2023年3月27日更新

実はいいやつ?士道龍聖(しどうりゅうせい)の強さやモデルを解説【ブルーロック】

このページにはプロモーションが含まれています
ブルーロック 士道 龍聖
©︎金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

「青い監獄」において、糸師凛に次いでNo.2の実力を誇る士道龍聖。その凶暴性とは裏腹に、たまに見せる素直さに魅了されている方も多いのではないでしょうか? そこで本記事では、士道龍聖の活躍や能力、その凶暴性まで徹底解説していきます。 ※この記事は2023年2月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

「ブルーロック」士道龍聖(しどうりゅうせい)は乱暴だがいいやつかもしれない

凶暴すぎる性格!

異名 不明
年齢 17歳
身長 185cm
出身 東京都
血液型 不明
能力 超空間感覚
BLランキング 「青い監獄」TOP6のNo.2
声優 不明

士道龍聖を一言で表すなら、『ブルーロック』の作中で最も凶暴で危険な男です。初登場は88話においては、イガグリにアイアンクローをかましているという強烈なシーンでした。 その他にも二次選考の2vs2において、対戦相手に暴力を振るってしまうため、誰も試合してくれない。試合中に相手チームに暴力を振るってしまうため、レッドカードを貰って敗北。 このように能力があるにも関わらず、問題行動ばかりを繰り返したという類を見ない理由で、最後まで選考で残ってしまっていたのです。 その凶暴性は留まることを知らず、三次選考では同チームの糸師凛と試合終わりに毎回のように殴り合う。U-20日本代表に暴力を振るうなど、最早キラーマシーンとも言える存在です。

素直な一面もある

しかしこの凶暴性は、実は本人の純粋さから来るものだったりします。その象徴とも言えるシーンが、三次選考において、潔達と共に試合を行った際です。 試合終盤、氷織から放たれたボールに、糸師や士道より早く反応した潔が、直撃蹴弾でゴールを決めて勝利します。 その一瞬の潔の輝きに対して、士道は「好きになりそうだお前の爆発」と称賛を送ったのです。 しかもその直後にを認めない発言をした糸師に対して、「ラストプレーは潔世一がNo.1」と言い、糸師に殴りかかったのです。 自身を昂らせてくれる存在を求め、そして認められる素直さが、彼のいい所なのです。 勿論どんな理由があろうと、人に暴力を振っていい理由にはなりませんが……。

AD

見た目が特徴的

士道と言えばその見るからに凶悪そうな見た目と、顔に垂れた2本の前髪でしょう。 度々他キャラには「触覚」と呼ばれるほど、作中でも彼のトレードマークになっています。また蜂楽に「日サロ触覚」と言われた際には、「日サロじゃねぇ太陽光だ」と返しています。 この事から彼自身も、あの髪型が「触覚」であることは認めているようです。

【能力】天才・士道龍聖の強さの秘訣とは

圧倒的な身体能力

あれだけ凶暴で、スタンドプレーばかりする士道が「青い監獄」に居続けられる理由はなんなのか?その答えはただひとつで、身体能力がとてつもなく高いことです。 普通ではシュートしようと思わない体勢や、状況であっても正確で強力なシュートを打てるセンス。そしてパワーが強い選手に負けないフィジカルと、最善のゴール地点に忍び込める俊敏さ。 士道を最強格の選手たらしめる理由は、挙げればキリがないほどです。しかしプレイが攻撃特化であるため、ゲームメイクや守備の力はまだ荒削りという弱点もあります。 そこが糸師凛がNo.1、士道をNo.2と分ける差でしょう。

超空間感覚によってノールックシュートも繰り出す!

もうひとつ士道を最強格の選手にしている力が、「超空間感覚」です。これは端的に言えば、空間を把握する力が異常に高いということです。 具体的な精度を表すなら、ペナルティーエリア内であれば背中越しであろうも、ゴールを捉えられる程正確な感覚です。 これを用いて三次選考では、殆どゴールを見ないでシュートを決めるという、常人離れした技を見せつけました。 勿論この能力を活かして、理想のパフォーマンスが出来るのは、その圧倒的な身体能力があってこそでしょう。 この2つの能力があるからこそ、士道は「青い監獄」の中でも糸師凛と並び戦えるのです。

AD

【覚醒】糸師冴によってFLOW状態に!

そんな士道を更に上の段階へ導くのが、FLOWという状態です。FLOWを簡単に説明すると、適度な目標へ挑戦することで辿り着く、「挑戦的集中」という没頭状態と言えます。 これを士道に発現させたのが、糸師冴です。冴はU-20代表戦において、士道に「挑戦」となるパスを何度も与えました。 そして士道に「最高のゴールを想像し続ける」ことを求めます。常に士道へ「決められるかもしれない状況」を味わせることで、スムーズにFLOWの状態へと持って行ったのです。 こんな野生児を上手く操るだけでなく、覚醒も促すなんて糸師冴はやはり格が違いますね……。そしてそんな冴を、士道はえらく気に入ります。

FLOW状態だとどうなる?

FLOW状態になった士道はそのパフォーマンスもさることながら、「超空間感覚」の精度がグッと引き上がります。 具体的に言うとペナルティーエリア外であっても、エリア内の時と同等のパフォーマンスが可能になるのです。 あの身体能力に、化け物じみた感覚など、最早誰が手をつけられるのでしょう?実際「青い監獄11傑」はこの士道に、エリア外からオーバーヘッドでシュートを決められています。

【来歴】士道龍聖の活躍を時系列で振り返る

二次選考

初登場となった二次選考では、その凶暴性を遺憾なく発揮して、読者に強烈なインパクトを与えました。なんと初登場からイガグリの頭を、割る勢いでアイアンクローしていたのですが。 おまけに自身の方針に不満を持ったイガグリの頭を、かかと落としでかち割ろうとまでしたのです。そんな場面に割って入った國神達と、生き残りをかけた試合をすることになります。 試合始まって数回のプレーで、國神玲王の能力の底を見抜く洞察眼。そして並外れた身体能力で、2人を完膚なきまでに叩きのめしたのです。 そして士道は玲王を選び、國神に引導を渡す形となりました。

AD

三次選考

三次選考では世界選抜チーム相手にゴールを決めた為、TOP6のNo.2に選ばれます。そして同じくNo.1に選ばれた糸師凛とAチームを組みます。 「青い監獄」は実質この2人のどちらかを軸とし、チームを組むことを方針とします。そして試合ではゴールを見ないでシュートを決めると言う、離れ技を披露し潔を圧倒します。 しかし試合最終盤に頭角を表し、ゴールを決めた潔を称賛するなど、素直な一面も見せました。 ただチームメイトの糸師凛と絶望的にウマが合わず、何度も試合後に喧嘩する場面が見られました。 そしてついには素行不良ということで「仕置き室」に監禁。代表スタメンからも外され、ベンチメンバーとなる予定でしたが……。

U-20日本代表戦

U-20日本代表に加わった糸師冴が、日本代表のFWに不満を持ったことで、士道の運命は変わります。なんと冴は士道をFWとして、日本代表のチームに引き入れたのです。 そして士道は「青い監獄」の前に冴と共に立ちはだかることになります。前半戦はスポンサーの意向もあり、士道は出番がありませんでした。 しかし冴が試合を放棄しようとしたことで、主将の愛空が士道の投入を決意。冴と共に「青い監獄」のゴールを狙います。 そして冴の導きもあってFLOW状態に突入します。ゴールを見ずにオーバーヘッドでシュートを決めると言う離れ技を見せ、士道龍聖の名前を世界に轟かせました。

AD

最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」

代表戦から2週間の休憩を経て、再開した「青い監獄」。代表メンバーとなった士道も、再び監獄へと舞い戻っていました。 そしてヨーロッパ5大リーグの1つであり、大富豪達の投資によって勢いが強まっているフランスのチームを選びます。そして再び糸師凛と、切磋琢磨する日々が始まったのです。 現時点の契約金ランキングではNo.4に食い込んでいます。 現状あらゆる選手が自身の能力を底上げしている「新英雄大戦」。元々化け物じみた士道は、一体どれほどの成長を遂げているのでしょう?楽しみですね。

【魅力】士道龍聖は野生的でかっこいい!

士道の魅力といえば、なんといっても「人間の本能」に従いサッカーをしていることです。士道は自身のサッカーを、「生命活動」と評しています。 人は誰しも「自分」と言う存在を残すために生きています。それは子孫を残したり、誰かの記憶に残ったり、創作活動をしたりするのもそれに当たります。それが人間の「生存活動」でしょう。 そして士道にとってそれがサッカーということなのです。試合中士道はゴールは「受精」の瞬間とも言っています。 現代には珍しいくらい本能に実直で、素直で、野生的な所が士道の魅力でしょう。

【名言】士道龍聖のセリフに心震える!

自分を壊せない人間に爆発は起こせない

士道が二次選考において、國神を下した際に発したセリフです。悪役らしい登場した士道ですが、その哲学は確かに響くものがあります。 國神は「サッカーでヒーローになる」という夢を抱いた、真っ直ぐで清らかな人間でした。しかしその清さが、フィールド上では時に枷にもなります。 故に國神は自身の信念が邪魔して、もうひとつ殻を破ることが出来ないのです。そんな國神の性質を見抜き、的確な言葉を士道は送ったのです。 暴力的ですが、人生において「一瞬の爆発」に全てをかけてる士道は、実際圧倒的な実力を誇っています。

吹き出し アイコン

初登場時は嫌なやつ枠だ!と感じていた士道ですが、この言葉が國神の殻を破るキッカケになるんですよね……。それはそうと國神を落としたのは許さない。

AD

俺のサッカー細胞が炸裂(スパーク)しろと肉踊る

U-20日本代表戦において、誰よりも早くFLOW状態に突入した士道が発したセリフです。 玲王や我牙丸の新しい技術や、好判断に阻まれて、上手くゴール出来ずにいました。再び攻撃やり直しかと思った瞬間に、士道は背中で「ゴールを感じた」のです。 その瞬間士道のサッカー細胞が血湧き踊ります。明らかに今までの士道では決められない距離でも、士道はボールへ向かって跳躍します。 そしてノールックからのオーバーヘッドシュートをかまし、世界に士道龍聖の名前を轟かせたのです。士道のサッカーセンスが詰まった名セリフと、名場面と言えるでしょう。

吹き出し アイコン

受精、孕めなど、サッカー漫画では絶対に見ないような単語が並ぶインパクトのある回。それを締めくくるに相応しい、士道のオーバーヘッドに痺れます。

【元ネタ】士道龍聖のモデルを考察してみた

結論から言うと、士道のモデルとなった選手は、イブラヒモビッチではないかと考察されます。彼自身の好きなサッカー選手をとして、イブラヒモビッチと語っているのですが、それ以上にプレースタイルが酷似しています。 裏付けるシーンが原作130話の、あのオーバーヘッドキックのシーンです。実はこのシーン、イブラも現実で同じプレイをしていました。ヘディングにより後ろに逸れたボールを、そのままゴールへ直でシュートした、あの神がかりなプレイです。 それ故に士道と同じように暴言が目立ち、悪童と呼ばれたイブラヒモビッチは、彼のモデルと言えるでしょう。

AD

【声優】士道龍聖を演じるのは誰!?

士道龍聖の声優は、現状発表されていません。なのでここからは、筆者の「この人だったらいいな」という願望も込めた、声優予想を書いていきます。 筆者が予想する士道の声優は、ずばり岡本信彦です!実際原作で初めて士道を見た時から、筆者は「岡本顔だな」と感じていました。 明らかに悪そうな人相と、分かりやすいくらいの野生児っぷりと凶暴さ。岡本信彦が演じるにぴったりな役と言えるでしょう。 恐らく士道のアニメでの登場は2クール目からと思われます。今からキャストの発表が待ち遠しいですね。

「ブルーロック」士道龍聖の最終選考での活躍は?

ここまで士道龍聖の凶暴さと、その能力や活躍まで解説してきました。現在原作で描かれる「新英雄大戦」では、士道はフランスのチームに所属しています。 糸師凛と士道という、2トップが所属していることは潔にとって脅威でしょう。そして潔は、糸師凛と士道を同時に相手取るのは、この新英雄大戦が初となるはずです。 元から最強レベルのストライカーが、どんな成長を遂げ主人公の前に立ちはだかるのか、今から楽しみですね!