2022年10月4日更新

『ザ・マーベルズ』で3人の“マーベル”を演じるキャスト・あらすじを解説!「キャプテン・マーベル2」の公開日は?【MCU】

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マーベルズ、映画、キャプテン・マーベル
©Marvel Studios 2023

『キャプテン・マーベル』(2019年)の続編『ザ・マーベルズ (原題)』の全米公開日が2023年7月28日に決定し、あらすじも明らかになりました。 マーベル初の女性ヒーロー単独映画としても話題を集めた前作『キャプテン・マーベル』は、全世界オープニング累計興行収入ではMCU史上2位(公開当時)となる6億4050万ドルを記録した大ヒット作です! 3人のマーベルが登場する、全世界待望のMCU映画『ザ・マーベルズ (原題)』についてキャストやあらすじなど最新情報を紹介していきます。 ※この記事には『キャプテン・マーベル』およびMCU他作品のネタバレが含まれます。本編を未鑑賞の場合は注意してください!

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『ザ・マーベルズ』の作品情報

公開日 日本公開日未定 2023年7月28日(全米公開)
スタッフ 監督:ニア・ダコスタ 脚本:ミーガン・マクドネル
キャスト ブリー・ラーソン, テヨナ・パリス, イマン・ヴェラーニ, ゾウイ・アシュトン

『ザ・マーベルズ』の公開日は変更された?

『ザ・マーベルズ』の元々の全米公開日は2023年2月17日を予定されていましたが、公開日が変更されました。『アントマン&ワスプ: クアントゥマニア』と公開順が入れ替わる形で、全米公開日が2023年7月28日に変更となっています。

パクソジュンは何役で登場?

韓国人俳優のパク・ソジュンが『ザ・マーベルズ (原題)』に出演することが決定しています。ですが、2022年9月時点で彼が演じる役についてはまだ発表されていません。

『ザ・マーベルズ』のあらすじは?

『ザ・マーベルズ (原題)』は、ドラマ『ミズ・マーベル』のポストクレジットから直接的につながるストーリーとなっています。 キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースがカメオ出演した『ミズ・マーベル』のポストクレジットでは、別の場所にいたキャロルとミズ・マーベルことカマラ・カーンの場所が入れ替わるというアクシデントが発生して幕を閉じました。 さらに、2022年9月に開催されたイベント「D23 Expo 2022」で初公開された映像では、事態に気付いた2代目キャプテン・マーベルのモニカ・ランボーが、ニック・フューリーとともにカマラの元を訪ね、そこにキャロルも合流する様子が描かれました。 ここから、『ザ・マーベルズ (原題)』では、チームを組んだ彼女たち3人が、入れ替わりの謎を解明するために力を合わせていくストーリーであると言えそうです。さらに、前作『キャプテン・マーベル』で秘密が明らかになった猫のグースも再登場します。

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3人の“マーベル”のキャスト・キャラクターを徹底解説!

①キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベル (演:ブリー・ラーソン)

1人目のマーベルは、もちろん前作『キャプテン・マーベル』の主人公であるキャプテン・マーベルことキャロル・ダンバース。 彼女は、かつて空軍のパイロットとして働いており、クリー人の襲撃によってスーパーパワーを得ました。『キャプテン・マーベル』ではクリー人によって記憶を操作されていましたが、「クリー/スクラル戦争」でスクラル人と戦いながら記憶を取り戻します。 「エンドゲーム」では地球に戻ってきて、アベンジャーズをはじめとするヒーローたちと共に闘い圧倒的なパワーを見せつけ大活躍。その後、彼女は「シャン・チー」にて、ブルース・バナーとともにテン・リングスの調査をしていた様子。 キャプテン・マーベルを演じるのは、前作から引き続きブリー・ラーソン。『ルーム』(2015年)で第88回アカデミー賞主演女優賞を受賞し、2019年の『ユニコーン・ストア』では長編映画監督デビューも果たしています。

②二代目キャプテンマーベル/モニカ・ランボー(演:テヨナ・パリス)

『ワンダヴィジョン』
© 2021 Marvel

2人目のマーベルは、原作コミックで2代目キャプテン・マーベルとして描かれているモニカ・ランボー。異次元エネルギーを生成する装置の光を浴びた事により、スーパーパワーを得たキャラクターです。 『キャプテン・マーベル』ではキャロル・ダンバースの親友マリア・ランボーの娘として登場し、キャロルのスーツデザインを手がけます。 その後、『ワンダヴィジョン』では大人になって登場し、サノスの“指パッチン”で消えていたモニカが政府機関S.W.O.R.D(知覚兵器観察対応局)のエージェントとして活躍する様子が描かれました。モニカはこの時エネルギーシールドに侵入したことにより、超人的なパワーや体を電磁化する能力を手に入れるのでした。 初代キャプテン・マーベルにも劣らない強さを手に入れたモニカを演じるのは、『ワンダヴィジョン』でも彼女を演じているテヨナ・パリス。 これまでに、『幸せの始まりは』(2011年)やドラマ『グッド・ワイフ』などに出演し、『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1990年)のスパイク・リー監督作品である『シャイラク』(2015年米公開)では主演を務めています。

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③ミズ・マーベル/カマラ・カーン(演:イマン・ヴェラーニ)

3人目のマーベルは、MCUドラマ『ミズ・マーベル』の主人公であるミズ・マーベルことカマラ・カーン。原作では4代目ミズ・マーベルのカマラ・カーンは、キャプテン・マーベルに憧れる“ヒーローオタク”で16歳の女子高生で、パキスタン系アメリカ人です。 ドラマ『ミズ・マーベル』でMCUに初登場した彼女は、祖母から受け継いだバングルから生み出されたエネルギーを自在に操る能力を手に入れ、自身のアイデンティティやヒーロー像と向き合いながら成長していく姿が描かれました。 『ザ・マーベルズ (原題)』にはカマラの家族も登場予定です。 ミズ・マーベルことカマラ・カーンを演じるのは、新人俳優のイマン・ヴェラーニ。2002年9月3日生まれのパキスタン出身、カナダ在住です。カマラ・カーン役探しには長い時間が費やされ、最終的に彼女が抜擢されました。

『ザ・マーベルズ』のその他のキャスト・キャラクター

ヴィラン役/ゾウイ・アシュトン

『キャプテン・マーベル』続編のヴィラン役にはゾウイ・アシュトンがキャスティングされました。ゾウイ・アシュトンは『ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー』(2019年)や『グレタ GRETA』(2019年)などの出演で知られる女優です。 2022年には、MCUでロキを演じる俳優トム・ヒドルストンと婚約したことを発表しました。 2021年5月現在のところゾウイ・アシュトンがどのキャラクターを演じるのかは明らかにされていませんが、物語のメイン・ヴィランを演じる予定だと言われています。

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役柄不明/パクソジュン

役柄不明ながら出演が決定しているのが、韓国ドラマ『梨泰院クラス』(2020)の主人公パク・セロイ役などで知られる韓国人俳優のパク・ソジュンです。ドラマ『彼女はキレイだった』(2015)や『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)などの主演でも知られています。 第92回アカデミー賞で作品賞などを受賞した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』にもカメオ出演していたため世界的にも知られていますが、アメリカ映画への出演は初めてです。 役柄についてはマーベルから箝口令が敷かれているため本人も口を閉ざしています。韓国にルーツを持つキャラを演じるのであれば、原作で韓国系アメリカ人のアマデウス・チョウが変身する新ハルクの可能性も。

ニック・フューリー役/サミュエル・L・ジャクソン

サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーの登場もほぼ確定しています。というのも、サミュエル・L・ジャクソンが2022年7月に自身のInstagramにて、5月に撮影に撮影が終了していた『ザ・マーベルズ (原題)』の再撮影に入ったことを明かしているのです。 MCU映画1作目『アイアンマン』(2008年)から登場し、アベンジャーズの創設者でもあるニック・フューリーは、アニメシリーズの『ホワット・イフ...?』を除けばフェーズ4初登場となります。 また彼は2023年配信予定のドラマ『シークレット・インベージョン』への出演も決定済み。『ザ・マーベルズ (原題)』と深いつながりのある作品になるのではないかと予想できます。 演じるのは『アイアンマン』からニックを演じてきたサミュエル・L・ジャクソン。『パルプ・フィクション』(1994年)や「スター・ウォーズ」新3部作、「ヒットマンズ・ボディガード」シリーズなどへの出演で知られています。

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『ザ・マーベルズ』に登場を期待したいキャスト・キャラクター

ロナン・ジ・アキューザー役/リー・ペイス

『キャプテン・マーベル』の終盤では、クリー帝国の法を執行する告発人(アキューザー)であるロナンが登場し、キャロル・ダンバースの存在に興味を示す様子が描かれました。 このシーンで、彼が今後のシリーズにも登場することを強く暗示していると感じた観客も多いのではないでしょうか。 スクラルの排除を目指すロナンが彼らの味方であるキャロルと顔を合わせれば、対立することはほぼ間違いありません。

タロス役/ベン・メンデルソーン

前作でキャロルとともに新天地を探して旅立ったタロスも再登場するかもしれません。 本作に登場予定のニック・フューリーがスクラル人と行動していたことからも、タロスでなくても、スクラル人が登場する可能性はかなり高いと思われます。

『ザ・マーベルズ』を手掛けるスタッフ

監督:ニア・ダコスタ

『ザ・マーベルズ (原題)』の監督を務めるのは、MCU初の黒人女性監督のニア・ダコスタです。2018年にトライベッカ映画祭で初公開された『ヘヴィ・ドライヴ』で脚本&監督デビューしました。 2021年8月には監督作品の『キャンディマン』が公開を控えています。『キャンディマン』は都市伝説ホラー映画シリーズの続編で、『ゲット・アウト』(2017年)のジョーダン・ピール監督が製作を手がけており、注目を集めています。

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脚本:ミーガン・マクドネル

脚本を務めるのは、ミーガン・マクドネルです。彼女はMCUのドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』のいくつかのストーリーで脚本を手がけました。 過去には短編映画『Sprks (原題)』(2017年)に俳優として、『Meet Cute (原題)』(2016年)には監督のひとりとして参加するなどの経歴を持っていますが、彼女にとっては本作がこれまでで最も大きなプロジェクトとなるようです。

『ザ・マーベルズ』の原作コミックのネタバレあらすじ

ここでは、3人がマーベルを名乗るようになった経緯を紹介していきます。 原作コミックでは、『Avenging Spider-Man #9』(2012年)で初代ミズ・マーベルとなったキャロル・ダンバースがキャプテン・マーベルの名を受け継ぎました。 2代目キャプテン・マーベルのモニカ・ランボーはキャロルから名を受け継いだわけではありません。マー・ベルという初代キャプテン・マーベルから受け継いだわけでもなく、メディアから呼ばれるようになったため名乗るようになりました。キャプテン・マーベルとして初登場したのは1982年のコミックです。 カマラ・カーンは2013年のコミック『Captain Marvel #14』で初登場し、大好きなヒーローであるキャロル・ダンバースがかつて名乗っていたミズ・マーベルを名乗りました。 こうしたエピソードが映画でも語られるか気になるところですね。

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多様な人種のヒーローが登場するフェーズ4

MCU初の女性単独ヒーロー映画として注目を浴びた前作『キャプテン・マーベル』。アフリカ系アメリカ人を主役とした映画『ブラックパンサー』も話題となりましたが、フェーズ4に突入してからさらに描かれるヒーローの多様化が進んでいます。 2021年7月9日に日米で公開予定の『ブラック・ウィドウ』は女性主演、2021年9月3日米公開予定の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』はMCU初のアジア系アメリカ人主演です。 さらに2021年11月5日米公開予定の『エターナルズ』でメキシコ系アメリカ人女性が演じるアジャク(エイジャック)は、原作では男性キャラクターでした。 そんな中『ザ・マーベルズ (原題)』も、黒人女性のモニカ・ランボーと、マーベル初のムスリムのキャラクターであるミズ・マーベルが登場。多様な人種の女性が活躍する時代の流れにマッチした作品として期待が高まっています。

MCUの「キャプテン・マーベル2」は2023年7月28日に公開予定

これまで『キャプテン・マーベル2』と呼ばれていた『キャプテン・マーベル』続編映画の正式な原題が『ザ・マーベルズ』と決定され、3人のマーベルが登場することが明らかになりました!そしてマーベルは、2023年7月28日に全米公開予定と公式に発表しています。 ますます盛り上がりを見せるマーベルの世界!今後も最新情報を見逃さないように、チェックしていきましょう。