2022年11月10日更新

「かぐや様は告らせたい」最終回までネタバレあらすじ解説!天才たちの恋の行方は?

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「かぐや様は告らせたい」のあらすじ

エリートが集う秀知院(しゅうちいん)学園。その生徒会では生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐやによる恋の頭脳戦が日々繰り広げられていました。 2人はお互いに惹かれ合っているものの、恋の進行は膠着(こうちゃく)状態。なぜなら2人とも告白したら「負け」だと考えているからです。いかに相手に告白させるか、2人は恋愛頭脳戦を繰り広げます。 そこに書記の藤原千花(ふじわらちか)や会計の石上優(いしがみゆう)、会計監査の伊井野(いいの)ミコら個性豊かな生徒会メンバーが加わり、賑やかな学園生活が展開されるのでした。

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恋愛頭脳戦の始まりを

「かぐや様は告らせたい」最終回をネタバレ解説【最新271話】

白銀不在の卒業式

一足先に秀知院学園を中退し、渡米した白銀。かぐやたち3年の卒業式を前にこっそり帰国していた白銀は、かぐやにサプライズをしようと帰国したことを黙っていました。 そんな中で迎えた卒業式当日から、最終回が始まります。白銀は制服を着てこっそり校内へ。懐かしの校舎を見て回りながら、かぐやや生徒会と過ごした日々を思い出していました。 先生の計らいで卒業式を覗くと、壇上のかぐやと目があいます。かぐやは白銀に向けて満面の笑みを向けるのでした。

白銀のサプライズを

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次はプロポーズ!新たに勃発した恋愛頭脳戦

生徒会室で2人きりになったかぐやと白銀。生徒会での楽しかった日々を思い出しつつ手を重ねた2人は「この学園で貴方と出会えてよかった」と甘い雰囲気に包まれますが、2人は水面下で新たな頭脳戦を展開中でした。 次なるテーマはプロポーズ!はやくプロポーズさせたいかぐやvs40歳を目処にと考えている白銀の新たな戦いが始まります。 ラストシーン、かぐやは白銀の卒業を祝うサプライズを用意していました。目に涙を浮かべる彼に「お可愛いこと」とかぐやは勝利宣言をします。相変わらずな2人のもとに生徒会の面々が駆けつけ、白銀の「グッバイ、秀知院!」の言葉で物語は幕を閉じました。

今度はプロポーズ!?
新たな戦いの始まりを

石上とミコは付き合うのかネタバレ解説!

「生理的に無理」から始まった2人の関係

当初ミコは「生理的に無理」と断言するほど石上のことを嫌っていました。表面上は水と油のような2人ですが、中学時代からお互いに知らないところで相手をフォローしあってきた関係でもあります。 そんな2人の関係が動いたのは文化祭。石上の優しさに気づいたミコは、文化祭以降、彼を意識し始めます。 つばめ先輩宅のクリスマスパーティーで先輩に嫉妬したり、骨折したミコの世話を石上がしてくれたりしたことをきっかけに、ミコは石上への恋心を自覚していくのでした。

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生徒会室で繰り広げられるデジャブな光景

その後、新生徒会が発足しますが、石上が抜けてしまいミコはぼっちで生徒会長になっていました。石上がいなくて寂しいミコは「私には石上が必要なの、副会長として私の隣にいて」と伝えます。告白とまではいかなかったものの、石上もまんざらでもなさそうです。 そんなやりとりから半年。2人の恋に進展はありません。新入生からお似合いと言われるまでになった石上とミコは、告白したら負けだと考えていたのです。恋愛頭脳戦中の2人の結末は描かれず、両片思いな状態で完結となりました。

恋愛頭脳戦の始まりを

白銀とかぐやの恋の行方をネタバレおさらい

出会い~恋愛頭脳戦

白銀が入学してすぐの頃、池の清掃ボランティアで溺れた生徒を躊躇なく助けたかぐやに惚れた白銀。そこから彼は生徒会を目指し、晴れて2人は生徒会で出会います。お互いに惹かれ合うも告白できないまま、先に相手に告らせるための計略を練ってばかり。 そもそも恋愛に疎いかぐやは恋に関してポンコツ気味。そんなかぐやは5巻での夏休みを境に自分の気持ちの変化に気づき始めます。 花火を見たいというかぐやの願いを叶えるため奔走してくれた白銀の隣で、かぐやの胸は花火の音も聞こえないほど高鳴ったのです。

恋愛頭脳戦の始まりを

文化祭での「ウルトラロマンティック作戦」

文化祭準備に追われる中、かぐやはついに「私は白銀御行が好き」と自分の想いを認めます。ところが白銀は卒業を待たずにスタンフォード大に進学することが決まったと彼女に告げるのでした。 かぐやはそれを聞いて告白しようと焦ります。一方で白銀は水面下で文化祭を完全私物化した「ウルトラロマンティック作戦」を実行。空から無数のハートの風船が降らせた白銀は「これが俺の気持ちだ」「俺と一緒にアメリカに来い!」と伝えます。 かぐやは申し出を快諾すると「これが私の気持ちです」と白銀にキスをしました。

かぐやと白銀のキスを

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1歩進んで1歩下がるクリスマス

やっと進展したかと思いきや、キャパオーバーとなった結果、辛辣な氷かぐらが表に出てきてしまいます。「キッスした位で彼氏面ですか」とかぐやから突き放され、どこか険悪なまま2人はクリスマスへ。 好きだからこそ自分の弱みを見せなくない白銀に対し、好きな人にはすべてをさらけ出したうえでわかり合いたいと言うかぐや。2人はクリスマス一色な公園でようやく本音をぶつけ合い、普通の恋人らしいことをしようと、今度は白銀からキスをします。 氷かぐらの夢だった、好きな人からキスしてもらうという願いがクリスマスイブに叶えられました。

かぐやと白銀のクリスマスを

初めて尽くしの交際がスタート

年末には初デートでかぐやが「貴方が好き。私と恋人になって」と伝え、2人は正式に恋人となります。そこから明け方までの初通話や生徒会でのイチャイチャに始まり、お家デートが盛り上がった末についに身体もつながった2人。 順風満帆に見える2人ですが、一方で四宮家と白銀家の因縁が明かされるなど、不穏な空気も流れ始めます。

かぐやと白銀の初体験を

2人に訪れる最大の試練!最終章での恋の行方

四条家のクーデターにより四宮家は崩壊し始め、かぐやは姿を消します。音信不通ななか白銀にかかってきたかぐらからの電話は、四宮家再建のため政略結婚が必要なこと、会長とは別れたいという残酷なものでした。 手切れ金として四宮家から10億円もらった白銀は、それを軍資金にかぐや奪還作戦を企てます。生徒会メンバーを中心に作戦を実行、かぐらも白銀と合流すべく伝言を頼りに走り続けました。そこに白銀がヘリコプターで登場、おとぎ話のようにかぐらをさらっていきます。 白銀は「好きだかぐや。俺と付き合ってくれ」と上空で改めて告白、2人は再び結ばれるのでした。平和な日常が戻ったのもつかの間、白銀はアメリカへ。それでもかぐやの天才ならではの発想力と行動力で、2人は距離を感じることなく愛を育んでいきます。

四宮奪還作戦を

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「かぐや様は告らせたい」主な登場人物

白銀御行

白銀御行は秀知院学園の生徒会会長。高校からの外部入学で同校ではめずらしい一般庶民です。 いわゆる努力型の天才で、1日10時間の勉強で学力をキープしているほか、家が貧しいためアルバイトにも精を出しています。慢性的な寝不足から目つきの悪さに拍車がかかることも。 音痴、リズム感やダンスが壊滅的といった弱点もありますが、損得勘定抜きで困っている人を助けようと行動できる善良な人物です。

四宮かぐや

四宮かぐやは巨大財閥四宮グループのご令嬢にして、生徒会副会長。勉強以外にも取り組めばその分野でトップになれる万能型の天才です。 一族の厳しい教育方針の影響で、相手の利用価値の有無を考えるような現実主義者的なところがあります。また厳しい環境下で育ったため、状況や相手によって氷かぐややアホかぐや、かぐやちゃん、幼いかぐやなどが現れ、やや情緒不安定な一面も。 箱入り娘で、俗世に疎く普通に憧れているところがあります。

藤原千花

藤原千花はゆるふわな生徒会書記です。天真爛漫でコミュニケーション能力が高く協調性もあり、難ありな人間の多い生徒会でのムードメーカー的存在。かぐらとは中等部からの親友です。 5カ国語を操るマルチリンガルで、ピアノの腕前は全国レベル。歌や運動の特訓を白銀につけてやることもあります。 彼女はテーブルゲーム部に所属しており、生徒会によくわからないゲームを持ち込んではトラブルメーカーにもなっています。

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石上優

石上優は引きこもり系ニートボーイな生徒会会計です。データ処理に長けており、彼がいないと生徒会が破綻すると言われるほどの縁の下の力持ち。 不登校だったところを白銀に引っ張り出された縁で生徒会入りしました。彼は校則違反のゲームをしたり成績は留年ギリギリだったりと不真面目なところがありますが、理不尽なことが許せない正義感の強い人物でもあります。 母親の影響で花が好きという意外な一面もある陰キャ系キャラです。

伊井野ミコ

伊井野ミコは風紀委員として登場した人物。生徒会長の座を賭けて白銀と争い負けるも、生徒会の会計監査にスカウトされます。 真面目すぎるゆえに融通がきかず、加えて上がり症なので孤立しがち。妄想癖や夢女子気質があり、時折心の闇を感じさせる言動をとることがあります。 愛情に飢えているため、少しでも優しくされると気を許すところがあり、唯一の親友の大仏こばちからは「ミコちゃんのザコ」と評されていました。

白銀vsかぐやのウルトラロマンティックな戦いは最後まで甘かった!

ついに完結を迎えた『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の結末をざっくりと紹介しました。胸キュンなラブコメはやっぱり1コマ1コマ追ってこそ。主要人物たちの最終回もそれぞれ描かれているので、いまが一気読みのチャンスです!

恋愛頭脳戦の始まりを