中国ドラマ「武則天(ぶそくてん)」の全話あらすじネタバレを最終回まで徹底解説!
タップできる目次
- 「武則天」相関図
- 1〜5話のあらすじネタバレ
- 6〜10話のあらすじネタバレ
- 11〜15話のあらすじネタバレ
- 16〜20話のあらすじネタバレ
- 21〜25話のあらすじネタバレ
- 26〜30話のあらすじネタバレ
- 31〜35話のあらすじネタバレ
- 36〜40話のあらすじネタバレ
- 41〜45話のあらすじネタバレ
- 46〜50話のあらすじネタバレ
- 51〜55話のあらすじネタバレ
- 56〜60話のあらすじネタバレ
- 61〜65話のあらすじネタバレ
- 66〜70話のあらすじネタバレ
- 71〜75話のあらすじネタバレ
- 76〜80話のあらすじネタバレ
- 81話のあらすじネタバレ
- 最終回(82話)のあらすじネタバレ
- 話題の中国時代劇「武則天」の口コミや感想を紹介!
- 「武則天」キャスト・登場人物
- 「武則天」のあらすじネタバレを全話最終回まで徹底解説!
「武則天」相関図
1〜5話のあらすじネタバレ
14歳で李世民の後宮に入った武如意。初日から上級妃たちのいざこざに巻き込まれますが、罠にはめられようとしていた楊淑妃は、彼女の発言で助けられます。 その後、武如意たち才人は皇后の一周忌で披露する「蘭陵王」の稽古に励みます。そのなかから選ばれた1人が陛下の前で舞を披露できるとのことでしたが、後宮を牛耳る韋貴妃の根回しによって、彼女の姪の蕭薔が選ばれました。 ある夜、武如意が立ち入り禁止の承慶殿に入り、中で見つけた蘭陵王の仮面をつけて踊っていると、そこへ酒に酔った世民が現れ、彼女と一緒に踊ります。そのまま逃げ出した武如意は、皇后の遺品である仮面を持ち出した罪に問われ、罰として承慶殿の管理と皇后が書いた“女則”の筆写を言い渡されます。 武如意が陛下に召されたと噂が広まるなか、彼女と親友の徐慧は新入りの鄭婉言と親しくなります。亡き皇后に瓜二つの彼女は早速夜伽に召されますが、あまりに似ているため世民は彼女に触れることもなく、承慶殿で武如意と過ごしていました。
6〜10話のあらすじネタバレ
陛下が武如意と過ごしていることを知った鄭婉言は、おばの殷徳妃に相談し、彼女を毒殺する計画を立てますが、なぜか鄭婉言が死んでしまいます。 一方街では、皇太子が落馬し重傷を負ってしまいました。彼は落馬事故は兄弟の誰かが仕組んだものではないかと疑います。 鄭婉言の死の責任を負わされた武如意は掖庭に送られ、そこで襲われたところを彭婆に助けられます。そのころ徐慧は陛下に気に入られ、婕妤に昇格しました。 再会した武如意と徐慧は義姉妹の誓いを交わしますが、彭婆は掖庭の外の者との情は断つように言い、かつて乳母として育てた坊っちゃんが、兄弟の“あの男”に殺されたと過去を語ります。 そんななか、韋貴妃は陛下の四男で魏王の李泰と手を組みます。そして武如意は、彭婆の言う“あの男”が陛下だと知ります。彼は彭婆と和解し、昔のように「恵児」と呼んでもらえることを願っていました。 幼い少年・稚奴と親しくなった武如意は、彭婆に陛下と和解するよう説得するため、彼とともに影絵芝居をします。しかし彭婆は途中で怒り出し、稚奴を「恵児」と呼んで抱きしめました。
11〜15話のあらすじネタバレ
諸国の使節が集まる「大朝会」の開催が迫るなか、世民はこれまで韋貴妃が取り仕切っていた瑠璃宴を楊淑妃に任せました。また大朝会に伴う恩赦で、武如意は後宮に戻ります。 一方、落馬で脚に障害が残り堕落した日々を過ごしていた皇太子は、大朝会の馬球の試合で隊長を務めようと奮起。しかし隊長選抜の場で楊淑妃の息子で呉王の李恪と争いに発展してしまいました。 大朝会が始まり、瑠璃宴では日本の物部天守と徐慧の囲碁対決が注目を集めました。当日、次々と起こるトラブルが起こるなか囲碁対決が始まりますが、徐慧は途中で気を失ってしまいます。そこで武如意が代打に立候補。徐慧が昨晩解いていた難解な棋譜を思い出しながら、なんとか引き分けることができました。 その後、徐慧が倒れたのは扇子に毒が塗られていたためだと知り、武如意は黒幕は韋貴妃に違いないと考えます。一方、琵琶の弦が鋭利なものに張り替えられていた事件については、実行犯として殷徳妃の侍女・劉蘭萱が捕えられました。彼女に指示したのは韋貴妃でしたが、事件は劉蘭萱の単独犯行だったと報告され、彼女は自害します。
16〜20話のあらすじネタバレ
殷徳妃の息子・斉王は、おじの殷宏智とともに、かねてから計画していた謀反を実行に移します。 一方、大朝会は唐と漠北の馬球の最終試合が行われ、試合は引き分けに終わりますが、勝敗をつけたい漠北は知恵比べや弓の試合を挑んできます。漠北の木図王子は見事な弓の腕前を披露しますが、李世民は菊をくわえて馬を走らせている武如意に弓を向け、菊を射抜きます。木図王子は負けを認め、武如意は世民から「媚娘」の名を賜ります。 大朝会の後、承慶殿を訪れた武媚娘と陛下はそこで斉王の刺客に襲われますが、事なきを得ます。息子の謀反が失敗したと知った殷徳妃は陛下を暗殺しようとしますが、策略を見破られ自害します。 そんななか、昼間に太白星が現れ凶兆ではないかと噂が流れます。陛下が欽天監の李淳風にこの天象の解明を求めると、「唐の世は3代で滅び、女帝武氏がとってかわる」との占い結果が出たので、武という苗字の者は全員殺すよう助言されます。 世民は武媚娘を守るため武氏の特定を先延ばしにしますが、李淳風は殺され、その手には武媚娘の名が書かれた紙が握られていました。
21〜25話のあらすじネタバレ
大臣たちは武媚娘を殺すよう進言しますが、世民は聞き入れません。そんななか、世民は武媚娘に馬を与えます。韋貴妃は餌に毒を混ぜ、気性が荒くなった馬は稚奴を乗せて暴走してしまいました。武媚娘は彼を助けるため、やむなく馬を刺し殺します。 世民は仕方なく彼女と距離を置くことを決め、韋貴妃はその間に媚薬を盛って蕭薔が陛下の子を授かるよう画策します。 一方、世民に会いたい武媚娘は、楊淑妃から承慶殿の明かりを灯す役割を与えられます。世民は彼女にあきらめさせようと、徐慧を使ってある行動をとります。 李泰の開いた宴で醜態を晒してしまった皇太子は、世民から数日後の狩りに来るなと言われてしまいました。世民は、狩りに乗じて武媚娘を宮殿の外へ逃がそうと考えていました。彼は計画通り武媚娘を山のふもとへ誘い出しますが、途中ではぐれてしまいます。山で陛下の従者に襲われた武媚娘のもとへ皇太子が現れて彼女を救い、陛下は皇太子を称賛します。 一方、蕭薔は懐妊し、陛下は彼女を婕妤に昇格させました。
26〜30話のあらすじネタバレ
武媚娘は皇太子と手を組み、「女帝武氏」となり得る者を仕立て上げることに。身代わりを差し出された陛下が助言を求めると、長孫無忌は「武媚娘が陛下の子を産めば、いつか驚異になるかもしれない」と言い、陛下は武媚娘を身ごもらせないと誓います。 皇太子の失脚を目論んでいた李泰は、武媚娘への嫉妬にかられた徐慧を取り込みます。宮中では皇太子が側近の称心と男色にふけっているという噂が広まり、陛下は皇太子に彼を殺すよう迫ります。 そんななか蕭薔は、韋貴妃が出産で自分を死なせ、赤子を自分の子として育てようとしていることを知り、徐慧に相談すると流産すれば韋貴妃の目論見は外れると言われ、後から堕胎薬が届けられます。 一方、皇太子妃は死んだはずの称心が生きていると知ります。同じくそのことを知った武媚娘と徐慧は陛下にはバレないようにしますが、李泰と通じている徐慧は世民が事実を知るように仕向けます。世民はすぐさま称心が匿われている山小屋へ行き、彼を斬り殺しました。嘘がバレた皇太子は幽閉処分となり、稚奴は兄を心配しますが、武媚娘は関わらないようにと釘を刺します。
31〜35話のあらすじネタバレ
武媚娘が皇太子妃とこっそり会っていると、そこへ皇太子が現れ謀反を匂わせます。一方、蕭薔はお腹の子を殺すことができず、脱走を試みますがすぐに韋貴妃に捕まり、逆らえば殺すと脅されます。 武媚娘が皇太子の師・魏徴に会いに行くと、彼は皇太子を廃しないと分かれば謀反は起きないはずで、廃するとわかったときだけ陛下に伝えればいいと言います。死期が迫っている魏徴は、死ぬ前に陛下から皇太子を廃するか聞き出し、廃する場合は棺に黒い布を、廃しない場合は白い布をかけると言いました。 武媚娘はそのことを皇太子妃に知らせるため紙に書き残しますが、徐慧がそれを反対の内容にすり替えます。 魏徴が亡くなり、棺に白い布がかけられていたため勘違いした皇太子は謀反を決意します。しかし徐慧の密告で失敗。武媚娘も共謀したとして投獄されてしまいました。稚奴は彼女の勧めで皇太子が厳罰に処されないよう陛下に嘆願しに行きますが、倒れてしまいます。 一方、武媚娘の身辺調査をしていた楊淑妃は、彼女の幼なじみの李牧が謀反人の子孫であることを知り、彼を宮入りさせることにします。
36〜40話のあらすじネタバレ
韋貴妃は牢にいる武媚娘を自害に見せかけて殺そうとしますが、楊淑妃と李牧が阻止。武媚娘は謀反に関与していなかったと判断されますが、事情を隠していたため才人の位を剥奪されます。 そんななか、韋貴妃のこれまでの悪事の数々が陛下にバレます。そこで徐慧は蕭薔に堕胎薬を飲ませ、彼女の流産も韋貴妃の策略に見せかけることに。投獄された韋貴妃のもとに全てが発覚することを恐れた李泰が現れ、彼女を自害に見せかけて殺します。 武媚娘は稚奴に様々な本を読ませ、政を学ばせていました。大臣や魏王、呉王らが北伐について話し合っていたところに李治(稚奴)が現れ、武媚娘から教わった通り陛下に献策。彼は皇太子候補として期待されるようになります。 武媚娘と李牧の関係を知った世民は、彼女が李牧を庇わないか試します。李牧の身上書を見て彼の両親が殺されたことを知った武媚娘は、彼が陛下に復讐することを恐れて、一緒に宮殿を出る決意をします。 一方、父が流刑となり、堕胎薬の影響で子ども産めなくなってしまった蕭薔は、徐慧から一緒に“共通の敵”を倒そうと言われます。
41〜45話のあらすじネタバレ
蕭薔は武媚娘と徐慧を巻き込んで自害しようと目論みますが、徐慧はとっさに武媚娘を救い、その功で賢妃の位を与えられました。 皇太子に選ばれたい李泰は、慈悲心をアピールするつもりで言ったことが冷酷さの現れと見なされ、稚奴が皇太子に選ばれます。ショックを受けた彼は息子を殺そうとし、止めに入った稚奴を拘束します。 李恪を呼び出した楊淑妃は、彼の父が世民ではないことを明かし、彼に殺された亡き夫の復讐のため謀反を起こすように命じます。しかし彼は武媚娘に説得されて謀反をやめ、李泰に捕われた稚奴を救います。李恪が母に自分の決心を告げると、楊淑妃は毒を飲んで自害しました。 世民は隋朝派の者たちに襲われたところを李牧に救われ、それに免じて彼の過去の罪は赦されることになります。しかし李牧は武媚娘とともに宮殿を出たいと言って陛下を怒らせます。すると武媚娘がとっさに彼をかばいました。 その後、稚奴は正式に皇太子になります。その恩赦で獄から解放された武媚娘は、世民のはからいで李牧とともに宮殿の外へ。しかし李牧から自分の望むように生きろと言われた彼女は迷わず、北伐に出征した世民を追いかけるのでした。
46〜50話のあらすじネタバレ
武媚娘とともに前線に到着した李牧は、彼女と李世民を守ろうとして命を落とします。戦の惨状を目にした武媚娘は撤退するよう世民に進言しました。帰国した世民は宮中の管理が行き届いているのを見て、徐慧の労をねぎらいます。しかし彼女は、武媚娘が帰ってきたことを知って愕然とします。 一方、世民の娘・高陽公主は僧侶の弁機と逢瀬を重ねていたことを知られ、房遺愛との結婚を命じられてしまいます。同じ頃、複数の朝臣のもとに武媚娘が軍略に干渉したと書かれた密書が届き、長孫無忌は世民に武媚娘が女帝武氏か否かを占卜で決着つけるよう進言。それを知った稚奴は武媚娘に危険が迫っていると知らせます。 長孫無忌らを納得させるため、世民は武媚娘を高陽公主の侍女にし、娘が嫁ぐときに一緒に宮殿を去らせると約束します。武媚娘は密書を送ったのは徐慧だと確信し、前皇太子が謀反を起こすように仕向けたことなどを問いただすと、徐慧は開き直って全てを認め、武媚娘がいる限り自分は幸せになれないと言います。全てを聞いていた陛下は、徐慧を禁足処分にします。
51〜55話のあらすじネタバレ
長孫無忌は、高陽公主の夫の父である房玄齢に武媚娘を始末するよう頼みますが、彼女を信頼している房玄齢は拒否。同じ頃、武媚娘と李義府は長孫無忌が関与する不正の証拠を見つけますが、先手を打たれてしまいます。そんななか、陛下が倒れたと知った武媚娘は、誓いを破って彼に再会しました。 弁機と駆け落ちしようとした高陽公主は捕まってしまい、弁機は処刑されることに。高陽公主が陛下と親子の縁を絶ち自分も死ぬと言い放つと、怒りのあまり世民は再び倒れてしまいます。 死を目前にした世民は、再び武媚娘の誅殺を訴えられますが聞き入れず、彼女を政治に関与させないと約束し、長孫無忌を納得させます。武媚娘は世民の最期に駆けつけますが、間に合いませんでした。監禁処分となっていた徐慧は武媚娘に許しを乞いますが、冷たく突き放されます。徐慧は陛下の後を追い、陛下の近くに埋葬してほしいと手紙を遺して自害しました。 先帝の妃たちは寺に従事する決まりで、武媚娘も寺へ。弁機の復讐のため武媚娘を後宮に戻したい高陽公主は、彼女の妊娠と脱走の計画を聞いて驚きます。即位した李治は辺地から李恪を呼び戻そうとしますが、うまくいきません。一方、皇后は蕭淑妃から李治の寵愛を奪おうと武媚娘の元を訪れますが、彼女はすでに寺を後にしていました。
56〜60話のあらすじネタバレ
林の中で武媚娘に追いついた李治は刺客に襲われ、李恪たちに助けられます。しかし李恪は混乱のなか長孫無忌の間者を殺したため、李治が彼を重臣に抜擢しようとしても反対されてしまいます。その頃武媚娘は先帝の子を妊娠しているとして皇宮に迎え入れられました。 李治と武媚娘は寒門を使って長孫無忌を懐柔しようと考えます。李治は寒門の子弟に長孫無忌を弾劾させ彼をかばうことで恩を売り、李恪を要職に就かせました。しかし不穏な動きがあるとして李恪を監視させます。 武媚娘は皇后主催の宴に誘わました。宴の途中で蕭淑妃の息子・李素節が病気だと聞いた李治は見舞いに行き、息子のお尻にアザを発見。蕭淑妃は武媚娘がやったと言い、彼女は罰を受けることになります。しかし後に武媚娘がハメられた可能性が浮上し、彼女に謝ります。 1ヶ月後、武媚娘が貧血で倒れたと知らされた李治と高陽公主が駆けつけると、侍医は武媚娘には流産の兆候が見られ、堕胎薬を盛られている可能性があると言います。その後、流産してしまった武媚娘は我が子の復讐のため皇宮に留まりたいと高陽公主に相談します。すると彼女は李治に武媚娘を妃にしてはどうかと提案するのでした。
61〜65話のあらすじネタバレ
高陽公主の何気ない一言から、武媚娘は流産させたのは皇后だと確信します。復讐のためには李治と結婚して後宮に入るべきだと高陽公主は勧めますが、武媚娘は先帝への愛ゆえにそれはできないと断ります。高陽公主が李治から渡された世民の遺詔を見せると、そこには武媚娘の子を殺せと書かれていました。 取り乱した武媚娘は甘露殿にやってきます。翌日、陛下と武媚娘は婚礼のような装いで姿を現し、武媚娘を昭儀に冊封するので、意義のある者は朝議で発言するようにと言います。朝議では、裴行倹が武媚娘冊封の撤回を訴えます。陛下は李恪の助け舟で彼に罰を言い渡しました。 長孫無忌は皇后に養子をとり、その子を皇太子に立てることを勧め、宮女の劉氏の子・李忠を養子にしようとしますが断られてしまいます。 皇后を陥れるため李忠とともに皇后のもとを訪れた劉氏は、一芝居うって毒殺されたと見せかけて自害します。しかし李忠が実母の計画をバラしたことで、計画は失敗。その夜、承慶殿で剣舞を舞う李恪を見た武媚娘は先帝の姿を重ねて彼と踊り、李治はそれを目撃してしまいます。 武媚娘が懐妊していることがわかり、彼女が皇子を産めば脅威になると考えた蕭淑妃は、皇后に道士を招いて祈祷を行うことを提案します。
66〜70話のあらすじネタバレ
大臣たちは「女帝武氏」の予言を蒸し返し、武媚娘を追放すべきだと訴えますが、陛下は聞き入れません。ほどなくして彼女は皇子を産み、李弘と名付けました。 その後、刺客に襲われた李治は李恪に命を救われますが、彼を心の底から信用することができません。翌日の朝議で李恪に左遷を言い渡しますが、これは長孫無忌たちを排除するため、都から離れた場所で勢力を拡大しようと話し合った結果でした。 武媚娘は女児・安定公主を出産します。一方、皇后は李治の持病を治そうと道士・明崇儼に鍼治療をさせます。症状は改善しますが、彼は自分の専門は呪術だと明かします。 そんななか、李義府は「氏族志」の改編を申し出て長孫無忌たちの怒りを買ったうえで、廃后を奏上します。それを知った皇后は明崇儼を呼び出し、武媚娘に呪いをかけることに。武媚娘が体調を崩した原因は呪いだったと突き止めた李治が捜査させると、蕭淑妃の部屋から呪いの人形が見つかります。 彼女が掖庭へ送られた後、安定公主が皇后に殺害されますが、武媚娘は真犯人は高陽公主だと気づきます。武媚娘は李義府に高陽公主の周辺を調べさせ、彼女が左遷された李恪と音信を絶っていることを知ります。武媚娘は長孫無忌と取引し、李恪が謀反を企んでいるはずだと聞かされます。
71〜75話のあらすじネタバレ
流産の黒幕が高陽公主だと判明し、武媚娘は命を持って償わせると誓います。陛下と李恪は、来る先帝の忌日に長孫無忌率いる関隴集団を一網打尽にする策を話し合います。 李恪と高陽公主が内通していることに気づいた武媚娘は、李治を守るため、李勣将軍の妻子を盾に取り協力するよう迫ります。同時に高陽公主側に偽の情報を流し、戦いは李治側の勝利に終わりました。 1年後、罪を許された高陽公主は弁機の墓にやってきますが、そこに武媚娘が現れ、部下に彼女を殺させました。 ついに皇后の座まで上りつめた武媚娘。そんなある日、李治が持病の発作で気を失ってしまい、彼女が代わりに朝議に出席することに。武媚娘は陛下の望み通り寒門の者を将軍の座に就け、関隴集団からは宮中での兵権を奪うのでした。 武媚娘にいつか殺されると怯える皇太子の李忠は、側近の上官儀たちに廃后を奏上させます。しかし李治はこれを却下。李忠は自分が皇帝暗殺を企みますが失敗。武媚娘は彼に皇太子の位を辞するよう迫ります。李忠が梁王として梁州に下ると、次の皇太子選びが始まりました。李治は武媚娘に説得され、彼女の息子である李弘を皇太子に立てます。
76〜80話のあらすじネタバレ
長孫無忌は泰山での封禅を武媚娘が執り行うことを提案します。李治と武媚娘は訝しがりますが、大臣たちに不信感を与えないために受け入れました。案の定、武媚娘は刺客に襲われますが、長孫無忌が密かにそれを阻止。国のために関隴集団を率いてきた彼は、組織が堕落したため、自らの手で潰そうとしていたのです。その後、長孫無忌は流刑に。皇帝暗殺を企てた李忠は、武媚娘から毒酒を賜り死亡しました。 武媚娘の身寄りのない姪・賀蘭敏月は、皇宮で暮らすことに。そんななか、亡き蕭淑妃の娘2人が掖庭で生きていると知った李弘は、母への不信感を深めます。 同じ頃、明崇儼の治療によって李治の持病は劇的に改善しました。皇族は祝いの宴を開きますが、そこで李弘が毒死してしまいます。武媚娘が李弘を殺したと考えた郭瑜は、朝議で武媚娘を弾劾。彼女は問答無用で郭瑜を斬首に処しました。 李弘殺害の真相を探っていた明崇儼は、何者かに殺されてしまいます。一方、魏国夫人に封じられた敏月は、母を死に追いやった武媚娘に次々と罠を仕掛けます。そんななか、監国を任されることになった皇太子の李賢は、武媚娘と明崇儼しか知らないはずの名前を口にし、武媚娘は彼が李弘と明崇儼を殺した犯人だと知って衝撃を受けます。 兄殺しと謀反の罪で流刑に処されることになった李賢の見送りに敏月が現れ、武媚娘は2人の会話から敏月も李弘殺しに関わっており、さらに武媚娘を殺す計画を知ります。
81話のあらすじネタバレ
武媚娘は自分に献上された毒入りの茶を、敏月に飲ませます。敏月の死を悲しむ陛下に武媚娘は自分が彼女を殺したと告白し、陛下は当てつけに彼女の忠臣・李義府を牢に入れました。彼は後に流刑に処され、数年後に死亡します。 新たに皇太子となった李顕は凡庸で、皇太子妃とその父の言いなりでした。自分が帝位についても母(武媚娘)が実権を握るだろうとこぼす彼に、皇太子妃は両親を暗殺するようそそのかします。 李顕は陛下に「母上を陛下の墓に殉葬してください」と願い出ますが、陛下は激怒。そのやりとりを盗み聞きしていた武媚娘の従者は、東宮に届けられるであろう陛下の密書の写しを手に入れ、武媚娘に見せます。そこには「朕の死後、武媚娘を朕の墓に殉葬せよ」と書いてありました。しかしこの密書は、皇太子妃の父が用意した偽物でした。 そんななか、危篤だった陛下の意識が戻ったと知らせが入ります。
最終回(82話)のあらすじネタバレ
意識を取り戻した陛下は、最期の時間を武媚娘と2人で過ごします。彼は国事に興味のなかった自分が皇帝になったのは、武媚娘を守るためで、彼女を手に入れるためだったと言います。そして自分は初めて武如意に出会った雉奴のままだと告げ、息を引き取ります。 そこへ皇太子が現れ、偽の違勅を読み上げます。すると近衛兵が本物の違勅を持って現れました。そこには「皇太子を皇帝とし、天后(武媚娘)は新皇帝の摂政を行うこと。重要な決定は天后がすること」と書かれていました。 2代に渡って摂政として実権を握った武媚娘は、やがて諫言をしにきた張柬之をも抱き込んで女帝・武則天となりました。彼女が太極殿の前に姿を現すと、臣下たちが「皇帝陛下、万歳!」とひれ伏します。 武則天は宦官の瑞安に問いかけます。「私の敵は?」「死にました」「では、友は?」「逝去されました」「私の夫や子どもたちは?」「2人を除いて、皆亡くなりました」。 新龍元年、武則天は82歳で逝去。高宗と合葬されましたが、墓碑にはなにも刻まれませんでした。
話題の中国時代劇「武則天」の口コミや感想を紹介!
綺麗で優雅な面もありつつ、ドロドロなストーリーもありつつでめっちゃ面白かった!女性が政治に関わるのはタブーとされていた時代に、武則天はどうやって女帝に登りつめたか、政治的な策略から様々な敵を倒すというところに焦点が置かれている。人間関係もうまく描写していて飽きない。衣装やメイク、宮殿のつくり、兵の感じなど、当時の再現の点でも作品のクオリティがすごく高かった。
(30代女性)
ファン・ビンビンがとにかく美しい……!武則天の10代から80代まで演じていて、まあ若い頃はあんまり若くは見えないんだけど、それでも圧倒的に美しい!!最初は衣装とかメイクが現代的なのが気になったけど、絢爛で見ていて楽しかった。ストーリーは史実と比べて正しいかはわからないけど、宮廷劇としてとても面白かった。
(40代女性)
「武則天」キャスト・登場人物
武則天役/ファン・ビンビン
主人公である武則天は、中国史上唯一の女帝として今なおその名を轟かす人物。中国三大悪女の1人にも数えられる彼女の人生は、これまで何度も映画・ドラマ化されてきましたが、「武則天」では新たな解釈を加え、壮大なスケールでその生涯を描いています。 武則天を演じるのは、中国トップ女優のファン・ビンビン。彼女はハリウッドにも進出し、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)にも出演しています。
世民役/チャン・フォンイー
唐の第2代皇帝・李世民は、その後300年つづく大唐帝国の礎を築いた人物。文武両道のまさに王にふさわしい男です。「武則天」では、下級の側室だった武則天を寵愛します。 世民を演じるのは、映画『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993年)やジョン・ウー監督の「レッドクリフ」シリーズへの出演などで知られるチャン・フォンイーです。
李治役/アーリフ・リー
李治は世民の9男で、後の第3代皇帝・高宗となる人物です。病弱ながらも真っ直ぐな性格で、武則天にあこがれ、生涯をかけて彼女を愛し抜きました。 李治を演じるのは、香港を拠点に活動している俳優で歌手のアーリフ・リーです。映画「コールド・ウォー 香港警察」シリーズやジャッキー・チェン主演の『カンフー・ヨガ』(2017年)などに出演しています。
徐慧役/チャン・チュンニン
徐慧は武則天の親友で、世民に思いを寄せる女性。友情と恋の間で揺れ動き、物語の鍵を握ります。 台湾を中心に活動するチャン・チュンニンが徐慧を演じています。彼女は、日本の漫画を原作としたドラマ『ハチミツとクローバー〜蜂蜜幸運草〜』(2008年)や妻夫木聡ら日本人キャストも多く出演した映画『唐人街探偵 東京MISSION』(2021年)などに出演しています。
「武則天」のあらすじネタバレを全話最終回まで徹底解説!
『武則天-The Empress-』最終話までの全話ネタバレあらすじを紹介しました。2人の男を愛し、女帝に君臨した武則天の生涯を、ラブストーリーと政治的な策略の数々を織り交ぜて描いた本作。 ファン・ビンビンの美しさとともに、豪華な衣装やセット、そして重厚なストーリーを堪能できます。