映画『マダム・ウェブ』あらすじ・キャスト一覧 「スパイダーマン」スピンオフ主演にダコタ・ジョンソン

ソニー・ピクチャーズによる「スパイダーマン」スピンオフ・シリーズ新作『マダム・ウェブ(原題)』が、2023年に公開されます。意外なキャラクターが主人公となり、注目を集める本作。 この記事では、映画の概要やキャスト、原作コミックでの設定などを紹介します。

映画「マダム・ウェブ」の詳しいあらすじは、まだ不明です。しかしコミック同様、透視能力をもつマダム・ウェブのオリジンを描くものになるとのこと。 原作でのマダム・ウェブは、霊媒師として暮らしていました。彼女は盲目で、神経筋疾患のためほとんど身体を動かすことができません。そんな妻を不憫に思った夫は、彼女を特別な生命維持装置につなぎます。チューブが複雑にからみあった装置の中央に座る彼女の姿は、巨大なクモの巣の主のようでした。 しかし夫は、彼女を残して亡くなってしまいます。その後マダム・ウェブは、偶然彼女のもとを訪れたピーター・パーカーがスパイダーマンであることを見抜き、協力を申し出ます。

マダム・ウェブは盲目でほとんど身体を動かせないため、フィジカル面での強さはほとんどありません。しかし彼女は、テレパシーや予知、透視、遠隔視などの能力を持っています。また、精神だけのアストラル体になって他者の前に現れ、助言を与えることもあります。 スパイダーマンはクモに噛まれて能力を得ましたが、マダム・ウェブはミュータント(突然変異)であり、その能力はクモとは全く関係がありません。彼女の能力は、病気と向き合うことによって手に入れた神秘の力とされています。 彼女は戦闘に行くことはできないため、敵の居場所はつきとめ、スパイダーマンたちに救援を送ります。

本作で主人公マダム・ウェブを演じるのは、ダコタ・ジョンソンです。若い彼女がどのように老婆を演じるのか、あるいはキャラクターの設定が変わるのかに注目したいところ。 彼女は2015年から2018年までに三部作が公開された「フィフティ・シェイズ」シリーズでブレイク。同作で、ピープルズ・チョイス・アワードでドラマ映画女優賞を受賞しました。名作ホラー映画のリメイク『サスペリア』(2018年)の主演でも知られています。

クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)などへの出演で知られるシドニー・スウィーニー。2022年にはドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』(2019年〜)で、エミー賞助演女優賞にノミネートされています。 役柄は未発表ですが、マダム・ウェブのもとに集うスパイダー・ヒーローの1人を演じるのではないかと言われています。

2017年に映画デビューを果たしたセレスト・オコナーは、2020年にはホラー映画『ザ・スイッチ』に出演。2021年の『ゴーストバスターズ/アフターライフ』では、主人公が一目惚れする女の子、ラッキーを演じました。 彼女の役柄もまだ発表されていませんが、やはりマダム・ウェブのもとにやってくる女性ヒーローを演じるのでは、と言われています。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017年)への出演で知られるイザベラ・メルセード。 ティーン俳優として『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』(2018年)などさまざまな作品に出演し、2021年Netflix映画『スイートガール』では、ジェイソン・モモアと共演しました。

『マダム・ウェブ』の監督を務めるのは、S・J・クラークソン。Netflix製作のドラマ『Marvel ザ・ディフェンダーズ』(2017年)や『コラテラル 真実の行方』(2018年)などで知られています。

脚本を担当するのはマット・サザマとバーク・シャープレス。彼らは『パワーレンジャー』(2017年)や『モービウス』(2022年)など、多くのアクション映画をコンビで手掛けています。

「スパイダーマン」スピンオフシリーズの新作『マダム・ウェブ(原題)』は、2023年10月6日に全米公開予定。あらすじや登場キャラクターの詳しい情報や、日本での公開日は未定ですが、ファンの期待は高まっています。 速報を楽しみに待ちましょう！