「スラムダンク」最強メンバーランキング！ポジション・高校別に強さを徹底比較

映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開され、再び大きな注目を集めている大ヒットバスケ漫画「スラムダンク」。 この記事では本作に登場する魅力的なプレイヤーたちの中で「最強」はいったい誰なのかを戦績データや身体情報などを元に分析しランキングを制作しました。 自分の推しがランクインしているか、ぜひチェックしてみてください！ ※この記事は「スラムダンク」のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

ここからは早速、「スラムダンク」での最強ランキングを10位から1位まで紹介していきます。 なおランキングの順位は個人の身体能力・スキルに加え、チーム内でのプレイスタイルや役割、性格といった要素も含めて総合的に決定しました。

最強ランキング10位にランクインしたのは、インターハイで山王を破った湘北のポイントガードである宮城リョータです。 168cmという身長を活かし、小回りの効いたドリブルや持ち前のスピードで相手を翻弄するプレイが印象的です。山王戦では深津と沢北という長身2人を置き去りにして湘北の勝利に結びつけました。 赤木ら3年の引退後は、湘北高校の新キャプテンに就任しチームを引っ張っています。

第9位はゴリの愛称でお馴染み、湘北の部長・赤木です。ポジションはセンターで、高さと圧倒的なパワーを活かしたプレイが印象的な人物。 人並外れた精神力と柔軟な頭脳も持ち合わせていて、チームにとっては大黒柱のような存在です。またバスケの超名門である深沢大の監督がわざわざスカウトに来たこともあるので、全国トップレベルの選手ということは疑いようもありません。

最強ランキング8位にランクインしたのは、海南のシューティングガードである神宗一郎。神は精密なミドル・ロングシュートを得意とする選手で、神奈川予選では得点王に輝いています。 また高校入学時から毎日欠かさず500本のシュート練習を続けてきた努力家でもあり、インターハイでは牧と並んで湘北を苦しめた強者です。

第7位はバスケ歴4ヶ月にしてインターハイ出場まで果たしてしまった、主人公の桜木花道です。桜木といえばやはり驚異的な身体能力。特にジャンプ力に長けていて、山王戦では跳躍を活かしリバウンドの才能を開花させました。 まだまだ技術的には発展途上ですが、身体能力や精神面、カリスマ性などの観点から見れば上位ランクインは妥当といっていいはずです。

第6位には名朋工業の怪物級1年、森重宏がランクインしました。森は身長199㎝、体重100kgという恵まれた体格の持ち主で、全国大会の1回戦ではなんと1人で50得点を記録したスーパールーキーです。 また体格が良いだけでなく、短いバスケ歴をカバーするほどの高い運動センスや、桜木を吹き飛ばすほどのパワーも持ち合わせています。

第5位にランクインしたのは海南大付属不動の4番・牧紳一。牧はパワーやスピード、技術といった全ての面で優れたポイントガードです。中でも圧倒的な突破力を誇っていて、中盤から後半にかけて調子が出てきた彼を止めるのは至難の業といえるでしょう。 また勝利に対して人一倍貪欲な一方で、プレイは常に冷静。どの面からみても欠点が見つからないほど、完璧に近い選手です。

第4位には1年生にして湘北のエースを務める流川がランクイン。全体的にバランスの取れた選手で、作中では物語冒頭から恵まれたバスケの才能をいかんなく発揮し続けています。 ただし極度の負けず嫌いかつ頑固な性格で、試合中意地になって周りが見えなくなることも。とはいえそれでも確実にチームを勝ちに導く得点力の持ち主なので、性格を考慮しても第4位という結果になりました。

最強ランキングトップ3に食い込んだのは、大学生顔負けの体格と確かな技術を兼ね備える山王工業3年の河田雅史です。ポジションはセンターで、湘北戦では同じくセンターの赤木を圧倒的な強さで上回りました。 そのセンターとしての強さは「高校バスケ界最強」とも言われていて、まさしく最強ランキング上位に相応しい選手です。

第2位には山王工業のエース・沢北がランクインしました。沢北の強みは、圧倒的な運動スキル。湘北のエースである流川も彼との1on1では全く歯がたちませんでした。 純粋な運動神経だけ見れば、間違いなく最強ランキング第1位は彼の手に渡っていたでしょう。ただし気分屋でスタンドプレー気味なところがあるため2位に留まりました。

漫画「スラムダンク」最強ランキング、第1位に輝いたのは陵南のエース・仙道です。いつも飄々としてつかみどころのない性格ですが、天才的なバスケットセンスの持ち主で他を圧倒する強さを誇っています。 また彼には他のどの選手とも違う独特な雰囲気があり、底知れない余裕が感じられます。味方にいればこの上なく心強いですが、絶対に敵には回したくない「最強プレイヤー」です。

「スラムダンク」読者の中には、学校の垣根を越えたドリームチームの結成を想像してみたことのある人もいるでしょう。 ここからはファンの意見を参考にポジション別で選出した、最強のドリームチームメンバーを紹介していきます。

ゲームメイクの要となるPG(ポイントガード)を任せるなら、やはり海南の牧でしょうか。牧は冷静かつ視野の広いゲーム運びと、圧倒的なリーダーシップ、そのうえ強いフィジカルとスピードまで兼ね備えた人物です。 司令塔としては山王の深津も負けず劣らずですが、肉体的な能力値の差を考えるとやはり牧に1票といったところですね。

SG(シューティングガード)のポジションは千葉予選で得点王に輝いた海南の神宗一郎です。湘北の三井も捨てがたいところですが彼にはブランクがあるので、得点率を優先するなら精神的にも技術的にも安定した神が妥当でしょう。 神がSGならPGの牧が中を切り崩し、神が3Pシュートで外から攻めるという海南の定番プレーもガッツリ盛り込めそうです。

沢北は仙道とも実力が拮抗しているトップレベルの選手です。 仙道に比べるとメンタル面にやや不安は残りますが、純粋にSF(スモールフォワード)としての抜擢であれば沢北が適任です。ただしチームワークを活かしたりなれないチームでの試合であれば、仙道の方が向いているかもしれません。 またSFなら流川の名前もあがってきそうですが、まだ1on1で流川が沢北を抜くのは難しいでしょう。

PF(パワーフォワード)には今後の成長にも期待も込め、主人公の桜木を選出しました。もちろん他にも陵南の池上や福田、山王の野辺など相応しい選手はいますが、チームメンバーとの兼ね合いやディフェンス力、スタミナなどを考えると意外にも桜木が適任です。 また他のメンバーに得点力があるので、桜木はリバウンドに徹しても良さそうですね。

C(センター)はいわずもがな「高校バスケ界最強センター」であり、大学バスケでもベスト3に入るといわれている山王の河田です。 Cポジションには赤木や魚住といった優秀な選手が揃っていますが、山王戦で赤木が手も足も出なかったことから、河田以上のCはいないといっていいでしょう。そのうえオールラウンダーよりの選手なので、臨機応変な対応も期待できます。

ドリームチームには選手たちを導く監督も欠かせない存在。そして夢の最強チームを託すなら、やはり作品1愛されている安西先生ですよね。 選手たちと同じように最後まで試合を諦めない安西先生なら、きっと彼らに最高の名言を与えてくれそうです。

最強マネージャーという響きは湘北の彩子にぴったりな気もしますが、有能さで考えるなら綾南の相田でしょう。彼のデータ収集と分析力はチームの助けになること間違いなし。 裏方としてチームを支えてほしい存在です。

漫画「スラムダンク」は湘北の敗北とともに、インターハイの優勝校を知ることなく連載終了となりました。 そこでここからは結局どの高校が1番強いのか、個人の強さではなくチームとして優秀な高校トップ5を紹介していきます。

最強チームランキング第5位は、インターハイの常連校であり神奈川の海南に次ぐ強豪といわれている翔陽高校です。正規の監督がいない中、キャプテンの藤真が監督代理としてチームをまとめあげていました。 作中ではインターハイ予選で惜しくも湘北に敗北しましたが、藤真が完全に選手に専念できていれば結果は変わっていたかもしれません。

第4位は天才プレイヤー仙道が率いる、湘北のライバル校・綾南高校です。作中では予選で湘北に惜敗しインターハイを逃しました。ただし陵北の絶対的エースである仙道は、間違いなく全国トップレベルの選手です。 他にも魚住や福田といった攻撃緑の高い選手が在籍しているため、一度乗せてしまったら止められないチームといえます。

そして第3位は主人公・桜木花道が所属する湘北高校です。無名だったにも関わらず新戦力の加入により、大躍進を果たした注目チーム。 部員数が少なかったりバスケ歴が極端に短い選手がいたりと、安定とはかけ離れています。その分乗ったときの爆発力はずば抜けていて、翔陽や綾南といった強豪にも勝利してきました。 ただしインターハイで山王に勝利したものの、力を使いはたし次の試合で惨敗したため成績は3回戦敗退です。

最強チーム第2位にランクインしたのは、湘北が3回戦で敗退したインターハイで準優勝した海南大付属です。 海南の強みは司令塔・牧をはじめとしたバランス力の高い選手たちと、強豪らしい層の厚さ。そして中・外を互いにカバーし合う最強コンビ、牧と神の存在でしょう。 スタメン選手の基礎能力が軒並み高く、ほとんど抜け道のない完璧なチームです。

最強チームランキング堂々の1位に輝いたのは、インターハイ3連覇を成し遂げた高校バスケの頂点・山王工業高校です。 残念ながら湘北の奮闘により4連覇は逃していますが、それでも王者と評するに相応しい学校でしょう。とにかく選手層が厚く、個人ランキングでも沢北、河田が上位にランクインしています。 そんな山王に湘北は奇跡的に勝利を収めていますが、再戦したら結果は変わってしまいそうですね。

今回は、ciatrが考える漫画「スラムダンク」の最強プレイヤー・チームについて詳しく見てきました。 映画公開前の復習がてら原作を読んだときには、ぜひ皆さんも自分の思う最強ランキングを作ってみてくださいね！