2021年6月2日更新

「まどマギ」魔女の性質や正体、文字の謎を徹底紹介!怖いだけじゃない魔女の魅力とは?【一覧あり】

このページにはプロモーションが含まれています

AD

「まどマギ」に登場する魔女を一覧で紹介!怖すぎる魔女の正体とは

可愛らしい魔法少女たちがダークで悲劇的な展開に巻き込まれていくアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。その中で魔法少女の敵として登場するのが、奇妙な姿形をした魔女たちです。 本記事では劇団イヌカレーが手掛けた異彩を放つ魔女にスポットを当て、その特徴や名前、生前の姿などをまとめて紹介します

\アニメを無料で見たい人はこちらをチェック/

まずは魔女に関する基本情報をおさらい!

結界を作る

魔女は結界で異空間を生み出し、そこを根城にしています。結界は一般人には見えない空間ですが、魔女に目をつけられ結界内に誘われた場合は、餌として食べられることに。 結界には1箇所だけ入口となる場所があります。魔法少女にはその入口を察知する能力が備わっており、そこから結界内に侵入し魔女と戦うのです。

魔女が誕生する理由は?

魔女は穢れを吸ったグリーフシードから孵化するか、もしくは魔女の使い魔が魔女に成長することで誕生します。本編では前者の誕生方法がメインで描かれました。 魔法少女がキュゥべえから託された変身アイテム・ソウルジェムは、その少女の魂を抜き取って宝石にしたもの。少女が魔法を使ったり絶望を感じたりすることで、ソウルジェムは次第に穢れで濁っていきます。 穢れが貯まりきってしまうと、ソウルジェムはグリーフシードへと変化。そこから魔法少女を元にした魔女が生まれるのです。 このソウルジェムがグリーフシードへと変質する際に、大量の感情エネルギーが放出されます。これこそがキュゥべえの真の目的でした。魔女が生まれる背景には魔法少女の負の感情があり、そのシステムもすべてキュゥべえが生み出したものだったのです。

AD

魔女文字を解説

結界内に現れる「まどか文字」こと魔女文字は魔女が登場する際に必ず登場します。魔女名を表示する以外にも、結界内には複数の魔女文字が散りばめられています。 アニメ放送当初は読解不能な意味不明な文字列として扱われていましたが、その後ファン有志が解読。解読方法は公式からは未発表となっていますが、ファンによるラテン文字をもとにした解読でほぼ間違いがないと言われています

魔女とその手下を徹底紹介!

ここからは魔女の性質や生前の魔法少女の名前などを徹底紹介していきます。 ↓以下の表は魔女の名前と性質をまとめました!

銀の魔女

(Gisela)
自由
影の魔女

(Elsa Maria)
独善
犬の魔女

(Uhrmann)
渇望
芸術家の魔女

(Isabel)
虚栄
委員長の魔女

(Patricia)
傍観
人魚の魔女

(Oktavia von Seckendorff)
恋慕
救済の魔女

(Kriemhild Gretchen)
慈悲
鳥かごの魔女

(Roberta)
憤怒
舞台装置の魔女

(不明)
無力

薔薇園の魔女

■名前:Gertrud ■性質:不信 ■元の魔法少女:不明 アニメ2話登場の薔薇園の魔女は、なによりも薔薇を大切にしている魔女です。結界に迷い込んだ人間の生命力は薔薇へと分け与えられてしまいます。 薔薇以外にも、薔薇に寄ってくる蝶や芋虫のモチーフを取り入れた姿をしており、アニメ初登場の魔女として視聴者をはじめ主人公のまどかに大きなインパクトを与えました。 主な攻撃は椅子やハサミを投げつけること。作中ではそれらを巴マミに投げつけ攻撃しましたが、彼女のティロ・フィナーレによって倒されました。

薔薇園の魔女の手下

1話でまどかたちが結界に迷い込んだ際に遭遇したのが、薔薇園の魔女の手下のAnthonyです。役割は造園。魔女にセットしてもらっているヒゲが特徴的です。作中では珍しい、魔女に忠実な手下です。 2話では見回り係・警戒係のAdelbertが登場。マミたちが結界に入ると、警戒音を鳴らしたり頭突きで攻撃しようとしたりしました。

AD

暗闇の魔女

■名前:Suleika ■性質:妄想 ■元の魔法少女:不明 本編を含め、メディアミックス作品にもその姿が登場していない魔女ですが、魔女図鑑にはその存在が掲載されています。公式ガイドブックによると、金平糖のようなとげとげした身体に5本の足が生えている設定とのこと。 暗闇の魔女は闇が深いほど力を発揮することができ、完全な暗闇では無敵に。しかし灯りの多い現代社会では、その真価を発揮できないとされています。

暗闇の魔女の手下

アニメ3話では暗闇の魔女の手下ULLAが登場しました。役割は夢。魔女と同じく金平糖のような流れ星の頭に、犬や猫を思わせる身体がついています。 3話冒頭、登場してすぐにマミのティロ・フィナーレで倒されたため、詳細が不明の手下です。

お菓子の魔女

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語』
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project

■名前:Charlotte ■性質:執着 ■元の魔法少女:百江なぎさ 3話で病院に落ちていたグリーフシードから孵化したお菓子の魔女。孵化したばかりの第1形態は、小柄で可愛いマスコットキャラのような姿をしています。マミにとどめを刺される直前に、第2形態へと変身。カラフルな蛇に大きな口がついたような姿になり、マミを食いちぎって殺してしまいます。 劇場版「[新編]叛逆の物語」では、元の魔法少女である百江なぎさが登場しました。

AD

お菓子の魔女の手下

お菓子の魔女はチーズへの執着を持つ魔女。その使い魔として登場したPyotrの役割は、チーズを探すことで、ネズミに似た姿をしています。 アニメ本編ではオブジェクトとして登場したPolinaは、その後劇場版で正式に使い魔に。チーズの看護を役割としており、ナースの格好をしています。

ハコの魔女

■名前:H.N.Elly(Kirsten) ■性質:憧憬 ■元の魔法少女:不明 4話に登場したハコの魔女は、引きこもりの魔女。パソコンのモニターのような頭部に、ツインテールがくっついた姿をしています。モニターには他人の大切な人や文字を映すことが可能で、魔法少女たちのトラウマを刺激しようとしていました。 彼女は結界を自在に顕現させることが可能で、手下を街に放ち住人たちの集団自殺を目論みます。最期は美樹さやかによって倒されました。

ハコの魔女の手下

ハコの魔女の手下は球体関節人形のような姿をしたDaniyyel+Jenniferです。役割は運搬で、結界内に侵入したまどかの身体をちぎって運搬したのも彼ら。魔女出現時に聞こえる声は、魔女ではなく手下の彼らの会話です。

落書きの魔女

■名前:Albertine ■性質:無知 ■元の魔法少女:不明 5話で登場した使い魔の親の魔女が落書きの魔女です。アニメ本編には未登場で、ゲーム『魔法少女まどか☆マギカポータブル』にて初めてその姿が登場しました。 金髪の少女のような姿をした魔女で、かくれんぼが大好き。しかし手下は賢くないため、いつまでたっても見つけてもらえないという少し可哀想な魔女です。アニメ「マギアレコード」では5話に落書きの魔女が登場します。

AD

落書きの魔女の手下

5話に登場したクレヨン画のような姿をした使い魔が、落書きの魔女の手下のAnjaです。役割は童心。魔女とのかくれんぼ中にはぐれ、さやかと戦闘に入りました。人をボールの姿に変え、お腹が空くとそのボールを食べてしまいます。

銀の魔女

■名前:Gisela ■性質:自由 ■元の魔法少女:不明 7話にて佐倉杏子(さくらきょうこ)の回想シーンに登場する、錆びた色をした魔女が銀の魔女です。回想シーンで、新人の魔法少女だった杏子にあっさりと倒されていました。 バイクの部品を組み上げたような身体をしており、結界内のオブジェクトもバイクを連想するものがほとんど。本編では目立ったシーンはなく、魔女の中でも地味な存在です。

銀の魔女の手下

銀の魔女の手下・Doraは魔女と共に回想シーンに登場します。手下の役割は主張。放送時とパッケージ版でデザインが変わっており、変更後のデザインではラッパのような部品が目を引く姿になっています。Doraは回想シーンで杏子にあっけなく倒されました。

影の魔女

■名前:Elsa Maria ■性質:独善 ■元の魔法少女:不明 影の魔女は7話でさやかと死闘を繰り広げた魔女です。彼女はすべての命のために祈り続ける魔女で、戦闘中も祈りを捧げる少女のような本体は動きません。木の枝のような触手を伸ばし、相手の速さを封じて全方位から攻撃を仕掛けます。 彼女はさやかを追い詰めますが、最期は痛覚を遮断したさやかに何度も刺され倒されました。

AD

影の魔女の手下

影の触手状の姿をしたものが影の魔女の手下。役割は盲信。Sebastianという名で、先端には動物の頭のような形になっています。魔女本体が伸ばした影とともにさやかに襲いかかりますが、彼女の剣で斬られました。

犬の魔女

■名前:Uhrmann ■性質:渇望 ■元の魔法少女:伊津見伊縫(いつみいぬい) 犬の魔女は8話にその手下が登場していますが、魔女自身はアニメ本編には未登場です。設定資料によると炎のように動くアフロの頭に、無数のリボンをつけた姿をしているとのこと。 アプリ「マギアレコード」内にて、彼女は魔法少女・伊津見尹縫が魔女になった姿であることが明かされました。

犬の魔女の手下

犬の魔女の手下は8話に登場します。役割はインテリア、名前はBartels。その役割通り、意思を持たずにただ回転しているだけの存在で、頭部のない紙粘土のマネキンの姿をしています。恋敵が告白しているのを聞いてしまったさやかに、ストレス発散をする形で倒されました。

芸術家の魔女

■名前:Isabel ■性質:虚栄 ■元の魔法少女:不明 暁美ほむらが魔法少女になる前の最初の時間軸で遭遇した魔女が芸術家の魔女です。彼女はメンタルが弱っていたほむらに自殺をほのめかし、結界内で襲おうとしていました。駆けつけたマミとまどかによってほむらは救出され、魔女はあっけなく倒されます。 凱旋門のような見た目で、結界内は有名な美術品を彷彿とさせるデザイン。設定上、彼女は唯一しゃべる魔女となっています。

AD

芸術家の魔女の手下

芸術家の魔女の手下のMichaelaは、10話で魔女と共に登場。役割は作品で、クロッキー画のような姿をしています。魔女によって命を奪われた人間は、その姿の一部がMichaelaの中に取り込まれてしまうとのこと。マミのリボンで拘束され、まどかの矢によって一掃されました。

委員長の魔女

■名前:Patricia ■性質:傍観 ■元の魔法少女:不明 10話で登場する委員長の魔女は、魔法少女となったほむらの初陣の相手。頭部のない黒いセーラー服姿で、6本の腕を持っています。結界内の空に糸を張り、蜘蛛のように移動しながら、机や椅子を射出するという戦闘スタイル。 まどかやマミの援護もあり、最期はほむら自作の爆弾により倒されました。委員長の魔女はセル画風作画となっており、爽やかな印象を受ける珍しい魔女です。

委員長の魔女の手下

委員長の魔女の手下のひとつがMathieu。役割はクラスメートで、プリーツスカートを履いた下半身という姿。上空や魔女のスカートの中から射出され、魔法少女たちの邪魔をします。 ゲームから手下が追加されており、こちらの名前は不明。先生を思わせる姿をしています。

人魚の魔女

■名前:Oktavia von Seckendorff ■性質:恋慕 ■元の魔法少女:美樹さやか 9話で全貌を現したのが、さやかの魔女化した姿である人魚の魔女です。上半身は魔法少女時代の名残を残した騎士を思わせる姿、下半身が人魚の姿となっています。 結界内はさやかが片想いをしていた上条恭介への想いで溢れているのが印象的。最期は杏子の捨て身の攻撃により、彼女共々消滅しました。 10話では別の時間軸で再びさやかが魔女になった、少し見た目の異なる人魚の魔女が登場します。

AD

人魚の魔女の手下

人魚の魔女の手下・Holgerの役割は演奏。その名の通りオーケストラの影絵の姿をしており、延々と演奏を続けています。彼らは攻撃には参加せず、人魚の魔女は演奏を邪魔する者を敵とみなし攻撃をしていました。 10話の人魚の魔女の手下は、バックダンサーの役割を持つKlarissaになっています。

救済の魔女

■名前:Kriemhild Gretchen ■性質:慈悲 ■元の魔法少女:鹿目まどか ほむらがかつて巡った時間軸の中に登場した、まどかが魔女となった姿が救済の魔女です。10話に登場します。最大の敵であるワルプルギスの夜を倒した後に、その反動でまどかは魔女へと変化してしまいました。 キュゥべえいわく「最悪の魔女」で、その力は10日で地上の生命を滅ぼせるほどだと言います。天に向かってそびえ立つ巨大な山のような姿です。

救済の魔女の手下

アニメで唯一手下を持たないのが救済の魔女です。イベント「MADOGATARI展」では手下の設定が公開され、その役割が罪の重さを量る計量であることが判明。天使の羽が生えた天秤のような姿で、可愛らしい見た目をしています。

鳥かごの魔女

■名前:Roberta ■性質:憤怒 ■元の魔法少女:不明 10話に登場したのが鳥かごの魔女。鳥かごの中に女性の下半身が入っているような姿をしています。ほむらと対戦し、彼女が時間を止めている間に機関銃で蜂の巣にされて倒れました。 一瞬で倒されてしまったため、魔女自身の強さは不明。彼女は30代前後まで魔法少女をしており、既に少女ではない年齢だったため、魔女として弱いという設定が判明しています。

AD

鳥かごの魔女の手下

鳥かごの魔女の手下は軽薄無思慮の役割を持つGotzです。魚の頭・鳥の羽根・マッチョな男性の肉体がコラージュされた姿になっています。鳥かごの魔女に嫌悪されていることが明言されている、珍しい手下です。

舞台装置の魔女

■名前:不明 ■性質:無力 ■元の魔法少女:複数の魔女の集合体 舞台装置の魔女は通称「ワルプルギスの夜」と呼ばれる、厄災ともいえる超大型の魔女です。本編の時間軸には11話で登場。ドレスをまとった女性のような姿で、スカートの中では巨大な歯車が回っています。 軍用兵器でもダメージを喰らわない彼女の存在は、災害と同義。唯一倒し得る存在がまどかであり、この魔女を倒して死んでしまうまどかを救うため、ほむらは時間を繰り返すことになりました。

舞台装置の魔女の手下

影魔法少女と呼ばれるのが舞台装置の魔女の手下です。彼女たちはワルプルギスの夜から出現し、その姿は黒く塗りつぶされた魔法少女のシルエット。かつて魔法少女として戦った少女たちだとされています。

ただの敵キャラじゃない!「まどマギ」人気支える魔女の存在

「まどマギ」において魔女は、ただ倒して終わりの敵キャラではありません。希望によって生まれた魔法少女から、絶望に染まった魔女が生まれるのです。 かつて魔法少女だった魔女と戦う、魔法少女たち。この構図は作品をさらにドラマチックなものへと昇華してくれます。 続編の制作が発表され再び話題となっている「まどマギ」。新作公開に向けて、魔法少女や魔女の復習をぜひしておきましょう。