2019年6月25日更新

木村多江おすすめドラマ14選!演技力がすごい美人女優!

木村多江

演じた役柄の印象から“幸薄い女性の役がよく似合う”女優として、唯一無二のポジションを確立した木村多江。その演技力の高さは、観ている我々の心をとらえて離しません。ここではそんな木村が過去に出演した名作ドラマの数々をご紹介しながら、その女優としての軌跡を振り返っていくことにしましょう。

演技力がすごい美人女優木村多江のおすすめドラマを紹介!

木村多江(プレス)

木村多江は1971年3月16日生まれ、東京都出身の女優です。血液型はA型。 デビュー当時は、主に舞台女優として活躍。1999年に放送されたドラマ『リング~最終章~』と『らせん』で演じた山村貞子役で注目を集め、以降演じた役柄のイメージから“日本一不幸役が板につく女優”などと称されるようになり、同世代の他の女優達とは一線を画す、唯一無二のポジションを獲得します。 2008年に公開された主演映画『ぐるりのこと。』で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。ほかにも多数の作品に出演しており、主な出演映画には『怪談』『スターフィッシュホテル』『東京島』などがあります。 私生活では2005年6月に、一般男性との結婚を発表。公私ともに多忙を極める、いま大注目の実力派女優のひとりです。

1.『GTO』

『GTO』は藤沢とおる原作の同名人気コミックを、1998年にフジテレビ系列でドラマ化した作品です。 元暴走族の主人公・鬼塚英吉が、自身の悲願だった高校教師となり、赴任先の武蔵野聖林学苑高校で、一筋縄ではいかない生徒たちや同僚教師、父兄たちと向き合い奮闘する姿を描く物語。 主人公・鬼塚英吉を反町隆史が演じているほか、鬼塚が担任を務める2年4組の生徒役として、後に人気俳優となる池内博之・小栗旬・窪塚洋介らが出演しています。また鬼塚の同僚教師・冬月あずさ役で松嶋菜々子が出演しており、後に結婚を果たす反町と松嶋が出会うきっかけになった作品としても知られています。ちなみに「GTO」とは「Great Teacher Oniduka」の略称です。 木村多江はこの作品で、冬月の友人で客室乗務員の夏目みゆきを演じています。仕事や恋に悩む冬月の、良き理解者という役どころです。

2.『神様のいたずら』

『神様のいたずら』は2000年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 舞台は、男女の出会いの場である結婚相談所。ここで結婚アドバイザーとして働く主人公・水島賢三は、人に結婚の素晴しさを説く一方で、自身は職を転々とした挙句に妻に先立たれるなど、幸せからは縁遠い35歳。 一方、恋愛小説を専門に翻訳する翻訳家・北沢葉月は、恋人たちが囁き合う甘い言葉やドラマチックなラブストーリーを巧みに翻訳することを職業にしているものの、自身は男にフラれてばかりの33歳。 そんなふたりが、“結婚アドバイザー”と“クライアント”として出会います。そして賢三の前にはさらに、10年前に生き別れた、現在13歳の娘・田代エリが現れ、ひとつ屋根の下で暮らすことに。これはともに“恋愛”や“結婚”に関わる職業に就きながらも、自身は幸せから遠ざかっているふたりが織りなす不器用な恋愛模様と、10年という歳月を経て再び出会い共に暮らすことになった父と娘の親子愛を描く、笑えて泣けるラブコメディーです。 主人公・水島賢三を演じたのは、岸谷五朗。また失恋を繰り返す中で賢三と出会うヒロイン・北沢葉月を財前直見が演じているほか、賢三と10年前に生き別れた娘・田代エリを鈴木杏が演じています。 木村多江はこの作品で、賢三の亡き妻でエリの母親・田代薫を演じており、主に回想シーンで登場しました。

3.『いつもふたりで』

『いつもふたりで』は2003年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 北海道の雪深い街で小説家を夢見ていた主人公・谷町瑞穂は、“新人文学賞を受賞した”という口車に乗せられ上京。しかしその支度金として用立てた300万円を騙し取られ、途方に暮れます。大口を叩いて故郷を出てきた手前、帰るに帰れず困り果てた瑞穂は、幼馴染で売れっ子の放送作家・森永健太の部屋に居候させてもらうことに。 何かにつけて傲慢な態度で振舞う瑞穂と、いつも何となく煮え切らない健太。これはそんなふたりが織りなす恋の物語を軸に、彼らを取り巻く人々との人間関係を描く、王道のラブストーリーです。 主人公・谷町瑞穂を演じたのは、松たか子。また瑞穂が居候をすることになる売れっ子放送作家・森永健太を、坂口憲二が演じています。 木村多江はこの作品で、瑞穂が勤めることになる出版社と書店との取次ぎを担当する女性・青木依子を演じました。

4.『大奥』

『大奥』は、フジテレビが制作・放送した時代劇シリーズの総称です。2003年放送の『大奥』、2004年放送の『大奥~第一章~』、2005年放送の『大奥~華の乱~』の3作で構成されており、木村多江はそのうち、『大奥』と『大奥~第一章~』の2作に出演しています。 『大奥』は幕末を舞台に、第13代将軍徳川家定(演:北村一輝)の正室・天璋院篤子(演:菅野美穂)と大奥総取締・瀧山(演:浅野ゆう子)の確執を描く第1部と、第14代将軍徳川家茂(演:葛山信吾)の正室・和宮(演:安達祐実)と家茂の生母・実成院(演:野際陽子)が繰り広げる嫁姑バトルを描く第2部とで構成されています。木村多江は、瀧山付中臈・初島を演じました。 『大奥~第一章~』は前作からぐっと遡り、大奥が誕生して間もない、第3代将軍徳川家光(演:西島秀俊)の時代が舞台となっています。第1部では家光の生母・お江与(演:高島礼子)と家光の乳母・おふく(演:松下由樹)、第2部ではおふく改め春日局と家光の側室で後に大奥総取締となるお万の方(演:瀬戸朝香)を軸にストーリーが展開されていきます。木村多江は、家光の正室・孝子を演じました。

5.『雨と夢のあとに』

『雨と夢のあとに』は柳美里原作の同名小説を原案として、2005年にテレビ朝日系列で制作・放送された作品です。 中学生の少女・桜井雨とその父・朝晴は、まるで友達や恋人のように仲の良い親子。雨は仕事で留守がちの父が帰宅するのを心待ちにし、朝晴もまたたった一人の娘である雨に惜しみない愛情を注いでいました。 そんなある日、朝晴は蝶を採集するために出かけた台湾の密林で、突如命を落としてしまいます。しかし雨への深い愛情から、幽霊となって雨の元へと帰ってきた朝晴。雨は父が死んだことに気づかず、その帰還をむしろ喜んで迎え入れます。これは幽霊の父と何も知らない娘が織りなす、切ない親子愛を描く感動作です。 主人公・桜井雨を演じたのは、黒川智花。また、死してなお雨を愛し守ろうとする父・朝晴を沢村一樹が演じています。 木村多江はこの作品に、桜井家の隣人・小柳暁子役で出演。霊感が強く、朝晴が幽霊であることをいち早く見抜いて良き理解者となります。また女性としても、朝晴に心惹かれているという役どころです。

6.『アンフェア』

『アンフェア』は秦建日子原作の小説『推理小説』を原案として、2006年にフジテレビ系列で制作・放送された作品です。のちにスペシャルドラマや劇場版も公開され、いずれも大ヒットを記録した人気シリーズです。 警視庁きっての美貌を誇る刑事・雪平夏見は、検挙率No.1、さらにはバツイチ娘ありという異色の経歴の持ち主。この物語はそんな雪平が、遭遇することになる3つの事件「推理小説型予告殺人事件」「募金型誘拐事件」「×マーク連続殺人事件」に果敢に立ち向かう姿を描いた、本格刑事ドラマです。 一見バラバラに思われた3つの事件は実はつながっており、やがてそこには驚愕の結末が待っています。“アンフェアなのは誰か”……この言葉が意味するものとは? 主人公・雪平夏見を演じたのは、篠原涼子。スペシャルドラマや劇場版においても同じ役を演じており、名実ともに篠原にとって代表作と言える作品です。 木村多江はこの作品に、牧村紀世子役で出演。雪平の元夫・佐藤和夫(演:香川照之)に雇われ、和夫が雪平との娘・美央と共に暮らす家に家政婦としてやって来た女性で、ある理由から「募金型誘拐事件」の犯人と手を組む、という役どころです。

7.『てるてるあした』

『てるてるあした』は2006年に、テレビ朝日系列で放送された作品です。加納朋子原作の同名小説と、同じ町を舞台に書かれた小説「ささら さや」を原案として制作されました。 不思議なことが次々と起こる架空の街・佐々良を舞台に、そこで繰り広げられる様々なエピソードや人間模様、そこに交錯する人々の思いを描く物語。裕福な家庭に生まれながらも両親が多額の借金を抱えたことにより夜逃げ同然で佐々良へとやって来た少女・雨宮照代と、最愛の夫を亡くしひとり息子を伴って新婚旅行で訪れた佐々良へとやって来たシングルマザー・水野サヤを中心に、ストーリーが展開していきます。 主人公・雨宮照代を演じたのは、黒川智花。そして木村多江は、今作のもうひとりのヒロインともいえる、水野サヤを演じています。

8.『チェイス〜国税査察官〜』

『チェイス~国税局査察官~』は2010年に、NHK総合テレビで放送された作品です。 国税局査察官(マルサ)・春馬草輔は、レンタカー会社の20億円の脱税について調査を開始します。しかし金は既にタックス・ヘイブン(租税回避地)のヴァージン諸島にある、ペーパーカンパニーへと送られた後でした。全ては“カリブの手品師”と称される脱税コンサルタント・村雲修次の仕業で、村雲は余命半年の友人・川島を、ペーパーカンパニーの社長に据えます。 半年後、春馬の調査は核心に迫りかけていましたが、そんな矢先に川島が死去。20億円の行方も、彼の死と共にわからなくなってしまいます。失意の中、春馬は妻・雪恵の念願だった結婚18年目の海外旅行を取りやめますが、夫を気遣いながらひとり旅立った雪絵の乗る飛行機が墜落。その頃そのニュースをテレビで見ていた村雲は、春馬を思いひとりほくそ笑んでいました。これはそんな春馬と村雲が繰り広げるバトルの行方を軸に、6000億円の資産をめぐる脱税とその裏に隠された復讐劇を描く物語です。 主人公・春馬草輔を演じたのは、江口洋介。また春馬が追跡する脱税コンサルタント・村雲修次を、ARATA(現在は井浦新)が演じています。 木村多江はこの作品に、春馬の妻・雪恵役で出演。焦燥感にかられる夫を気遣いひとりで海外へと旅立った雪恵は、飛行機の墜落事故によって命を落とすことに。事故の裏に村雲のスキームを嗅ぎつけた春馬はそれがきっかけで村雲への復讐を誓うこととなり、そういった意味で雪恵は、物語のキーパーソンのひとりと言えます。

9.『なぜ君は絶望と闘えたのか』

『なぜ君は絶望と闘えたのか』は、1999年に起きた「光市母子殺害事件」の取材にあたっていた記者・門田隆将氏の著書「なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」を原作として、WOWOWが制作した作品です。2010年9月25日と9月26日に、前後編に分けて2夜連続で放送されています。 週刊誌記者・北川慎一は、18歳の少年に無惨にも妻子を殺された青年・町田道彦の取材へと足を運びます。加害者である少年が法によって手厚く守られるのに対し、被害者が負った心の傷は生涯癒えることはなく、国や司法に蔑ろにされているという現実を前にした、町田の深い孤独と嘆きに触れた北川は、犯人の実名を書いた手記を出すことを提案します。 これは最愛の家族を失い絶望の淵にいた若き被害者遺族が、1人のジャーナリストとの出会いによって司法や少年法の矛盾に敢然と立ち向かい、幾度となく司法の厚い壁に阻まれながらも、その熱い思いによってやがて司法をも変えていく過程を描く、ヒューマン・ストーリーです。 主人公・北川慎一を演じたのは、江口洋介。また北川との出会いによって、多くの人々からの支援を受けながら被害者遺族の悲しみや無念を訴え続け、ある一つの成果を成し遂げる青年・町田道彦を眞島秀和が演じています。 木村多江はこの作品で、北川の元恋人で外科医の西森有紀を演じました。

10.『カレ、夫、男友達』

『カレ、夫、男友達』は2011年に、NHK総合テレビのドラマ10枠で放送された作品です。江國香織原作の小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ」が原案となっています。 犬山家の次女・犬山治子は、中東取材に出かける同棲中の恋人を見送り、寂しさを募らせる中でかつての恋人と再会します。同じころ、長女・多田麻子は夫との共依存の関係やDVに苦しみ、三女・犬山育子は“恋愛”という感情を理解することが出来ずに悩んでいました。 これは年齢も価値観も全くバラバラな三姉妹が互いに支え合うことで成長し、それぞれの転機を乗り越えていく過程を描く、飛躍と冒険の物語です。 主人公・犬山治子を演じたのは、真木よう子。恋人がそばにいない寂しさから元カレと浮気をし、ふたりの間で揺れ動くという役どころを演じました。また、大好きだった父親が恋愛で家庭を壊したことがトラウマとなり、恋愛という感情に蓋をして生きてきた三女・犬山育子を夏帆が演じています。 木村多江はこの作品に、長女・多田麻子役で出演。世田谷の高級住宅に住む“セレブ妻”で、近所からも憧れられる存在ながら、実は夫の異常な束縛とDVに悩んでいるという役どころを演じました。

11.『ボクの妻と結婚してください。』

『ボクの妻と結婚してください。』2015年に、NHKBSプレミアムで放送された作品です。樋口卓司原作の同名小説が、今作の原案となっています。 人を笑わせることが大好きな主人公・三村修治は、ある日突然“余命6か月”を宣告されます。彼が真っ先に心配したことは、愛する妻と息子のことでした。家のローンを抱え大して貯金もない、しがないサラリーマンである自分が、彼らの人生から笑顔を奪わないために、一体何が出来るのか……? 考えた末に三村が思いついたのは、“自分の代わりに家族を守ってくれる人を探す”ことでした。こうして三村は残りの人生のすべてを賭け、妻の再婚相手を探し始めるのです。妻と息子には、自身の病状をひた隠しにしながら。これは“笑い”をモットーに生きてきた三村が繰り広げる、バカバカしくも家族への愛にあふれた“妻の婚活”の行方を描く、笑えて泣ける物語です。 主人公・三村修治を演じたのは、内村光良。そして三村が愛してやまない妻・彩子を演じたのが木村多江です。明るく朗らかな三村家のムードメーカー的存在ながら、夫の一大事に直面し心が揺れ動くという役どころを演じました。

12.『とと姉ちゃん』

『とと姉ちゃん』は、2016年度上半期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説です。生活総合雑誌「暮しの手帖」の出版元である「暮しの手帖社」の創業者・大橋鎭子氏の半生をモデルに描いた、フィクション作品となっています。 主人公は亡き父(通称・とと)に代わって母や妹たちを支える3姉妹の長女・小橋常子。これは彼女がととに代わって家族を守る“とと姉ちゃん”として、母や妹たちと共に激動の戦中・戦後を生き抜き、やがて最高のビジネスパートナー・花山伊佐次と共に女性のための雑誌「あなたの暮らし」を作り上げる過程を描く物語です。 主人公・小橋常子を演じたのは、高畑充希。高畑が朝ドラに出演するのは、2013年度下半期に杏が主演した『ごちそうさん』以来で、自身2度目となります。また常子の妹・鞠子を相楽樹、美子を杉咲花が演じているほか、共に出版社を立ち上げるビジネスパートナー・花山伊佐次を、唐沢寿明が演じました。 木村多江はこの作品に、常子たち3姉妹の母・小橋君子役で出演。娘たちを常におっとりと見守る優しい母で、その内には家族を守る強い意志を秘めているという役どころを好演しています。

13.『愛を乞うひと』

『愛を乞うひと』は下田治美原作の同名長編小説をドラマ化し、2017年に日本テレビ系列で放送されたスペシャルドラマです。 早くに夫を亡くし、娘の深草を女手一つで育ててきたシングルマザー・山岡照恵は、逮捕された弟と面会したことをきっかけに、記憶の底に押し込めてきた“母からの虐待”という凄惨な過去を思い出します。そしてそのことを深草に語り聞かせることで、自身の過去と対峙するとともに、今まで知らなかった母・豊子の真実と初めて向き合うことになるのです……。 これは、“娘を愛せなかった母”と“母に愛されたかった娘”の葛藤と愛憎、そしてそれぞれの人生を描く物語です。 主演を務めた篠原涼子は、主人公・山岡照恵とその母・陳豊子の一人二役を演じました。また照恵の娘・深草役で広瀬アリスが出演しており、物語は照恵が深草に語り聞かせる形で展開していきます。 木村多江はこの作品に、許はつ役で出演。照恵の父で豊子の最初の夫・陳文英(演:上川隆也)の友人・許育徳(演:杉本哲太)の妻という役どころです。

14.『4号警備』

『4号警備』は2017年に、NHK総合テレビで放送された作品です。ちなみにタイトルにある「4号警備」とは、民間の警備会社の警備員による身辺警護、所謂“ボディーガード”のことです。 元警官で現在は民間の警備会社「ガードキーパーズ」の警備員を務める主人公・朝比奈準人は、ある日4号警備の任務を命じられます。彼の相棒に指名されたのは、冴えない中年男性・石丸賢吾。若くて身体能力に優れる朝比奈と、慎重すぎる性格ゆえに臆病者と揶揄される石丸は、ことあるごとに対立しながらも様々な事情を抱えた人々の身辺警護に挑んでいきます。 これはそんな彼らが仲間たちと共に身辺警護に当たっていく中で、クライアントたちの“生き様”に触れ、封印してきた己の過去にも向き合っていく過程を描く物語です。 主人公・朝比奈準人を演じたのは、窪田正孝。また、朝比奈の相棒に指名された元会社社長・石丸賢吾を北村一輝が演じています。 木村多江はこの作品で、ガードキーパーズの2代目社長・本田薫を演じました。

2019年8月新ドラマ『お父さんと私の“シベリア抑留” -「凍りの掌」が描く戦争-』

『お父さんと私の“シベリア抑留” -「凍りの掌」が描く戦争-』は、2019年8月にNHKBSプレミアムで放送される作品です。 高校1年でプロデビューを果たしたものの、その後連載も途絶えたまま40歳を過ぎ、崖っぷちに立たされている漫画家・おざわゆきは、2006年に起きたある出来事をきっかけに、父・昌一(まさかず)の「シベリア抑留」体験をマンガにしようと考え、昌一自身に協力を依頼します。ところが父から聞かされる話は、「寒さ・重労働・飢え」など、想像のはるか上を行く過酷さで、ゆきは、心身ともに打ちのめされる日々を送ることに。それでも何とかマンガにして後世に残し伝えたいと、ゆきは夫・博光の励ましを得ながら、2年以上をかけて懸命に描いていきます。 これはひとりの女性漫画家が、父が戦後に体験した「シベリア抑留」を作品にしようと決意し、悪戦苦闘しながら書き上げていく過程を、実写と漫画を織り交ぜて描く物語です。 木村多江はこの作品で、主人公・おざわゆきを演じ、主演を務めます。また、戦後に壮絶な出来事に見舞われるゆきの父・ 昌一を古谷一行が演じています。

その美貌と確かな演技力で、これからの活躍にますます期待がかかる実力派女優・木村多江。次回作での名演に、乞うご期待ですね。