2021年7月19日更新

タスクマスターとは何者?名だたるヒーローの能力をコピーしてきた曲者ヴィランに迫る

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映画『ブラック・ウィドウ』に現れたタスクマスターとは何者?

「アベンジャーズ」シリーズで活躍したナターシャ・ロマノフを主人公とした映画『ブラック・ウィドウ』。本作には、ヴィランとしてタスクマスターが登場します。 MCUでは初登場となるタスクマスターですが、マーベル・コミックの世界ではすでに広く知られた存在。ではタスクマスターとは、いったい何者なのでしょうか? 今回は、そんなタスクマスターの原作での基本プロフィールや知られざるトリビアを紹介していきます!

タスクマスターの基本プロフィールを紹介 完コピ能力を活かして活躍?

最強の完コピ能力を持つ男

タスクマスターが初めてマーベル・コミックに登場したのは、1980年に出版された「Avengers #195」。本名はトニー・マスターズで、ドクロのマスクとフードを被った外見はまるで死神のようです。 アベンジャーズのようなスーパーパワーを持たない普通の人間ですが、1度見ただけで人の動きや技をコピーすることができる「写真的反射 (フォトグラフィック・リフレクシズ)」という記憶能力を持っています。 この能力を利用して、教官としてヴィランとヒーローの両方で技術を教えてきました。元々傭兵であり、善悪の確たる信条を持たないため、金次第でどちら側にもつくようです。

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異色のチーム「サンダーボルツ」

多くのヒーローやヴィランと関わりのあるタスクマスターですが、ブラック・ウィドウとの関係性はどうなのでしょうか。 実はタスクマスターは、ブラック・ウィドウもメンバーだったヴィランによるヒーローチーム「サンダーボルツ」に加入していたことがあります。

コミック版タスクマスターのトリビアを紹介 デッドプールとは腐れ縁!

デッドプールとは腐れ縁!スパイダーマンとも共演

タスクマスターがこれまでコピーしてきた動きや技には、スパイダーマンやブラックパンサーの身体動作、ホークアイの弓術やデアデビルの棒術、さらにエレクトラやシャン・チーの体術などがあります。 多くのヒーローやヴィランの技をコピーしてきましたが、どうもデッドプールの動きだけは予測不可能なようです。しかも同じ傭兵同士、金で動く性格も似ていて、完全に腐れ縁といった仲。デッドプールとはなりゆきで共闘することもあります。 スパイダーマンとはテレビアニメ『アルティメット・スパイダーマン』で共演しており、PlayStation4のゲーム「Marvel’s SPIDER-MAN」にもヴィランとして登場しています。

意外な弱点とは?シールドのエージェントだった?

最強の完コピ能力を持つタスクマスターですが、あくまでもコピーできるのは普通の人間のものだけで、ミュータントや超人の能力はコピーできません。 また最大の弱点としては挙げられるのは、写真的反射能力を使うたびに自分が体験した過去の記憶が失われていくというもの。このため、メルセデスという妻がいて結婚していたことや、シールドのエージェントだったことも忘れてしまったとか。 もう一つ、泳げないという弱点もありましたが、これは何度もコピーしていくうちに体得して克服したようです。

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素顔はかなりのイケメン!なぜドクロのマスク?

いつもドクロのマスクで正体を隠しているタスクマスター。実は素顔はかなり渋めのイケメンで、コミック版ではマスクを外すシーンも出てくるようです。映画では果たして素顔をさらすことはあるのでしょうか? 素顔を隠すためになぜドクロのマスクを選んだかというと、メキシコの「死の聖母サンタ・ムエルテ」にヒントを得て模しているのだとか。サンタ・ムエルテは死を擬人化した女神ということで、やはり死神のイメージですね。

映画『ブラック・ウィドウ』に登場!最強のヴィランことタスクマスター

傭兵であり戦闘教官としての能力も抜群、そこに完コピ能力も加わるとなると最強としかいいようがないタスクマスター。 異色のヒーローチーム「サンダーボルツ」のメンバーでもあり、ヒーローとヴィラン両方の側につくという特異性も注目のキャラクターです。今後MCUで登場する機会があるのか、気になりますね。