2020年12月21日更新

漫画『天空侵犯』を結末までネタバレ解説!【ラスト結末や兄弟の真の関係とは】

天空侵犯

高層ビル群のうえで繰り広げられる仮面との殺し合いを描く『天空侵犯』。「領域」に飛ばされてしまった主人公の結末は?兄妹や仮面の真相とは?アニメ化で話題の『天空侵犯』を結末までネタバレありで詳しく解説します。

目次

漫画『天空侵犯』とは?異世界での仮面との戦い!殺されるか自殺するか【ネタバレ注意】

漫画『天空侵犯』は『亜人』1巻の原作を手掛けた三浦追儺(みうらついな)が原作、『ボックス!』の作画を手掛けた大羽隆廣(おおばたかひろ)が作画を担当する作品。2014年から2019年までアプリ・マンガボックスで連載され、全21巻で完結しています。 殺すか自殺するかの2択を迫られる異世界に飛ばされてしまった女子高生を中心とした、スリリングな天空サバイバルバトルが見どころの本作。 続編にあたる『天空侵犯arrive』もスタートし、Netflixでのアニメ化も決まった本作のあらすじや魅力を、ネタバレありで解説します。 ※この記事は2020年12月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

漫画『天空侵犯』あらすじ解説!【遊里は領域内で生き残ることができるのか】

高校生の本城遊理(ほんじょうゆり)は授業中、ビルの上で人が殺されるところを目にします。遊里が目を覚ますと、そこは高層ビルばかりが立ち並ぶ異様な空間でした。 行動範囲はビルの上層階と屋上のみ。ビル同士は吊り橋で繋がれ、地上に降りることはできません。さらに仮面を被った者が現れ、人間を死に追いやっていく姿を目の当たりにします。 兄の理火(りか)と電話がつながり、兄も同じ世界にいることを知った遊理は大好きな兄に会うためにこの異世界を生き抜くことを決意するのでした。生き残る中で味方を見つけ、この「領域」と呼ばれる世界のシステムの核心に迫っていく遊理。 この世界の管理者の目的や、仮面の正体は何なのか、そして元の世界に戻る方法はあるのか……。高所という逃げ場のない状況で繰り広げられる予測不能なサバイバルバトルが幕を開けます。

2021年netflixでアニメ化決定!

『天空侵犯』はNetflixオリジナルアニメシリーズとして2021年2月から配信決定しました。ビルから飛び降りて「ゴッパァァァァン」と身体がぐちゃぐちゃになったり、斧で顔を叩き割られたりと、原作ではグロい描写も多い本作。 Netflixアニメということで、地上波アニメでは描写できない生々しいシーンがどのようにアニメになるのかも注目したい作品です。高所で行われる生き残りを賭けたバトルシーンも、アニメならではの表現に期待です。 声優陣は遊理役の白石晴香をはじめ、二瀬真由子役の青木志貴、理火役の榎木淳弥、スナイパー仮面役の梅原裕一郎らが名を連ね、アニメーション制作はゼロジーが担当します。

漫画『天空侵犯』の主要キャラをまとめて紹介!【キャラ一覧】

『天空侵犯』に登場するメインキャラクターを人間側と仮面側に分けて紹介します。特に仮面は多数登場しますが、ここでは遊理たちにとってキーパーソンとなる仮面を紹介。ネタバレはしていないので、基本設定のおさらいに活用してください。

人間側

本城遊理
(ほんじょうゆり)
主人公の高校1年生。ある日突然学校から異世界に飛ばされる。ややブラコン気味。
本城理火
(ほんじょうりか)
遊理の兄で高校3年生。異世界ではチームを結成し、リーダーとして行動。
二瀬真由子
(にせまゆこ)
遊理より小柄な16歳の女子高生。当初は仮面だけでなく人間にも冷徹に接する。
新崎九遠
(しんざきくおん)
育ちのいい女子高生で「神に近い人物」。レールガンを発現する。
相川守
(あいかわまもる)
26歳の高校教師で「神に近い人物」。「神」に関する情報収集に余念がない。
青原和馬
(あおはらかずま)
20代の外科医で「神に近い人物」のひとり。パラボラアンテナのあるビルが拠点。
田辺幸雄
(たなべさちお)
青原を狙う60代の男性。かつては田辺機械工業を営んでいた。
吉田陸矢
(よしだりくや)
小柄な男子高校生で「神に近い人物」。元いじめられっ子で、ある目的から遊理に接触する。

仮面側

スナイパー仮面 仮面にヒビが入り自我をわずかに取り戻した、高い射撃能力を持つ仮面。
ディーラー仮面
(フロア7)
主にパトロールを担当する冷静な人物。桁外れのスピードを持つ。

カオスすぎる異世界「領域」の仕組みを紹介!【仮面を倒す方法や仮面の仕組みを解説】

「領域」にいる仮面はもとは人間です。仮面の裏側にある「コード」を見ることで仮面を被せられ、身体能力が向上すると同時に「命令(コマンド)」の支配下に入ってしまい、自我が失われます。 「領域」内において仮面は「天使」と呼ばれ、その中でもさらに管理者側の天使が「守護天使」です。 仮面が欠損すると、自死を強制するプログラムが起動。また正規の仮面の排除対象となるため、仮面を欠陥品判定させると人が手をくださずとも同士討ちによって倒すことができます。 「クチナシの仮面」を被る「神に近づいた人物」はそれぞれ固有の特殊能力を持ち、「天使」から攻撃されることもない特別な存在です。 「神に近づいた人物」は「領域」内に複数存在し、中には完全な「神」になることを目指して暗躍する者もいます。

【15巻ネタバレ】守護天使と大天使の戦いが勃発!?

「神に近い人物」相川への総攻撃を仕掛ける遊理たち。戦いの中で理火が相川に洗脳され、「使徒」として暴走してしまいます。「使徒」を従えたことでさらに神に近づいた相川を倒すため、守護天使・巫女仮面(フロア4)が登場。 巫女仮面は米軍仕様のアンチマテリアルライフルで攻撃をしますが、理火はそれを片手で止めてしまうほど圧倒的な力を開花させます。 この状況を収拾するため、九遠は「大天使(アークエンジェル)」の封印を解くことを決意。ついに守護天使と大天使との壮絶な戦いが勃発しました。 守護天使の力が圧倒的かと思いきや、大天使は隙をついて巫女仮面の仮面を破壊します。巫女仮面の仮面が割れて落ちますが、守護天使は無事。守護天使の場合、通常の天使のような自死プログラムは搭載されていないことが判明します。

【17巻ネタバレ】遊里と理火、スナイパー仮面の関係は?兄弟の因縁とは

洗脳された理火と、九遠と融合したスナイパー仮面がついに対峙。スナイパー仮面は彼の洗脳を解こうと、自分では思い出せない理火との思い出について語りかけます。 スナイパー仮面が自身の本名と理火との関係を問うと、理火はスナイパー仮面の本名が誠勇火(まことゆうか)であること、さらに2人の父親が同じであることを明かすのでした。 2人は実の兄弟だったのです。しかし理火はある時を境に兄弟であることを「辞めた」と言います。さらに実の兄妹のように見えていた理火と遊理が義理の兄妹であることも判明するのでした。 勇火と理火は父の遺言に従い、それぞれ血縁のない家の養子になったのです。父の遺言を守ったことで、2人は歪な兄弟関係になっていたのでした。

【21巻(最終巻)ネタバレ】管理者と遊里の戦いの決着は……?

「境界を超える能力」に目覚めた遊理は、管理者を倒して境界を終わらせようとします。一方で管理者は遊理を倒して、自身が神にふさわしい存在であることをさらに上位の者である統括者に認めさせようと考えていました。 ついに遊理と管理者の直接対決が始まりますが、空間を捻じ曲げる力を自分のものにしていた遊理が圧勝。とどめを刺そうとしたとき、統括者が現れます。 統括者は現状の管理システムや運営システムの不備を認め、それに対処するため世界を「強制停止状態」へと移行。 これにより領域内での強制的な殺し合いシステムが止まることになり、さらに統括者は新たな管理者として遊理を指名します。 能力を使いすぎた遊理は倒れてしまいますが、脳内世界に現れた吉田によって助けられることに。目を覚ました遊理は理火に「ただいま」と声をかけるのでした。

遊里の最後のセリフ「まことお兄ちゃん♪」の真意は?赤面した理火も徹底考察!

ラストシーンで目を覚ました遊理は、理火に対して「まことお兄ちゃん♪」と呼びかけます。理火と遊理は義理の兄妹ですが、理火は遊理が義理の兄妹であることを知らないと思っているようでした。 理火が本城家に養子に来る前の名前は、誠理火。つまり遊理は理火と血がつながっていないことを知っていたのです。1巻では遊理が理火の写真にキスをするシーンもあったので、以前から知っていたのかもしれません。 一方で理火は赤面します。以前から遊理が真実を知ったうえで「大好き」と言っていたのだとしたら、兄妹としての好きではなく、異性としての好きの可能性もあります。これまでの遊理の言動を思い返して、理火が赤面するのもうなずけるのではないでしょうか。

続編漫画『天空侵犯arrive』も開始済み!アニメ・続編共に要チェック

遊理が領域の管理者となり、トラブルシューティングのため一旦殺し合いが停止したところで終わった『天空侵犯』は、まだ多くの謎を残しています。 2019年からは新シリーズ『天空侵犯arrive』が連載スタートし、領域での新たな天空バトルロワイヤルが開始しました。 新章は新たな登場人物を軸に話が進んでいきますが、次第に遊理たちとの関係性も明らかになっていきます。『天空侵犯』を読んだ人にはぜひ読んで欲しい作品です。 さらに2021年2月からはアニメもスタートし、ますます注目を集めること必至の『天空侵犯』から今後も目が離せません。