2020年5月26日更新

『暗殺教室』潮田渚は暗殺の天才!?無害そうな少年が持つ意外なポテンシャル

『暗殺教室』潮田渚は暗殺の天才!?無害そうな少年が秘めた意外なポテンシャル サムネイル

『暗殺教室』のメインキャラクターである潮田渚。ナレーター的な役割を担う、常に物語の中心にいる登場人物です。今回は、そんな彼のプロフィールや能力、容姿について、印象的なエピソードを交えながら紹介していきます!

目次

『暗殺教室』潮田渚のプロフィールを紹介!序盤は性別不詳だった【ネタバレ注意】

潮田渚は、進学校である椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス・E組に所属する男子生徒です。小柄かつ華奢な身体つきで、水色の髪をツインテールにしていて、どこか中性的な雰囲気を感じさせます。性格もおっとりとしていて人当たりが良く、誰とでも仲良くできるタイプです。 連載当初は彼の性別が明言されていなかったので、彼が男子なのか女子なのか戸惑う読者もいるほどでした。後に男子だということが判明しますが、作中でも作戦の一環として女装をさせられたり、「性別」というコードネームをつけられたりと、性別ネタでいじられることもしばしば。 運動神経やパワー面では周りに劣るものの、その観察能力を活かして殺せんせーの弱点を探り、ノートにまとめることで暗殺に活かそうとします。派手に活躍するというよりは、陰で支える暗殺者だといえるでしょう。

暗殺の資質がスゴい!

天性の殺し屋としての才能

しかし物語が進むにつれ、渚の意外な一面が明らかになっていきます。それは、E組の誰よりも暗殺者としての資質を持っていたということ。彼が殺気を巧みに操るようすには、戦闘のプロである烏間先生ですら、「殺し屋の才能がある」と戦慄するほどでした。 見た目や物腰がいかにも無害そうだというのも、敵を油断させる要素になります。渚は実際にこの才能を使って、E組に降りかかるピンチを乗り越えてきました。

VS鷹岡戦で才能が開花?!

渚がはじめて殺し屋としての素質を見せつけたのは、新しく赴任してきた教官・鷹岡との戦闘でのことでした。鷹岡は恐怖によって生徒を抑えつけていたのですが、それに反発した彼らに対し「この中の誰かが勝ったら出ていってやる」と宣言したのです。 もちろん目的は見せしめ。生徒の1人をボコボコにすることで、もう2度と誰も逆らえないようにする、というのが狙いでした。言ってしまえば「公開処刑」——。その相手として選ばれたのが、渚です。 渚がボロボロになって許しを乞うようすを想像し、ニヤつく鷹岡。ですが戦闘開始直後、渚はごく自然に、殺気を一切発さずに鷹岡のそばに近づくと、体勢を崩したところを引き倒し、あっという間に刃を突きつけてしまいました。その手際は、まさにプロの殺し屋を思わせる鮮やかさです。

サバイバルゲームでも実力を見せつける

物語終盤で、殺せんせーを暗殺するか否かという生徒間の意見が割れ、E組は完全に分裂してしまいます。その結果、それぞれの派閥に分かれてサバイバルゲームを行い、勝った方の意見を通すことに。全員が譲れない思いを守り抜くため、これまで培ってきた力をぶつけ合います。 その際にも渚は、敵チームの4人を一気に仕留めるなど、圧倒的な実力を見せます。審判を務める烏間先生の背後に隠れ、大胆な奇襲を仕掛けるという、彼らしい戦い方です。ついにはクラス内トップレベルの生徒を差し置き、最後まで生き残ることになりました。渚が暗殺者としては随一であることがわかるエピソードです。

必殺技は“ねこだまし”

渚は夏休み、本職の暗殺者・ロヴロの特別講習を受けたことで、生来の才能にくわえ必殺技を手に入れてさらに強くなります。その必殺技は「ねこだまし」。 何の変哲もない、相手の顔の前で手を叩くという単純なもの。ですが渚の暗殺能力や観察眼と組み合わせ、最適なタイミングで放つことで予想以上のパワーを発揮します。その威力は、相手の思考力を麻痺させ、場合によっては意識を奪うことすらできてしまうというものです。 鷹岡のリベンジ戦で初披露された技ですが、その後徐々にパワーアップしつつ何度も登場します。技の存在を知っている相手にも効いている描写があることから、単なるだまし討ちではなく立派な必殺技であることがうかがえます。

渚が中性的なのはどうして?

女の子のような見た目をしている渚ですが、後にそれが母親のせいであることが明らかになりました。彼女は自分の望みや夢を渚に押し付け、ただ「娘が欲しかった」という理由で女性的な姿を強要していたのです。 物心ついた頃からお人形扱いをされ続けたせいで、渚はすべてを諦めきっていました。彼が初期にみせた危うさ、自己肯定感の低さは、このあたりに理由があるのでしょう。しかしE組での充実した時間を経た彼は、ついに母親に反抗し、本音をぶつけます。 暗殺スキルに磨きをかけ、みんなのピンチを救うほどに強くなった渚。しかしもっとも成長を感じさせたのは、母親の呪縛から解放され、自分自身の人生を生きると誓ったこのシーンでしょう。

秀才、赤羽カルマと一騎討ち!

わけあってE組に所属している秀才・カルマと、E組内でもどちらかといえば目立たない存在・渚。2人は正反対で、しかしクラスがずっと一緒ということもあり、実は中1の頃からよくつるむ関係でした。 ただ、渚は優秀なカルマを遠い存在に感じていて、カルマは内心で渚の奥底にある得体の知れない「何か」を恐れています。そのせいで、仲良くしつつも互いに複雑な感情を抱いていました。それが爆発するきっかけになったのが、「殺せんせーを殺すか否か」の話し合いです。 その決議をとるためのサバイバルゲームで、最後に生き残った「殺さない」派の渚と「殺す」派のカルマは、一騎打ちをすることになります。互いの能力を存分に発揮し、拳で語り合う2人。 最終的に勝ったのは渚ですが、2人はこの件を経て呼び捨てをしあうようになり、友情をさらに深めました。互いを認めるようになるまでの過程には、青春ドラマとしての面白さも感じられます。

卒業後はどうなった?

渚は自分の思わぬ才能を持て余し、一時は殺し屋としての道も本気で考えるほどになっていました。しかし悩んだ末、自分が殺せんせーという教師に憧れを抱いていたことに気付き、教師を目指すことを誓います。 後日譚である7年後の世界では、教育実習生としての姿が描かれていて、順調に夢を追っているようです。髪もばっさり切りイメージが少し変わりましたが、身長や華奢な体型はそのまま。 実習先が不良校ということもあり、初日から舐められてしまっていますが、生徒の1人が放った「殺すぞ」という言葉が引き金で豹変。あっという間に生徒たちを黙らせると、何事もなかったかのようににっこりと教壇に立ちました。 E組で磨いてきた才能が、これからも活かされていきそうな予感です。彼が心から憧れた殺せんせーのような、立派な教師になれることを願います。

アニメ『暗殺教室』で潮田渚を演じる声優は渕上舞

潮田渚の声を演じているのは、女性声優の渕上舞。透明感のあるかわいらしい声が特徴で、おもに少女の役を演じることの多い方です。もともとは女優志望だったらしく容姿も整っていて、2015年には写真集『アオイトリ』を出しています。 代表作は『ガールズ&パンツァー』の西住みほ、『おおかみかくし』の朝霧かなめなどで、少年役を演じたのはこの『暗殺教室』がはじめて。タイプのちがう女キャラにとどまらず、ますます演技の幅を広げていっています。

劇場版『暗殺教室』の潮田渚役は山田涼介!

『暗殺教室』はテレビアニメ化だけでなく、実写映画化も果たしています。殺せんせーはCGで再現され、キャストには豪華俳優陣が並ぶなど、なかなか力の入った作品です。 そんな実写映画で潮田渚役を演じるのは、Hey!Say!JUMPの山田涼介。甘く愛らしい顔立ちが魅力的で、中性的な渚のイメージにはぴったりだといえるでしょう。ちなみに彼は、実写版『鋼の錬金術師』のエドワード役も務めています。 作中には数々のアクションシーンが登場しますが、スタントを使わず彼自身が演じた部分も多いとのこと。高所恐怖症でありながら崖を昇るシーンをこなすなど、俳優としての根性が感じられるエピソードもありました。

『暗殺教室』潮田渚のかわいい顔には暗殺者としての天武の才が!

女の子とまちがえられるほどかわいい容姿とは裏腹に、とてつもない暗殺の才能を秘めている渚。穏やかな表情から繰り出される殺意や、相手の隙を突いた攻撃の鮮やかさなど、そのギャップがたまらなく良いです。 暗殺者としての素質に振り回されそうになりながらも、最終的に自分の進むべき道を見つけ、成長していく彼の姿には勇気をもらえます。殺意の扱い方を心得た彼が、これからどんなかっこいい大人になっていくのか——。作品をすべて読み終えた後でも、そんな期待に満ちた想像をしてしまいます。