ドラマ『LUCIFER/ルシファー』がシーズン5で完結！4までをネタバレ解説【まだ間に合う】

地上に「休暇」でやってきた地獄の支配者、ルシファー。彼はひょんなことから女性刑事クロエと出会い、コンビを組んで事件を捜査することになります。 そんな異色の設定で人気を集めた『LUCIFER/ルシファー』は、2015年から放送が開始されたものの、一度は打ち切りとなってしまいました。しかし、その後Netflixで復活を果たしたという点でも異色のドラマといえるでしょう。 そして2019年、本作が次のシーズン5で完結することが明らかに。いったいどんな結末を迎えるのか、世界中のファンが注目しています。 今回は、最終シーズンを楽しむためにこれまでのあらすじをネタバレありで復習していきます！ ※この記事には『LUCIFER/ルシファー』シーズン4までのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。

地獄の統治者である堕天使ルシファー。仕事に飽きた彼は人間界に移り住み、ナイトクラブを経営していました。 ある日、知り合いが殺された事件で捜査に協力することになったルシファーは、刑事クロエに出会います。そして自分のある能力が効かない彼女に興味を持ち、その後もコンサルタントとして捜査についていくようになりました。 本作にはルシファーに仕える魔物や彼の兄弟である天使など、さまざまなキャラクターが登場します。 DCコミックのキャラクターを元にした本作は、当初米FOXが放送していましたがシーズン3で打ち切られてしまいました。その後、Netflixが権利を買取り製作を続行。2019年のシーズン5でファイナルを迎えることが決定しています。

地上でバケーション中の“地獄の王”。ロサンゼルスでナイトクラブLUX(リュクス)を経営し、放蕩三昧の日々を過ごしています。 自分が悪魔であることを常に公言していますが、誰にも信じてもらえません。視線を合わせることで人間が心の奥底に隠した欲望を引き出すことができます。しかし、その能力が効かないクロエに興味を持ち、彼女についてまわるようになりました。 “父である神”や兄弟のアメナディエルとは対立しています。 ルシファーを演じるトム・エリスはイギリス、ウェールズ出身の俳優です。イギリスの長寿ドラマ『East Enders(原題)』や『魔術師マーリン』など多くのテレビシリーズに出演しています。

クロエ・デッカーはロサンゼルス市警殺人課の刑事です。若い頃には「80年代B級ホラー映画の女王」と呼ばれる母の影響で女優を志しましたが、その後、真面目な警官だった父の影響で警察官になりました。 ルシファーにつきまとわれるうち、彼を相棒として一緒に捜査するようになりますが、人間の欲望を引き出すルシファーの能力は効きません。 同僚の不正を疑い、彼が昏睡状態となった「パルメット事件」影響でほかの警官からはあまり良く思われていない様子。 クロエを演じるのはホラー、サスペンス映画に多く出演しているローレン・ジャーマンです。『テキサス・チェーンソー』(2003)や『ホステル2』(2007)などで知られています。

クロエの別居中の夫で同じく殺人課の刑事、ダニエル・“ダン”・エスピノーザ。クロエとの間にはトリクシーという娘がいます。クロエの方が刑事として優秀で、ルシファーからは「ダメダメ君」と呼ばれています。 ダンを演じるケヴィン・アレハンドロは、テキサス州出身。これまで多くのテレビシリーズに出演しており、『アグリー・ベティ』や『トゥルー・ブラッド』などで知られています。

ルシファーとともに人間界にやってきた魔物メイズ。普段はLUXでバーテンダー兼ルシファーのボディガードをしています。特技は拷問です。 メイズを演じるのは、南アフリカ出身のレスリー・アン・ブラントです。これまでには『スパルタカス』など多くのテレビシリーズに出演しています。

アメナディエルはルシファーの兄である天使です。ルシファーがいなくなってしまったため“父なる神”から地獄の門番を任され、彼に地獄に戻るよう説得をつづけています。ルシファーとは対象的に真面目なせいかくで、周囲のものの動きを遅くする能力を持っています。 アメナディエルを演じるD・B・ウッドサイドは、ニューヨーク州クイーンズ出身の俳優です。これまでに『バフィー 恋する十字架』や『24 -TWENTY FOUR-』に出演しています。

かつて“父なる神”に逆らって地獄に堕とされた堕天使ルシファー・モーニングスターは、地獄を支配する仕事に飽きて、地上に「休暇」に来ていました。ナイトクラブを経営しながら遊んで暮らしていた彼は、ある日殺人事件を目撃。 不死身の身体と人の欲望を語らせる能力を使って、クロエ・デッカー刑事とともに事件を解決します。自分の能力が効かないクロエに興味を持ったルシファーは、コンサルタントとして捜査に協力するように。 一方、“父なる神”から地上に送られたルシファーの兄弟で天使のアメナディエルは、彼を地獄に連れ戻そうと暗躍します。

ルシファーとアメナディエルの母が地獄から脱走。ルシファーは神から彼女を探すよう命じられますが、彼女は弁護士シャーロット・リチャーズに憑依してLUXに現れます。 地上に遣わされたルシファーの弟の天使ウリエルは、「アズラエルの剣」でルシファーの母を殺して地獄に戻そうと画策。このときクロエが巻き込まれたため、ルシファーはウリエルを殺してしまいました。 神を倒して天国に戻りたい母と、地上に残りたいルシファーは、天使の力を失いかけているアメナディエルや自分のアイデンティティに悩みはじめたメイズを巻き込んで激しく対立します。 クロエが神の策略によって生まれたことを知り、激怒するルシファー。彼は「アズラエルの剣」とその他の破片で天の門を打ち破ることができる「炎の剣」を再生します。しかし彼は、神とは戦わず母の神性を別の宇宙へと送り込み、自分は地上に留まりました。

何者かに殴られ砂漠で目覚めたルシファーは、悪魔の顔を失い、翼が戻っていることに気がつきます。 一方、クロエの上司として転属してきたマーカス・ピアースの正体は、不死の呪われた男カインであり、凶悪な犯罪者シナーマンであることが発覚。“父なる神”の御業を邪魔したいルシファーは、呪いを解いて死にたいと願うカインに協力することに。 ピアースは、クロエのそばではルシファーの「不死の力」が失われることを知り、彼女に接近します。死ぬことができるようになった彼はクロエを愛するようになり、ルシファーは困惑。 ルシファーの母に憑依されていた間に地獄を垣間見たシャーロットは、善人になろうと弁護士から検事に転職し、クロエの元夫ダンと親密になります。一方でアメナディエルはルシファーの精神科医リンダと急接近。それが面白くないメイズは、再び不死になりたいというピアースに協力し、ルシファーと一緒に地獄に戻ろうとします。 不死性を取り戻すためにアメナディエルを殺そうとしたピアースは、誤ってシャーロットを殺してしまいました。翼を取り戻したアメナディエルがシャーロットの魂を天国に届けますが、激怒したルシファーはピアースを殺して地獄に送ります。その影響で悪魔の顔を取り戻しますが、それをクロエに見られてしまいました。

クロエからルシファーのことを聞いたキンリー神父は、「ルシファーが運命の恋人を見つけたときに地上に悪がはびこる」という予言を阻止するために、2人の仲を裂きます。 そんなとき、「人類最初の女」でルシファーの元恋人であるイヴが現れ、2人はよりを戻すことに。しかし、予言のことを知ったルシファーはイヴが運命の恋人と思い込み、彼女と別れました。 イヴはルシファーとともに地獄で暮らすため、彼を迎えに来る魔物を召喚します。そのころ、アメナディエルとリンダの間には半天使の男の子、チャーリーが誕生しました。 ルシファーが魔物たちの迎えを拒否したため、彼らはチャーリーを新たな地獄の王にしようと誘拐します。魔物たちを地獄に送り返したルシファーは、気持ちを確かめあったクロエこそが自分の運命の恋人と悟り、予言を阻止するために彼女を置いて地獄に戻りました。

異色のコンビが活躍する『LUCIFER/ルシファー』は、刑事ドラマとファンタジーをミックスしたとても独特な作品です。その独特な設定に、ハマる人はすっかりハマってしまうのでしょう。 FOXが米国内の視聴率低下を理由に本作の打ち切りを決定したのに対し、世界中にシェアをもつNetflixは米国外の視聴者のために、本作を続行したと明かしています。主演のトム・エリスは自身のInstagramで「ルシファーのストーリーはあるべき形で終わることになった」と報告しました。 配信開始日程はいまのところ未定ですが、2019年の5月にシーズン4が配信されたことを考えると、シーズン5の配信は2020年になりそうですね。 それまでにばっちり復習して、最終シーズンにそなえましょう！