2020年1月21日更新

『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のグイード・ミスタは超キレ者!パッショーネの拳銃使いには意外な過去が

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ジョジョの奇妙な冒険 第5部 グィード・ミスタ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』グイード・ミスタはパッショーネの拳銃使い!

グイード・ミスタは、『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』に登場するギャング組織「パッショーネ」の1人であり、ブチャラティチームの一員です。18歳の青年で、拳銃の扱いに長けています。作中では陽気な性格からボケ担当のような役まわしですが、実は超キレ者。数々のピンチを頭脳で切り抜けています。 ヘルメットに似た帽子と、へそ出しの服装が特徴的なミスタ。帽子の中や服の袖などに補填用の銃弾を隠しているため、戦闘中に弾切れとなっても即座の補填が可能となっています。

縁起が悪い!?極端に「4」が嫌いなミスタ、普段はチームのムードメーカー的存在

ミスタはチームのムードメーカー的存在で、明るく楽天的な性格。チームに入りたてのジョルノが周囲から警戒されていた時も、いち早く彼と打ち解けたのがミスタでした。戦闘中もその陽気な性格は変わりませんが、性格が一定している分、ミスタは危険な状況でも冷静に敵と闘う事が出来ます。 そんなミスタが極度に嫌っているものは、数字の「4」。その嫌悪感たるや、4発目の銃弾は撃つのをやめたり、ケーキが4つに切り分けられると食べなくなるほどです。基本的に楽天的な性格のミスタですが、「4」が絡むと途端に消極的になってしまいます。

ミスタがパッショーネに入団した理由とは?女性を助けた過去が原因だった

ずっと「単純に生きること」を信条としてきたミスタは、自由気ままに生活してきました。ある日、暴行されている女性を助けようとしたミスタは、逆にチンピラ達に拳銃で撃たれそうになってしまいます。ピンチになったミスタでしたが突然彼の才能が開花し、なんとチンピラ達の拳銃を奪って返り討ちにしたのです。 ミスタにとっては正当防衛であったものの、誰にも信じてもらえず、ついには殺人罪で逮捕されてしました。しかしブチャラティはミスタの銃の才能を見抜き、彼を助けてパッショーネに入団させます。

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ミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」は銃弾の軌道を自在に変化させる!自立群体型スタンド

ミスタの「セックス・ピストルズ」は、小人の様な群体型のスタンドです。ピストルズ達はミスタが撃った弾丸に取り付き、足技や腕で弾丸の軌道を修正する事が出来ます。精密動作性に優れており、滑っているスケート靴と地面の隙間に弾丸を挟み込む事も可能です。 6人から成るピストルズ達には、No.1~7の番号が名前として割り当てられています。これはミスタが「4」嫌いのためか、No.4だけが存在していないためです。リーダーのNo.1や明るくお調子者のNo.2、クールなNo.6など各々の性格は個性豊か。No.5は小心者な泣き虫で、暴れん坊のNo.3にいつも虐められている模様。そしてNo.7はサブリーダー的存在として描かれていました。 ピストルズ達は人間と同様に食事や睡眠を取り、環境に不満があるとストライキを起こすなど強い自我も持っています。また、「匹」で数えられる事を嫌い、「人」単位で数えさせようとするのも他のスタンドとはやや異なるところです。

vsギアッチョ!周囲を凍らせる難敵にミスタはどう勝つ?

ボスからの指令により、サンタ・ルチア駅に隠されたディスクの回収に向かうジョルノとミスタ。そんな中、暗殺チームの1人・ギアッチョが彼らの乗る自動車を襲撃します。自動車はみるみるうちに凍っていき、2人は身動きが取れなくなってしまいました。 ギアッチョのスタンド名は、「ホワイト・アルバム」。周囲にあるものを冷やし、凍らせる事が出来ます。ギアッチョ本人は強力なパワーのスーツを身にまとい、高い防御力のためピストルの弾丸でも打ち抜く事は不可能です。 車体の上部に潜んでいたギアッチョのスタンド攻撃によって、車は操縦が効かず猛スピードで暴走。窮地に陥ったジョルノとミスタでしたが、ジョルノは咄嗟にミスタの弾丸を拾いました。 実はジョルノのスタンド能力は、環境に即した生命しか創造することができず、氷結能力によって周囲を生命が活動できないくらい低温にしてしまうギアッチョとは相性が悪かったのです。ですが、ミスタの撃った弾丸は熱を帯びているため、ジョルノのスタンド能力で弾丸に新しい生命を生み出す事が可能に。弾丸を受け取ったミスタは、ギアッチョめがけて発砲します。 弾丸を植物に変えてギアッチョを車体から振り払うジョルノでしたが、ギアッチョは車を執拗に追いかけてきます。ついにジョルノはミスタだけを目的地へ行かせるため、自動車ごと橋の下の運河に突っ込みました。

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逃げず、戦うことを優先したミスタ 洞察力と機転でギアッチョを倒す!

ジョルノとミスタは運河へ逃げるものの、ギアッチョは運河の水を凍らすことで、2人の動きを封じました。そんな中ミスタは、何故か凍った植物の葉を集めだしました。その理由は、硬く凍った葉の塊でスノーボードを作るためだったのです。とっさの機転で、ミスタは葉の塊で凍った運河の上を滑走していきました。 しかし、ギアッチョの強い戦闘力を間近で見たミスタは、ディスクを入手して逃げるよりも先にギアッチョを倒すことを決意します。海中に沈んだギアッチョから空気が漏れ出ているのを見て、頑丈なスーツにも呼吸用の穴がある事を見抜いたミスタ。ミスタは背中の空気穴に向けて発砲しますが、ギアッチョは周囲の空気を瞬時に凍らせることで、弾をはね返してきました。それによってミスタは被弾してしまいます。 ミスタは複数の銃弾で身体のあちこちを負傷しますが、一方でギアッチョもミスタの返り血を大量に浴びました。ミスタは返り血でギアッチョの視界を塞ぐために、あえて目の前で反撃を受けたのです。 事前にミスタが電柱へ銃撃を浴びせていたため、ギアッチョの後ろにある電柱は鋭く尖った状態に。そして、前が見えず銃撃を受けたギアッチョは、背中の空気穴から、尖った電柱に突き刺さります。ギアッチョは最後にミスタへ反撃を試みるも、ジョルノからのラッシュ攻撃を受け電柱が深く首に突き刺さり、死亡しました。

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ディアボロ戦を生き残り、新パッショーネ幹部に昇進!

物語の後半で組織のボスの本性に気づき、組織を裏切る事となるブチャラティ達。ブチャラティチームのメンバー達は巨大組織を敵に回す事に葛藤しますが、ミスタはブチャラティの信念を信じ、あっけらかんと彼について行きました。 組織のボス・ディアボロとの戦闘では、ピストルズ達と共に射撃によってジョルノを援助したミスタ。激戦を生き延びたミスタは、組織の新たなボスとなったジョルノの側近として控えている場面で、物語は幕を閉じます。 第5部の後日談を書いた小説『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』では、組織の副長となったミスタが登場。かつてブチャラティを裏ぎったフーゴに対して、麻薬チームの残党を始末するよう命じます。

アニメ版『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』でミスタを演じた声優は鳥海浩輔(とりうみこうすけ)

アニメ版『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』では、男性声優の鳥海浩輔(とりうみこうすけ)がミスタの声優を担当しています。アーツビジョンに所属しており、1997年に放送されたアニメ『家なき子レミ』のアンリ役で声優デビュー。代表作に、『弱虫ペダル』の今泉俊輔役や、『NARUTO -ナルト-』の犬塚キバ役などがあります。 代々木アニメーション学院声優タレント科・日本ナレーション演技研究所を卒業しており、2016年には声優活動を始めてから20周年を迎えました。

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強くて頼もしいミスタは、チームにとって不可欠な存在!

『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』で活躍するギャングの1人、グイード・ミスタについて紹介しました。「自由気ままに楽しく生きる」というミスタの自由奔放な人生観には、憧れる人もきっと多いはず。 ミスタを語る際には、個性の強いスタンド能力や、“4を怖がる”という面白い性格に目が行きがちです。しかしミスタは拳銃の扱いに長けた才能の持ち主であり、どんな時も冷静さを失わない性格と、頭のキレは彼の大きな魅力の1つでもあります。