアンズ。ネビュラはヨンドゥの葬儀には参加せず、ひとり打倒サノスを誓い旅立ちました。

サノス打倒のために共闘『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)

ネビュラは本作でサノスを暗殺しようと彼の宇宙船サンクチュアリⅡに侵入したものの返り討ちにあい、2つのインフィニティ・ストーンの力で拷問されてしまいます。

しかし隙を見て脱出に成功し、マンティスにタイタンに向かうよう伝えます。自身もタイタンに到着したネビュラは、サノスがソウルストーンを手に入れるためにガモーラを犠牲にしたことを悟り、ガーディアンズやアベンジャーズと共闘することに。 しかしドクター・ストレンジからタイムストーンを手に入れたサノスはタイタンを去り、地球ですべてのインフィニティ・ストーンをそろえます。そしてガントレットの力でアイアンマンとネビュラ以外のタイタンにいたアベンジャーズメンバーは塵になってしまいました。

物語の鍵になるポジションに『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)

トニーとともに宇宙をさまよっていたネビュラは、キャプテン・マーベルによって救出され地球にやってきます。そして過去でインフィニティ・ストーンを集めるためローディとともにピーター・クイルがオーブを取りに来た惑星モラグへ。

オーブを手に入れることには成功したものの、過去のネビュラと電波干渉が起こり、サノスに計画を知られてしまいます。 そして過去のネビュラが彼女と入れ替わり5年後の世界へ。そこでサノスを呼び寄せまたしてもインフィニティ・ガントレットをかけた激闘が始まります。サノスらとともに現代に戻ったネビュラはガモーラの復讐のため過去の自分を殺し、ガントレット争奪戦に貢献。 アベンジャーズがなんとか勝利をおさめたあと、ネビュラはソーを加えたガーディアンズの面々と宇宙に飛び立っていきました。

【トリビア】原作コミックでのネビュラはどんなキャラクター?

キャプテン・マーベルと手を組もうとした!?

コミックに登場した当初、ネビュラは巨大宇宙船サンクチュアリⅡに乗る残忍な宇宙海賊でした。 彼女はスクラル帝国征服を企て、彼らと対立するクリー人であるキャプテン・マーベルに自分の傭兵団に入り、計画を手伝うように言います。しかしその申し出は断られ、ネビュラと彼女の傭兵団はスクラルと手を組んだアベンジャーズに倒されてしまいました。 映画『キャプテン・マーベル』(2019)でもクリーとスクラルの対立が描かれていましたが、コミックではそこにネビュラも絡んでいたのですね。

サノスからインフィニティ・ガントレットを奪った!

コミックシリーズ『インフィニティ・ガントレット』でネビュラは、インフィニティ・ストーン(コミックでは“インフィニティ・ジェムズ”)をすべて手に入れたサノスによって、生死の境をさまようゾンビのような姿に変えられてしまいました。 しかし、サノスが自分の意識を宇宙と同化させると彼の体は抜け殻になります。ネビュラはその手からガントレットを奪い、自分をもとの生きた体に戻しました。そしてガントレットの力を使って、サノス追放と宇宙征服を企みます。

ネビュラは今後のMCU作品にも登場?その活躍に期待!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』カレン・ギラン、ネビュラ
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最初はヴィランとして登場し、姉であるガモーラを殺そうとしていたネビュラ。サノスのもとで暗殺者として育てられた彼女は、優秀な姉に嫉妬し、養父になんとか認めてもらおうと必死になっていました。しかし、ガモーラと和解しガーディアンズの一員となるまでに変化を遂げたのです。 今後製作が予定されている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)』にもネビュラは登場すると思われます。 今後、ネビュラはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。楽しみに待ちましょう!