馬狼照英(ばろうしょうえい)は現BL内ランキング1位!キングの2度の覚醒を解説【ブルーロック】
「王様(キング)」を自称し、その称号にふさわしいエゴイストっぷりをみせる馬狼照英。自身の美学を貫く姿はカッコよく、また物語が進むごとにだんだん周りを認めるようになっていくところも魅力的です。 本記事ではそんな馬狼照英について、能力や活躍シーン、名言なども踏まえて徹底解説していきます!
※この記事は2023年3月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
馬狼照英(ばろうしょうえい)のプロフィール
異名 | 王様(キング) |
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年齢 | 18歳(高校3年生) |
身長 | 187cm |
出身 | 秋田県 |
血液型 | A型 |
能力 | 28mを超えるシュート力 強力な突進力 |
BLランキング(最新) | 評価額ランキング1位(204話時点) |
声優 | 諏訪部順一 |
馬狼照英は長い黒髪を勢いよく立ち上げているのが特徴で、普段と髪をおろしているときのギャップが激しいです。圧倒的な自信家で傍若無人に振る舞い、みずから「王様(キング)」を名乗ります。自分以外の人間は全員脇役だと考えており、まさにエゴイストという言葉がぴったりです。 一次選考で初登場し、チームXを率いて潔世一のチームZと対戦しました。その際見事なプレーを見せ、潔に「才能ねぇよ」と吐き捨てる場面も……。 異様に几帳面かつ神経質という一面もあり、マナーにうるさく整理整頓ができていないと我慢なりません。部屋をきれいに整える姿から「メイド・バロウ」という異名(?)をつけられてしまったこともあります。
【覚醒】馬狼照英(ばろうしょうえい)の覚醒シーンを解説!
1回目:2次選考
馬狼は登場したての頃から大活躍していましたが、二次選考では個人プレーに固執するあまり潔に「ヘタクソ」とまで言われてしまいます。試合のなかでも“自分が主役じゃない”ことを思い知らされ、これまでにない敗北感を味わうことに……。 しかし彼はそこで諦めるのではなく、主役を喰らう悪役になってでも自分でゴールを決めると決意します。これがターニングポイントとなり、馬狼は新たな武器を手に入れて次のステージに歩みを進めるのでした。
2回目:U-20代表戦
馬狼の2度目の覚醒はU-20代表戦。馬狼はスタメンで出場はしていませんでしたが、試合終盤にチャンスが舞い降ります。最後の交代枠で途中出場した馬狼に与えられた役割は、「フィールド上の混乱」でした。 実はこの時、絵心から秘密の指示が。それは、「潔世一を喰う」ことに固執せよ、というとんでもない内容だったのです。 進化を繰り返す潔と、それに呼応しプレーできる糸師凛を視野に入れつつ、それを喰うことのできるポジションを取り続け、ついには起死回生の同点ゴールを奪いました。 味方を「喰う」ことを突き詰めた結果、味方との連動能力を手に入れたのには驚きました。
【来歴】馬狼照英(ばろうしょうえい)の活躍を時系列で振り返る
一次選考
一次選考で初登場した際、馬狼はチームXとして潔たちチームZと対戦しました。 一次選考には上位2チームに加え、それぞれのチームの得点王が次の選考に進めるというルールがあり、そのせいで当初はどちらのチームもバラバラ状態に。しかしそんな中、馬狼は圧倒的な能力を披露し次々とシュートを決めていきます。 馬狼の活躍をきっかけにチームXはまとまり始め、いつまで経っても連携がとれないチームZを翻弄。1点返されるものの圧勝します。 その後チームX自体は敗退してしまいましたが、馬狼は得点王だったため二次選考に進みました。
二次選考
一次選考ではその実力で他を圧倒した馬狼ですが、二次選考では少しずつほころびが出始めます。潔と凪誠士郎とのチームで國神錬介と千切豹馬、御影玲王の3名と対戦することになったときには、個人プレーにこだわるあまり不利な状況に追い込まれました。 結果潔に囮とされて、自分がいなくても試合が回るという現状を突きつけられることに。そこで生まれてはじめて「敗北」を味わい、心が折れる……のかと思いきや、なんとここで覚醒し弾きフェイントと鋭角(イナズマ)ドリブルという新たな技を習得しました。 これをきっかけに周りを認めるようになるなどの成長を見せ、その後のステージでも活躍。二次選考を無事に突破します。
三次選考
三次選考では自身の成長のため知らない人とチームを組みたいという理由で、凪や糸師凛を避けてチームBを志願。潔を叱咤激励する場面もあり、お互い高め合う良きライバルにような関係性になっていました。「ヘタクソ」と呼んでいた頃とはまるで別人レベルです。 要望通りチームBに配属された馬狼はみずからもゴールを決め、チーム自体も勝利をおさめます。そのためU-20と試合をする選抜チームのメンバーに選ばれる可能性は高かったのですが、スタメンではなくサブメンバーになってしまいました。
U-20日本代表戦
U-20日本代表との試合で馬狼は、乙夜影汰と交替して途中出場しました。彼は登板早々、潔を喰らうことだけを狙った「潔狩り」という戦術を披露。敵はもちろん味方さえも混乱させるプレーで、試合の流れを大きく変えました。 潔がシュートを打てるかどうかわからない状況で凛にパスを出した際、それを横からかっさらいスーパーゴールを決めるという見せ場も!予想外の展開に思わずゾクゾクした読者も多いのではないでしょうか。 そんな大活躍をみせた馬狼ですが、興奮のあまりユニフォームを脱いだせいで、イエローカードを取られてしまっていました。オチまで完璧です。
【能力】馬狼照英(ばろうしょうえい)の強さの秘訣とは
28mを超えるシュート力
馬狼の武器といえばなんといっても、28mを超えるシュート力。単にパワーがあるというだけではなく、ゴール右上角にシュートを正確に決める技術も持っています。 作中で馬狼はこの正確かつパワフルなシュート力を活かし、何度も相手チームから得点を奪ってきました。圧倒的な力を見せつける姿には、まさに王様という言葉がぴったりです。他人のためにプレーすることを良しとせず、「俺は俺のゴールで勝つ」と豪語するのにも思わず納得してしまいます。
強力な突進力
馬狼のもうひとつの武器として挙げられるのが、他を圧倒する強力な突進力です。フィジカル面にも強みがある彼は、ボールを奪おうと群がってくる選手たちを物ともせず、自身の射程距離までやすやすと突破します。 たったひとりでもボールを運びシュートを決めることができるという、個人プレーに特化した選手である馬狼。彼は徹底的なフィジカルトレーニングを何年も日課としているため、その能力は日々の努力の積み重ねの結果でもあるのでしょう。
【魅力】馬狼照英(ばろうしょうえい)は唯我独尊な王様でかっこいい!
馬狼は常に自分ファーストな性格で、幼い頃から自分が主役、周りは脇役と考えてきました。その傍若無人な態度の根拠となっているのは、類まれなる才能とたゆまぬ努力。単に偉そうなだけでなく、実力が十二分に伴っているところが魅力だといえます。 また二次選考で「敗北」を味わってからは、周りと高め合おうとする意志もみせるようになり、よりいっそう人物像に深みが出てきました。それでも自分のこだわりは決して曲げないのがかっこいいです! 私生活では部屋が散らかっていると片付けずにはいられないなど、意外なギャップがあるところもまた良いですね。
【名言】馬狼照英(ばろうしょうえい)の熱い名シーンを紹介
ゴール前でビビる人間(ヤツ)に ストライカーの資格はねぇぞ 才能ねぇよ お前
巻数・話数 | 2巻・7話 |
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こちらは馬狼が一次選考で潔を相手に吐き捨てたセリフ。この試合で潔はゴール前でボールを受け取ったにもかかわらず、勝負に出ず味方にパスを出してしまいました。 このときパスを受け取った國神がゴールを決めたため、チームにとっては良い結果となったのですが、それを見ていた相手チームの馬狼はこのセリフを言い放ちます。王様として君臨する馬狼の美学が垣間見えました!
潔・凪が主役なら俺はその光を喰らう悪役にでもなってやる!!!
巻数・話数 | 8巻・66話 |
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二次選考で敗北と挫折を味わった馬狼は、自身が脇役として生きる未来を視てしまいます。彼の心は完全に折れてしまったかに見えましたが、そこはさすが王様、土壇場で覚醒して逆転ゴールを決めるのでした。 そのとき彼がモノローグでキメたのがこちらのセリフ。どんな形であれ「主役」であろうとする姿に思わずシビれます……!
【声優】馬狼照英(ばろうしょうえい)を演じるのは諏訪部順一
アニメ『ブルーロック』で馬狼照英役を演じるのは、東京俳優生活協同組合所属の諏訪部順一です。 1996年にデビューして以来さまざまな作品で活躍してきたベテラン俳優で、幅広い世代・タイプの役柄をこなしてきました。また彼が演じた『テニスの王子様』の跡部景吾は、王様を自称し「跡部様」の愛称で知られています。王様キャラには縁があるのかもしれません……。
『ブルーロック』馬狼照英(ばろうしょうえい)は覚醒後さらに魅力的な王様に!
異色のサッカー漫画として話題を集め、アニメ化でよりいっそう盛り上がっている『ブルーロック』。馬狼をはじめとして個性豊かなキャラが多数登場し、それぞれの活躍から目が離せません。 今後「王様(キング)」がどんな活躍をみせてくれるのか、ぜひ一緒に見守っていきましょう!