2019年6月1日更新

唐沢寿明主演ドラマ一覧!『白い巨塔』財前五郎役!

唐沢寿明

ひとたび登場すれば、その圧倒的な目力と存在感で観る者を魅了する俳優・唐沢寿明。大ベテランと言われるようになった現在もなお、デビュー当時と変わらぬ異彩を放ち続ける唐沢が主演したドラマの数々を振り返り、その俳優としての軌跡を辿っていくことにしましょう。

目次

『愛という名のもとに』でブレイクした唐沢寿明の主演ドラマを紹介!

唐沢寿明は1963年6月3日生まれ、東京都出身の俳優です。血液型はA型。 1980年に俳優としてデビューした当初は「仮面ライダー」シリーズや「スーパー戦隊」シリーズなどの特撮番組で、スーツアクターや脇役などで活躍。その後1992年に放送された、鈴木保奈美主演の人気ドラマ『愛という名のもとに』に国会議員秘書の青年役で出演、ブレイクを果たします。 その後は数々の主演ドラマをヒットさせる一方、映画にも積極的に出演。主な主演作品には『ハロー張りネズミ』『高校教師』『君を忘れない』『20世紀少年』などがあります。 1988年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』での共演をきっかけに、1995年に女優・山口智子と結婚。幻冬舎から出版された自身の著書『ふたり』の中で、仲睦まじいエピソードを公開するなど、私生活も充実しており、今後もますます活躍が期待されています。

1.『ホームワーク』

『ホームワーク』は1992年に、TBS系列で放送された作品です。 文具会社に勤める主人公・森田圭介は、同棲中の恋人・水野うらんとの生活に行き詰まりを感じ、また自身の仕事にもやりがいを見出せず、長年の夢だった映画業界への転職を決意。一方のヒロイン・竹永幸子もまた同棲中の恋人・滝本周二との関係が上手くいかず、傷ついてばかりの日々を送っていました。 そんな圭介と幸子が通勤途中の駅で偶然に出会い、運命に導かれるように恋に落ちます。やがて結婚を果たしたふたりですが、圭介を忘れられないうらんと、幸子を忘れられない周二との、4人の男女の心の葛藤が展開されることに。これはお互いに同棲していながら人生観の全く違う2組のカップルが、仕事・恋愛・結婚を通して、悩み、成長していく過程を描いたドラマです。 唐沢寿明は今作で、主人公・森田圭介を演じています。また圭介と運命的に出会うヒロイン・竹永幸子を清水美砂が演じているほか、滝本周二役で福山雅治が出演しており、ブレイク前の福山を見ることが出来る貴重な作品として知られています。

2.『人間交差点 冬の遊園地』

『人間交差点 冬の遊園地』は1994年1月24日に、TBS系列で放送されたスペシャルドラマです。 新米刑事の片田は、バディを組む中年の安部刑事と共に、ヤクザを殺したヒットマン・笹島を捕らえます。安部の執拗な取り調べにも口を割らない笹島に片田が困惑する中、笹島が突如吐血して倒れ、その後検査で末期のガンと判明。それでも笹島に対する暴力が止まらない安部に片田は反発しますが、阿部と笹島のふたりには、彼らにしかわからない因縁があったのでした。 そんな中いくら待っても自供をしない笹島に業を煮やした安部は、6歳になる笹島の息子を呼び寄せますが、それでも彼は口を割ろうとしません。そしてとうとう、笹島が病院で何者かに命を狙われ襲われてしまいます。果たして笹島に殺人を依頼したのは誰なのか?そして事件の真相とは……。 唐沢寿明は今作で、主人公・片田を好演。また物語のカギを握る“因縁のふたり”、安部を柄本明、笹島を内藤剛志がそれぞれ演じています。

3.『西遊記』

『西遊記』は1994年に、日本テレビ系列で放送された作品です。同局で1978年から1980年にかけて放送されていた『西遊記』(堺正章・夏目雅子主演)の平成版として制作・放送されました。 主人公・孫悟空を演じたのが唐沢寿明です。今作では悟空を含めた三蔵一行が、有難い経典を手にするために天竺へと旅立ち、やがて到着するまでを描いています。悟空と共に旅をする三蔵法師を牧瀬里穂、沙悟浄を柄本明、猪八戒を小倉久寛、白竜を柳沢慎吾がそれぞれ演じました。 また『西遊記』は前述の堺・夏目主演の作品のほかにも、本木雅弘・宮沢りえが主演の1993年版、フジテレビ系列で放送された香取慎吾・深津絵里主演の2006年版があります。それぞれを見比べてみるのも面白いかもしれないですね。

4.『美味しんぼ』

『美味しんぼ』は1994年から1999年にかけて、フジテレビ系列の2時間ドラマ枠「金曜エンタテイメント」で放送された、スペシャルドラマシリーズです。雁屋哲原作、花咲アキラ作画による同名人気漫画を原案としています。 「東西新聞」文化部のお荷物記者・山岡士郎と新人記者・栗田ゆう子は、豆腐と水を用いた味覚テストに合格し、同社の創立100周年記念事業「究極のメニュー」作りに取り掛かることになります。当初は不安視されたこのコンビでしたが、士郎の幅広い知識と鋭敏な味覚、そして優れた料理の腕前を駆使して食べ物にまつわる様々な問題を解決し、次第に周囲の信頼を得るようになります。 一方で、美食倶楽部を主宰する美食家・海原雄山の監修による「至高のメニュー」という企画がライバル紙「帝都新聞」の中で立ち上げられることに。実は雄山は士郎の実の父親で、ふたりには士郎の母親の死を巡る確執から絶縁しているという、深い因縁がありました。そして事態は、「究極」対「至高」のメニュー対決へと発展。こうして父と子の、譲れない戦いが始まったのです……。 唐沢寿明はシリーズ全体を通して、主人公・山岡士郎を演じています。士郎が新聞社で見せるコミカルな表情と、雄山の前で見せる険しい顔とのギャップもまた、今作の見どころのひとつです。

5.『輝け隣太郎』

『輝け隣太郎』は1995年に、TBS系列で放送された作品です。 広告代理店に勤務する熱血サラリーマン・萌沢隣太郎は、恋人・杉本みちるの発案から企画したインスタントカメラ「即写くん」が軌道に乗ったことを契機に、みちるにプロポーズ。ところが見事成就し結婚を控えていた矢先に、みちるを交通事故で亡くしてしまいます。 その後もクライアントに気に入られて引き抜かれそうになったり、クライアントの副社長令嬢との見合いを強要されたりと、隣太郎は災難続き。一方家では、女手一つで隣太郎を育て上げた変わり者の母・りんとのコミカルなバトルが展開されていきます。これは隣太郎と彼を巡る人々との日常を描いた、心温まるホームドラマです。 主人公・萌沢隣太郎を演じたのが、唐沢寿明です。また隣太郎のちょっと個性的な母・りんを、樹木希林が演じました。

6.『イヴ ~Santaclaus Dreaming~』

『イヴ ~Santaclaus Dreaming~』は1997年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 白衣を嫌い型破りでユニークな治療方針を取る精神科医・小泉三太は、ある日、名門藤原財閥の執事・小柴から当主の娘・沙織の運転手兼カウンセラーをしてほしいと依頼されます。一度は反発し断った三太でしたが、自身の生活が困窮していたことと、足が不自由な娘の手術費用を稼ぐことを理由に了承し、藤原家に乗り込みます。 三太が担当することになった藤原家のひとり娘・沙織は、自分本位で高圧的な言動が目立つ、典型的な“お嬢様”。しかしその心の内には深い闇を抱えており、三太はそこからくるトラウマと向き合ううちに、次第に沙織に惹かれていきます。これはそんなふたりの恋愛模様を軸に、沙織と政略結婚する男・日柳俊輔や、三太を慕う娘・美加との関係を絡めて描いた切ないラブストーリーです。 唐沢寿明は今作で、主人公・小泉三太を演じています。また三太のカウンセリングを受けるお嬢様・藤原沙織を葉月里緒奈、沙織と政略結婚をする日柳俊輔を高橋克典、足が不自由な三太の娘・美加を星野真里がそれぞれ演じました。

7.『ラブコンプレックス』

『ラブコンプレックス』は2000年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 パソコンの周辺機器を取り扱う一部上場企業「ワンダーエレクトロニクス」の本社ビルの最上階にある、会社の最高意思決定機関「常任取締役会」。ある日、そこの秘書室に二人の男が配属されます。一人は大阪支社で支社長をしていた有能な男・竜崎ゴウ。そしてもう一人は二枚目の優しい男・真行寺アユム。彼らに上司が命じたミッション……それは「突如消えてしまった役員会の経費“900万円”を盗んだ犯人を捜せ」というものでした。 秘書室には美貌と有能さを兼ね備える7人の秘書たちがおり、その中の誰かが犯人に違いない……という上司からの命を受け、早速“潜入捜査”を開始する二人。しかしそれぞれ違う理由で“男”に嫌悪感を抱く彼女たちを相手に、捜査は難航します。そしてそんな二人にも、それぞれに裏の顔がありました。竜崎は知的で真面目に見えるものの、実はいい加減でアバウトで嘘つき。真行寺も二枚目の外見とは裏腹に、母親に対するトラウマから女性に近づくことが苦手。果たして彼らは彼女たちの裏側を暴き、無事にミッションを完了することが出来るのでしょうか?そして、それぞれの恋の行方とは……? 主人公・竜崎ゴウを演じているのが、唐沢寿明です。また真行寺アユムを反町隆史が演じているほか、個性豊かな秘書室のメンバーを、木村佳乃・りょう・小雪・高橋ひとみ・伊東美咲・一戸奈未・西田尚美がそれぞれ演じています。

8.『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』

『利家とまつ~加賀百万石物語~』は2002年に放送された、NHK大河ドラマです。 織田信長や豊臣秀吉に仕え、加賀藩主・前田家の祖となった前田利家とその妻・まつとの夫婦愛の物語を軸に、戦国の世を駆け抜けた人々のエピソードを壮大なスケールで描いた物語です。「戦国最強のホームドラマ」と称された今作では、利家とまつ、秀吉とねね、佐々成政とはる、という3組の夫婦の競争と交流を主軸として、物語が展開していきます。戦国時代を舞台に描いた作品としては珍しく、女性たちの活躍を前面に押し出した構成となっており、その斬新さも当時大きな話題を集めました。 主人公・前田利家を、唐沢寿明が演じました。そして利家を内助の功で支えた糟糠の妻・まつを、松嶋菜々子が演じており、今作は2人によるW主演作となっています。 また、2006年に放送された大河ドラマ『功名が辻』では、同じく前田利家役で唐沢が“再登場”しており、1話のみの出演ではありましたが、こちらも注目を集めました。

9.『白い巨塔』

『白い巨塔』は山崎豊子原作の同名人気小説をドラマ化し、2003年から2004年にかけて、フジテレビ系列で放送された作品です。 舞台となるのは、浪速大学病院医学部という名の“白い巨塔”。今作は時期教授の座をめぐる医師たちの争いを描いた第1部と、教授就任後に財前が起こした医療過誤裁判を描いた第2部とに大きく分かれており、いずれも医学界の腐敗に深く切り込んだ衝撃作となっています。 唐沢寿明は自信家で実力主義な第一外科助教授・財前五郎を演じています。また財前の同期で、患者を第一に考える心優しい第一内科助教授・里見脩二を江口洋介が演じており、医療過誤裁判の控訴審の後に病が発覚した財前を、里見が自身の病院で診察するシーンは特に感動を呼びました。

10.『小早川伸木の恋』

『小早川伸木の恋』は柴門ふみ原作の同名人気コミックを、2006年にフジテレビ系列でドラマ化した作品です。 大学病院に勤務する主人公・小早川伸木は、人望と技術とを兼ね備えた優秀な外科医で、私生活では美しい妻と可愛い娘をこよなく愛する家庭人。一見幸せを絵に描いたような伸木ですが、真面目な性格ゆえに職場では人間関係や医療に関することで悩み、家庭では情緒不安定な妻・妙子の異常な嫉妬に悩まされることに。 そんな中、伸木は癒しを求めて立ち寄った盆栽教室で、作田カナという謎多き女性と出会います。カナの不思議な魅力に引き込まれ、やがて深い関係に陥ってしまう伸木。当然家庭に、そして職場にも、波風を立ててしまうことになります。これは医師が抱える問題と、現代の夫婦関係における“危うさ”を描いた、医療ドラマと恋愛ドラマの両側面を楽しめる、大人のラブストーリーです。 主人公・小早川伸木を、唐沢寿明が演じています。また、伸木を翻弄するふたりの女性を演じた2人の女優の演技も秀逸でした。不思議な魅力を持つ伸木の恋の相手・作田カナを紺野まひる、ヒステリックで嫉妬深い伸木の妻・妙子を片瀬那奈が、それぞれ演じています。

11.『八月の虹』

『八月の虹』は2006年8月11日~8月24日にかけて、放送された作品です。史上初のCM枠を使用したドラマ作品で、1話45秒というショートストーリーながら、映画『RED SHADOW 赤影』やGLAY、布袋寅泰らのプロモーションビデオも手掛ける中野裕之が監督を務めており、CMドラマとは思えない本格的な作りになっていることが特徴です。 大手企業に勤めるビジネスマン・沢木は、忙しく働きながらも妻と共に幸せな日々を過ごしていました。ある日、沢木は真っ黒な大地に放り出された自分の姿を発見します。そこに広がるのは、果てしない荒涼。何かにすがるように歩き続けた沢木が目にしたのは、漆黒の虹がかかる、2045年の地球の姿でした。 “世界の終焉”を意味するその光景の中には、あらゆる環境問題の果てに生じた残酷な未来の姿が。そしてそこに佇む、ひとりの女性。「あなたが殺したの。地球を、未来を……。」と沢木に語りかけるその美女・レイの正体は……?そしてそこへ沢木が遣わされた意味と、彼に出来ることとは、いったい……? 唐沢は今作で、突如突き付けられた未来の姿に戸惑う主人公・沢木を演じました。また絶望の淵で沢木に語りかける美女・レイを、りょうが演じています。

12.『明智光秀 ~神に愛されなかった男~』

『明智光秀 ~神に愛されなかった男~』は、2007年1月3日にフジテレビ系列で放送された時代劇テレビドラマです。 史実上、“逆臣”として描かれることの多い明智光秀を、あえて主人公に据えた今作。生真面目な光秀が経験する心の葛藤と、本能寺の変へと至る道筋を描いた作品です。物語は死を目前にした妻・ひろ子が、光秀の半生を回想する形で進行していきます。 織田信長から重用され、共に京奉行に励むこととなった明智光秀と木下藤吉郎(後の羽柴秀吉)。生真面目な光秀にとって、ひょうきん者の藤吉郎は当初“目の上のたんこぶ”ともいえる存在でした。戦に明け暮れる日々を過ごす中で、光秀にとっての唯一の癒しは、妻子の存在。家族と過ごす時間だけが、光秀に安らぎを与えてくれます。 そんな中、越前国の朝倉義景を滅ぼすために金ケ崎城に入った織田軍でしたが、近江国の浅井長政の裏切りによって信長が絶体絶命の危機に陥り、光秀は信長に撤退を進言。信長はこれを受け入れ、藤吉郎が殿(しんがり)を志願します。信長は藤吉郎を残して全軍撤退を宣言、藤吉郎がたった一人で応戦する中、光秀が藤吉郎を助けたことから、ふたりの間に友情が芽生えます。 その後羽柴秀吉と名を改めた藤吉郎と共に今後の信長の政策を話し合う光秀は、未来が見えないため自ら謀反を起こすことを決意。そして信長の死によって挙兵するであろう秀吉に自らの首を取らせることによって、戦の無い平和な世の中への布石になろうとします。本能寺の変で信長を自害へと追い込んだ光秀は、山崎の戦いで秀吉と対峙して討たれ、秀吉に後の世を託して息絶えるのです……。 今作では、本能寺の変が史実と大きく異なる形で描かれていることが特徴です。唐沢寿明は主人公・明智光秀を演じています。また光秀と生涯の友となる木下藤吉郎を柳葉敏郎、最愛の妻・ひろ子を長澤まさみがそれぞれ演じました。

13.『不毛地帯』

『不毛地帯』は、山崎豊子原作の同名小説をフジテレビ系列でドラマ化し、2009年10月から2010年3月までの、約半年間にわたって放送された作品です。 舞台となるのは、高度経済成長期の日本。終戦後、およそ11年に渡るシベリア抑留の末に帰国し、総合商社に入社した主人公・壹岐正が、未だ戦争の傷跡が残る激動の時代の中で、ビジネスという名の“戦場”へと再び乗り込み、戦争体験という過去と向き合いながら、世界を相手に戦っていく姿を描いた物語です。 唐沢寿明は主人公・壹岐正を演じました。唐沢が山崎豊子原作の作品に出演するのは、前述の『白い巨塔』以来、6年ぶりのこととなります。

14.『Strangers6』

『Strangers6』は、日本・中国・韓国の3ヶ国が共同で製作した、全15話からなる連続ドラマシリーズです。日本では2012年1月27日から5月4日までWOWOWプライムにて放送されたほか、製作局のひとつであるフジテレビでも、同年3月26日から3夜連続で放送されました(第1話から第9話まで)。 中国の某所に作られた日中韓三国共同経済領域都市・海港(ハイワン=架空の都市名)では、3ヶ国の企業が自由に経済活動を行っていました。しかし海港一帯の地域に大規模な自然災害が起こるという予測がなされ、それ以降効果的な対策が出来ないまま、ついに3ヶ月以内の災害発生確率が80%を超えてしまいます。海港が壊滅すること、それは3ヶ国の経済に甚大なダメージを与えるばかりか、東アジア全体の経済の崩壊をも意味していたのです。 しかし研究の結果、地下深くに特殊な装置を設置することで被害の大半を防げることが判明。3ヶ国は一致団結してこの計画に取り組みますが、何者かによる妨害を受けます。事態を重く見た3ヶ国の公安組織は、それぞれの国から2名ずつその道のプロを招集し、合計6名の「ストレンジャーズ6」を結成。これは各国から選び抜かれた精鋭たちが、時に反目し合いながらも、国や言語の壁をこえてアジアを守るための任務を遂行していく姿を描く物語です。 唐沢寿明はこの作品に、皆藤悟役で出演。日本公安警察から派遣された有能な男ながら、手段を選ばない強引なやり方で反感を買うこともしばしば、しかも仕事とプライベートの区別が付けられない堅物という役どころを演じました。 また今作には日本から唐沢のほか、黄川田将也、北村一輝らが出演しています。

15.『メイドインジャパン』

『メイドインジャパン』は2013年に、NHK総合テレビで放送された作品です。 欧州債務危機、円高、韓国・中国等の新興国の追い上げなどによって、製造業が軒並み危機を迎える中、大手電機メーカー「タクミ電機」は倒産まで“余命3ヶ月”という、絶体絶命の危機に直面していました。会社の命運を託されたのは、営業・財務・工場の現場でそれぞれ先頭に立ってきた男たち。かつて世界中でテレビを売りまくった敏腕営業マン・矢作篤志は会長の特命により、秘密裏に7人の精鋭たちを招集して「再建戦略室」を立ち上げ、自らリーダーとなって倒産回避のために奔走することに。 ところが矢作たちの前に、ひとりの日本人技術者が立ちはだかります。彼の名は迫田貴弘。かつてはタクミ電機で技術者として働き、矢作とも盟友だった迫田でしたが、理不尽に会社をリストラされたことから激しい憎悪を抱いていました。そんな迫田が中国企業「ライシェ」の人間として、タクミ電機時代に自身が開発したリチウムイオン電池の技術を武器に、タクミ電機へ宣戦布告します。こうして、「技術は誰のものか」という争いの中、日中ふたつの巨大企業による激しい戦いの火蓋が、切って落とされたのです……。 唐沢寿明は今作で、主人公・矢作篤志を演じました。また長年技術者として貢献してきたタクミ電機を突如リストラされ、現在は中国で技術者として活躍する矢作の旧友・迫田貴弘を高橋克実が演じており、ふたりの因縁の対決がこのドラマの最大の見どころとなっています。

16.『TAKE FIVE ~俺たちは愛を盗めるか~』

『TAKE FIVE ~俺たちは愛を盗めるか~』は2013年に、TBS系列で放送された作品です。 「TAKE FIVE」は、悪い奴らから大金をせしめるという、一風変わったポリシーのもとで活躍する、ちょっと憎めない窃盗団。20年前まで父親と共にTAKE FIVEのメンバーとして泥棒をしていた主人公・帆村正義は、ある出来事をきっかけにTAKE FIVEを引退、現在は都内の大学で教授として心理学の教鞭をとる真っ当な生活を送っていました。 ところがそんなある日、謎のホームレスの女からレオナルド・ダ・ヴィンチの名画の写真を渡されたことをきっかけに、正義の中でまだひそかに眠っていた“泥棒の血”が騒ぎ始めます。正義は5人の仲間を招集し、新生「TAKE FIVE」を立ち上げて再び泥棒稼業に身を投じていくことになるのです……。 唐沢寿明は今作に、主人公・帆村正義役で出演しています。唐沢がTBS系列のドラマに出演するのは、前述の『輝け隣太郎』以来、実に18年ぶりのこととなりました。 また正義を取り巻くキャスト陣も豪華で、警備会社で働くかたわら裏では天性の“忍び込み師”として活躍する新美晴登を松坂桃李、泥棒にとって敵であるはずの警察に身を置きながらもその高い情報収集能力を買われてTAKE FIVEに加わる刑事・岩月櫂を稲垣吾郎、その他TAKE FIVEのメンバーを六角精児・入江甚義がそれぞれ演じました。 さらには、警官だった父を窃盗事件によって亡くしたことから窃盗好意を心底憎み続ける刑事・笹原瑠衣を松雪泰子、正義が泥棒稼業に戻るきっかけを作った謎のホームレス女性を倍賞美津子が演じ、ドラマに花を添えています。

17.『ルーズヴェルト・ゲーム』

『ルーズヴェルト・ゲーム』は池井戸潤原作の同名人気小説を、2014年にTBS系列でドラマ化した作品です。 中堅電子部品メーカー「青島製作所」は、不況の煽りと大手ライバル企業「イツワ電器」からの攻勢に苦しめられ、業績不振に陥っていました。5年前にヘッドハンティングによって青島製作所に入社し、現在は社長の座を先代から受け継いだ外様社長・細川充は、大口取引先からの大幅減産と苛烈な値下げの要求によって、会社存続の危機に立たされてしまいます。 一方、伝統のある同社の野球部も近年は成績不振にあえいでおり、さらには有力な選手たちが次々にイツワ電器の野球部に引き抜かれてしまう事態に。細川は維持費だけで年間3億円を支出する野球部の廃部を検討しますが、野球部は無類の野球好きである現会長が創設したもので、一筋縄ではいかず、こちらも苦戦を強いられることに。 社内で味方と呼べる存在が自身の秘書だけという厳しい状況の中、会社の存続のために孤軍奮闘する細川。果たして会社は、野球部は、どうなってしまうのでしょうか……? 唐沢寿明は今作に、外様社長・細川充役で出演。江口洋介らが演じる生え抜きの役員たちから疎まれながらも、必死に会社の立て直しを図るという役どころを演じています。

18.『ナポレオンの村』

『ナポレオンの村』は2015年に、TBS系列で放送された作品です。 舞台となるのは東京の西の果て、星河市にある「神楽村」。いわゆる“限界集落”のひとつに数えられる神楽村に、村おこしという任務を背負ってやってきたのは、都庁の役人・浅井栄治。浅井は東京オリンピックに関わるプロジェクトを手掛けていた超やり手で、神楽村の村おこしにも並々ならぬ気迫で臨んでいました。 しかし神楽村の廃村を目論む星河市市長・福本純也を筆頭に、市の役人たちはそんな浅井を疎ましく思うばかり。浅井の補佐役に選ばれた女性・岬由香里も、実は浅井に余計なことをさせないように見張るための“監視役”を命じられていたのでした。 そんな彼らの心配をよそに、信頼する人たちの協力を得ながら、浅井は着任早々村祭りを成功させます。さらには神楽村の食材を活かして作ったグルメで観光客を誘致したり、移住者のサポート事業を立ち上げるなど、数々のイベントを成功に導き、次第に村民たちの支持を集めていきます。これは類まれな行動力と奇抜なアイデアでどん底の村を立て直そうと奮闘する一人の男と、彼と共に心を一つにして立ち上がった村民たちとの、村おこしの過程を描いたサクセスストーリーです。 唐沢寿明は今作で、村おこしを任されたスーパー公務員・浅井栄治を演じました。また初めは浅井を疎ましく思いながらも次第に彼の心意気に動かされていく浅井のパートナー・岬由香里を麻生久美子、再開発のために神楽村の廃村を目論む星河市市長・福本純也を沢村一樹がそれぞれ演じています。

19.『THE LAST COP/ラストコップ』

『THE LAST COP/ラストコップ』は、日本テレビと動画配信サイト「Hulu」との共同制作によって、2015年に日本テレビ系列で放送されたスペシャルドラマです。2016年には同局で連続ドラマ化されたほか、2017年には劇場版も公開されています。 さかのぼること31年前、横浜中央署の熱血刑事・京極浩介は捜査中に爆発に巻き込まれて昏睡状態となり、そのまま眠り続けて30年後、奇跡的に目を覚まします。仕事に復帰した京極は、若手刑事・望月亮太とバディを組むことに。 ところが30年眠っていた京極の感覚は、未だ意識を失う前の80年代のまま止まっており、亮太はそんな京極に翻弄されてばかり。言い争いも絶えないふたりでしたが、彼らは型破りな方法で難事件を次々と解決していく、名コンビでもあったのです。これはそんなふたりの活躍を描く、痛快刑事アクションコメディです。 唐沢寿明は今作で、30年の昏睡状態から目覚めた刑事・京極浩介を演じました。30年眠っていた間に妻がほかの男と再婚していたり、幼かった娘が美しい女性へと成長していたことに戸惑いを抱える様子をコミカルに演じています。また京極とバディを組む若手草食系刑事・望月亮太を、窪田正孝が演じました。

20.『ハラスメントゲーム』

『ハラスメントゲーム』は、『BG ~身辺警護人~』などを手掛けた人気脚本家・井上由美子が書き下ろした同名経済小説を、2018年にテレビ東京系列でドラマ化した作品です。 「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」など、連日テレビやネットのニュースなどで報道される「ハラスメント」事件。今作は社内で起こる様々なハラスメント問題を、奇抜な手法とアイデアで解決に導いていく主人公と仲間たちの活躍を描く物語です。 スーパー業界最大手の老舗会社「マルオーホールディングス」で富山支店長を務める主人公・秋津渉は、ある事情から左遷され、一家で地方へと移り住んでいましたが、ある日突然「コンプライアンス室長」として本社へ呼び戻されます。しかしそこには社長や取締役たちの、ある“思惑”が隠されているようで……? 唐沢寿明はこの作品で、突如本社に呼び戻され「コンプライアンス室長」就任を命じられる主人公・秋津渉を演じました。また、広瀬アリス・古川雄輝・市川由衣など、豪華な俳優陣が脇を固めています。

21.『ボイス 110緊急指令室』

『ボイス 110緊急指令室』は2017年に韓国で放送されたドラマ『ボイス』を、日本に舞台を置き換えてリメイクし、2019年7月期に日本テレビ系列で放送される作品です。 緊急指令室(現在の110番)には、電話による通報から「3分で現場到着」「5分で現場確認」「10分で検挙」という、被害者の生死を分けるタイムリミット「クライシスタイム」が存在します。緊急指令室の室長に任命された声紋分析官・橘ひかりは、助けを求めて通報電話をかけてきた人々をこのクライシスタイム内に確実に救うことを目的に、緊急指令室内に新たに独自の捜査ユニットを設立。その名も「ECU(Emergency Call Unit)」。 そこへ緊急出動班班長として配属されたのが、3年前に正体不明の暴漢によって妻を殺された元敏腕刑事・樋口彰吾。警官でありながら愛する妻を守れなかったという罪の意識に苛まれる樋口は、3年前に妻が最後にかけた通報電話を受けたのがほかならぬ室長・ひかりであったことを知り、当初はECUへの加入を頑なに拒むのですが……。 ECUで任務の遂行に励む一方で、ふたりはやがて自分たちの愛する人を殺した憎むべき暴漢への復讐へと駆り立てられていきます。果たしてふたりは、愛する人の無念を晴らすことが出来るでしょうか……? 唐沢寿明はこの作品で、電話の向こうで助けを求める人々を救うために奮闘するECU緊急出動班班長・樋口彰吾を演じます。また樋口と反発し合いながらも協力していく緊急指令室室長・橘ひかりを真木よう子が演じており、そんなふたりが何をきっかけに信頼関係を築いていくことになるのかという点も、このドラマの見どころとなっています。

様々な役柄を巧みに演じ分け、見事にその役柄になりきってしまう名優・唐沢寿明。『ボイス 110緊急指令室』での名演技が期待されますね。50代をむかえ、ますます脂ののった唐沢の今後の活躍に、乞うご期待です!