2021年7月2日更新

『ひぐらしのなく頃に 業』を最終回までネタバレ解説!24話で残された謎が「卒」で明らかに?

ひぐらしのなく頃に
©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

新たな惨劇が描かれる『ひぐらしのなく頃に 業』。先の読めない急転直下なストーリー展開と残虐な事件、推理要素が人気のシリーズ最新作です。7月スタートの『ひぐらしのなく頃に 卒』放送に向けて「業」あらすじを徹底解説!残された謎に迫ります。

目次

アニメ『ひぐらしのなく頃に 業』のネタバレあらすじを振り返る!「卒」の考察も

ひぐらしのなく頃に
(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通

2020年10月から2021年3月にかけて連続2クールで放送された『ひぐらしのなく頃に 業』。竜騎士07のホラーサウンドノベルゲームを原作とした「ひぐらしのなく頃に」新ルートとして、放送直後から大きな話題を集めています。 2021年7月からは解答編にあたる「卒」が放送開始。この記事では「業」のあらすじを振り返りつつ、期待高まる「卒」の考察もしていきます。

2020年の「ひぐらし業」は単なるリメイク版ではなかった?

ひぐらしのなく頃に解
(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通

放送前に公開されていたキービジュアルなどから、2006年に放送された『ひぐらしのなく頃に』のリメイク版だと思われていた2020年の「ひぐらし」。 ところが蓋を開けてみると、序盤は「鬼隠し編」に似ているようで異なる物語が進行していきました。さらに第2話でアニメの正式タイトルが『ひぐらしのなく頃に 業』であること、第4話放送後に本作が完全新作であることが判明。 本作をメインキャストが全員続投した豪華なリメイク版だと思っていた作品ファンは衝撃を受けることになりました。また本作で初めて「ひぐらし」に触れた視聴者は、過去作を観たいという思いに駆られることに。 シナリオ以外での演出も含め、急転直下な展開が胸を抉る「ひぐらし」らしさが詰め込まれた作品と言えます。

『ひぐらしのなく頃に 業』主要キャラクター

前原圭一(まえばらけいいち)

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

前原圭一(まえばらけいいち)は東京から雛見沢(ひなみざわ)へと引っ越してくる青年。お調子者で熱血漢な性格で、行動力は抜群。しかしその行動力が裏目に出ることも。部活メンバー唯一の男子部員として、雛見沢の惨劇に関わっていきます。

竜宮レナ(りゅうぐうれな)

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

竜宮レナ(りゅうぐうれな)は心優しいヒロインのひとり。可愛いものに目がなく、「かぁいい」を連呼してお持ち帰りしようとすることも。普段はおっとりとしていますが、精神年齢は高く意外にもリアリスト。突っ走ろうとする圭一を諭すことも少なくありません。

園崎魅音(そのざきみおん)

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

園崎魅音(そのざきみおん)は雛見沢の御三家のひとつ・園崎家の次期頭首。クラスで委員長を務め、部活内でも最年長のお姉さんです。姉御肌なところがあり男勝りな部分も。「業」では「綿騙し編」にてメインキャラとなりました。

北条沙都子(ほうじょうさとこ)

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

北条沙都子(ほうじょうさとこ)は「業」における主人公ともいえるポジション。彼女はトラップを仕掛けるのが得意で、生意気な性格。強がった口調が目立つものの、年相応な幼い一面もあります。家庭環境には恵まれておらず、村でも冷遇されている幸薄な少女です。

古手梨花(ふるでりか)

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

古手梨花(ふるでりか)は御三家を担う古手神社の当主。村では「オヤシロさま」の生まれ変わりとして崇められています。彼女は過去作品で昭和58年の永遠とも思えるループを繰り返していた「繰り返す者」です。

園崎詩音(そのざきしおん)

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

園崎詩音(そのざきしおん)は園崎魅音の双子の妹。本家を継ぐ魅音が雛見沢で修行をしているのに対し、詩音は麓の町・興宮(おきのみや)で暮らしています。姉と違い女の子らしい振舞が得意。「業」では「綿騙し編」から登場します。

「ひぐらし業」ネタバレ①:鬼騙し編

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

物語は昭和58年6月10日から。圭一は部活メンバーの一員として村での生活に馴染んでいきます。一方で梨花と羽入(はにゅう)の会話から、この世界が一度はループから抜け出した後の世界で、なぜかまた昭和58年に戻ってしまったことが判明。 綿流しのお祭り当日、圭一は帰り道で富竹と鷹野を見かけますが、空気を読んで声を掛けませんでした。ところが翌日、大石刑事が圭一へ接触。富竹と鷹野が祭りの後、行方不明になったことを知らされます。 これをきっかけに圭一は「オヤシロさまの祟り」や「鬼隠し」について知っていくことに。レナの過去や不審な行動が目に付き、疑心暗鬼に陥りかける圭一でしたが、彼を諭したのは梨花でした。梨花の助言もあり、レナを信じようとする圭一。 ところがレナは圭一を殺そうとします。首を掻きむしりながら包丁で刺してくるレナに応戦して、圭一はレナの頭を殴りつけ、2人は血の海に横たわりました。 圭一が目を覚ますと病院で、レナは死亡。さらに梨花と沙都子も誰かにより首を刺され死んでいました。圭一も雛見沢症候群が発症していることを匂わせる描写で本編は終わります。

「ひぐらし業」ネタバレ②:綿騙し編

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

「綿流し編」と同様におもちゃ屋でのゲーム大会が開催されます。商品の人形は梨花のアドバイスにより、圭一から魅音へと手渡されました。また本編では初めて詩音が登場します。 綿流しのお祭りの日、圭一は詩音に誘われ富竹・鷹野と共に祭具殿へ侵入。祭りの後、富竹と鷹野は車で逃走、さらに公由(きみよし)村長・梨花と次々に失踪者が出ます。 魅音か詩音(判別不明)に電話で呼び出された圭一は園崎本家へ。祭具殿への侵入という禁忌を犯した圭一は、まずそのことを魅音に謝罪するのでした。すると魅音は自分だけは何があっても信じてほしいと言って、圭一を敷地内の地下祭具殿へと幽閉します。 園崎家次期当主として一連の祟りを語った殺人事件の連鎖を断ち切りたい、そして人形をくれた圭一を助けたい。覚悟の表情を浮かべた魅音は、銃を手に訪問者の元へと向かっていきます。 地下で気を失いその後搬送された圭一は、大石から詩音・お魎・公由村長の遺体が地下の井戸から、梨花の遺体が学校から発見されたこと、さらに沙都子と魅音が相討ちのような形で死亡したことを聞かされるのでした。

「ひぐらし業」ネタバレ③:祟騙し編

沙都子が中心となる「祟騙し編」。雛見沢ファイターズに関わった圭一は、入江から沙都子の家庭の事情を聞きます。沙都子がダム推進派夫婦の遺児であることや兄・悟史の失踪、叔父・北条鉄平からの虐待の過去を知った圭一は、彼女を泣かせたくないと心に誓うのでした。 ところが鉄平が村に戻ってきて、沙都子は北条家に連れ戻されてしまいます。沙都子は不登校気味に。詩音も加えた部活メンバーが立ち上がり、沙都子の現状を児童相談所へ訴えます。 圭一の熱意は村を動かし、ついに相談所の職員が北条家を訪問。沙都子は電話で鉄平は連行されたと圭一に報告しました。しかし沙都子の身体には虐待された痕跡がありません。 綿流しのお祭りの日、沙都子に「にーにーになってほしい」と家に連れて行かれた圭一は暗闇で連行されたはずの鉄平に襲われます。圭一は武器を奪い鉄平に攻撃したところで意識を失いました。 入院中の圭一のもとにレナがお見舞いに来ます。彼女によると大石が境内で銃を乱射、それにより魅音・詩音・梨花・沙都子が死んでいました。

「ひぐらし業」ネタバレ④:猫騙し編

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

カケラの世界で羽入は最後の力を振り絞って、梨花に死に際の記憶が引き継がれるようにしました。また「繰り返す者」を殺すことができる剣として「鬼狩柳桜(おにがりのりゅうおう)」のことを話します。 心が折れかけていた梨花は自死するため剣を探すものの見つからず、あと5回だけ頑張ろうと思うのでした。しかし惨劇は繰り返されます。ループしてもループしても、誰かが雛見沢症候群を発症し最後には梨花も死亡。 4度目の死後、梨花が目を覚ますと沙都子に生きたまま腹を裂かれていました。その際に沙都子が放った「雛見沢を出たいと思うことが罪」という言葉で梨花の心は完全に折れてしまいます。 雛見沢から離れることを諦めた次の世界では、不思議なほどにすべてがうまくいったのです。これまで黒幕として梨花の前に立ちふさがっていた鷹野ですら自ら改心しており、終末作戦も起こりません。あまりに都合のいい状況に梨花は不気味に感じていました。 そして沙都子の誕生日パーティー。別の世界を経験した者にしか分からない反応を沙都子が見せたことで、梨花は沙都子が「繰り返す者」だと確信。梨花に言い当てられた沙都子は、彼女に銃口を向けるのでした。

「ひぐらし業」ネタバレ⑤:郷壊し編

「郷壊し編」では全7話をかけて「猫騙し編」に至るまでの物語が沙都子視点で描かれます。梨花がようやくループを抜け出したハッピーエンドの「祭囃し編」の数年後。 梨花から一緒に聖ルチーア学園へ進学したいと請われた沙都子は、猛勉強の末に合格します。100年越しの夢を叶えた梨花に対し、もともと勉強嫌いで校風が肌に合わない沙都子は学園で浮いた存在に。梨花との間にも溝が生まれてしまいます。 そんな折、同窓会が雛見沢を訪れた際、沙都子は祭具殿で謎の人物・エウアとの邂逅を果たし「繰り返す者」の力を与えられるのでした。そこから沙都子のループが始まります。 沙都子は何度もループしますが、梨花の100年蓄積された意思の力は強力でした。沙都子は雛見沢で梨花と過ごす未来を求めて、何度も世界を繰り返すことに。 やがてエウアから梨花も「繰り返す者」だと知らされた沙都子は、梨花の辿ったすべてのカケラを見て、惨劇のルールを理解します。 そしてエウアに梨花と同じカケラにたどり着ける力を与えてもらうと、沙都子は梨花の心を追い詰めるために再び次の世界を始めるのでした。

衝撃の24話!最終回で「卒」に残された謎とは?

沙都子のループによって、鷹野や鉄平が他のカケラでの記憶を引き継ぐという想定外の影響が出始めます。別のカケラでの末路を悪夢として見たことで、惨劇の鍵を握る鷹野の心境にも変化が発生。ついに鷹野が自ら改心する形で惨劇は回避されます。 惨劇は梨花を雛見沢に縛り付けるために必要な要素です。そこで沙都子は自らがオヤシロさまとなって、雛見沢の祟りを利用しようと画策。雛見沢症候群を発症させるH173を入江機関から奪取しました。 こうして祟りの材料を手に入れた沙都子は、これまで描かれた「鬼騙し編」~「猫騙し編」の中で誰にどうH173を使っていたのでしょうか。解答編となる「卒」では、沙都子が引き起こした惨劇の裏側が明かされるでしょう。

【予想】『ひぐらしのなく頃に 卒』で明かされる戦慄の解答

「郷壊し編」を通して、沙都子の梨花への強い執着が描かれていました。沙都子は自らが正解としたカケラ以外はすべて駒に過ぎないと思っている様子。それがより鮮明に描かれているのが、「卒」PVでの沙都子のセリフです。 沙都子はレナに対して「梨花を雛見沢にとどまらせることができたら、その世界では必ずあなたを幸せにしてあげましてよ」と発言。レナすらも利用しようとしている様子が見て取れます。今の沙都子の様子を考えると、「業」の惨劇の裏にはほぼ彼女がいると思って間違いなさそうです。 「繰り返す者」を殺せる「鬼狩柳桜」が行方不明になっている点も気になるところ。タイトルからなにかからの「卒業」が示唆されています。梨花が一連の惨劇から卒業するのか、それとも沙都子が梨花への執着から卒業するのか。 2人の殺し合い以外の形以外でハッピーエンドはあり得るのか、7月の「卒」放送開始が待たれます。

「ひぐらし業」のネタバレをおさらいして「卒」放送に備えよう

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©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

『ひぐらしのなく頃に 業』のあらすじを紹介しました。24話を通して出題編が描かれたため、本作ではまだなんの答えも出ていません。 7月スタートの「卒」でようやく解答編が始まります。ループが多く設定もより煩雑になっているため、放送開始までにしっかりおさらいして、「卒」の考察合戦に備えたいですね。