韓国ドラマ『いつかの君に』のあらすじネタバレを最終回まで!犯人の正体や結末をキャスト相関図とともに
Netflixで配信中の韓国ドラマ『いつかの君に』。人気俳優アン・ヒョソプの最新作であり、大ヒット台湾ドラマのリメイクということでも注目を集めています。本記事では全話のあらすじをネタバレありで、感想とともに紹介していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 >時空を超えた愛の結末は?最終回のネタバレはこちら >キャスト相関図はこちら
原題 | 『너의 시간 속으로』 |
---|---|
英語 タイトル | 『A Time Called You』 |
話数 | 全12話 ※全話一挙配信 |
ジャンル | ファンタジー, ラブロマンス, SF |
配信日 | 2023年9月8日〜 |
日本配信先 | Netflix ※独占配信 |
監督 | キム・ジンウォン |
脚本 | チェ・ヒョビ |
原作 | 台湾ドラマ『時をかける愛』 |
タップできる目次
- 『いつかの君に』の口コミ・感想
- 【ネタバレなし】『いつかの君に』のあらすじ
- 第1話のあらすじ・ネタバレ
- 第2話のあらすじ・ネタバレ
- 第3話のあらすじ・ネタバレ
- 第4話のあらすじ・ネタバレ
- 第5話のあらすじ・ネタバレ
- 第6話のあらすじ・ネタバレ
- 第7話のあらすじ・ネタバレ
- 第8話のあらすじ・ネタバレ
- 第9話のあらすじ・ネタバレ
- 第10話のあらすじ・ネタバレ
- 第11話のあらすじ・ネタバレ
- 第12話のあらすじ・ネタバレ
- 『いつかの君に』のキャスト相関図
- ハン・ジュニ(クォン・ミンジュ)役/チョン・ヨビン
- ク・ヨンジュン(ナム・シホン)役/アン・ヒョソプ
- チョン・インギュ役/カン・フン
- 『いつかの君に』のカメオ出演
- 『いつかの君に』のOST
- 『いつかの君に』の監督と脚本家
- 【ネタバレ】原作台湾ドラマの結末は?
- Netflixドラマ『いつかの君に』のあらすじネタバレ!キャスト相関図も
『いつかの君に』の口コミ・感想
チョン・ヨビンの演技力がすごすぎ!表情や動きでミンジュとジュニを完璧に演じ分けていた。ストーリーは時間軸が複雑で混乱したけど、最後はうまくまとまっていて、ハッピーエンドだったからよかった!細かい部分を理解するためにもう1度観ようと思う。
原作と比べると韓国版はあっさりしていたかなと思います。でもメインキャスト3人の演技力に引き込まれて、後半は号泣してしまいました!時空を超えたラブロマンスに感情が揺さぶられます!気になる人はオリジナルの『時をかける愛』も絶対観てほしい!
【ネタバレなし】『いつかの君に』のあらすじ
2023年、ハン・ジュニは1年前に亡くなってしまった恋人のク・ヨンジュンのことが忘れられないまま、日々を送っていました。そんなある日、突然1998年の世界にタイムスリップしてしまったジュニ。しかも自分はクォン・ミンジュという女子高校生の姿になっていたのです。 さらにはミンジュの姿となったジュニの前に、ヨンジュンとそっくりの高校生ナム・シホンが現れます。驚き、混乱するジュニの運命はーー。そしてシホンとヨンジュンの関係とは……。 本作は1998年と2023年という異なる時代の中で、見た目は同じでも別人である人物たちが運命的に絡み合っていくタイムスリップラブストーリーです。
原作は台湾ドラマ『時をかける愛』
本作は台湾ドラマ『時をかける愛』が原作です。同作は台湾だけでなくアジア全体で愛された大ヒット作品で、累積閲覧数は10億回を記録。 また秀逸な脚本、キャストの演技、映像美などが総合的に評価され、2020年のゴールデン・ベル・アワード(台湾のテレビ番組の祭典)では作品賞をはじめとする4部門を受賞しました。 さらに中国や韓国では映画館での上映も行われ、韓国で上映されたのは台湾ドラマとして史上初だそうです。 そんな『時をかける愛』は、無限ループである「メビウスの輪」をモチーフに作られており、2つの時間軸が複雑に絡み合って先の読めない展開が見どころ。『いつかの君に』では同じ結末になるのか、など原作との違いにも注目ですね。
第1話のあらすじ・ネタバレ
1998年。内気な女子高生ミンジュが叔父の店「27レコード」で店番をしていると、同級生のシホンとインギュがやってきました。シホンはソ・ジウォンが歌う「涙を集めて」を探しますが売り切れており、入荷待ちをするため連絡先を書き残します。彼のことが好きなミンジュは思わずニヤけてしまい……。 時は現代に移り2023年。ジュニは1年前に飛行機事故で亡くなった恋人ヨンジュンのことが忘れられず、悲しみの日々を送っていました。ヨンジュンの遺体は見つかっていないため、どうしても彼の死を受け入れられないのです。 そんな中ジュニは誕生日を迎えます。ヨンジュンのことを思い出し寂しさに耐えていた時、正体不明の人物から花が届きました。さらに見覚えのない写真も。それは高校生のヨンジュンが自分に似た女の子と写っているもので……。
第1話の感想
写真に写っている女の子はどう見てもジュニと同じ顔なのに別人という設定や、ヨンジュンは生きているのかという疑問など、初回から気になるポイントが満載!これから1998年と2023年がどのようにリンクしてくるのか先が読めません。 そしてヨンジュンのことが忘れられないジュニの悲しみは深すぎます。「届いた花はヨンジュンからなのでは?」と視聴者としてはつい期待してしまいますが……。 余談ですが、アン・ヒョソプがかっこよすぎて目の保養です。
第2話のあらすじ・ネタバレ
1998年。インギュはミンジュが好きでした。インギュをミンジュとくっつけようとしたシホンの計らいで、3人は友達になります。 2023年。ジュニは例の写真に写っていた「27レコード」がカフェになっていることを知ります。カフェのオーナーはジュニを見て一瞬驚きました。 写真に写っていた自分の姪ミンジュにそっくりだったからです。オーナーは写真を撮ったのは自分だが、男の子たちの名前はわからないと話しました。そしてミンジュは1998年に亡くなったと……。 帰りのバスで、ジュニはまたもや届いた宛名不明の小包を開けます。中にはカセットテープとレコードが。テープの中身は「涙を集めて」でした。聴いたまま眠ってしまったジュニが目を覚ますと、そこはなぜか病院。しかも目の前にはヨンジュンがいて……!
第2話の感想
驚きのラストでした!おそらくテープを聴いた2023年のジュニと、事故にあった1998年のミンジュがリンクして、ジュニがミンジュの身体で目覚めたということでしょうか? さらにミンジュが1998年に亡くなったという衝撃の事実も判明。シホンやインギュと友達になれたミンジュはとても幸せそうでしたが、果たして彼女に身に何が起こるのでしょうか……。 ジュニとミンジュ、そしてヨンジュンとシホン、彼らがどういうつながりなのか、まだわかりません。
第3話のあらすじ・ネタバレ
ジュニはヨンジュンに抱きつきますが、彼は高校生シホンでした。ジュニは1998年のミンジュの身体に入っていたのです。ミンジュの記憶が蘇り、交通事故に遭ったことを思い出したジュニでしたが、警察は事故ではなく何者かに殴られたのだろうと話します。 その後ジュニは心配するシホンに、「夢と現実の区別が曖昧だ」と言って自分とヨンジュンの話をするのでした。 数日が経ち、ジュニはミンジュとして生きていることの違和感が薄れてきました。そんな時、警察から現場に落ちていた補聴器の写真を見せられたジュニは、あの日、制服姿の誰かが自分を襲ったことを思い出し……! 次の瞬間、ジュニの意識は2023年の自分の身体にありました。今までのことは夢なのかと不思議に思いながら帰宅すると、ヨンジュンへのメッセージが既読になっていることに気づきます。
第3話の感想
やはりミンジュの身体にジュニの意識が入ったということでした。ミンジュはどこかに閉じ込められてしまったようです。 そしてサスペンス要素が深まってきました。ミンジュは果たして誰に襲われたのでしょう。補聴器があったということは、まさかインギュが犯人なのでしょうか……。信じたくありません。 さらにラストではヨンジュンに送ったメッセージが既読になり、電話がつながるという衝撃!各所に登場していた杖の人物がやはりヨンジュンなのでしょうか!
第4話のあらすじ・ネタバレ
ヨンジュンに電話をかけるジュニ。つながりましたが相手は一言も発せず電話は切れます。翌日ジュニは彼の携帯がカフェにあり、契約者がナム・シホンであることを突き止めました。 その後カフェのオーナーからミンジュの日記を受け取ったジュニが中を見ると、そこには「彼(シホン)がヨンジュンだった」の文字が。ジュニは急いでテープを聴きます。 ジュニが次に目覚めると、そこは1998年7月。ジュニはミンジュの身体にタイムスリップしたことを確信します。急いでシホンに会いに行きますが、あまりにもヨンジュンと違う彼。冷静に考えると年齢が違いすぎて彼がヨンジュンであるはずはなく……。 ところがジュニは2023年に戻れる方法がわかりません。そんな時シホンに呼び出され仕方なく付き合ったジュニは、やはり彼がヨンジュンに似すぎていることに疑問を抱きます。
第4話の感想
ヨンジュンの携帯の名義がなんとナム・シホン!どう考えてもヨンジュンとシホンは同一人物であると思うのですが、年齢が合わないとなるとますますわからなくなってきました。 でも1998年のジュニとシホンがいい雰囲気になってきていて、ドキドキします。最後の木陰で寝てしまうシーンはとても美しかったですね。 そして合間に流れるジュニとヨンジュンの幸せな思い出がとても切ないです。早く2人には再会してほしい……!
第5話のあらすじ・ネタバレ
家に帰ったジュニは、カフェのオーナーから、ミンジュが死んだのは10月13日だったと聞いたことを思い出し、あと3か月しかないと焦ります。 一方ジュニが襲われた現場にあったのは、インギュの補聴器でした。そのため警察に事情聴取されたインギュは、クラスメイトに容疑者呼ばわりされてしまいます。そんな彼を助けるためシホンとジュニは警察に行き、補聴器はジュニが落としたものだと説明して彼の容疑を晴らしました。 その後学校のバスケで活躍するジュニを見たシホンとインギュは「本当にミンジュ?」と驚愕。そんな2人にジュニは「犯人はこの学校の生徒。私が前と変わって見えるのは、犯人の目を引くため。」と話します。 後日、家で母や弟と話すジュニの様子を、外から監視する怪しい人物の姿が……。
第5話の感想
やはりインギュは犯人ではないようで安心しました!それにしても突然変わったミンジュに驚くクラスメイトたちの様子は面白いです。同じ顔なのに性格が変わると、こうも周囲の反応が変わっていくのですね。一方で孤独だったミンジュがかわいそうになってきます。 そしてミンジュを襲った犯人が学生であることが明確になりました。顔はまだ映らないので誰かはわかりませんが、すでに登場している人物なのでしょうか。続きが気になります!
第6話のあらすじ・ネタバレ
クラスの美人ダヒョンに告白されたシホン。しかし「運命の人がお前じゃないのは確か」と言ってシホンは断ります。陰から見ていたジュニは、その言葉がヨンジュンと同じものだったため驚きました。 その後、学校では写生大会が行われ、ジュニたちはバスで公園にやってきます。インギュとジュニが楽しそうに話す様子を見たシホンは複雑な感情を抱いていました。彼女への恋心に気づいたシホンは、帰宅後に彼女が並木道を走る様子をスケッチし……。 翌日体育のために着替えていたジュニを、ダヒョンはこっそり隠し撮りしていました。ジュニに嫌がらせをして、シホンから遠ざけるのが目的です。 一方ジュニはシホンとインギュの仲がぎこちなくなっていることを察し、気まずくなります。その日の夕方、シホンに呼び止められたジュニは、「お前のことがすごく好きだ」と告白され……。
第6話の感想
振られたからといって隠し撮りするダヒョンは最悪です。この写真がどう悪用されるのか不安になります。 そしてヨンジュンが描いた少女の絵は、この時の絵だったのですね!そうだとしたらやはりシホンがヨンジュンということになりますが……。 それにしても最後の告白には胸キュンでした。ジュニはシホンに告白されて嬉しいはずですが、同時に複雑なはずです。インギュとの関係もあるし、この後どうなるのかとても気になります。
第7話のあらすじ・ネタバレ
自分のせいでこじれているシホンとインギュを呼び出したジュニ。自分はミンジュではなく、2023年から来たハン・ジュニだと打ち明けますが、2人は信じてくれません。 その夜、学校にはジュニの写真を貼るダヒョンたちの姿が。しかし何者かがダヒョンに襲いかかり……。翌朝ダヒョンは死体で発見されました。 一方シホンのスケッチブックを見たジュニは、やはり彼がヨンジュンだと確信します。しかしその瞬間、意識は2023年へ。急いでオーナーの所へ行くと、そこにヨンジュンが現れました。驚き涙を流すジュニに、ヨンジュンは説明を始めます。 2002年、バスの事故にあったシホンは、2007年のヨンジュンの身体で目覚めました。ミンジュの叔父を訪ね、ヨンジュンになったことを話したシホン。そしてジュニのことを調べたシホンは彼女の大学へ行き……。
第7話の感想
ついにジュニの前に現れた杖の人物!しかしタイムスリップしたことで、目の前の人物がヨンジュンなのかシホンなのかわからず、すぐに喜べないジュニが切なかったです。そしてどうやらここからはシホン(ヨンジュン)の視点でストーリーが進んでいく様子。 さらに犯人らしき人物がついにわかりました。しかも2023年でジュニと親しそうにしていたチャニョンと同じ顔!ミンジュの写真をこっそり持っているということは、彼女のことが好きだから襲ったのでしょうか。
第8話のあらすじ・ネタバレ
2007年、ジュニのいる大学に合格したシホンは、早速彼女に接触。思わず「好きだ!」と告白までしてしまいます。しかし現在のジュニは別の彼氏がいて、まだヨンジュンのこともシホンのことも知りません。そのためシホンは変人扱いされてしまい……。 そして時は2006年、杖を使って歩くシホンは出所したインギュを迎えに行きます。インギュはミンジュを殺したと自白して服役していました。2006年のシホンは、未来でインギュが出所後すぐに自殺したと聞き、彼の死を止めにきたのです。 時はまた2007年に戻ります。シホンは相変わらずジュニにアプローチしていました。そして彼女の誕生日、二股をかけていた彼氏と別れたジュニをケーキとプレゼントでお祝いして距離を縮めます。
第8話の感想
ジュニと出会い交際に発展した人物は、身体はヨンジュンですが、中身はシホンだったのですね。一方で足の不自由な人物もシホンのようです。時代も複雑に絡み始め、理解するのが難しくなってきました。 そしてインギュの人生が切なすぎます。絶対に犯人ではなさそうなのに、なぜミンジュを殺したと言ったのでしょうか……。 その中でラストのシーンは癒されるものでした。彼氏と別れた時に、あんな風にお祝いされたら誰でも好きになってしまいそうです。
第9話のあらすじ・ネタバレ
2022年、飛行機に乗ろうとしたシホンは、もう1人の自分から事故が起こることを聞かされました。しかし運命を変えるとジュニとの日々も変わってしまうため、死ぬと知りながら搭乗したのです。そして事故が起き、シホンの魂はバス事故で昏睡状態にあった自分の身体へ。 その後、壮絶なリハビリを乗り越えなんとか歩けるようになったシホンは、未来をすべて知りながら、運命を変えようと奔走しました。そしてあの飛行機事故の直前、自分から携帯と指輪を託されます。少しずつ運命が変わっていたのです。 つまり2023年、ジュニと再会したヨンジュンの中身はシホンでした。シホンはジュニにようやく指輪を渡すことができ、2人はキスを交わすのでした。
第9話の感想
1998年にシホンとジュニが出会ってから、2023年の飛行機事故が起こるまでの一連のループが明らかになりました。未来を知るシホンが食い止めようとしても、ジュニと出会うために死を選んだシホンが切なかったです。 しかし運命は少しずつ動いているよう様子。このままミンジュやインギュの死も阻止することができるのでしょうか。しかしそうすると未来が変わって、2023年のジュニとシホンの関係も変わってしまうような気がしますが……。
第10話のあらすじ・ネタバレ
2023年、事件を再度調べることにしたシホンは、ミンジュが死んだ直後、教え子のチャニが精神科に入院したという事実を知ります。チャニの顔はシホンとジュニの友人チャニョンと同じ顔でした。 彼が犯人だと悟ったシホンは家路を急ぎますが、ちょうどその時チャニョンがジュニの家を訪れ、タイムスリップの話を聞いていました。プレーヤーで1998年に行ったチャニョンは、チャニの身体でダヒョンやミンジュを手にかけていたのです。 そしてジュニがチャニョンに襲われ気絶している間に、駆け付けたシホンはチャニョンに殺されてしまいます。その後逃走したチャニョンは警察に確保されますが、プレーヤーは壊されてしまいました。 そして逮捕されたチャニョンはジュニに向かって「ミンジュを殺したのはお前だ」と叫び……。
第10話の感想
チャニョンが同じ顔の兄の身体に入っていたという衝撃の展開でした。しかもせっかくジュニと再会できたのにシホンが殺されてしまうなんて……。やはりシホンの死は変えられない運命なのでしょうか?プレーヤーが壊されてしまい、絶体絶命のピンチです。 さらにミンジュを殺したのがジュニとは一体どういうことなのでしょう。残り2話ですべての謎が明かされ、ジュニとシホンの運命は変えられるのか、気になって仕方ありません!
第11話のあらすじ・ネタバレ
シホンの死を変えるため、ジュニはプレーヤーを修理し、再び1998年へ。しかしジュニの意識はミンジュの中に閉じ込められ、ミンジュの体は彼女自身の意思で動いていました。 ジュニは犯人についてシホンたちに伝えるよう訴えますが、ミンジュは聞く耳を持ちません。すべてはシホンに好かれ続けるためでした。 ところがシホンはジュニからミンジュに戻ったことを見抜きます。ジュニはミンジュの意識の中で「真実を話して事件を防いで!チャニョンが犯人だと伝えて!」と叫びますが、シホンの心は自分に向かないと悟ったミンジュは、「ジュニや2023年の話はすべて作り話よ」と嘘をつき……。 そしてもう二度とジュニに会えないと思ったシホンは涙を流します。
第11話の感想
せっかくジュニが1998年に行けたと思いきや、まさかのミンジュ自身が邪魔をするという展開。犯人はわかっているのに、目の前のシホンたちに伝えられない状況がやるせません。 そして同じ顔なのにもかかわらず、シホンが愛したのはジュニであるミンジュでした。真実を明かせばシホンの心が離れてしまうとわかり、噓をつくミンジュが辛いです。 果たしてジュニはミンジュの死を食い止めることができるのでしょうか。ついに最終回です。
第12話のあらすじ・ネタバレ
ミンジュは殺されることで注目を浴びることができると考え始めます。そして10月13日、運命通りミンジュはチャニョンと廃墟にいました。意識の中でジュニにが必死に説得し、インギュも止めに来ますが、結局ミンジュは死亡。 2023年に戻ったジュニは、運命を変えられなかったことに号泣しながら、もう1度だけと祈ります。すると1998年、ミンジュが飛び降りる直前の身体に入ることができました。今度はミンジュの意識が閉じ込められたため、ジュニは彼女の死を阻止することに成功。ミンジュが生き延びたことで運命が変わり……。 シホンとジュニは最後に「会えなくなっても必ず見つける」と約束しました。そして2人の思い出や記憶は消滅します。 2011年、シホンは小さな会社を経営していました。帰りのバスの中、1人の女性を見て言葉を失います。その人こそがジュニでした。バスを降りたジュニを追いかけたシホンは声をかけ……。
第12話の感想
切なくも素敵なラストでした!きっとこの後ジュニとシホンは結ばれ、インギュとミンジュも幸せになったのだろうと想像でき、余韻を含ませるハッピーエンドでしたね。 また絶望したミンジュにジュニがかけた言葉も感動的でした。その言葉で前向きになれたミンジュの様子も描かれていて良かったです。 自分のためはもちろん、誰かのために運命を変えようと必死になる姿には心が打たれます。キャストの演技力も素晴らしく、世界観に引き込まれる作品でした。
『いつかの君に』のキャスト相関図
ハン・ジュニ(クォン・ミンジュ)役/チョン・ヨビン
ハン・ジュニは2023年、1年前に死んでしまった恋人ク・ヨンジュンのことが忘れられないまま生きている女性です。ところがある日1998年にタイムスリップしてしまい、女子高校生クォン・ミンジュの姿になります。 そんなジュニとミンジュの1人2役を演じるのは、チョン・ヨビン。『ヴィンチェンツォ』で一躍有名になった彼女ですが、それ以前に映画『罪深い少女』などで数々の賞を総なめにした実力の持ち主。 本作でも最愛の恋人を亡くした悲痛と、タイムスリップしてその恋人にそっくりな別人に出会い動揺する感情の動きを見事に表現してくれることでしょう。
生年月日 | 1989年7月26日 |
---|---|
身長 | 166cm |
主な出演作 | 『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』(2019年) 『ヴィンチェンツォ』(2021年) 『グリッチ-青い閃光の記憶-』(2022年) |
@jeon.yeobeen |
ク・ヨンジュン(ナム・シホン)役/アン・ヒョソプ
ク・ヨンジュンは長年恋人のジュニを一途に愛し続けてきましたが、1年前にこの世を去ってしまった人物。一方同じ見た目のナム・シホンは、オープンな性格と優れた容姿で女子たちにモテモテの男子高校生です。 ヨンジュンとシホンの2役を演じるのは『社内お見合い』で大人気のアン・ヒョソプ。イケメン俳優として知られる一方、『浪漫ドクターキム・サブ2』では百想芸術大賞で新人賞を受賞し、演技派としても注目されています。 今回は1人2役という難しい役どころですが、着実に実力をつけてきたアン・ヒョソプがさらなる魅力を発揮してくれることは間違いありません。
生年月日 | 1995年4月17日 |
---|---|
身長 | 188cm |
主な出演作 | 『アビス』(2019年) 「ホンチョンギ」(2021年) 『社内お見合い』(2022年) |
@imhyoseop |
チョン・インギュ役/カン・フン
チョン・インギュは1998年に生きる高校生で、ナム・シホンの親友です。ひそかに想いを寄せてきたミンジュがシホンのことを好きという事実に思い悩みます。 インギュ役には俳優のカン・フンがキャスティングされました。『赤い袖先』では世孫を裏切る側近役としてインパクトを残し、『シスターズ』では幼なじみの女性をそばで支える誠実な青年を好演しています。 善人から悪人まで見事に演じ分けるカン・フン。本作ではアン・ヒョソプ、チョン・ヨビンと三角関係となり、友情と恋愛の間で揺れ動く人物をどう演じてくれるのか注目しましょう。
『いつかの君に』のカメオ出演
テオ役/ロウン
魂が入れ替わる前のヨンジュンが好意を寄せていた浪人生・テオ役として、ロウンがカメオ出演しました。ヨンジュン役のアン・ヒョソプとはプライベートでの親交があるほど、仲が良いことで有名。今回はその縁で出演が決まったそうです。
『いつかの君に』のOST
NewJeans「아름다운 구속(Beautiful Restriction)」
『いつかの君に』の監督と脚本家
監督 キム・ジンウォン | 『優しい男』(2012年) 『君を憶えてる』(2015年) 『ただ愛する仲』(2017年) |
---|---|
脚本 チェ・ヒョビ | 『ベビーシッター』(2016年) |
本作で監督と脚本を担当するのは、それぞれキム・ジンウォンとチェ・ヒョビです。 キム・ジンウォン監督はドラマ『優しい男』や『ただ愛する仲』などのヒット作品を手がけ、繊細な心情を演出するのが得意な監督です。これまでに担当した作品はラブロマンスが多く、本作でも男女の切ない感情を追求してくれると期待されます。 一方作家のチェ・ヒョビは短編ドラマ『ベビーシッター』を担当した人物で、長編作品を手がけるのは本作が初めてです。『ベビーシッター』は不倫をテーマにしたミステリー作品で、複雑な心理描写を見事に表現し評価されています。
ここからネタバレ満載の内容になってきます。原作ドラマを未視聴な人、結末を知りたくない人は注意してください。
【ネタバレ】原作台湾ドラマの結末は?
2019年。黄雨萱(アリス・クー)は見知らぬ人から受け取ったカセットテープを聞いていて、気がつくと1998年を生きている陳韻如という自分にそっくりな女子高生に魂が乗り移っていました。 そしてその同級生である李子維(グレッグ・ハン)は、2017年に飛行機事故で死んだ恋人・王詮勝にそっくりなのでした。 2003年。子維は交通事故に遭い、目が覚めると2010年を生きている男子高校生の詮勝に魂が乗り移っていました。雨萱のタイムスリップの話を聞いていた子維は、彼女の話が本当だったのだと気付き、2010年を生きている雨萱を探すことにします。 雨萱に恋をしていた子維。彼女と同じ大学に入り、猛アタックの末に付き合うことに成功しました。 そして時が経ち、2017年。子維は上海行きの飛行機に乗るために空港へ行きます。1998年に雨萱が、その飛行機に乗って詮勝が死んだと言っていたため、その飛行機に乗れば自分が死ぬことはわかっていました。 それでも自分が飛行機事故に遭わないと、雨萱が1998年の子維のもとへタイムスリップする運命が訪れず、2人が出会うことはありません……。 気が付くと、彼は2003年の交通事故に遭った後の子維でした。そのまま2019年を迎えた彼は、雨萱にカセットテープを贈るのでした。
過去を塗り替えても現在が変わらない理由とは
台湾ドラマ『時をかける愛』は、「メビウスの輪」をモチーフとしたドラマです。「メビウスの輪」とは、帯を180度ひねって端と端をくっつけた輪のこと。表をなぞっていくと裏へ、裏をなぞっていくと表へつながる、不思議な図形です。 過去を塗り替えても現在が変わらないのは、表へ行っても裏へ、裏へ行っても表へつながる「メビウスの輪」のように、本作の運命が全て過去の一連の行動ありきのものだから。 雨萱がタイムスリップして一連の行動をしたからこそ、子維に出会うことができ、その後詮勝(魂は子維)が飛行機事故に遭ったからこそ、雨萱がタイムスリップしました。「過去を変える」という行為自体も、輪の中の予定通りなのです。
結局何がループしていた?
ループしていたのは、子維の魂です。1998年にタイムスリップしてきた雨萱に出会ったあと、2003年に交通事故に遭った子維は、2010年の詮勝になります。 その後詮勝として飛行機事故に遭い、目が覚めると2003年の子維に戻っていました。そして彼はこのまま2019年を迎えます。 つまり2003年〜2017年には、「タイムスリップを経験している最中の子維」と「タイムスリップ経験後の子維」という2つの子維の魂が存在しています。 さらに*「タイムスリップを経験している最中の子維」はその後、「タイムスリップ経験後の子維」として全く同じ行動をとっていくことになり、「タイムスリップを経験している最中の子維」と接触するのです。
韓国版は原作ドラマと結末は変わる?
韓国版『いつかの君に』は、原作ドラマと結末が異なる可能性があります。 とはいえ「メビウスの輪」のように因果が繰り返されるタイムリープ物語であるという点が『時をかける愛』の重要ポイントだったため、因果を繰り返す結末になることは間違いなさそうです。 『時をかける愛』で描かれた傷害事件や韻如の死に関しては、韓国版のあらすじに登場していないので、そのあたりの展開は大きく異なるのかもしれません。 どのようなオリジナル要素が取り入れられるのか気になるところです!
Netflixドラマ『いつかの君に』のあらすじネタバレ!キャスト相関図も
配信開始されてからTOP10入りを果たし、熱狂的なファンも生み出している韓国ドラマ『いつかの君に』。ノスタルジックな雰囲気と時空を超えた愛に感動する人が続出しています!ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。 ちなみに、結末やキャラの設定など原作の台湾ドラマとも異なります。そのため韓国版と比較するのも面白いかもしれませんね。