2024年4月12日更新

「転スラ」ディアブロがリムルに忠誠を誓う理由とは?裏切りはあるのかや強すぎる正体に迫る

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「転スラ」ディアブロとは?

転生したらスライムだった件 転スラ ディアブロ
© 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会 © WonderPlanet Inc.
名前 ディアブロ
種族 悪魔族(デーモン)/上位魔将(アークデーモン) →悪魔公(デーモンロード) →魔神/原初の七柱/悪魔王(デヴィルロード)
称号 魔神王(デモンロード)
EP 666万6666
加護 リムルの加護
魔法 暗黒魔法、元素魔法
ユニークスキル ・誘惑者(オトスモノ)……思念支配、魅了、勧誘 ・大賢人(モトムモノ)……思考加速、詠唱破棄、森羅万象、法則操作
アルティメットスキル 誘惑之王(アザゼル)……思考加速、万能感知、魔王覇気、時空間操作、多次元結界、森羅万象、懲罰支配、魅了支配、誘惑世界
耐性 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性
声優 櫻井孝宏

ディアブロは、リムルによって召喚され、名付けされた悪魔。悪魔ながら、主人であるリムルに対し堅い忠誠心を見せています。 「名付け」での消費魔素量は他の幹部の比にならず、リムルが魔素を半分も消費したほど。その力はテンペスト内でリムルに次ぐものとなっています。 このように、実力は折り紙付きのディアブロですが、自身は戦いに興味を持ちません。本来悪魔族は、自らの強さを最強とすることに執着し、戦いに明け暮れる種族。しかし、リムルに尽くすことばかり追求するディアブロは、かなり風変わりな悪魔といえるでしょう。

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リムルの部下でも最強と噂されるディアブロ。その強さはもちろん、危ない雰囲気もまたかっこいいんです……。

【正体】ディアブロは最強の原初の悪魔だった!

ディアブロの正体は「原初の七悪魔」の1柱である「原初の黒」。それがリムルにバレるのは原作12巻でのことです。ディアブロがリムルに召喚されるのが5巻なので、かなり長い間正体がバレなかったことがわかります。 「原初の七悪魔」は最恐と恐れられる悪魔の始祖。原初の悪魔はそれだけで世界最強レベルなのですが、そのなかでもディアブロはギィとツートップを張ると考えられるほどの強さを誇ります。 しかしそんな事実も、主であるリムルを前にしたディアブロにとっては取るに足らないことだったようです。強さへの執着を持たない彼は、あえて伝えることはしませんでした。そのため長らくリムルは正体を知らないままとなったのです。

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原初の七悪魔とはずいぶん中二心をくすぐる設定……!ディアブロの強さにも納得です。

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【忠誠】ディアブロがリムルに忠誠を誓う理由とは

リムルへの忠誠心はもはや病気……

転生したらスライムだった件 リムル
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

リムルの召喚によって現界したディアブロは、リムルを主人とします。彼は悪魔族らしく強さを誇示することはなく、代わりにリムルに対する強い忠誠心を見せるのでした。 主人のために働き、主人の役に立てることこそが、至上の喜び。そんなディアブロの忠誠心は、ときに執着にも似た形となって表れることがあります。 例えば、重要な場面で他の幹部が同席しながら自分は呼ばれなかったときなどは、傷心してしまうほど。自分が任されないときの落ち込みぶりは、まさに“病気”です。 思い返せば、彼の忠誠心は召喚直後から異常なほどでした。ディアブロは召喚時に連れていた2体の悪魔を、主が望む死者蘇生の「反魂の秘術」のために躊躇なく提供。その迷いのない、むしろ役に立てて恍惚としている様子からも、彼のリムル至上主義が見てとれます。 それゆえにディアブロの前でリムルに危害を加えようとする、あるいはリムルへの誹謗中傷を行うことは禁忌とされており、そうした行動をとった者たちは容赦のない制裁を食らうことに……。 またリムルへの執着が味方サイドに及ぶシーンもあり、同じ秘書という立場にあるシオンには対抗心を向けることもしばしば。ただリムルの味方に対しては基本的に仲間意識を持っており、召喚時から見知っているランガとは特に仲が良いようです。

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ディアブロはなぜリムルに心酔するのか

転生したらスライムだった件
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
リムルへ忠誠を誓う理由
  • 元々リムルを知っていてその強さに魅入られていた
  • リムルの転生前の存在に生み出されていた

ディアブロはシズを通してリムルを知っていた

実はディアブロは水晶を通して、シズから姿を受け継いだリムルを認知していました。かつてディアブロはシズと戦っていますが、彼女が持つ「抗魔の仮面」に興味を持ち見逃しています。 自分でも壊せなかったその仮面はリムルとの接触により割れることに。そしてそれをきっかけに、ディアブロはリムルに興味を持つようになったのです。

リムルの転生前の存在がディアブロの生みの親

そもそもディアブロは星龍王ヴェルダナーヴァにより生み出されたとされています。そしてこのヴェルダナーヴァの生まれ変わりこそがリムルだと言われているのです。 ヴェルダナーヴァはかつて七柱の熾天使を召喚しており、その裏でディアブロをはじめとする原初の七柱が生まれました。その悪魔たちのなかで、ディアブロは唯一ヴェルダナーヴァに対する忠誠心を所持。 その理由は明らかになっていませんが、そこにはディアブロの持つ心核が影響していると言われています。心核を破壊された場合、その者は破壊者へ忠誠を誓わなければいけません。 つまりディアブロはヴェルダナーヴァに戦いを挑み、そこで心核を壊された可能性があるのです。ここで生じた絶対的忠誠心が残っているのであれば、ヴェルダナーヴァと繋がりを持つリムルに心酔しているのも納得できる気がしますね。

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前世から繋がりがあったのだとすれば、ディアブロの強い忠誠心にも納得です。

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【裏切り】ディアブロは悪魔…今後裏切る運命なのか?

その悪役然とした見た目や、誰かの配下となるにはもったいなさすぎる強さ。さらに原初の悪魔であるギィがマスターを裏切った過去もあることから、「いずれリムルを裏切るのでは?」と噂されているディアブロ。しかしながら原作ではリムルを裏切るという展開は存在していません。 もちろんアニメ版や漫画版で展開が変わる可能性もありますが、リムルへの強すぎる愛と忠誠心を見ているとそれもなさそうな予感。ディアブロはこれからもリムルの1番の配下として、リムルを支えていくと思われます。 また、アニメ版の声優を務めている櫻井孝宏は、最終的に味方を裏切るキャラクターを演じているイメージが強いことも、ディアブロが裏切りそうと言われている所以です。

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確かにワルモノ感たっぷりの顔はしているけど、ディアブロがリムルを裏切る姿は想像できないですね。

【強さ】ディアブロの能力やスキルを紹介

スキル

誘惑者(オトスモノ)

屈服した者の生殺与奪権を握って、恐怖によって半強制的に相手を支配するスキル。リムルの「心無者」と同系統のスキルです。

大賢人(モトムモノ)

思考加速や詠唱破棄・森羅万象などリムルの「大賢者」と似た権能を持ち、加えて法則操作も使える思考系スキル。

「絶望の時間(ディスペアータイム)」

「絶望の時間(ディスペアータイム)」はディアブロが持つ切り札のひとつです。こちらは「誘惑世界」と「虚実変換」を組み合わせた技となっており、理不尽とも言える恐ろしい効果を持っています。 まず「誘惑世界」により、対象の生死すらも操れる仮想世界を具現化。さらにそこで起きた出来事を「虚実変換」により現実世界の出来事に変換、つまり仮想上で起こした幻覚を現実に変えてしまうのです。作中ではこの技を七曜の老師に使用しており、手も足も出ない圧倒的な強さを見せつけていました。 この超強力な技を破るためには、精神体(スリチュアル・ボディー)を鍛え抜き自らの意思で抵抗するしかありません。しかしながら原初の悪魔・ディアブロに精神力で勝つのは困難を極めるため、実質防御不可能の技と言っていいでしょう。

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進化の変遷

召喚時のディアブロは、「上位魔将アークデーモン」と呼ばれる存在でした。この時点で、悪魔を統べる存在相当という規格外の力の持ち主です。 さらに「名付け」によって力がはね上がり、「悪魔公デーモンロード」へと進化を果たします。「名付け」は、魔王に覚醒して魔素量が10倍に増えたリムルが、その半分を消費するほどのもの。これで強くないわけがありません。 その後、リムルが「大賢者」を進化させた「神智核(マナス)」によって能力が最適化。結果、「悪魔神」の地位にまで上り詰めます。 そんなディアブロの持つ代表的スキルが、ユニークスキル「誘惑者(オトスモノ)」です。これは自身に屈服した者を恐怖によって支配するというとんでもない能力。またディアブロの覚醒進化により、こちらのスキルは究極能力「誘惑之王(アザゼル)」へと進化します。 この能力は「誘惑者」の上位互換とされており、詳細は不明ですが誘惑世界や各種支配能力をはじめとする様々な効果を有しているようです。

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最初から強かったディアブロですが、そこからどんどん成長していくのもたまらないんですよね。

ディアブロとギィはどちらが強い?

ディアブロと同じく原初の七悪魔の1柱であるギィ・クリムゾン。彼らは同じ原初の悪魔というだけでなく、かつて最強の座を争い戦ったライバルでもあります。ギィは作中でも最強クラスの強さを持つ存在ですが、ディアブロとの戦いは引き分け。決着が着かないまま終わっているようです。 しかしながら、それ以降ディアブロはリムルのもとで成長を続け、さらなる強さを手に入れることに成功。現在は魔王となったディアブロの方が強いと思われます。

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ディアブロはもちろんですが、原初の悪魔たちはみんないいキャラをしています。

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【活躍】ディアブロの無双っぷりを振り返る

【魔王覚醒編】リムル最強の部下・ディアブロの誕生

リムルが治める魔国連邦はその勢力をどんどんと拡大していきますが、その過程でファルムス王国の襲撃を受けシオンをはじめとする仲間たちが殺されてしまいます。リムルは死んだ仲間たちを蘇らせる力を得るため、魔王への覚醒を決意。 そして覚醒に必要な生贄を集めようと、ファルムス王国の兵たちを蹂躙していきます。目的を達したリムルは覚醒の準備として眠りに入ってしまうのですが、その間際に配下として召喚されたのがディアブロを含めた3体の悪魔です。 彼らはリムルに頼まれた敵国要人の確保をあっさり完遂し、魔国連邦への護送をおこないます。さらにディアブロは死者を復活させる「反魂の秘術」成功のために配下を差し出すなど大きく貢献し、リムルへの深い忠誠心を見せつけました。 そののち彼はリムルの配下になりたいと希望し、正式に「ディアブロ」の名を与えられリムルの第2秘書として迎えられるのでした。

【聖魔対立編】ファルムス王国で見せた悪魔の怒り

リムルから任された大仕事に奮起!

ファルムス王国との戦後処理を任されたディアブロは、捕虜にしたエドマリス王たちをスキルにより隷属化し王国へと向かいます。彼はそこで恐怖心をあおりながら交渉を進め、たった1週間で講和条約を締結。 ディアブロは数年かかると見込まれていた仕事を、その手腕であっさりと解決してしまったのです。その後も彼は裏からファルムス王国を操っていきますが、自身の配下として利用していた大司教レイヒムを暗殺される失態をおかすことに……。 ディアブロはこの失敗にひどく落ち込んだものの、リムルから事態解決を任され奮起!新王エドワルドを中心とする敵陣へと攻め込み、リムルの流儀に応じた和平交渉を進めていきます。

敵の態度にブチギレ!凄惨な事態に……

嫌々ながらも交渉をおこなうディアブロですが、なんとそこでエドワルドがリムルをバカにしてしまい事態が急変!ディアブロは魔王覇気によりその場にいた全員を狂乱状態にし、敵陣の主力である三武仙もあっさりと攻略してしまいます。 しかしそこに神聖法皇国ルベリオスの幹部・七曜の老師が3名現れたのです。どうやら今回の騒動には彼らが大きく関わっていた様子。リムルから撃退許可を得たディアブロは「絶望の時間(ディスペアータイム)」を使用し老師たちの命をあっさりと奪ってしまいます。 さらにエドワルドに対し魔国連邦と深く関わりがあるヨウムを新王に推薦すると認めさせ、全てを丸く収めてしまったのです。

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【魔都開国編】魔国連邦最強戦士のひとりに

魔国連邦で催された開国祭では様々な出し物が実施されていました。そのなかでディアブロは四天王の一角を任され、名誉と喜びに打ち震えてしまいます。彼はリムルの配下でもトップクラスの戦闘力を誇っていたため、四天王に選ばれたのも至極当然のことと言えるでしょう。 ちなみにディアブロは開国祭で開かれた武闘大会では審判を務め、ゲルドやゴブタたちの激闘をしっかりと見届けていました。

【声優】アニメ「転スラ」ディアブロ役:櫻井孝宏

櫻井孝宏

ディアブロは、なんともクセの強いキャラクター。その彼を演じるのが、インテンション所属の声優、櫻井孝宏(さくらいたかひろ)です。 1996年デビューの中堅声優で、男性声優界におけるトップランナーの1人。2006年に始まる「コードギアス」の枢木(くるるぎ)スザクで一躍有名となります。 その他、「物語」シリーズの忍野(おしの)メメや、「あの花」の松雪集(ゆきあつ)など。『おそ松さん』のおそ松や「ジョジョ4部」の岸辺露伴(きしべろはん)、『鬼滅の刃』の冨岡義勇(とみおかぎゆう)など、主役級だけでも挙げればキリがありません。 経験豊富なだけあり、正統派男前キャラからギャグ要員、ヘタレ役までお手の物。クールな印象ながら、リムルに忠誠を過剰供給するディアブロのキャラは、ハマり役でしょう。 なお、ディアブロはアニメ第23話と「外伝」の第24話で登場しています。少しですが第1期でも声が聞けますので、ぜひお楽しみください。

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悪魔で執事なディアブロの国盗りが観れる?「転スラ」3期に期待!

魔王に名を連ねたリムルの最強配下ディアブロについて紹介しました。アニメではあまり活躍の場が描かれていませんが、ディアブロの本領が発揮されるのはまだまだこれから。 「転スラ」アニメ3期の制作も決まり、原初の悪魔のなかでもトップクラスな彼の本気の戦闘と狡猾な頭脳戦が描かれる日が楽しみですね。