2020年2月13日更新

『ドラゴンボール』ポタラとフュージョンの違いは?これまで融合したキャラを紹介

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『ドラゴンボール』ポタラとフュージョンとは?圧倒的な力を得る合体方法!【ネタバレ注意】

ポタラとフュージョンは、どちらも2人の戦士が1人に合体した現象を指します。双方ともに大幅にパワーアップした1人の戦士に合体が可能で、(ポタラを神が使う場合を除き)変身には時間制限があります。両方、アニメでは合体した2人の声優2人が声を重ねて演じています。 また変身した戦士の描写を見てみると、元のキャラクターより自信過剰な性格や傲慢な振る舞い、堂々とした心象になる傾向があります。原作でポタラ合体したベジット、原作でフュージョンしたゴテンクス、アニメ『ドラゴンボール超』でポタラ合体したケフラがそれに当てはまります。 それぞれの違いを見てみましょう。 ※本記事では「ドラゴンボール」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

フュージョンはメタモル星発祥の融合技!失敗したら超残念な姿に……

フュージョンは、メタモル星人に伝わる融合技です。同じくらいの身長、戦闘力を持つ2人の戦士が、特定の動きと掛け声を正確に行うと成功します。 フュージョンで合体すると、ポタラ合体と同じく強力な戦士になれます。ただし、戦闘力の増加はポタラほどではありません。そして、失敗すれば戦闘力も見た目のカッコよさも大幅に劣った戦士になってしまいます。フュージョンするときの動きがほんの少しズレているだけでも失敗してしまうので、難易度は高めです。合体持続時間は最大30分程度と短めで、これもエネルギー消費が激しければさらに短くなってしまいます。 ゲーム『ドラゴンボールフュージョンズ』では、ブルマが作った道具を使ってより簡単にフュージョンする方法や、5人でフュージョンする「マキシフュージョン」が登場しました。

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ポタラの効果はフュージョン以上!?界王神の持つイヤリングで合体

ポタラは、界王神が持っている1対のイヤリングを、2人の戦士が身に着けることで行う合体です。 ポタラで合体すると、2人の戦士の戦闘力を足しただけでなく掛け合わせたくらいの戦闘力が得られます。原作の老界王神によれば、その効果はフュージョン以上です。またフュージョンと違って、合体に失敗する可能性も低いメリットがあります。 原作では、1度合体すれば一生元には戻れないと言われていました。しかし原作でも悟空とベジータがポタラ合体したのにも関わらず、魔人ブウの体内に入ったときに元の2人に分離しています。アニメ『ドラゴンボール超』では、ポタラ合体を人間同士で行った場合、約1時間の時間制限があると明かされました。

悟空とベジータがフュージョン合体!破壊神ビルスも認める強さを持つゴジータ

ゴジータは、悟空とベジータがフュージョンした姿であり、原作には登場しないアニメオリジナルキャラクターです。劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』と『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』、アニメ『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール超』に登場します。その他、ソーシャルゲーム『ドラゴンボールZドッカンバトル』やビデオゲーム『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』にも登場しました。 ゴジータは超サイヤ人、超サイヤ人2、超サイヤ人3、超サイヤ人4、超サイヤ人ゴッドSS、超サイヤ人ブルーに変身出来ます。戦闘力は概して高く、ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース』では超サイヤ人4の状態で、ビルスから「いい線いってるんじゃない?」とまで言われています。

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悟空とベジータがポタラ合体!最強の戦士ベジット

ベジットは、原作魔人ブウ編で登場しました。悟空とベジータがポタラ合体した姿です。服装も顔立ちも悟空とベジータの特徴をそれぞれ引き継いでおり、性格は自信満々で挑発的になりました。 合体した後に、本人が「ベジータとカカロットが合体して……ベジットってとこかな……」と名乗っています。その戦闘力はめざましく、これまで苦戦していた魔人ブウを圧倒します。焦った魔人ブウにコーヒーキャンディの姿に変えられてもなお、その強さは変わりませんでした。ベジットは「どうする?おまえのあいては世界一強いアメ玉だぞ!」と煽っています。 その後わざと魔人ブウの体内に吸収された際に、なぜか合体が解けて元の2人に戻ってしまいます。老界王神には再度ポタラ合体を進められましたが、それぞれが戦士としてのこだわりを持つ悟空とベジータは「オラたち向きじゃねえんだ」と断りました。

悟天とトランクスがフュージョン合体!生意気な超戦士ゴテンクス

ゴテンクスは、原作に登場した悟天とトランクスがフュージョンした姿です。 戦闘力は非常に高く、魔人ブウと互角に戦いました。しかしゴテンクスも魔人ブウも子供っぽいために、お互い本気の真剣勝負だったかは定かではありません。ピッコロからも「す……すごい戦いだがどこかくだらないぞ……!」と言われています。 ダイナマイトキック、イノシシアタック、ミラクルスーパーパンチ、ギャラクティカドーナツ、スーパーゴーストカミカゼアタックなどたくさんの技があります。どれも威力は強いのですが、相手の戦闘センスが高すぎるなど、ゴテンクスの技が通用しない場面も多々見られました。

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老界王神とキビト神もポタラ合体で誕生した界王神!戦力には……ならない

老界王神、界王神、キビトもそれぞれポタラ合体の経験者です。彼らは神なので、1時間の時間制限がありません。 老界王神は、何万年も前に魔法使いの老婆とポタラ合体したまま変身が解除されていません。そのお陰で、戦士の潜在能力を限界以上に引き出すなど様々な能力を手に入れました。老界王神自身は、合体前は美青年だったと語っています。 キビト神は、界王神と付き人のキビトがポタラ合体した姿です。本人達は大幅なパワーアップを実感して喜びましたが、老界王神には「元々が大したことがないのだから(戦力にはならない)」とバッサリ言われています。後日、ドラゴンボールによって元の2人に戻りました。

合体技によって誕生!衝撃的なゲームオリジナルキャラも紹介

ゲームオリジナルキャラクターで、見た目が強烈なヤム飯、ゴタンがいます。それぞれヤムチャと天津飯、悟空とサタンが合体した姿です。

髪型が特徴的すぎる!ゲームオリジナルキャラのヤム飯

ヤム飯は、ヤムチャと天津飯がフュージョンで合体した姿です。ゲームでのみ登場し、初登場はPS2の『ドラゴンボールZ2』でした。 隠しステージに行くと使用が可能になります。スキンヘッドなのかサイヤ人に似た髪型なのかよくわからないヘアスタイルが特に強烈です。再登場は3DSの『ドラゴンボールフュージョンズ』で、ここでは「ヤムハン」の名前で登場しました。

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当然戦力外通告!悟空の想像内で登場したゴタン

ゴタンは、悟空とサタンがポタラ合体した戦士を、悟空が想像した姿です。 原作では悟空の想像内に留まり、実現はしませんでした。その際も「1000の力が1001になったところで勝てやしねぇ」と辛辣な言われようです。 PS2の『ドラゴンボールZ2』では、プレイヤーが操作できるキャラクターとして登場しました。それ以降も、ゲームでちょこちょこ登場しています。

『ドラゴンボール』合体キャラの魅力は無限大!その人気は単体キャラ以上!?

ドラゴンボールでは、戦士たちの戦闘力が際限なく上昇しすぎて、それ以上のパワーアップが難しくなってしまいました。そこで考え出されたのが、合体による一時的な戦闘力の上昇でした。 ベジット、ゴテンクスをはじめ、合体キャラは元のキャラクターに負けず劣らず人気を博しています。それも強いキャラ×強いキャラ=並外れて強いキャラ、という期待感によるものでもあるでしょう。そもそもドラゴンボールはバトル漫画の金字塔でしたが、その中でも合体した戦士がもたらすインパクトは相当のものでした。ゴタンなどの愛すべきギャグキャラも含めて、合体キャラの人気は今後も不動のものでしょうね。