市川実日子おすすめドラマ8選!『凪のお暇』坂本龍子役!
名バイプレーヤー市川実日子のおすすめドラマを紹介!
市川実日子は1978年6月13日生まれ、東京都出身の女優・ファッションモデルです。 同じく女優でファッションモデルの市川実和子は姉にあたり、彼女がモデルを務めていた雑誌「Olive」に“市川実和子の妹”として何度か出演した後、1994年に同誌の専属モデルとしてモデルデビューを果たします。 1998年に同誌の専属を離れてからも、複数の雑誌にモデルとして登場し活躍。同時に同年公開の短編映画『How To 柔術』に出演し、女優デビューを飾ると、その後は映画や舞台、ドラマなどの話題作に数多く出演。2003年には初めて主演を務めた映画『blue』でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞するなど、徐々に頭角を現します。 2016年には映画『シン・ゴジラ』で毎日映画コンクール女優助演賞、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しています。日本を代表する名バイプレーヤーとして、今後の活躍が期待される女優のひとりです。
1.『サイコドクター』
『サイコドクター』は2002年に、日本テレビ系列で放送された作品です。亜樹直原作・的場健作画の同名人気コミックが、今作の原案となっています。 主人公は精神科医・楷恭介(竹野内豊)。楷が経営する個人病院「楷メンタルクリニック」を舞台に、現代を象徴する心の病を抱えた個性豊かな患者たちが、楷の治療によって次第に心を開放し、癒されていく過程を描く物語です。柴咲コウ・井川遥・鈴木杏など豪華なメンバーが、患者役として多数出演したことも、大きな話題となりました。 市川実日子はこの作品に、冠野あずさ役で出演。就職活動に失敗し、半ば押し掛ける形で楷メンタルクリニックの受付としてアルバイトを始めた女子大生で、楷のことを憎からず思っている、今作のヒロインともいえる存在です。
2.『すいか』
『すいか』は2003年に、日本テレビ系列で放送された作品です。 舞台となるのは、まるで時代を遡ったかのような賄い付きのレトロな下宿「ハピネス三茶」。そこに集う年齢も境遇もまるで違う女性たちが繰り広げる、あまりに日常的かつ非日常的な人生の悲喜こもごもを描く物語です。 信用金庫に勤めるOL・早川基子(小林聡美)は、34歳の今も独身を貫き、親離れできずに母に依存する毎日。しかしそんなある日、数少ない同期であった“馬場ちゃん”こと馬場万里子(小泉今日子)が3億円を横領し、逃走してしまいます。 この一件をきっかけに依存していた母と決別し、ハピネス三茶で暮らし始めた基子は、そこで年齢も境遇もバラバラの同居人たちと出会います。生活のためにエロ漫画を描くしがない漫画家・亀山絆(ともさかりえ)、女学生の頃から39年間住み続ける年齢不詳の大学教授・崎谷夏子(浅丘ルリ子)、そして家主で女子大生の芝本ゆか(市川実日子)。 今作は、そんな個性的な面々と共に暮らしていく中で成長していく基子と、逃走を続ける中で何気ない日常に幸せを見出していく馬場ちゃんの姿が、対照的に描かれる形で展開していきます。 前述のとおり、市川実日子はこの作品で、芝本ゆかを演じました。スリランカへと旅立ってしまったいい加減な父親に押し付けられる形で、一見オンボロで時代遅れな「ハピネス三茶」の家主となってしまった女子大生。当初は嫌々賄いを作るなどやる気ゼロでしたが、やがて新メニューにも挑戦するなど、前向きに成長していくという役どころです。
3.『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』
『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』は2004年に、日本テレビ系列で放送された作品です。戸部けいこ原作の同名漫画が、今作の原案となっています。 夫の転勤で千葉から東京へと転居してきた主婦・東幸子(篠原涼子)は、幸せな結婚生活から一転、「自閉症」と診断された息子・光の子育てに苦悩し疲弊する毎日。しかし光が小学校入学を迎えた6歳の時、ひとりの女性教師・里緒秀美(小林聡美)と出会います。 里緒と過ごす学校生活の中で、目覚ましい成長を見せ始める光。そんな息子の姿を目の当たりにし、幸子の心にも徐々に変化が訪れます。今作はそんな幸子が良き理解者を得て、自閉症を患う息子と前向きに向き合っていく過程を中心に展開していきます。 市川実日子はこの作品に、川見純役で出演。光が通う七月小学校の音楽教師で、思ったことをそのまま口に出してしまう、現代っ子という役どころです。
4.『階段のうた』
『階段のうた』は、2010年10月21日から2012年3月29日まで、TBS系列で毎週木曜日の21:54から22:00までの間に放送されていた、2分間のショートドラマです。3か月ごとに異なる物語となっており、全6作が作られました。物語は、 東京・赤坂のデザイン会社で営業職として働き、態度はガサツだが繊細な心を持つ「みなみ珠子」が、会社の中で“ひとり革命”を起こそうと決意し奮闘する過程を描く「Season1」(2010年10月21日~同年12月30日まで放送) 「なんでも探し相談所」で近所の“さがしもの依頼”を受ける、探し物が得意な本職不明の女性「見田きな子」が主人公の「Season2」(2011年1月6日~同年3月31日まで放送) 階段の上にあるカフェ「Table(ターブル)」でウェイトレスとして働き、たびたび訪れる“マッチ売りの男”(ムロツヨシ)と彼を追い続ける謎の美人客(真木よう子)を見守る「天子さん」が主人公の「Season3」(2011年4月7日~同年6月30日まで放送) 子供を背負って、階段を散歩することを日課にしている女性「日向子」が主人公の「Season4」(2011年7月7日~同年9月29日まで放送) 突如筆を握る右手が痛み出したことで、何も書けなくなってしまった作家「瀬木葉子」が主人公の「Season5 作家、瀬木葉子の右手」(2011年10月6日~同年12月29日まで放送)※このシーズンのみサブタイトルあり。 ある若い夫婦が辿った旅路を、20年後に妻がもう一度旅する過程を描いた「さちこ」が主人公の「Season6」(2012年1月5日~同年3月29日まで放送) という6作で構成されています。市川実日子はその全てにおいて主人公を演じており、個性も境遇も異なる6人の女性を巧みに演じ分け、その演技力の高さが注目されました。
5.『黒の女教師』
『黒の女教師』は2012年に、TBS系列で放送された作品です。 都立國分館高校で進路指導を担当する生物教師・高倉夕子(榮倉奈々)は、昼間は優れた指導力で生徒と接するクールな教師。ところが夜になると、校内外に蔓延る教育的難問を解決する“黒の女教師”となり、古典教師・内田すみれ(市川実日子)、美術教師・藤井彩(小林聡美)と共に“課外授業”を行います。 しかしその実態は、“時間外の活動は有料=チャイム to チャイム”という観点から、助けを求める者に対して法外な金銭を要求したり、問題解決のためなら制裁を受ける対象者だけでなく、その関係者や友人、親族に至るまで執拗な情報の漏洩や暴行、脅迫、拉致など、まったく手段を厭わない、驚くべきものでした。 これは、正論だけでは解決できない問題を、一見無謀とも思える方法で解決していく女教師たちの姿を通して、人間の本質に迫っていく物語です。また、生徒役として、後に活躍する俳優・女優たちが多数出演していることでも話題の今作。主な生徒役出演者には、千葉雄大・広瀬アリス・山崎賢人・中条あやみ・土屋太鳳・杉咲花などがいます。 前述のとおり市川実日子はこの作品に、古典教師・内田すみれ役で出演。授業もわかりやすく生徒に好かれる人気教師ながら、少々変わり者の一面も持ち合わせています。課外授業では、パソコンを駆使した情報の漏洩や工作を得意とし、状況によっては制裁対象者への“汚れ仕事”も担当する強者という役どころです。
6.『小さな巨人』
『小さな巨人』は2017年に、TBS系列で放送された作品です。 “警察”という一大組織の中で奮闘する刑事たちの姿を描く、警察エンターテインメント。捜査一課長を目指しながらも、とあるスキャンダルに巻き込まれたことで所轄に飛ばされ挫折した正義感あふれる刑事・香坂真一郎(長谷川博己)が繰り広げる闘いを軸に、所轄署と警視庁との確執や、警察内部の戦いなどを描く物語です。 長谷川演じる香坂を取り巻く刑事たちにも、岡田将生・芳根京子・安田顕・香川照之など、豪華な顔触れがキャスティングされています。 市川実日子はこの作品に、香坂美沙役で出演。香坂の妻で、彼の激務を内助の功で支える一方、家庭では絶対的な実権を握っており、香坂をしっかり尻に敷いています。香坂の母で自身にとっては姑である真由美(三田佳子)とも仲が良く、香坂にとっては頭の上がらない愛妻という役どころです。
7.『宮沢賢治の食卓』
『宮沢賢治の食卓』は2017年に、WOWOWの「連続ドラマW」枠で放送された作品です。魚乃目三太原作の同名漫画が、今作の原案となっています。 『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』などで知られる、日本を代表する作家・宮沢賢治。今作はそんな賢治が過ごした若かりし頃の天真爛漫な青春時代を、彼が愛した食べ物やクラシック音楽などを通して、家族や恋人、友人たちとの関わりを描いた感動作です。 大正10年、東京で暮らしていた宮沢賢治(鈴木亮平)は、最愛の妹・トシ(石橋杏奈)の病気を知らせる電報を受け取り、急ぎ故郷の花巻へと帰郷。しかし実は電報は、賢治の帰郷を望む両親によるはかりごとでした。トシの病状が安定していることに、安堵する賢治。 久々に戻った花巻の街で、打ち込むべきことが見つからない賢治でしたが、土産代わりに振舞ったコロッケを喜ばれたことがきっかけで、“幸せを分かち合う”ことに大きな喜びを見出します。農学校教師として働きだした賢治は、後に親友となる音楽教師・藤原嘉藤治(山崎育三郎)や愛しの君・櫻小路ヤス(市川実日子)との出会いを果たすなど充実した日々を送りますが、一方で回復の兆しを見せていたはずのトシの病状は一転、悪化の一途をたどり始めていたのです……。 市川実日子は前述のとおり、櫻小路ヤス役で出演。音楽や現代文学への造詣が深い小学校教員で、次第に賢治と惹かれ合うようになります。実家の蕎麦屋を手伝う、ちょっぴりおっちょこちょいな愛すべき女性を好演しました。
7.『アンナチュラル』
『アンナチュラル』は2018年に、TBS系列で放送された作品です。『逃げるは恥だが役に立つ』などの脚本を手掛けたヒットメーカー・野木亜紀子が、今作でも脚本を担当しています。 舞台となるのは、死因究明を扱う専門機関「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。ここに所属するのは、主人公の法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)をはじめとする、死因究明専門のスペシャリスト集団です。そこに運び込まれるのは、ミコトが最も忌み嫌う、“不自然な死(アンナチュラル・デス)”の怪しい遺体の数々。今作はミコトが癖の強いメンバーたちと共に日々解剖を行い、“死”の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく過程を描く、1話完結形式の法医学ミステリーです。 また、ミコトを取り巻くUDIラボのメンバーにも、井浦新・窪田正孝・松重豊ら豪華なメンバーがキャスティングされています。 市川実日子はこの作品に、ミコト率いる“三澄班”の臨床検査技師・東海林夕子役で出演。ミコトとは仕事以外でも共に酒を酌み交わすなど、互いに気の合う同僚です。仕事よりプライベートを優先し、仕事後は合コン参加に余念がないなど憎めない性格で、UDIラボメンバーのみならず視聴者にとってもほっと和む愛されキャラクターとなっています。
8.『白い巨塔』
5夜連続ドラマスペシャル #山崎豊子 原作 #白い巨塔 が
— テレビ朝日『白い巨塔』【公式】アカウント (@shiroikyotou_ex) May 26, 2019
遂に最終話を迎えます。
これまで4話にわたりご視聴いただきありがとうございます。
今夜は
主人公・財前五郎( #岡田准一 )の栄枯盛衰、悲劇と感動が凝縮された最終話。
ぜひ最初から最後まで、余すところなくご覧いただけたらと思います。 pic.twitter.com/nisynrcgmQ
『白い巨塔』は、テレビ朝日開局60周年記念事業の一環として、2019年5月22日から5月26日まで5夜連続で放送された作品です。1966年に初めて映画化されて以来何度も映像化されてきた、山崎豊子原作の同名長編小説が原案となっており、今作は舞台を2019年に置き換えて制作されました。そのため原作にはない現代の最新医療ならではの、新たな世界観が表現されています。 舞台となるのは、浪速大学医学部。才能と野心にあふれ次期教授のイスを虎視眈々と狙う第一外科准教授・財前五郎(岡田准一)と、患者と自身の研究を第一に考え出世争いにはまるで興味のない第一内科准教授・里見脩二(松山ケンイチ)という、同期でありながら対照的なふたりの医師の姿を通して、医局制度の問題点や医学界の腐敗に鋭く切り込んだ話題作です。物語は財前が教授戦に挑む前半部分と、財前の医療過誤をめぐって繰り広げられる裁判の模様を描く後半部分とに分かれています。 市川実日子はこの作品に、浪速大学医学部脳外科教授・野坂奈津美役で出演。浪速大学の教授陣の中では紅一点で、財前が挑む教授戦においてはどっちつかずの態度をとり、結果彼は学内での票集めに苦労することとなります。そういった意味で、野坂は間違いなく今作のキーパーソンのひとりと言えるでしょう。
2019年7月ドラマ『凪のお暇』
#凪のお暇 ご視聴ありがとうございました????第1話いかがでしたか?#慎二やべぇ #ゴンもやべぇ #凪守りてぇ〜 あなたは何回叫びましたか?
— 金曜ドラマ『凪のお暇』(なぎのおいとま)7.26????第2話@TBSテレビ (@nagino_oitoma) July 19, 2019
来週金曜よる10時お見逃しなく〜????#黒木華 #高橋一生 #中村倫也 pic.twitter.com/utMsttq0BU
『凪のお暇』は2019年7月期に、TBS系列で放送される作品です。コナリミサト原作の同名人気コミックが、今作の原案となっています。 主人公・大島凪(黒木華)は、都内にある家電メーカーに勤務する28歳のOL。常に他人の顔色を窺い周囲に合わせながら、日々何事もなく過ごすことを目標に生きる、良く言えば“いい人”、悪く言えば“事なかれ主義”な性格の彼女はある日、場の空気を読みすぎて疲れ果て、過呼吸を起こして倒れてしまいます。 このことをきっかけに、自身の人生を改めて見つめ直した凪は一念発起、“人生のリセット”を決意します。会社を辞め、マンションを引き払い、付き合っていた彼氏や友人全てとの連絡を絶ち、コンプレックスだった天然パーマをトレードマークに変え、新しく人生を生き直そうと奮闘する凪。これはそんな凪の“人生リセット”の行方と、凪を見守る人々との日々を描く物語です。 市川実日子はこの作品で、“人生リセット”中の凪が新たに出会う女性・坂本龍子を演じています。高学歴で成績優秀、それなのになぜかハローワークで職を探している元会社員の龍子は、“空気を読めなかった”女性として、“空気を読みすぎる”凪とは対照的に描かれます。出会いが最悪だったため、第一印象はお互いイマイチのふたりですが、そんな彼女たちの関係が今後どのように変化していくのかにも、注目してご覧下さい。
個性的な役柄から等身大の女性まで、様々な女性像を演じてきた演技派・市川実日子。『凪のお暇』での名演が期待されますね。今後の市川の活躍から、目が離せません!