2019年9月3日更新

片桐仁おすすめドラマ10選!2019年は『絶叫』、『あなたの番です』に出演!

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片桐仁

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マルチタレントとして活躍する片桐仁のおすすめドラマを紹介!

片桐仁は1973年11月27日生まれ、埼玉県出身のお笑いタレント・俳優・彫刻家です。血液型はB型。 多摩美術大学在学中、相方・小林賢太郎と共に、お笑いコンビ「ラーメンズ」を結成。また同じくお笑いコンビである「エレキコミック」と共に結成したユニット「エレ片」での活動も行うなど、デビュー当初はお笑いタレントとして徐々に知名度を上げていきます。 2000年代からは単独での活動が増え、声優やナレーション、バラエティ番組への出演など、多才ぶりを発揮。特に声優としては、2008年にスタートしたNHK-Eテレの幼児向け教養番組「シャキーン!」にレギュラー出演。メインキャストであるテレビの妖精「ジュモクさん」としてお茶の間に親しまれているほか、前述のエレキコミックのメンバー・やついいちろうらと共に結成した音楽ユニット「ザ・ぶどうかんズ」名義で歌のコーナーを担当するなど、同世代のみならず、子供やその親世代にまでファン層を拡大していきます。 近年は俳優としての活躍も目覚ましく、主な出演映画には『アイアムアヒーロー』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『空母いぶき』などがあります。

1.『神はサイコロを振らない』

『神はサイコロを振らない』は2006年に、日本テレビ系列で放送された作品です。大石英二原作の同名小説が、今作の原案となっています。 1996年、数十人の乗客を乗せたまま、東シナ海上空で忽然と姿を消した航空機「東洋航空402便」。救助隊による必死の捜索も空しく、乗員・乗客の遺体はおろか、機体の残骸さえも見つからぬまま、10年という歳月が流れた2006年のある日、東洋航空402便が突如上空に出現します。しかも、機体も乗客も、10年前と変わらぬ姿のままで……。 主人公・黛ヤス子(小林聡美)は402便が姿を消した10年前の航空機事故で、親友と恋人を失い、人生に希望を見出せずにいました。そんな中、10年の時を経て402便が突如現れたことにより、当時CAとして乗務していた親友・竹林亜紀(ともさかりえ)や、副操縦士として乗務していた恋人・木内哲也(山本太郎)と再会を果たします。喜びをかみしめたのも束の間、亜紀や哲也、そして402便の乗客たちはやがて再び消えてしまう……という、あまりに残酷な事実が判明。今作は稀有な運命を辿ることになった402便の乗客たちと、彼らを取り巻く人々が、共に過ごす“最後の日々”を綴った、心温まる感動作です。 片桐仁は今作に、浜砂藤吉役で出演。妻・柚子(市川実和子)と共に長崎で青果店を営んでいましたが、402便の出現により、その柚子が10年前までお笑い芸人を目指していたこと、彼女の元相方・中武昇子(明星真由美)が402便に搭乗していたことを知ります。昇子に会うために単身上京した柚子を追いかけ、自身も娘と共に上京。自身が知らなかった妻の姿に戸惑いながらも、最後にふたりが共に何かを成し遂げようとしていることを知り、娘と共に応援するという役どころです。

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2.『根津サンセットカフェ』

『根津サンセットカフェ』は2006年から2007年にかけて、TBS系列の深夜枠で放送されたショートコント風のミニドラマです。週に3回、月曜・火曜・水曜の深夜(火曜・水曜・木曜の未明)に放送されていましたが、番組表に載らないことや、関東エリアのみでの放送だったこと、放送時間が未定だったことなどから、視聴するのが困難な作品としても知られています。 舞台となるのは、下町の風情を今なお残す東京・根津にある一軒のカフェ「根津サンセットカフェ」。若き店長・カナ(倉科カナ)と、ウェイター・ジン(片桐仁)がふたりで切り盛りするこの店には、めったにお客さんが来ません。暇を持て余してしまうふたりは、毎日他愛無いことで雑談を交わし、ちょっとした騒ぎを起こす毎日。 しかしそんなやり取りの中、ふたりの過去や、ジンがそこで働いている理由が次第に明らかに。1日1話、わずか約1分半という短い時間の中で繰り広げられる、ふたりのコミカルなやり取りが話題となり、一部に根強いファンを持つ作品です。 片桐仁は前述の通り、根津サンセットカフェのウェイター・ジン役で出演。本人曰く、元々はストリートDJだったとのことですが、詳しい経歴は不明で、世界各国を放浪していた過去が。そして、なぜかボウリングとアニメに詳しい……という、ちょっぴり謎な人物を演じました。

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3.『ザ・クイズショウ』

『ザ・クイズショウ』は2008年に、日本テレビ系列の深夜枠で放送された作品です。 仮想のクイズ番組「ザ・クイズショウ」を舞台に、そこで繰り広げられる巧みな心理戦を描く物語。同番組を盛り上げる司会者でありながら、普段は白い壁に囲まれた部屋に幽閉され謎めいた生活を送る主人公・田崎徹(片桐仁)と、ある理由から田崎を同番組の司会者に抜擢した番組プロデューサー・山之辺健吾(戸次重幸)のやり取りを軸に、毎回ゲストとして招かれる個性あふれる面々が“自分の夢”という名の商品を手に入れるべく、自らの過去にまつわるクイズ問題に挑んでいく過程が描かれていきます。 片桐仁は前述の通り、「ザ・クイズショウ」の司会者・田崎徹を演じ、主演を務めました。軽妙かつ時に無神経なトークで同番組を盛り上げる一方、普段は謎めいた幽閉生活を送る田崎。そんな彼には2年前に、手首から血を流して謎の死を遂げた恋人・美雪(霧島れいか)の存在が。彼女の死は、田崎の人生に暗い影を落としています。クイズの解答者たちと同様に辛く壮絶な過去を抱える田崎が、彼女の死の真相に迫っていく過程もまた、このドラマの大きな柱となっています。

4.『超人ウタダ』

『超人ウタダ』は2009年に、WOWOWの「ミッドナイト☆ドラマ」枠で放送された作品です。山本康人原作の同名コミックが、今作の原案となっています。 人一倍正義感に燃えながらも、腐敗しきった警察組織の中で自身の本音を押し殺し続けてきた刑事・歌田マモル(塚地武雅)は、ある日自身の“前世”を名乗る男・神崎竜五郎(片桐仁)と出会い、「お前は35歳で死ぬ」という謎の宣告を受けます。以後、歌田の前に頻繁に現れ、謎めいた助言を繰り返す神崎。そんな彼の正体は、大正時代に人々を震撼させた殺人鬼だったのです……。 今作はそんな歌田が神崎の出現によって覚醒し、持ち前の正義感で血塗られた宿命と戦う過程を描く、ハードボイルドなスピリチュアル猟奇サスペンスです。 片桐仁は前述の通り、歌田の前世を名乗る男・神崎竜五郎を演じました。不可解な助言によって歌田の中に眠っていた正義感を覚醒させていくという謎の人物で、その正体は大正時代に大きな話題となった猟奇殺人犯である、という役どころです。

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5.『三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜』

『三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜』は2010年に、毎日放送およびTBS系列で放送された作品です。今作にはタイトル通り明智小五郎が登場しますが、江戸川乱歩原作の同名シリーズとは無関係で、ドラマ独自のストーリー展開となっています。 名探偵・明智小五郎の孫である主人公・明智中五郎(田辺誠一)は、探偵事務所の三代目。しかし祖父と違って的外れな推理ばかりを繰り返す中五郎は、祖父のかつての盟友である小林少年の孫娘・小林少女(小池里奈)からもダメ出しされてばかり。 そんな中五郎の周りでは、なぜか事件が頻発。そしてその度に、中五郎は何者かに殺害されてしまいます。幽霊となった中五郎は、自ら犯人を見つけ出して事件を解決することを条件に、自身を生き返らせてもらうことを父・大五郎(西岡徳馬)の霊と約束。こうして中五郎は小林少女と共に、自らの生き残りと明智家の名誉回復のため、事件の真相に迫っていくことになるのです……。 片桐仁は今作で、三代目怪人二十面相を演じました。毎回事件後に中五郎や小林少女の前に現れる謎の人物で、かつて明智小五郎のライバルであった怪人二十面相の“三代目”を名乗っています。探偵として中五郎を成長させたい大五郎からの依頼で、中五郎を殺害し続けていくという役どころです。

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6.『宇宙犬作戦』

『宇宙犬作戦』は2010年に、テレビ東京系列で放送された作品です。 舞台となるのは、2512年の遠い未来。未曽有の危機に瀕した惑星「プードル」を救いたい一心で、その方法を模索する同惑星の美しすぎる大統領(檀れい)は、地球人の末裔であるマルコ・ハヤシ(戸次重幸)ら3人+1匹に、宇宙のどこかに存在する地球を目指す、その名も「宇宙犬作戦」を実行するように命じます。早速太古の時代に地球から流れ着いたという宇宙船“デンエンチョウフ号”に乗り込み、まだ見ぬ地球を目指して旅立ったマルコ達。かくして、彼らによる「宇宙犬作戦」が、幕を開けたのです……。 片桐仁は今作に、モジャット・ユーグレノフィタ役で出演。葉緑素を持つ植物系人で、デンエンチョウフ号には“船長”として、マルコらとともに乗り込みます。地球についての知識が豊富(ただし、書物の上での知識のみ)で、自身も地球人に憧れを抱いていますが、地球を目指す道中に立ち寄った様々な惑星で地球人の思想や感情などを知ることになり、自身が抱く理想と現実との違いに、頭を抱えるようになっていくという役どころです。

7.『玉川区役所 OF THE DEAD』

『玉川区役所 OF THE DEAD』は2014年に、テレビ東京系列の「ドラマ24」枠で放送された作品です。 16年前、メキシコに“ゾンビ”が発生し、その存在はウィルス感染をルートにして世界中へと拡散。当初は世界中がその出現にパニックを起こしたものの、動きが鈍く力も弱いために脅威とはならず、そのままゾンビの存在は日常化していくことに。 舞台は変わって、現代の日本。玉川区役所では、他の課から異動させられたワケありの職員ばかりが集まる特別福祉課が、“特別保健対象者”(ゾンビウィルスの保菌者及び発症しゾンビ化した住民たち=通称“特保”)の管理・捕獲に追われる日々。職員のひとり・赤羽晋助(林遣都)はこの仕事に対しどうにもやる気が起きず、プライベートもパッとしない毎日を送っていました。 しかしそんな中、超武闘派でありながらアイドル並みのルックスを持つ女の子・立花凛(広瀬アリス)が新人として配属されます。ある理由からゾンビを嫌悪し、一匹残らず殺すと豪語する凛。一方そんな凛とは対照的に、ついついゾンビに感情移入してしまう晋助。これはそんなふたりと彼らを取り巻く時別福祉課の活躍を、コメディータッチで描く物語です。 片桐仁は今作で、特別福祉課管理係主任・田之倉圭を演じました。ゾンビウィルス感染者の管理や申請受付を担当する人物で、その実態は盗聴マニアで地下アイドルオタク……という役どころです。

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8.『99.9 -刑事専門弁護士-』

『99.9 -刑事専門弁護士-』は、TBS系列で放送されたドラマシリーズです。2016年にSEASON1、2018年にSEASON2がそれぞれ放送されており、いずれも大ヒットを記録しました。 タイトルにある“99.9”という数字は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)を示したものです。今作はお金にならない刑事事件ばかりを引き受ける、優秀だけども貧乏な弁護士・深山大翔(松本潤)が、99.9%有罪が確定している案件であっても、残り0.1%の事実を自らの納得がいくまでとことん追求し、個性豊かな事務所のメンバーたちと共に、事件を見事解決に導いていく過程を描く物語。刑事事件を専門に扱う弁護士たちを主人公にしたドラマは、当時の連続ドラマ史上初の試みとなっています。 片桐仁は今作で、斑目法律事務所のパラリーガル・明石達也を演じました。弁護士を目指して20年勉強し続けるもなかなか合格できない、ある意味“伝説の男”で、深山とはかつて司法試験の会場で筆記用具を貸してあげたことが縁で知り合い、以来旧知の仲です。足りない実践経験を補うために深山のパラリーガルとして働きながら、未だ諦めずに弁護士を目指し続けているという役どころです。

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9.『絶叫』

『絶叫』は2019年3月から4月にかけて、WOWOWの「連続ドラマW」枠で放送された作品です。葉真中顕原作の同名小説が、今作の原案となっています。 東京・国分寺のアパートの一室で、飼い猫に噛まれて原形をとどめていない女性の遺体が発見されます。“よくある孤独死”として処理されそうになるものの、刑事・奥貫綾乃(小西真奈美)は事件現場に違和感を覚え、早速捜査に乗り出すことに。 一方国分寺署では、同署の捜査班が「NPO法人カインドヘルプ」の代表・神代武(安田顕)が惨殺された事件の捜査に奔走していました。 一見接点のなさそうに見える、2つの事件。しかし調べを進めるうちに、事件の背後にひとりの女性・鈴木陽子(尾野真千子)の存在が浮かび上がり……。 今作は、生きていくために犯罪に手を染め、やがて自身も遺体となって発見された主人公・鈴木陽子の壮絶な人生を軸に、陽子の人生に“犯罪”というそれまでにはなかったキーワードを与え、犯罪者に仕立て上げた末にやはり自身も遺体となって発見された男・神代武と陽子との関係を、ふたりが亡くなった事件を捜査する刑事・奥貫綾乃の視点から描いていく物語です。 片桐仁は今作に、ホームレス・八木徳夫役で出演。ホームレスを囲い込んで生活保護費を奪うという悪徳ビジネスを行っていた神代に拾われ、彼に利用されてビジネスの片棒を担がされるという役どころです。

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10.『あなたの番です』

『あなたの番です』は2019年4月から9月にかけての半年間、2クールにわたって放送された日本テレビ系列のドラマです。 今作では、とある1軒のマンションを舞台に、そこで住民たちによって繰り広げられる、“交換殺人ゲーム”の行方が描かれます。マンション「キウンクエ蔵前」の302号室に引っ越してきた手塚翔太(田中圭)と手塚菜奈(原田知世)の年の差夫婦は、その後まもなく開かれた住民会に参加。手塚家を代表してそこに1人で参加した菜奈は、そこで議題に上がった、「住民それぞれが殺したい人物の名前を紙に書き、ランダムに引いていく」という“交換殺人ゲーム”に巻き込まれて行くことに。物語は、 交換殺人ゲームによって次々に人が亡くなり、誰もが疑心暗鬼に陥る中、やがて菜奈までもが亡くなってしまうまでを描く前半部分と、 菜奈を失い怒りに震える翔太が、新たに越してきた住人・二階堂忍(横浜流星)や、下の階に住む理系の女子大生・黒島沙和(西野七瀬)らと共に、菜奈を殺した犯人を突き止めようとする過程を描く後半部分「反撃編」とに分かれています。 片桐仁はこの作品に、403号室の住人・藤井淳史役で出演。交換殺人ゲームの参加者のひとりで、大学病院の整形外科に籍を置く勤務医です。ゲームでは学生時代の友人・山際祐太郎の名前を書き、彼が殺されたことによって苛烈な脅迫を受け、徐々に追い詰められていくという役どころです。

トレードマークの“もじゃもじゃ頭”から与えられるコミカルな印象とは裏腹に、シリアスで深い演技もお手の物。そんな演技派俳優・片桐仁の、今後の活躍がとても楽しみですね。