韓国ドラマ『風と雲と雨』全話あらすじ・ネタバレ一覧!最終回の結末や感想も一緒に
30秒でわかるあらすじ
江華島の名家に生まれた天才・チョンジュン。ある日彼は親友のインギュと一緒に肝試しを行います。しかし不注意で崖から落下してしまい、劣等感を抱いていたインギュに見捨てられてしまいました。 そんなチョンジュンを救ったのは、山で暮らす少女・ボンリョン。彼女は霊能力を持っている特異体質でしたが、共に過ごすことで2人は惹かれ合っていきます。 その姿をみたインギュは、公の場でボンリョンに能力を使わせて王と対立するキム一族に捕らえさせるのでした。その結果、母親やチョンジュンと離れ離れになってしまいます。 数年後、江華島で役人を務めていたチョンジュン。仕事の最中、仮面を被ったボンリョンと再会し……。
『風と雲と雨』の口コミ・感想
歴史がしっかり描かれていて、恋愛要素も申し分ないから大満足!時代劇って長くて飽きがちだけど、まったくそんなことなかったなー。最初から最後までスピード感あって楽しかったし、何度も再会する2人にドキドキしちゃった!
コ・ソンヒが若いのにめちゃくちゃセクシーでびっくりした……。にしても悪役の悪役っぷりが最高だったよ!後半の猛威の振るい方はすごかったし、演技も上手いから見ていてホントに憎たらしい(笑)。とはいえストーリーは重くないから安心して楽しめた!
1〜2話のあらすじ・ネタバレ
時は1862年、舞台は朝鮮。ボンリョンは興宣大院君が恐れる人物が襲ってくることを予言していました。そして帰路についた彼女のもとに、とある男性がやってきます。男性は自分をチョンジュンと名乗り、「もう2度と離さない」と伝えるとボンリョンを気絶させ、どこかへ連れ去るのでした……。 時は遡り1853年、江華島の名家出身の天才・チョンジュンはインギュと共に肝試しへ出かけます。しかし崖から落ちてしまい、インギュには見捨てられてしまうのでした。 そんな彼を救ったのは霊能力者・ボンリョン。以前から仲が良かった2人はこの出来事をきっかけに交際を始めます。しかしインギュの策略で2人は離れ離れになり、ボンリョンは朝廷の有力一族・キムに捕まってしまうのでした。
3〜4話のあらすじ・ネタバレ
5年の月日が流れチョンジュンは役人に、ボンリョンは相変わらず監獄生活を送っていました。そんな中ボンリョンのもとへチョンジュンとの結婚話が舞い込んできます。しかしその話には裏があるようで……。 ある日大監と共に江華島へやってきたボンリョンは、船が爆発する予知夢を見ます。そして事故を起こさないようにするべく漕運船へ向かいますが、そこにいたのはチョンジュンでした。再会を果たした2人ですが、ボンリョンはそのまま立ち去ります。 さらに婚礼の儀が進んでいる中、漕運船が爆発しチョンジュンが疑われてしまいます。そしてすべてキム家の策略だと気づいた彼は復讐を誓うのでした。 再び数年の月日が流れ、チョンジュンは都で占い師の仕事を始めていました。一方王宮では王位継承争いが過激化しており……。
5〜6話のあらすじ・ネタバレ
チョンジュンは国王となる人材を見つけるため、学士のソンジンを占います。どうやらソンジンは妹を遊郭で働かせており、自分はその金で遊び惚けているらしく、チョンジュンは「国王にはなれない」と告げるのでした。 その後やけになったソンジンは妹・ソンファを殺そうとし、彼女を助けにきたボンリョンの首を絞めます。そこへチョンジュンが現れ、2人は危機から逃れるのでした。 数日後、興宣大院君の命令で占い大会へ出場することになったチョンジュン。奮闘の末優勝した彼は王宮へ戻りますが、官軍を連れて登場したインギュによって気絶させられてしまいます。 捕らえられたチョンジュンは「謀反を計画した」という自白書を書かされることに。さらに昼夜激しい拷問が続きますが、そんな彼を救ったのはボンリョンで……。
7〜8話のあらすじ・ネタバレ
なんとか監獄から抜け出したチョンジュンは、権力者たちが集まるキム家へ向かいます。そして次期国王として相応しいのは次男坊のジェファンだと伝えるのでした。 その影響で傲慢な態度を取っていた興宣大院君は愕然とします。さらに王に相応しいのは自分だと思っていたイ・ハジョンは、チョンジュンを殺そうと企てていました。 数日後、ハジョンに呼び出されたチョンジュンは朝鮮最強の剣士・チソンと対決することに。しかし上手く言いくるめることに成功し、自白書を奪還します。 とはいえまだ危機は去っていませんでした。興宣大院君に呼び出されたチョンジュンは、彼に銃を向けられます。しかしそこへボンリョンが現れ、彼女は崖の下へ落下しチョンジュンは気絶してしまうのでした。
9〜10話のあらすじ・ネタバレ
あばら家で目を覚ましたボンリョンの目の前にいたのは、なんと離れ離れになった母親・バンダルでした。霊能力を信じないことを決めたボンリョンは、バンダルと共に山を下ることに。 そこで運良く部隊と合流しますが、彼女たちを待ち受けていたのはキム家の兵たち。そこへチョンジュンが合流し、ボンリョンと再会を果たします。 数日後、興宣大院君は国王にチョンジュンを殺そうとした罪を問われていました。しかし私怨を捨てたチョンジュンが興宣大院君を庇ったことで九死に一生を得ます。 その後ハジョンと興宣大院君はキム家の悪事を暴き、重要ポジションにいたビョンウンへ刑罰を与えるよう求めました。しかしどういうわけかキム家は平然としている様子。 なんとビョンウンの罪がすべてハジョンに擦り付けられ、流刑となってしまうのでした……。
11〜12話のあらすじ・ネタバレ
チソンは主であるハジョンを死なせたチョンジュンとビョンウンへの復讐を誓います。初めにビョンウンを襲いますが、反撃に遭い重傷を負ってしまうチソン。その後チョンジュンとボンリョンが傷の手当てをし、ひとまず和解をすることに成功します。 さらに王宮ではジェファンを次期国王にするべく、イ・ハウンと共に試行錯誤するチョンジュン。しかし超大妃は新たにイ・ミンを推薦してきます。さらに隣にはかつてボンリョンを殺そうとしたソンジンの姿が。 違和感を覚えたチョンジュンと興宣大院君は、彼らの素性を調べ始めます。そしてそれぞれ異なる人物を推薦するチョンジュンとソンジンは、占いの能力で優劣をつけることに。ソンジンは今後平和が訪れると予言しますが、チョンジュンは国中に疫病が流行ると話し始め……。
13〜14話のあらすじ・ネタバレ
チョンジュンの予言は的中し、貧村で疫病が蔓延します。チョンジュンやボンリョンたちは私財を投げ打ってまでも村人たちを救おうとしていました。しかしソンジンが詭弁を弄して、疫病を流行らせたのはチョンジュンだと言いふらします。 その影響でチョンジュンは捕縛されてしまうのでした。そしてビョンウンはミンを推すことを要求してきて、懐柔されてしまいます。 一方ミンの出自を探っていたボンリョン。そこで彼女はミンが奴婢であることに気がつき、ビョンウンを脅しにかかります。その後キム家から逃げ出し自由となったボンリョンですが、インギュに捕まってしまうのでした。 そんな彼女を救ったのは、やはりチョンジュン。インギュに銃を向け怪我を負わせると、ボンリョンと共に逃げ出すのでした。
15〜16話のあらすじ・ネタバレ
とうとう朝鮮25代目王・哲宗が崩御し、ボンリョンは静かに眠る父親に最期の言葉を送りました。そして王宮では次期国王にジェファンが推薦され、ハウンは興宣大院君に地位が与えられます。 一方チョンジュンは新たな王を擁立することが目的だったため、官職には就きませんでした。その後チョンジュンはフランス人神父・ベルヌーから西欧についての知識を学びます。 しかしその状況を良く思っていなかったハウン。彼はなんとチョンジュンが入り浸っている移民村を軍に襲わせ、大虐殺を行ったのです。さらにボンリョンはインギュに捕まってしまいます。 ひとまず立て直しを図るため、豪商・ドギュンのもとへ向かうチョンジュン。しかし彼の安全を優先したドギュンは、チョンジュンを気絶させ海外へ逃亡させるのでした。
17〜18話のあらすじ・ネタバレ
3年の月日が流れ1866年。大同江上に出没した外国船から多くの宣教師が降り立ち、その中にはチョンジュンの姿がありました。 その後チョンジュンはベルヌ―の紹介で西洋館へ向かい、そこで移民村での戦いで生き残った仲間と再会します。そして仲間の口から、ボンリョンが薬の影響で記憶を失ってしまったという衝撃の事実が。 一方王宮では王妃即位の儀が執り行われようとしていました。しかしボンリョンの予言で何者かが襲ってくると聞いたハウン。軍を動かし一斉に構えますが、チョンジュンはボンリョンを連れ出すことに成功します。 数日間共に過ごしたこともあって、ボンリョンは次第に記憶を取り戻していきました。そしてチョンジュンは大妃や権力者たちを味方につけ、3年ぶりにハウンと再会するのでした。
19〜20話のあらすじ・ネタバレ
記憶がなくなっていても母親のことだけを覚えていたボンリョンでしたが、バンダルは亡くなってしまいます。その後母親の死に関わったインギュを刀で襲い、返り討ちにあってしまうボンリョン。 数日後目を覚ました彼女は、チョンジュンに空白の3年間について話します。記憶が戻ったこと、そして息子が産まれていたこと……。 一方インギュはビョンウンを殺した罪に問われ、死刑が執行されます。しかしそれを止めたのはなんと古くからの友人であったチョンジュン。そして戦地となっていた地元・江華へ向かい、共にフランス軍を撤退させることに成功します。 無事帰還したチョンジュンですが、ハウンやドギュンによって国王への忠誠を誓わされてしまいました。そしてチョンジュンは、国民の平和より権力を優先したハウンを倒すことを決めます。
21話(最終回)のあらすじ・ネタバレ
チョンジュンは仲間たちと共にハウン暗殺計画を練ります。いざ作戦を決行しますが失敗し、チョンジュンは捕らえられてしまいました。ハウンの前に立たされたチョンジュン。死刑が執行されようとしたその時、目の前に現れたのはチソンを始めとした仲間たちでした。 しかしハウンの手下によって銃撃され、重傷を負うチョンジュン。ボンリョンは彼のもとへ駆けつけますが、チソンらはチョンジュンを置いてロシアへ逃げるのでした。 ロシアにはチョンジュンが購入した「朝鮮村」があり、ボンリョンはチョンジュンがやり残したことをすべて達成すると誓います。 そんなある日、平和に暮らしていたボンリョンのもとにチョンジュンが現れます。2人は運命を乗り越え再会を果たすのでした。
メインキャストを紹介
チェ・チョンジュン役/パク・シフ
名家出身の天才。とある事情で下級の占い師へと転落しますが、観相師になり名を馳せました。朝鮮王になるための覇権争いに参戦中。 そんなチェ・チョンジュンを演じたのは、『王女の男』で主演を務めたパク・シフです。数々のドラマに出演しており多くの賞を受賞していますが、時代劇ドラマに出演するのは『王女の男』以来の9年ぶり!
イ・ボンリョン役/コ・ソンヒ
朝鮮25代目王・哲宗の隠し子で、人の未来を見通す霊能力者。かつてチョンジュンとは恋仲でしたが、インギュの策略で離れ離れに。以降はキム家の一員となり、権力者への復讐を狙っています。 悲しい運命を背負ったイ・ボンリョンを演じたのはコ・ソンヒ。『ミス・コリア』や『夜警日誌』(2014年)などで有名になり、ドラマごとに多彩な人物を演じています。
興宣大院君役/チョン・グァンリョル
朝鮮26代目王・高宗の父親。王の中の王という人物で、権力へ強い野望を抱いています。 そんな興宣大院君を演じたチョン・グァンリョルは、「ホジュン〜宮廷医官への道〜」(1999年)や「テバク」(2016年)など有名な時代劇にも多く出演している俳優です。
チェ・インギュ役/ソンヒョク
チョンジュンの友人。昔から劣等感を抱いていたため、チョンジュンとボンリョンを陥れます。 チェ・インギュを演じたのは、視聴率37%を記録した大人気ドラマ『私はチャン・ボリ!』(2014年)に出演し人気を集めたソンヒョクです。
韓国ドラマ『風と雲と雨』の全話あらすじ・ネタバレまとめ!
パク・シフとコ・ソンヒが共演した『風と雲と雨』。予言や霊能力などファンタジーな世界観が味わえながらも、当時の歴史の雰囲気やロマンス要素も存分に味わえる作品となっています。 爽快感のある恋愛時代劇をぜひ楽しんでください!