2022年9月16日更新

「スラムダンク」河田雅史は最強センター?モデルや名言を解説!

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SLAM DUNK スラムダンク
(C)井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション

『SLAM DUNK(スラムダンク)』に登場する河田雅史は、高校最強センターとも言われる選手です。全国で湘北高校の前に立ちはだかった山王工業高校のレギュラーであるため、2022年12月3日に公開されるアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』にも登場する可能性が高いでしょう。 そこで本記事では河田の実力や名言を徹底解説していきます! ※この記事は2022年9月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「スラムダンク」河田雅史のプロフィール

河田雅史は湘北高校が作中で最後に戦った山王工業高校のレギュラー選手です。短く刈った坊主頭とがっしりした体格が特徴的で、194センチの高身長を誇ります。背番号は7番です。ポジションはセンターを務めていますが、ガードやフォワードを経験していた過去もありました。 王者の風格が漂う彼ですが、性格は真面目で向上心に溢れています。相手が怪我をしていると分かれば、ベンチに下がるよう促すスポーツマンシップもありました。様々なあだ名を付ける花道に付けられた愛称は、「丸ゴリ」です。 同じ山王の1年生に、河田美紀男(かわたみきお)という弟がいます。

「スラムダンク」内最強センターは誰?河田雅史と森重寛、赤木剛憲を徹底比較!

河田雅史は最強センター!?

作中での河田の実力から、彼を「スラムダンク」内で最強のセンターとして推す読者も多いです。 河田の武器は体格やパワーはもちろん、センターとは思えないスピードやシュート範囲です。彼の身長は元々165センチで、ポジションはガードでした。しかしそこから1年で190センチまで身長を伸ばし、身長の変化に伴ってポジションもガードからフォワードへ、そしてフォワードからセンターへと変化していったのです。 つまり全ポジションを経験したからこその万能さと、センターとして十二分な資質をあわせ持っているのが河田雅史という男でした。

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森重寛との比較

河田に対抗できる選手を考えたときに、必ず名前が挙がるのが森重寛(もりしげひろし)です。森重は愛知県の名朋工業高校に所属する1年生でした。199センチもの長身と規格外のパワーが武器で、全国大会1回戦では前年ベスト8の常誠高校相手に50得点を挙げています。 たしかにパワーは河田より森重の方が強いでしょう。しかしパワー以外の技術面やメンタル面では、どこで考えても河田に分があります。オフェンスではパワー以外で勝負する彼に森重が勝てる理由がないですし、ディフェンスでもスピードとテクニックで封殺できそうです。

赤木剛憲との比較

赤木剛憲(あかぎたけのり)は「ゴリ」の愛称で読者から親しまれる、湘北高校バスケ部の大黒柱です。精神面でもプレー面でもチームを支える支柱で、プレーは王者である山王工業のメンバーから今まで無名なのが不思議なくらいと評されるほどでした。 赤木と河田は、実際に作中でマッチアップしています。その結果は河田の圧勝でした。赤木は河田の圧倒的な実力を前に、一時は精神的に混乱してしまうほどのダメージを負います。大学からスカウトの話が来た赤木ですら、河田には敵わなかったのです。

結論

結論を言うと、やはり「スラムダンク」内の最強センターは河田雅史でしょう。赤木を高く評価した大学No. 1センターも、河田は今すぐ大学バスケ界に来てもトップ3に入る選手だと話していました。 その実力は圧倒的で、もしかしたら彼が全キャラクターでトップの選手なのかもしれません。

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モデルは誰?クラレンス・ウェザースプーン説が有力か

「スラムダンク」の登場キャラの多くには、NBA選手のモデルがいると言われています。河田雅史のモデルは、クラレンス・ウェザースプーンではないでしょうか。 ウェザースプーンは1992年からNBAで活躍していた選手で、ポジションはフォワードです。しかし筋骨隆々な肉体や広いシュート範囲が河田を彷彿とさせました。そして何よりも顔がこれ以上ないほど似ているのです。 他選手ではテクニックに長けたセンターのアキーム・オラジュワンの可能性も考えましたが、その顔を見るとウェザースプーンで間違いないと思われます。

河田雅史の忘れられないシーン・名言

河田雅史は25巻から始まる全国大会2回戦で、湘北の前に高い壁として立ちはだかります。彼の存在は読者にとってまさに絶望的でした。 26巻で弟の美紀男が出場したとき、河田は弟を気にかけています。マッチアップしていた赤木は彼に、そんな余裕はねえだろと忠告しました。その問いに河田は平然と「あるよ?」と返します。そして「もっと全力でぶつかれよ」と続けたのです。この後に河田との実力差を見せつけられた赤木は、自分を見失う事態に陥りました。 また30巻で花道が怪我を負った際は、それにいち早く気付き「むかってくるなら手加減はできねえ男だ、俺は」と交代を勧めるスポーツマンシップに溢れた一面もあります。

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「河田雅史は住む世界が違う・・・・!!」

河田の凄さを一番よく表しているのが、赤木のこのセリフです。 27巻で河田の圧倒的な実力に気圧される赤木は、外まで出ての1on1を余儀なくされます。そこで河田はセンターとは思えないスピードで赤木を抜き去り、ブロックした花道をパワーで吹き飛ばしてみせたのです。このシーンで赤木は神奈川で戦ってきた数々の名センターを思い浮かべながら、河田は別次元だと考えていました。

「スラムダンク」河田雅史は2022年映画で活躍する?

SLAM DUNK スラムダンク
(C)I.T.PLANNING,INC.

河田雅史は山王工業の大黒柱と言える存在で、実力も精神力も本物でした。作中では赤木にも勝利しており、No. 1センターは間違いなく彼でしょう。 アニメ映画でも河田の活躍がみられるのか。2022年12月3日に『THE FIRST SLAM DUNK』が公開されたら、ぜひ劇場に足を運んでみてください!