おすすめの有機ELテレビ10選!選び方&液晶テレビとの比較も
有機ELテレビとは?
【液晶vs有機EL】メリット&デメリット比較
比較項目 | 液晶テレビ | 有機ELテレビ |
---|---|---|
購入価格 | ▼比較的安い | ▼液晶より 5万円〜10万円ほど高い ▼しかし価格は下落傾向 |
反射 | ▼ノングレア(パネルの艶消し) 加工のモデルが多く 映り込み・反射が少ない |
▼反射しやすく 明るい部屋に適さない |
電気代 (55インチ4Kモデルと仮定) |
▼比較的安い | ▼比較的高い しかし年間1,000円程 しか変わらない |
映像 | ▼視野角(綺麗に見える角度)が 狭いモデルが多い |
▼視野角が広いため 大人数でもみやすい ・コントラストが綺麗 |
焼き付き | ▼生じにくい | ▼生じやすい ▼しかし最新モデルは生じにくく サポート体制も整っている |
サイズ | ▼ポータブルサイズから 大型まで様々 |
▼ラインナップは基本的に 大型製品 ▼薄型・軽量で壁掛けも最適 |
液晶テレビと比べてのメリット、デメリットを順に紹介します。液晶テレビと有機ELテレビは何が違うのか、理解しておきましょう。
有機ELテレビのメリット
有機ELテレビのデメリット
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【有機ELテレビの選び方】ポイントは主に6点
有機ELテレビを選ぶ際、何を基準にするべきか解説していきます。自分にとってどこのポイントが重要なのか十分に考えるようにしましょう。
①サイズ・重さ
②画質
③音は出力をチェック
④ネットワーク機能をチェック
⑤録画・チューナー数
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⑥接続端子に注意
【有機ELテレビのおすすめメーカー】
有機ELテレビを販売するメーカーは多くありますが、その中でもおすすめのメーカーをご紹介します。メーカーごと少しずつ違った特徴を持っているため、それぞれの特徴を事前に理解しておきましょう
LG:インテリアとしても活躍する、モダンなデザインがウリ
LGは自社で有機ELパネルを製造しています。国内メーカーに比べ機能は多くはないものの、基本性能は十分優秀。シンプルデザインが特徴的で、製品のラインナップも豊富です。 自社製造ということもあり、比較的価格も安くなっています。有機ELテレビで高画質の映像を手軽に楽しみたい人は、一度チェックしてみてください。 またLGの有機ELテレビは、パネルの薄さにも定評が。薄さがなんと0.4㎝のモデルも存在し、設置の際もインテリアの邪魔になりません。 中には、パネルとスピーカーユニットが離れている「LG SIGNATURE」というシリーズも。モダンなデザイン性もLGの魅力の1つです。
ソニー(SONY):音も映像も最高性能!
ソニーの有機ELテレビは、パネルに合った映像処理を可能とする「X1 Extreme」を採用しています。それにより、有機ELパネルに合った映像処理を高精度で行い、パネルのポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。 さらに様々な映像をHDR相当の画質で、リアルに描くことができる「HDRリマスター」や、2つのデータベースをもとに精細感とノイズ低減を実現する「デュアルデータベース分析」などの高画質技術を搭載しています。高コントラストで高精細の、鮮明な映像を楽しむことができます。 またサウンド面の性能もバッチリ。画面自体を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス」を採用しています。映像に合わせ画面自体を震わせ、被写体の位置に合わせた音作りができます。長年音作りを追求してきたソニーならではの技術です。
パナソニック(Panasonic):再現できる色の領域が広い!
パナソニックはVIERAブランドのテレビとして、有機ELテレビも販売しています。VIERA専用の映像エンジンである「ヘキサクロマドライブプラス」を採用しています。 再現できる色の領域が広いため、単なる明暗にとどまらず、明部、暗部にひそむ細かい色彩や光まで、大画面の隅々まで描きつくします。映像の製作者の意図している、ありのままの色や映像、感性をリアルに描き、これまでにない忠実性で再現します。 メーカー独自の有機ELパネル制御技術も備えており、パネル自体のポテンシャルを引き出すことができます。高い輝度を実現でき、高コントラストで美しい映像を常に楽しむことができるモデルを多くラインナップしています。
東芝(TOSHIBA):レグザ(REGZA)のテレビは裏切らない!
「REGZA」というテレビブランドで知られているのが東芝のテレビ。もともと画面に関しては大きな強みを持っており、そのノウハウは有機ELにも受け継がれています。 東芝の有機ELには「レグザエンジン Cloud」という映像エンジンを搭載し、クラウド上に構築されたジャンルや映像コンテンツごとに最適化した画質を実現。どんな映像も高いコントラストと自然な色で滑らかに映し出してくれます。 さらに「地デジAIビューティPRO」という機能を搭載。地デジ放送などの放送圧縮で失われた解像感や表れたノイズも様々な処理を行っており、きめ細かい部分も徹底して高画質化にこだわっています。
【有機ELテレビおすすめ10選】
ここからはおすすめの有機ELテレビを6つ紹介します!「自分の重要視しているポイント」にマッチした商品があれば、詳しく見てみてください。
LG「OLED65B9PJA」65インチ
LGの「OLED65B9PJA」は、有機ELテレビかつ4K対応のハイエンドモデルです。4K対応というだけでなく、4Kチューナーも内蔵。2021年に予定されている「東京オリンピック」観戦にもぴったりの逸品です。 AmazonのAlexa(アレクサ)に対応しているのも嬉しいポイント。スマートホームの操作などを、声だけで行うことができます。
LG「OLED88ZXPJA」88インチ
LGの「 OLED88ZXPJA」は、サイズが88インチで、有機ELテレビとしてはトップクラスの画面サイズを誇ります。 本物の「黒」を表現してきた有機ELテレビに、8Kのチューナーを内蔵しています。4Kの4倍の画素数を持ち、さらに鮮明で高画質な映像を、大画面で堪能することができます。 また「Googleアシスタント」と「Amazon Alexa」を利用することで、音声だけでテレビを操作することが可能です。
ソニー(SONY)「KJ-48A9S」48インチ
ソニーの「KJ-48A9S」は、有機ELテレビの中でも画面サイズが小さめの48インチです。視聴距離の目安は90㎝で、推奨される部屋の大きさは6畳程度。他と比べると非常にコンパクトであるため、一人暮らしの人でも、予算に余裕があれば有機ELテレビを楽しめます。 リモコンにはHulu、Netflix、U-NEXTなどのVODや動画サービスのボタンが搭載されており、ワンプッシュで簡単にアプリを起動できます。番組を見ながらでもスムーズに切り替えが可能です。
ソニー(SONY)「KJ-55A8H」55インチ
ソニーの「KJ-55A8H」はあらゆる映像を漆黒と豊かな色彩で描くことを可能にした、55インチの大画面の有機ELテレビです。 画面から直接音がでる「アコースティックサーフェス オーディオ」を搭載しているのも魅力のひとつ。セリフや歌声をよりクリアに再現し、まるでその場にいるかのような映像体験を可能にします。 大画面で、最上位の基本性能を持ちながら、テーブルトップの奥行きを326㎜までスリム化させています。場所を選ばずにすっきり設置でき、スタイリッシュに壁掛けも可能です。
パナソニック(Panasoinc)「TH-55HZ2000」55インチ
パナソニックの「TH-55HZ2000」は画質にも音質にもこだわった4Kテレビ。 テレビの下枠の部分に音声出力最大140Wのスピーカーを搭載し、音を中央や左右だけでなく天井にも反射させて包み込むような音響を実現しています。 画質面ではパナソニック独自の「ヘキサクロマドライブ プラス」という機能を使用。従来の液晶テレビよりも広い色域を実現し、暗部から明部まで微妙な色合いもしっかりと表現しています。
パナソニック(Panasonic)「TH-55GZ2000」55インチ
パナソニックの「TH-55GZ2000」は、新4K衛生放送に対応したチューナーを2基搭載している有機ELテレビです。4K番組の視聴はもちろん、録画することもできます。 4K番組を視聴しながら、別の4K番組を録画することも可能。録画することで画質が落ちることはなく、高精細で高音質なそのままの映像を録画できます。いつでも好きな時に、4Kの美しい映像を楽しむことができますね。 また地上デジタル放送などの様々な映像を、部分ごとに解析して高画質化することが可能です。それぞれの映像に合わせて最適な高精細化処理を行うことで、よりリアルな映像を感じられます。
パナソニック(Panasonic)「TH-65FZ950」65インチ
パナソニックの「TH-65FZ950」は、純粋に大画面で4Kの映像を楽しみたい人におすすめの有機ELテレビです。 4Kチューナー非内蔵のため、「TH-55GZ2000」と比べるとその分価格が安くなっています。価格は2020年9月時点で約290,000円。このサイズにしては、非常にお得な価格設定です。 もちろん基本性能が劣っていることはなく、有機ELパネル用に進化させた、高画質エンジンの「ヘキサクロマドライブプラス」も搭載しています。これにより、入力映像に忠実な色と輝度を再現できます。
TOSHIBA(東芝)「65X9400」65インチ
TOSHIBAの「65X9400」は画質、音質、機能すべて最高峰を目指した有機EL・4Kテレビです。 「地デジAIビューティPRO」や「地デジAIビューティPRO」機能を搭載し、さまざまな画質が混在するネット動画の映像や地デジの映像でも映像ごとに最適化した処理を適用。シーンごとにあらわれるさまざまなノイズを低減し、コントラストと精細感がアップしています。 またスピーカーは6つのスピーカーを内蔵。迫力ある効果音と環境音を実現しています。
シャープ(SHARP)「4T-C55CQ1」55インチ
SHARPの「4T-C55CQ1」は有機EL・4Kテレビの中でも比較的小型なモデル。55インチと日本の狭い住宅事情の中でも、快適に使用できるサイズになっています。 もちろん画質へのこだわりは抜かりなく、独自の制御技術であるSparkling Driveを搭載。画面全体でメリハリのある高コントラストな映像を実現しています。 またリモコンにはAmazon Prime Videoボタンを搭載。ワンプッシュで好きな映画などを見ることができます。
フナイ「FE-55U7030」55インチ
フナイのフラッグシップモデルの有機EL・4Kテレビが「FE-55U7030」。 画質音質ともに様々な機能を採用し、画質面では「ブリリアントワイドカラー」「エリアコントラストコントロール」などの機能を搭載。映像ごとの色のずれを補正しながら色再現範囲を拡大、実際の色をよりリアルに再現しています。 また音質面でも、背面の上部にスピーカーを搭載。上下からの音が全身を包み込む設計で、立体感のある音を実現しました。
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【有機ELの買い時】はいつ?
有機ELテレビは非常に高い画質が売りですが、反面価格も非常に高くなってしまいます。有機ELテレビを安く買うためには、どのタイミングでの購入が良いのでしょうか。 直近のタイミングでは、オリンピック後の購入がおすすめです。オリンピックでは多くの人がテレビを通して競技を見るため需要が拡大。メーカーもそれに合わせて目玉のモデルを投入してきます。 反面オリンピック後は伸び悩むので、そのタイミングで購入すると有機ELテレビを安く買うことができるでしょう。 もう一つのタイミングは、地上波でも4K放送が始まった時です。噂では2025年に地上波でも4K放送が始まるといわれているので、そのタイミングまで待つのもありかもしれません。
おすすめの有機ELテレビは?選び方&液晶テレビとの比較も網羅
メリット・デメリットなどもあわせて、おすすめの有機ELテレビを厳選して紹介しました! 有機ELテレビは、各メーカーの最新技術を搭載しているため、全てにおいてトップクラスのスペックを兼ね備えています。メリハリのある明暗、鮮やかな色彩で、よりリアルで美しい映像を楽しめます。 さらにバックライト不要の「自発光方式」のため、液晶テレビに比べ劇的な薄型化、軽量化に成功しました。壁にかけるようなタイプや非常にスリムなモデルも多いため、設置するためのスペースに悩まされることはありません。 有機ELテレビは多少価格が割高な場合もありますが、その分優秀で魅力的なテレビです。徐々にラインナップも増えてきているため、買い替えを検討中の人は参考にしてくださいね!
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