【8話までネタバレ】ドラマ「気象庁の人々」あらすじ・キャスト！相関図やOSTもまるっと紹介

2021年2月12日からNetflixにて配信されている韓国ドラマ『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能？！』。今までありそうで無かった、気象庁を舞台にパク・ミニョンとソン・ガンや彼らを取り巻くキャストたちの恋愛や人間模様が描かれます。 本作は韓国ドラマ好きとしては見逃せない注目ドラマの1つ。私も早速(ソン・ガンの『わかっていても』とのギャップに混乱しつつ)ハマっています。この記事では、「気象庁の人々」のあらすじや、出演中のキャストの情報を本編のOST情報や相関図も交えつつ紹介します。 ※最新8話までの内容を含みます。ネタバレもあるため、未視聴の人はご注意ください。

舞台は気象庁。総括2課で総括予報官をしているチン・ハギョン(パク・ミニョン)は、仕事をバリバリこなすキャリアウーマンです。一方で、同期のハン・ギジュン(ユン・バク)とは婚約中で、公私共に順調な日々を送っていました。 しかしある日ハギョンは「雹(ひょう)が降るかもしれない」という報告を無視。雹は降らないと予報しますが、それは外れてしまいます。その結果、局長に叱責された課長がストレスで入院することに。 そうして課長代理となったハギョンの元に「大雨が降るかもしれない」という報告が。それを予測したのは、以前雹を予測した人物と同じ、リ・シウ(ソン・ガン)でした。 そんな中、私生活の雲行きも怪しくなっていき、ハギョンはギジュンの浮気現場に遭遇。婚約破棄となった挙句、ギジュンは浮気相手とすぐに結婚。さらにハギョンがほとんど買った新居の家電もかっさらっていくというひどい仕打ちを受けます。 「社内恋愛はもう絶対しない」と心に誓ったハギョンでしたが、総括2課にシウが臨時配属されてきて……。

チン・ハギョンは、気象庁総括2課の総括予報官。難関の気象職公務員試験を一発で合格し、まだ若いながらも順調にキャリアを積んでいるキャリアウーマンです。 演じるのはパク・ミニョン。『キム秘書は一体、なぜ？』ではパク・ソジュン演じる副会長の完璧な秘書を、『彼女の私生活』では美術館のベテラン学芸員など数々の「バリキャリ」を演じてきました。また、役柄によってシリアスな表情から表情筋が緩むほどの笑みまで表情豊かに演じることが出来る、安心感のある俳優です。彼女が出るラブコメは間違いない！ 「気象庁の人々」のハギョンは、冷静沈着で社内ではやや気難しいと思われている人物。そんな彼女がシウとの社内恋愛でどう変わっていく、いや翻弄されていく？のか展開が気になります。

イ・シウは普段は素直な性格ですが、天気のことになると絶対に意見を曲げないちょっと変わった性格の持ち主。首都圏の予報官でしたが、ハギョンがいる総括2課に異動となります。「シウ」は「時雨」と書き、「欲しい時に降る雨が一番嬉しい」と農業を営んでいる祖父がつけてくれた名前だそう。(お祖父さんはいつか登場するのでしょうか？) 演じるのはソン・ガン。ドラマ『わかっていても』で演じた、“読めない男”パク・ジェオンにときめいたりイラッとしたりと翻弄された人も多いのではないでしょうか。「恋するアプリ Love Alarm」シリーズや「Sweet Home」などNetflix配信作品に多く出演し、「Netflixの息子」という異名まで持っています。 本作のシウも若干行動が読めない謎っぽさはあるものの、今までとは全く違った役どころ。笑顔で緑の中を駆け抜けるソン・ガン、可愛かったですね。「無邪気な年下男子」で新しい魅力を見せてくれること間違いなし、と信じています！

ハン・ギジュンは気象庁の通報官。マスコミへの対応はまず彼が担当します。ハギョンとは婚約していましたが、式の1ヶ月前になって音信不通になったり、さらには浮気まで……というとんでもない人物です。新居の名義のくだりにはもはや感心してしまうレベルでした。(演じたユン・バク本人も『どうしてこんな人間がいるのか』と思い、ストレスで円形脱毛症になったと制作発表会で語っていたそう……。) 演じるのはユン・バク。『家族なのにどうして〜ボクらの恋日記〜』で自己中な長男役で注目を集めました。Netflixドラマ『あなたは私の春』では投資会社のCEOを、『梨泰院クラス』ではグンスの兄貴分を演じていました。 ユン・バクは2013年に韓国三大事務所・JYPからデビュー。2021年にはチュ・ジフンやf(x)のクリスタルも所属するH&エンターテインメントに移籍しています。

チェ・ユジンは文民日報の気象専門記者で好き嫌いがはっきりしている人物。シウの彼女で同棲もしていますが、天気や野外アクティビティには全く関心がない様子。彼女も何やら怪しい動きをしてそうで……。 演じるのはユラ。アイドルグループ「Girl's Day」のメンバーです。同グループには『恋のスケッチ～応答せよ1988～』などで活躍するヘリや『野獣の美女コン・シム』のミナ、『ザ・キング：永遠の君主』に出演したヘジンがいます。グループ自体は解散してしまいましたが、4人で集まった様子をInstagramに載せるなど関係は続いています。 ユラは持ち前の絵の才能を生かし「YUL・LAND」を立ち上げて展示会を開催したり、バラエティ番組でもチャーミングな姿を見せるなど多彩な人物。作中のユジンもどうかユラのように愛される存在になってほしいですね。

コ・ボンチャンはソウル本庁予報局長で、仕事に対して厳しい人物。ボンチャンに叱責された課長が病院に運ばれた際には、課長の妻に「ご自身のあだ名を知っていますか？“人間搾汁機”。人の髄まで搾り取るからです。」とまで言われるほどでした。 演じるのはクォン・ヘヒョ。1990年の演劇『サチョンの優しい女』で俳優デビューし、『冬のソナタ』でペ・ヨンジュンの上司役を演じたベテラン俳優です。

シン・ソクホは総括2課の所属で、シウとは研修が同じで既知の仲。シウが雹や大雨の予測を伝えたのも、ソクホでした。 演じるのはムン・テユ。2007年にミュージカル作品でデビューしています。彼といえば「賢い医師生活」シリーズのソクミン先生役を演じていたため、「おっ」となった人も多いのではないでしょうか。

オム・ドンハンは地方で予報官をしていましたが、総括2課に上級予報官として舞い戻ってきます。そこには、単身赴任で離れていた家族との関係を再構築するというのが理由にありそうですが……。 演じるのはイ・ソンウク。イ・ジュニョク、ナム・ジヒョン出演のドラマ『リセット～運命をさかのぼる1年～』(2020年)では助演賞を受賞しています。

オ・ミョンジュもハギョンと共に働くメンバー。豊富な人脈を持ち、社内の情報を色々と把握しています。 演じるのはユン・サボン。『わかっていても』ではハン・ソヒ演じるナビの叔母さん役を演じていました。

キム・スジンは2課の若手メンバー。メンバーの仲を深めようと、シウとドンハンを食事に誘う(も残念ながら断られてしまった)健気な人物です。 演じるのはチェ・ソウン。ドラマ『哲仁王后』(2020年)でドラマデビューしたばかりの新人女優です。

ぺ・スジャはハギョンの母親。歯に着せぬ物言いで、ギジュンのことは最初からあまりよく思っていないようでした。 演じるのはキム・ミギョン。「国民の母」と呼ばれるほど多くの作品で母親役を演じているベテラン女優で、パク・ミニョンとは「ヒーラー」で共演、『トキメキ☆成均館スキャンダル』『彼女の私生活』では親子役を演じているため、本作でも本物の親子のような掛け合いを見せてくれるのではないでしょうか。

チン・テギョンはハギョンの姉。童話作家です。ギジュンの不穏な動きをハギョンに報告し、心配する様子を見せていました。 演じるのはチョン・ウンソン。演劇を中心に活躍するミュージカル女優です。

8話時点での主要キャストの関係性は上記の通り。ギジュンは浮気相手のジウンと結婚、ハギョンとシウは酔っぱらった勢いで一夜を共にしてしまいます。 その出来事の朝、「社内恋愛は絶対にしない」とシウに誓ったハギョンでしたが、ついに4話で2人は付き合うことに。こうして秘密の社内恋愛が始まったのでした。 8話時点では、シウ・ハギョンカップルとギジュン・ユジンカップルの差が明確に。ハギョンたちはお互いのことを知っていこうと対話を重ねますが、ギジュンとユジンは喧嘩ばかり。 また、何も知らなかったギジュンとユジンもそれぞれの過去と周囲の現在を知るように。ギジュンはユジンから同棲の件を、ユジンはギジュンからシウがハギョンと付き合っていることを聞かされるのでした。

本作はOSTも超豪華。「SUPER JUNIOR」のキュヒョンや「SHINee」のオンユ(オニュ)といった人気アイドルだけでなく、ドラマ『キム秘書は一体、なぜ？』や『ロマンスは別冊付録』でOSTを担当したRothy、『太陽の末裔』、『トッケビ』などでOSTを担当したPunchなど、かなり気合いの入ったメンバーが集まっています。

OST第1弾として、CHEEZEによる『사르르쿵(原題)』が発表されました。タイトルの意味は、「사르르=そっと」「쿵=キュン、ときめき」といったイメージが近いです。「相手に大して密かにときめいている」という心を歌った可愛らしい曲となっています。 また、2月27日にはSHINeeのオンユによる『心注意報』が発表。4話でハギョンとシウがお互いの気持ちを確かめ合ったシーンで流れる、2人の胸の高鳴りを表した楽曲となっています。さらに3月6日にはキュヒョンによる『Promise You』が発表に。いつも一緒にいると約束する気持ちを歌った曲となっています。

パク・ミニョンとソン・ガンという日本でも注目度の高い俳優が主演とだけあって、話題を読んでいる『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能？！』。 2人の行方はもちろん、ギジュンやユジンがどう関わってくるのか、ドンハンは家族との絆を取り戻せるのか……、などなどまさに“予測不可能な”「気象庁の人々」の今後の展開が楽しみです。