『恋と呼ぶには気持ち悪い』ネタバレあらすじ解説！直球すぎる愛情表現にキュン

もぐすによる漫画『恋と呼ぶには気持ち悪い』は、サラリーマン×女子高生の恋愛を描くラブコメディです。2015年1月から10月まで、イラスト投稿サイトの「pixiv」で連載されていました。「pixivマンガベストセレクション」に掲載される程の高い人気を誇っていた本作は、その人気を受けて2016年2月にはなんと書籍化も果たしています。 また2016年6月からはweb漫画サイトの「comic POOL」で連載が開始され、2021年4月にはアニメ化されることも決定。本記事では連載開始から6年経った今再び注目を集める本作の、ネタバレあらすじを徹底解説します！ 気になっている方は、是非本記事をチェックしてみて下さいね。 ※この記事は2021年3月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

本作の魅力はなんと言っても“直球すぎる愛情表現”です。主人公の天草亮はイケメンかつエリートサラリーマンという文句の付けようがないスペックを持っているのですが、好きになった女子高生・一花にバラをプレゼントしたり直球すぎる愛の言葉をぶつけたりしています。 そのストレートすぎる愛情表現はイケメンだから許されているものの少し気持ち悪くもあり、非常に面白いです。それと同時に、一花の亮に対する「塩対応」にも注目です。

イケメンで仕事も出来るサラリーマン・天草亮は昨晩徹夜で女性の相手をしていたことが原因で寝不足となり、通勤中に駅の階段の上でよろけてしまいます。そのまま落ちるかというところで、女子高生が彼の襟元に咄嗟に傘を引っ掛けたことによって彼の命は救われました。 その女子高生は、朝何も食べていないと告げる彼に対して自分のお弁当を差し出し、去っていきます。その日亮が家に帰ると、そこには今朝出会った女子高生の姿が。 なんと彼女は妹の友達の、有馬一花だったのです。自分に自信がある亮は朝のお礼にキスやデートを提案しますが、それに対してバッサリ「気持ち悪い」と告げる一花。これをきっかけに何故か彼女に恋をした亮は、その日から猛アタックを始めるのでした。 一花は行く先々に突然姿を現す亮に振り回されながらも、少しずつ心を許していきます。そんな中、妹と一花の高校の文化祭に訪れた亮はなんと一花と一緒に回ることになり……。

文化祭後の打ち上げも終わり帰路につこうとする一花に対し、亮の妹・理緒が「迎えが来るから車に乗っていけば」と提案します。一花の嫌な予感は的中し、高そうな車から降りてきたのはやはり亮でした。 仕方なく車の助手席に乗り込んだ一花でしたが、彼女はそこでかつて同じ助手席に座ったであろう女性たちのことを思い浮かべて何故か複雑な気持ちになります。 ある日、一花は放課後の教室に1人でいるクラスメイトの多丸を見つけました。多丸が彼女の好きなラノベを読んでいたことから2人の距離は近づきますが、そこで多丸が「天草の兄(亮)と付き合っているのか」と衝撃的な質問をします。動揺する彼女に対し、多丸は「からかわれている」と言い残してその場を去るのでした。 後日、一花が亮に対して「からかわないで」と告げると、いつになく悲しそうな顔をする亮。それから2人は少しギクシャクしてしまいます。しかし機転を利かせた理緒の計らいで、亮が体調を崩した一花のお見舞いに行くことになり……。

美術部の一花は、部活の準備を手伝ってもらうために、帰ろうとしていた多丸に声をかけます。その時多丸に亮のことをどう思っているか聞かれた彼女は、亮に対して「迷惑、気持ち悪い」と思いながらも嫌いではないことに気が付くのでした。 後日理緒と出掛けた一花は、色々なお礼も兼ねて亮にクリスマスプレゼントを渡したいと理緒に伝えます。同日に亮も、理緒にクリスマスプレゼントのことを相談します。なんと彼女は、それぞれにプレゼントの提案をすることに。 クリスマス当日無事にプレゼントを交換した2人は、アドバイスをしてくれた理緒への感謝の気持ちを込めて3人でクリスマスパーティーをしようと誘います。 クリスマスという一大イベントが終わり、一花たちは待ちに待った修学旅行へ。沖縄を堪能する彼女たちでしたが、自由行動の日を前にしてなんと多丸から「俺と一緒に回らない？」と提案をされます。

お互いが好きなアニメの聖地巡礼をするため、共に自由行動をすることになった一花と多丸。少々のハプニングを挟みながらも、何事もなく自由行動が終わり、修学旅行が幕を閉じました。 亮と益田が高校の同級生の結婚式に参加した際、亮は益田から修学旅行中に一花が多丸と2人で回っていたことを聞かされます。 彼は、修学旅行のお土産を渡しに来た一花を強引に映画に誘い、修学旅行中のことを詳しく聞こうとするも中々切り出せません。お互いに思っていることが言えない2人は微妙な雰囲気のまま、その日は解散になりました。 亮は一花に多丸との関係を聞かない事を決意し、カフェで仕事をしていました。すると偶然そこに会社の同期である松島が現れます。彼は丁度いいと言わんばかりに松島に一花が好きそうなおすすめのアニメのことを聞きますが、それは彼女の影響なのかと松島はモヤモヤ。 彼女は真相を確かめるために亮に対してなんとか同期飲みの約束を取り付けるのでした。

多丸が好きなラノベの新刊を書店に買いに行ったその時、なんと亮も同じ店内に居合わせていました。いち早く亮のことを見つけた多丸は咄嗟に彼を避けますが、実は亮も同じラノベを買おうとしており偶然にも手が触れ合ってしまいます。亮は多丸を挑発しますが、予想外の反応に動揺を隠せませんでした。 後日、一花はバレンタインについて理緒に相談した帰りに偶然益田と出会い、そのまま2人で食事にでかけます。彼女はそこで、彼から亮のバレンタインにまつわる過去のトラウマについて知りました。チョコ以外に渡す物が思いつかなかった一花は、亮の家の玄関先でプレゼント代わりになんと彼に抱きつくのでした。 その日学校で、一花は多丸にもチョコを渡していました。しかし、そんな彼女に対し「本命がいい」と告げる多丸。言葉を詰まらせる彼女に対し、多丸は「考えてほしい」と言い残して教室に戻っていきます。 多丸から告白されたことで一花の気持ちは揺れ動きましたが、その日亮に会ったことで一花は彼への気持ちを嫌というほど思い知ることになるのでした。

先日の多丸からの告白の返事を伝えるため、休日に一花と多丸の2人はデートへ。そこで一花は多丸に対し、多丸のことは友達として好きだが、他に好きな人がいると伝えます。多丸は納得しながらも、これからも一花を好きでいると返すのでした。 2人が帰路につこうとしている時、駅で偶然亮と出会います。多丸から「先程一花にフラれたばかりだ」ということを聞いた彼は一花をからかおうとしますが、苦しそうな顔をする彼女の顔を見て我に返りました。 一時は気まずくなるかと思われた一花と多丸。しかし、3年生の卒業式の準備を共に行っていく中で再び打ち解けます。 その日突然亮から呼び出された一花は、ホワイトデーについてのプレゼンを受けます。亮が彼女と幸せな時間を過ごしている中、彼の元に松島からの飲みの誘いの連絡が。特に予定もなかった亮は松島の誘いに乗りますが、実はその日松島は亮に告白をする決意をしていて……。

告白後に初めて会社で亮に会った松島は平常心を装いながら彼と話したものの、仕事が手につかなくなるほどの動揺をみせます。その夜、益田を飲みに誘い、松島とのことを打ち明けた亮。益田は彼の話を聞きながら、そろそろ誠実になるべきだと彼に諭すのでした。 バレンタインのお返しとしてスイーツビュッフェに出掛けた亮と一花。そこに偶然亮の会社の女性3人組が現れます。すぐに会社モードになる彼に対し、女性のうちの1人が一花を見て妹なのかと聞きました。亮は否定しようとしましたが、彼女は妹だと返します。 女性たちが去った後、一花は亮に対して謝ります。さっきの発言は、彼が変に思われないように気遣っての発言だったのです。亮は嘘をつかせた時の彼女の顔を思い出しながら、ビュッフェ後に彼女を海に誘いました。 海についた2人はベンチに座り、他愛もない会話をします。いい雰囲気になったところで亮が一花の手に自分の手を重ね、キスをしようと顔を近づけますが……。

ある日、一花・亮・理緒・益田の4人は花見に行くことに。途中で買い出しのために益田と理緒が抜け、一花と亮はホワイトデーぶりに2人きりになります。 そこで亮は一花に、初めて自分と父親の関係について話しました。その花見の後から欠かさずにかかってきていた彼からの電話がなくなったことを一花は不安に思います。彼女は初めて自分から電話をかけますが、電話口で亮から「しばらく電話をかけられないし、出られない」と言われてしまって……。

本記事では、2021年4月よりアニメが放送予定の漫画『恋と呼ぶには気持ち悪い』のネタバレあらすじをたっぷりと紹介しました！ イケメンサラリーマン・亮のややいきすぎた愛情表現は多少の気持ち悪さを含みながらも、その一途さから次第に可愛く見えてきます。一花が亮に対して段々と心を開いていく様子にも胸キュンが止まりません。 本記事を読んで本作が気になった方は、アニメの放送に合わせて全巻イッキ読みしてみて下さいね！