『悪魔判事』の全話あらすじ・ネタバレ！最終話で迎える公開裁判の結末とは？

韓国の全国民が裁判に参加できる法廷で「悪魔判事」と呼ばれる裁判長が誕生し、正義の鉄槌を下す『悪魔判事』。ここからは本作のあらすじネタバレを紹介します！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 ★最終16話のネタバレはこちら

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2年もの間、韓国を苦しめた疫病が収まり始め、国内の治安は守られずにいました。そんな中、政府は司法強化のために全国民が参加できる裁判を実施することを公表。 判事のカン・ヨハンが裁判長を務めることになり、国民にスマホを使って処罰を準備させます。裁判の内容は、工場から放出された汚染物の影響で村人が死に、後遺症に悩んでいるというもの。 工場長のイルドは容疑を否認しますが、カン・ヨハンは汚染物質を垂れ流していた証拠を提示し、禁錮235年を言い渡します。

陪席裁判官のキム・ガオンは、イルドを告発に追い込んだカン・ヨハンに不信感を抱きます。他にもカン・ヨハンに対して疑いの目をかける人はいますが、多くの長官は彼を支持していました。 その後キム・ガオンと刑事のユン・スヒョンは、スポーツカーで暴走する青年を目撃。一方カン・ヨハンはスポーツカーを追い詰め、運転手であるイ・ヨンミンから薬物を押収します。 その頃カン・ヨハンの部屋に仕掛けていた盗聴器を回収しに来たキム・ガオンでしたが、突然オフィスが爆発し……。

爆発によってカン・ヨハンは軽傷、キム・ガオンは重傷を負います。さらに世間では、カン・ヨハンの横暴が事件を招いたのではないか、と疑問視されるように。 そしてイ・ヨンミンに関する公開裁判が始まります。国民からイ・ヨンミンから被害を受けた人がいないか調査すると、暴力沙汰や違法駐車などさまざまな事案が浮き彫りに。 その頃独自に調査をしていたキム・ガオンがカン・ヨハンの過去を探っていると、彼が虐待を受けていたことが明らかになり……。

有罪判決が下されたイ・ヨンミンは、父親の立場を利用して刑を軽くしようと考えていました。金でカン・ヨハンを買収しようとしますが、罪を世間に公表することを言い渡されます。 公開裁判の日、父親と協力して反省している演技をするイ・ヨンミン。それに対して同情するような眼差しを向けるカン・ヨハンでしたが、国民に投票を促して鞭打ちの刑を執行します。 あまりのショックに気を失うイ・ヨンミンの父親。そこへカン・ヨハンの過去を知ったキム・ガオンが現れます。

キム・ガオンは、カン・ヨハンが自身の兄であるイサクを殺したことを明かします。さらに「復讐のために残酷なことはするな」と語りますが、カン・ヨハンは歓喜の表情を見せるのでした。 数日後、次なる公開裁判の内容が明かされます。被告人に選ばれたのは、韓国の大人気俳優ナム・ソクフン。彼は新人女優をホテルへ呼び出し、性的暴行を加えたとして罪に問われていました。 去勢するべきだと声も上がった裁判でしたが、カン・ヨハンはアメリカの刑務所で服役することを命じるのでした。

自分の師であり恩人でもあるミン・ジョンホを追跡する存在に気付いたキム・ガオン。必死に犯人を突き止めようとしますが、すべて社会的責任財団常任理事チョン・ソナの思惑通りであり……。 一方公開裁判の証人として呼ばれていた男が賄賂を受け取っていると疑っていたユン・スヒョン。その後男の後を追いますが、逆に襲われてしまいます。 そしてカン・ヨハンは、証人の男性に賄賂を渡していたことを認め、国民に自分を裁判にかけるよう促すのでした。

支持率90％超えの圧倒的な支持を受けたカン・ヨハン。無実と判決が下りますが、信頼を取り戻すために財界の人間が寄付金を横領していたことを明かし、調査に乗り出すと告げるのでした。 疑いがかけられた大統領は疑惑を全否定しますが、カン・ヨハンは不正の証拠を提示します。一方両親が詐欺被害によって亡くなり、加害者がたった17年の禁固刑を下されたことを語るキム・ガオン。 それに対してカン・ヨハンは、「17年の禁固刑で満足したのか」と語りかけます。

両親を殺した犯人が収監されている拘置所を訪れたキム・ガオン。しかしそこにいたのは、両親を殺した犯人ではなく別の男でした。なんと犯人は別の人物と入れ替わっていたのです。 その後カン・ヨハンのもとを訪れ、真実を聞かされます。「犯人が入れ替わっているのはお前を怒らせるため。味方に引き入れたかったからだ」ーー。 そしてカン・ヨハンは国のシステム自体に苦言を呈し、キム・ガオンの両親を殺した犯人と逃がした協力者を見つけることを誓います。

不正疑惑が上がっていた大統領は記者会見を開きます。しかし事件に関する進展がないことや、ホームレスに暴行する集団の存在を知っていながらも野放しにしていたことを追及される大統領。 立場は一層厳しくなり、国民から不信感を抱かれるのでした。 両親を殺した犯人である男ト・ユンチョルを呼び出したキム・ガオン。カン・ヨハンは金が置かれた小屋と、妻子がいる小屋に火を放ちます。 するとト・ユンチョルは一目散に金がある小屋へ駆け出しますが、大量の札束はただの紙でした。

妻子は救出されますが、ト・ユンチョルは自分が犯した罪を認識します。その後キム・ガオンはト・ユンチョルから金を押収し、被害者家族の玄関に置いて回るのでした。 数日後、過激派YouTuber・ジュクチャンを公開裁判にかけることを決めるカン・ヨハン。ジュクチャンを裏で操っていたのは大統領だと知り、無理矢理公開裁判を実施するのでした。 その後ジュクチャンは、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡されます。

カン・ヨハンから受け取った情報から、法務部長官のチャ・ギョンヒはチョン・ソナに圧力をかけ始めます。長年カン・ヨハンに想いを寄せていたチョン・ソナでしたが、彼の本心を見抜いて心が揺らぎ始めるのでした。 チャ・ギョンヒの裁判の日。チョン・ソナはカン・ヨハンを裏切り、チャ・ギョンヒに味方することを決めます。しかしすべてカン・ヨハンの罠でした。 なんとチョン・ソナはカン・ヨハンのスパイであり、チャ・ギョンヒが不利になる証言をします。

身を守る方法を考えるために廊下に出たチャ・ギョンヒ。彼の手には、銃が握られていました。銃声がした廊下へキム・ガオンが向かうと、そこには自殺したチャ・ギョンヒの姿が……。 しかしキム・ガオンは動揺することなく大統領の不正の証拠を見つけるために、死体のポケットを探ります。そこへユン・スヒョンが現れてキム・ガオンを逃がし、警察へ通報するのでした。 その後キム・ガオンはジュクチャンに遭遇し、攻撃を受けます。

カン・ヨハンは自分を裏切ったと話すチョン・ソナに銃を撃たれます。さらに目の前には、カン・ヨハンに協力していた刑事が宙吊りにされていました。刑事を助けるために痛みに悶絶しながら助けに向かうカン・ヨハン。 しかしチョン・ソナは刑事を殺害し、カン・ヨハンを絶望に陥れるのでした。 一方ユン・スヒョンは、社会的責任財団に目を付けられているキム・ガオンを貧困街へ連れていきます。しかし財団のメンバーが見逃すはずがなく、ユン・スヒョンに銃を撃ち、殺すのでした。

ユン・スヒョンが亡くなったことに絶望していたキム・ガオンでしたが、犯人への復讐を誓います。そしてカン・ヨハンは、今まで政府が悪事を隠蔽してきたことを記者会見で公表し、徹底的に追及すると告げるのでした。 公開裁判の日、大統領から指示を受けていた暴行団のリーダーであるキム・チュンシクを電気椅子の刑に処するカン・ヨハン。一方大統領はキム・チュンシクに、「絶対に救うから耐えろ」と伝えます。 刑執行の日、キム・チュンシクは大統領を信じ、電気椅子の痛みに耐えるのでした。

キム・チュンシクの座っていた電気椅子が止まり、キム・ガオンが登場します。すると彼は、今までカン・ヨハンが証拠を偽っていたことを明かし、刑の取り止めを申し出るのでした。 キム・ガオンの裏切りに悩むカン・ヨハンと、刑の取り止めに歓喜する大統領。そしてカン・ヨハンは記者会見を開き、不正をおこなってきたことを認め、判事を辞任すると告げます。 一方キム・ガオンは、10年前の火災事件の犯人がカン・ヨハンだと知ります。

カン・ヨハンの屋敷を訪れるキム・ガオン。しかしそこにはチョン・ソナとミン・ジョンホもいました。 なんとキム・ガオンは師であるミン・ジョンホに利用されており、火災事件にはカン・ヨハンの姪であるカン・エリヤが関係していたのです。 警察に捕まり刑務所に収監されるカン・ヨハン。さらに数日後、カン・ヨハンが亡くなったというニュースが流れます。しかしすべては、黒幕である大統領とミン・ジョンホを追い込むためのカン・ヨハンの罠。 すぐさま公開裁判をおこない、大統領が今までやってきた人体実験の数々を提示していきます。そして公開裁判の場ですべての罪を被るため、施設共々爆破するのでした。 絶望するキム・ガオンでしたが、すぐ後ろにはカン・ヨハンが立っていて……。

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