2022年11月9日更新

『五等分の花嫁』末っ子・中野五月は超鈍感!教師になる夢は叶うのか?

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『五等分の花嫁』は週刊少年マガジンにて連載されていた学園ラブコメディです。ヒロインの五つ子のうち誰かが主人公・風太郎と結婚するまでを描くストーリー。

この記事では、常識人である一方で恋に関しては鈍感な末っ子・中野五月(なかのいつき)について徹底解説していきます!

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超鈍感な末っ子!中野五月のプロフィールをチェック【ネタバレ注意】

誕生日 5月5日
身長 159センチ
得意科目 理科
イメージカラー
好きな動物 カンガルー

中野五月の特徴は、髪の左右につけている星の形のヘアピンとアホ毛です。また勉強をする時はいつもメガネをかけています。 五月はとても食いしん坊で、朝からカツ丼を食べたり学校帰りに肉まんを2つ食べたりするため、二乃から「肉まんおばけ」と呼ばれたことも。実は「M・A・Y(めい)」という名前の有名グルメレビュワーでもあります。彼女が評価したお店には、お客さんが殺到するとか……。 また五つ子のなかで五月だけが、風太郎と1年生の時から同じクラスです(2年生からは五つ子全員が風太郎と同じクラス)。 ※ここからはより詳しい五月のエピソードを紹介します。『五等分の花嫁』原作のネタバレも含まれますので未読の方はご注意ください。

五月の性格を解説!亡き母に憧れて教師を目指す

五月は姉妹のなかで1番の常識人で、勉強に対しても非常に真面目です。ただ真面目ですが不器用なため、学力は伸び悩んでいます。喜怒哀楽はハッキリしているタイプ。 また亡くなった母親への憧れが非常に強く、母親を理想の女性だと思っています。五月は風太郎が家庭教師になってから、人に勉強を教える楽しさを知り、母と同じ教師を目指すようになりました。 また嫌なことは根に持つタイプで、風太郎と初対面の時に、「勉強を教えてください」と言ったのを断られたことをずっと怒っていました。そのため物語序盤では、二乃と一緒になって彼を断固拒否。しかし風太郎の妹・らいはが大好きで、一緒に遊んでいるうちに風太郎とも打ち解けていきます。 かなり恋愛に無頓着で、他の姉妹全員が三玖の片思いを知っていたにも関わらず、五月はまったく気づいていませんでした。

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4人の姉たちとはどんな関係?

五等分の花嫁
(C)春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

五月は末っ子らしく一花に甘えることもありますが、基本的には他の姉妹に対して平等に接しています。ただ物語序盤では風太郎を嫌っている者同士ということで、二乃とよく行動を共にしていました。 正義感が強く母親に憧れていることもあり、あまり姉たちを頼りません。しかし不器用な性格のため、知らないところで他の姉妹から心配されていることも……。特に風太郎と衝突してばかりだった頃には、長女の一花は風太郎に、五月との付き合い方をアドバイスしていました。 また他の姉妹のモノマネはニガテですが、風太郎が泊まりにきた際に一花と二乃に遊ばれて、三玖に扮して彼の元へ行かされました。このように末っ子としていいように扱われることも。 他の姉妹が風太郎を取り合って恋愛バトルを繰り広げるようになると、恋愛に鈍感な彼女は四葉と共に姉たちを見守るポジションになっています。

二乃にビンタ!風太郎がきっかけで家出にまで発展……

二乃は三玖とケンカになった際、はずみで風太郎が手作りした問題集を破いてしまいます。これに三玖が怒ろうとした瞬間、五月が二乃をビンタ!そして「謝ってください。全部手書きなんです。私たちも真剣に取り組むべきです。上杉くんに負けないように」と言い放ちます。 しかし二乃はどうしても風太郎を受け入れられません。最初は自分と同じように彼を拒絶していた五月までそんな態度をとることに耐えられず、家を出て行ってしまいます。そして五月もまた、家を出て行ってしまうのです。 二乃はホテルで寂しくも悠々自適な生活を送るなか、家に財布を忘れた五月は行く宛てがなく、なんと風太郎の家に転がり込んでいました!そして風太郎の父や妹のらいはにすっかり受け入れられてしまいます。 一方で風太郎は何とか仲直りさせようと、2人を説得。結局四葉の困りごとを解決するために集まった場で、お互いに謝って仲直りします。これをきっかけに二乃も風太郎を受け入れるようになりました。

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似た者同士の2人はケンカばかり!風太郎との関係は?

「五等分の花嫁∬」
(C)春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁∬」製作委員会

五月は風太郎と初めて会った時の心ない一言を根に持って、ずっと「勉強はしますが教えは乞いません」と言い続けていました。さらに五月の真面目な性格が災いして、風太郎の余計な一言でケンカに発展することも……。 しかし時間が経つにつれて風太郎が五つ子に歩み寄ろうとしたり、優しい一面も見せるようになったりしたことで、彼女も少しずつ風太郎のことを受け入れるようになっていきます。 風太郎の家を姉妹で唯一知っている五月は、彼にお給料を渡す役割も担っていたため、上杉家でごはんを食べることもありました。そして五月が家出をした時には、ついに上杉家に宿泊。 彼の家族からも「いてくれると助かる」と言われるようになっていきます。これには風太郎も驚きを隠せませんでした。 五月は人一倍恋愛に鈍いので、未だに風太郎を好きだと言ったことは1度もありませんが、修学旅行編からは積極的にアピールするようになっていきます。

風太郎の想い人「零奈」の正体は?五月のもう1つの顔

風太郎は6年前に京都で出会った謎の少女に影響を受け、勉強を頑張るようになりました。風太郎はずっと彼女と撮った写真を大切にしていて、もう1度会いたいと願っています。 そんなある日、彼女は突然風太郎の目の前に現れたのです。零奈(れな)と名乗った彼女は、風太郎が持っていた想い出の写真を奪い取り、「私はもう君に会えないから。さよなら」と告げ去っていきます。 実はこれは、五月が四葉に頼まれて行ったことだったのです。実は風太郎が6年前に出会った少女の正体は、四葉でした。五月はこの後もたびたび零奈として風太郎の前に現れます。 2回目に現れた時には、零奈の正体が五つ子のなかの誰かだと風太郎に気づかれていましたが、最後まで五月だとバレることはありませんでした。四葉もまた6年前に会ったのが自分だということは、言うつもりがなかったようです。

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五月が抱える風太郎への想い

実は五つ子のうち五月を除く4人全員が、風太郎とのキスを経験しています。では五月はなぜ1度もキスをしていないのでしょうか。 答えはシンプルで、五月は恋心を自覚していなかったからだと考えられます。彼女にとって風太郎は理想の教師像であり、大切な存在であることは間違いありません。それでも、自分が風太郎に対して抱いている感情が恋心だということには、彼女は気が付きませんでした。 塾でアルバイトを始めた五月は、生徒から恋の相談を受けています。そこで初めて自分の気持ちを整理した結果、ようやく風太郎への恋心を自覚したのではないでしょうか。

学園祭で風太郎への真っ直ぐな想いを告白!

学園祭では、姉妹1人ずつにフォーカスが当てられました。特に五月のエピソードでは、父である無堂に立ち向かう姿が描かれています。 母のお腹にいるのが五つ子と分かった瞬間に、姿を消した父。そんな父に五月は真っ向から立ち向かい、はっきりと「もう関わらないでください」と自分の意志を伝えました。 また学園祭編で五月は、風太郎に対して「君だって私の理想なんだよ」と告げます。この言葉は、風太郎が五月にとって理想の教師像であるという意味だと考えられます。 紆余曲折あれど、着実に「家庭教師」と「生徒」の関係を積み上げてきた五つ子と風太郎。中でも教師を志している五月にとって、風太郎はまさに理想の先生だったのでしょう。

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【原作ネタバレ注意】五月は5年後何をしている?

『五等分の花嫁』ではエピローグとして、五つ子と風太郎の5年後が描かれています。 五月は教師になるという夢を叶えていました。元々勉強があまり得意ではなかったものの、努力のかいあって、最終的に自分の夢を掴んだのです。 彼女にとって、風太郎の存在は非常に大きかったでしょう。風太郎に出会っていなければ、彼女が教師の夢を掴むことは難しかったかもしれません。 風太郎を理想の教師像としていた五月。きっと風太郎のように分け隔てなく全員の生徒に寄り添い、生徒から愛される先生になっているのではないでしょうか。

アニメ『五等分の花嫁』で五月を演じたのは声優の水瀬いのり!

『五等分の花嫁』で末っ子の五月を演じたのは、声優の水瀬いのりです。彼女は可愛らしい声と歌声に定評があり、さまざまな表情を見せてくれる五月の声にぴったりです。 代表作はアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役や『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のヘスティア役など。人気アニメのヒロインを数多く担当しています。

鈍感な末っ子・五月の成長していく姿が微笑ましい!

この記事では『五等分の花嫁』の中野五月について詳しく解説しました。 五月の鈍感さはもどかしくも、ついつい見守りたくなってしまいます。彼女が恋心を自覚していくまでの過程に注目です!