2020年1月15日更新

「かぐや様は告らせたい」石上優は裏主人公?生徒会のド陰キャの魅力とは

かぐや様は告らせたい

「かぐ告」の石上優は根暗なオタクですが、情報処理のエキスパートで生徒会になくてはならない存在。本作の裏主人公とも呼ばれているキャラクターです。本記事ではそんな石上の凄惨な過去から、芽生え始めた恋の行方まで徹底解説します。

目次

「かぐや様」石上優は裏主人公!?会計を務めるデータ処理のエキスパート【ネタバレ注意】

週刊ヤングジャンプに掲載中の「かぐや様は告らせたい」は、ギャグ要素とピュアな恋愛要素が絶妙なラブコメディです。アニメや実写映画化されたことでも、注目度の高い作品となっています。今回はそんな「かぐ様」の裏主人公と名高い、石上優(いしがみゆう)の過去から現在まで徹底的に紹介! 石上は、エリートばかりが通う秀知院学園の生徒会で会計を務めるデータ処理のエキスパート。零細玩具メーカー社長の次男で、会計処理だけでなくPowerPointまで使いこなすことができます。石上が生徒会をやめると言い出した時には、会長の白銀が「勘弁してくれ!お前がいないとマジで破綻する!」と頭を下げるほど重要な人物。 また彼は重度のゲーマーで、校則違反にも関わらずところかまわずゲームをすることで風紀委員の伊井野ミコから目を付けられています。しかし生徒会室の下は、OBの所有している土地で正確には学校外と校則の穴をつこうとするなどなかなか狡猾。 実は石上は同学年女子のほぼ全員から、嫌われていて「キモイ」「死ね」と言われるほど。彼が嫌われる理由は、中等部時代のある事件がキッカケとなっているのです。 ※本記事では「かぐや様は告らせたい」のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

石上は悪口を喋りだすと止まらない!ドがつく陰キャはお人好しな一面も

陰キャラを自認している石上は、毒舌な上にネガティブ。特にリア充な人々に関しては「死ね死ねビーム」という謎の技を背後から放つことも……。白銀がかぐやのこととは言わず、恋愛相談をした際も、「なんすかそのクソ女。クソオブザクソじゃないですか」から始まり、延々悪口を言い続けました。 そして石上は藤原から「正論で殴るDV男」と評されるほど、物言いがストレートですが、本人に悪気ははありません。またとても打たれ弱く、ことあるごとに自殺を考えています。 しかしそんな石上ですが、実はとても正義感が強いです。損得感情抜きで誰にでも手を差し伸べたりすることができるお人よし。彼は伊井野が嫌いですが、彼女が一生懸命演説している時に助け船を出しました。 ちなみにゲームだけでなく、アニオタでもあります。週刊誌を買っていて好きなマンガがアニメ化される時は、声優にもこだわるほどですが、そのことは秘密にしています。 また柏木の彼氏が恋愛相談した際には、誰もわからなかった柏木の気持ちをすぐ言い当て「ウミガメのスープ問題」だと思えば案外、と一蹴。文章に詳しい一面も持っています。

石上は自分を変えるために陽キャの巣窟、応援団へ立候補

石上は応援団のことを「イキイキしてて楽しそうな様が腹だたしく滅びてしまえ」と思っていました。でも何も行動を起こさずに、恨み言をいう自分が1番みじめだと気づき応援団に立候補。前を向こうと決意しました。 しかしさっそく応援団会議では「まじ卍」「ハイプ」など、石上にはまったく意味がわからない言葉が飛び交います。そして「応援団に入ればリア充になれるのではなく。リア充しか応援団に入れないのだ」ということに気づいたのです。 石上はまったく輪になじむことができませんでしたが、副団長の子安つばめがメアドを交換し、必要事項を連絡してくれたこともあり応援団を続けることにします。 体育祭で応援団は男女が制服を交換する出し物をすることになり、石上は借りる相手がおらず困惑。しかしかぐやの制服を借りることになったり、藤原から女装姿を「可愛い」といわれたり、今までで1番楽しい体育祭かもしれないと思い始めます。 ところがケガをした団長の代わりにリレーのアンカーを走ることになった石上の前に、彼に大きな影響を与えた女性が現れ激しく動揺してしまいます。

石上が女子から嫌われているのは過去が関係していた?大友の出現で判明

体育祭編では、石上に大きな影響を与えた大友京子の出現で、同級生の女子から嫌われる原因となった過去が明らかになりました。 大友は中等部の頃、周囲から浮いていた彼に気さくに話しかけてくれた唯一のクラスメイトでした。石上は大友のことを友達とすら思っていませんでしたが、まっすぐな笑顔の彼女が幸せでいられるように願っていたのです。 しばらくして大友は、学校の人気者・荻野コウと付き合い始めました。しかし荻野には裏の顔があり、石上はそれに気づいてしまったのです。正義感の強い石上はそれを止めようとして、荻野を呼び出しました。しかし荻野は、黙っておいてもらうための交渉材料に大友を差し出してきたのです……。 これに逆上した石上は、彼の顔面を何度も殴打。周りに人が集まってきた時、荻野は「君がやっていることはストーカーだよ」と言い始め、石上が彼と京子を別れさせるために暴力を振るってきたことにしたのです! 石上はその場で反論しましたが、陰キャラで友達のいない彼の言葉を信じる人は誰もいませんでした。そして石上は1か月の停学処分に……。

石上を救ったのは、我らが生徒会長・白銀御行

停学処分後、石上は課題はしていましたが、反省文を書けず不登校のまま卒業。ふさぎ込んだまま高等部へ進学することに。 そんなある日、突然現れた白銀が石上が誰にも言わなかった事件の真相を言い当てたのです。そして白銀は、事件数日後に大友と荻野が破局したこと、今は大友が楽しく生活していること、荻野があれ以降大人しくしていることを彼に伝えました。石上の「大友を守る」という目的が達成していることを付け加え、彼に「頑張ったな」と声をかけたのです。石上はこの言葉に救われました。 そして体育祭で大友と再会し、動揺する石上の前に白銀が再び現れ励まします。石上は我に返り「うるせぇばーか」と大友にいいリレーを全力疾走。彼のその姿には、伊井野ですら熱くなりました。 惜しくも僅差で1位を逃した石上の周りには、応援団の面々が……。この瞬間石上は彼らの優しさを知り、知ろうとしていなかったのは自分だと気づいたのです。結局石上が所属する赤組が優勝し、体育祭は幕を閉じました。 一方かぐやは、大友に石上の本当の気持ちを伝えたらどんな顔するのかと考えつつも、何も知らない彼女の笑顔こそが彼の守ったものだと理解し、「本当、可愛い後輩だわ」と微笑みました。

石上に芽生え始めた恋心、お相手と恋の行方は!?

応援団にうまくなじめなかった石上に声をかけてくれたのが、副団長・子安つばめでした。つばめは3年のマドンナ的存在で、とてもよくモテます。 石上がつばめを意識し始めたのは、体育祭のリレーの時がんばっている彼を見て悔し泣きしてくれたところからです。そして石上は卒業を間近に控えたつばめに、文化祭で告白することを決意します。 なんとか文化祭を一緒にまわることに成功した石上は、「ハートの贈り物をすると永遠の愛がもたらされる」という秀知院の言い伝えを知らずに、つばめに大きなハート型のクッキーを贈ってしまいます。石上がつばめに公開告白したという噂は、瞬く間に広がっていきました……。一方つばめも石上に告白されたと思い悩みますが、返事はいったん保留にします。

クリスマスパーティーで石上は……

返事を保留されて以降、特に進展がなかった2人ですが、つばめの家で行われるクリスマスパーティに誘われ、参加することに。石上は終電を逃し、彼女の家のゲストルームに宿泊することになり、つばめと2人きりに。 つばめは彼の気持ちを確認して抱かれようとしますが、石上はその前にもう1度彼女に付き合ってほしいと告白します。すると、つばめは「ごめんね……付き合うとかはちょっと」と返事します。 石上は付き合えないのに体を許そうとした理由をつばめに問います。つばめは石上の反応に対し、少し困った表情で「好きになってくれてありがとうの気持ち」と答えました。好きだからこそちゃんとしたいと思っていた石上には酷な返答です。 石上は純粋な恋愛とは遠く離れた現状と、自分がそれで満足して身を引く男だと思われていたことにショックを隠しきれず、その場を去るのでした。

アニメ版「かぐや様」で石上を演じた声優は鈴木崚汰(すずきりょうた・画像中央)

アニメで石上優を演じたのは、鈴木崚汰(すずきりょうた・画像中央)です。少しハスキーな声質が、陰キャラの石上のイメージとピッタリですね。彼の代表作は、『ツルネ―風舞高校弓道部』の山之内遼平や『なんでここに先生が?!』の佐藤一郎などが挙げられます。 鈴木崚汰は石上の普段は暗いトーンで抑揚のないしゃべり方をしているのに、突然大きい声を出すこともあるクレイジーぶりを熱演。また怯えたり、怒ったり忙しい石上の魅力を最大限に引き出してくれています。

「かぐや様は告らせたい」石上優は今後どうなる?裏主人公の成長から目が離せない

アニメでは口が悪くてネガティブな面ばかりが目立っていた石上ですが、本当は正義感が強く曲がったことが大嫌い。「かぐ告」は、かぐやと白銀の恋愛がどうなるかが1番の見どころですが、裏主人公の石上の成長にも注目していただきたいです! つばめには振られてしまいましたが、この恋が石上を強くしたことは言うまでもありません。彼の今後が楽しみですね。