2021年4月6日更新

ATフィールドは心の壁?「エヴァ」シリーズに登場する防御壁について解説

ATフィールド

「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する、「使徒」が展開する防御壁「ATフィールド」。使徒やエヴァだけでなく、実は誰もが持っている「心の壁」であるという説も含め、エヴァ世界における「ATフィールド」の概要やその意味など詳しく解説していきます。

目次

「エヴァ」ATフィールドについて徹底解説!【ネタバレ注意】

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』惣流アスカ、碇シンジ、綾波レイ
©ADV Films/Photofest/Zetaimage

ATフィールドとは“Absolute Terror Field=絶対不可侵領域”のこと

「ATフィールド」とはエヴァ用語の1つで、人類の敵「使徒」が攻撃に対して展開する防御壁(バリア)のこと。 英語の正式名称は「Absolute Terror Field」で、「絶対不可侵領域」という意味です。つまり、絶対に他者や攻撃を受け付けないという万能のバリアといえます。 ATフィールドに対抗できるのはATフィールドによる中和か、ヤシマ作戦で使用されたような高出力エネルギーくらいでしょう。 ※この記事は「エヴァンゲリオン」シリーズのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

ATフィールドを展開できるのは使徒とエヴァだけ?

ATフィールドを展開できるのは使徒だけではありません。元々エヴァは第1使徒「アダム」を基に模して造られたものであるため、エヴァもATフィールドを発動することができます。すなわち、使徒に対抗できるのは同じくATフィールドを展開できるエヴァだけなのです。 また、漫画版で碇ゲンドウが自らの掌にアダムの胎児を取り込み、ATフィールドを発動させていたことを考慮すると、人間も使徒を吸収すればATフィールドを展開することができると考えられます。

ATフィールドは心の壁?カヲルの台詞を考察

「そう、君たちリリンはそう呼んでるね。何人にも侵されざる聖なる領域。心の光。リリンも分かってるんだろ?A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だという事を」

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル、惣流アスカ
©ADV Films/Photofest/Zetaimage

渚カヲルのこのセリフから、ATフィールドとは人間なら誰もが持っている「心の壁」のことであり、他者をこの壁で隔てているからこそ、自我の形を保っていると考えられます。人間もリリスから生まれた「使徒」であり、心の中ではATフィールドが発動できるのかもしれません。 ゼーレやゲンドウが目指す「人類補完計画」とは、全人類が持つATフィールドを消滅させ、すべての魂を一体化させること。 旧劇場版では、ロンギヌスの槍の「アンチATフィールド」によって人類補完計画が遂行され、人類はLCLの液体へ還元されてしまいました。つまり、ATフィールドが失われると他者を隔てていた壁がなくなり、自我を消失して液体化してしまうのです。

アンチATフィールドとは

ATフィールドを無効化できる

アンチATフィールドとはATフィールドの相対的な存在であり、打ち消すことができるもの。生命の始祖であるアダムやリリスが展開しており、旧劇場版では量産機や初号機がS2機関を解放したことで発生させていました。 前述の通り、アンチATフィールドが展開されると、人類は自我境界を消失してLCLに還元されてしまいます。

ロンギヌスの槍はアンチATフィールドの能力を持つ

「ロンギヌスの槍」はアンチATフィールドの力を持っており、ATフィールドを無効化できるアイテム。テレビアニメ版ではロンギヌスの槍は南極で第1使徒アダムとともに発見され、長い間リリスに突き刺さっていました。 一方、その対となる「カシウスの槍」はATフィールドの力を持っており、「希望の槍」とも呼ばれています。

ATフィールドは自我を保つための必要不可欠な防御壁

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ
©ADV Films/Photofest/Zeta Image

エヴァの世界観を構成する重要な用語「ATフィールド」。しかしただエヴァ世界だけではなく、現実でも人が自我を保つために持つべき「心の壁」としても見ることができます。 他者の攻撃を防御することは殻に閉じこもることではなく、自身を守る必要不可欠な行動。心理学的な側面も持つエヴァ用語、ますます考察しがいがありますね!

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