2024年1月10日更新

『ホジュン~伝説の心医~』最終回あらすじ・ネタバレ!ダヒとの最期やイェジンの再登場を考察

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『ホジュン~伝説の心医~』
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爆発的な人気を巻き起こした『ホジュン 宮廷医官への道』(1999年)のリメイク作品で、笑いあり涙ありのドタバタヒューマン時代劇『ホジュン~伝説の心医~』。ここからは最終回のあらすじ・ネタバレや解説をおこなっていきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。最終回のあらすじを知りたい人はこちら

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『ホジュン~伝説の心医~』のあらすじ

偉大な軍官であるホ・リュンの息子として生まれたホ・ジュンは、父親に強い憧れを抱きながら成長しています。そんな彼の夢は、いつか武人になって力強く生きること。 しかし大きくなるにつれて母親が側室で賤しい身分であることを知り、夢が叶わないのではないかと疑うようになります。 10年後、ホ・ジュンは多くの従者とともに密貿易で稼いでいました。荒れた生活を送っていましたが、ある日イ・ダヒという女性と出会います。しかし彼女の父親が謀反の疑いをかけられていることを知ると、遠くへ逃げるように指示し、離れ離れになるのでした。 逃げる途中、名医として有名なユ・ウィテの弟子になったホ・ジュン。彼の養女であるイェジンに支えられながら、必死に医術を学んでいきます。 そんな2人の様子を見たユ・ドジが嫉妬心むき出しにしますが、ホ・ジュンは再会したイ・ダヒと結婚し、「心医」を目指すのでした。

『ホジュン~伝説の心医~』の口コミ・感想

ホジュン~伝説の心医~』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
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40代男性

ホ・ジュンの周りの人は、ホ・ジュンの生き様や真っ直ぐな性格を見て成長していく。見ている私もすごく温かい気持ちになりました!基本的に誰でも助かるストーリーは面白かった。とはいえ時代劇らしい辛いシーンもあるから全然飽きないストーリーだった!

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30代女性

ナムグン・ミンが格好良かったです!役柄的には結構情けないのですが、顔が良いのでプラマイゼロ。そしてパク・ウンビンの役はいくら成長しても若い!可愛いし、何より人間性が一番好きだった。キャストのみんなを好きになる作品です。

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『ホジュン~伝説の心医~』のキャスト

ホ・ジュン役/キム・ジュヒョク

軍官ホ・リュンと側室との間に生まれた男性。母親の生まれが影響して、周りから蔑まれながら成長してきました。青年へと成長すると徐々に荒れていきましたが、ユ・ウィテと出会って「心医」を目指し始めます。 そんなホ・ジュンを演じたのは、『流れる川のように』(2003年)のキム・ジュヒョク。2012年に放送された時代劇ドラマ『武神』にも出演していました。 父親は俳優のキム・ムセンで、『執念』(1975年)にてホ・ジュンを演じています。

ダヒ役/パク・ウンビン

謀反の疑いをかけられた父親と逃亡中に、ホ・ジュンと出会った女性。父親が亡くなって以降はホ・ジュンとともに残りの人生を歩むことを決め、婚約しました。陰ながら夫を支える心優しい妻です。 そんなイ・ダヒを演じたのは、子役出身のパク・ウンビン。太王四神記』(2007年)や『善徳女王』(2009年)などの時代劇ドラマに出演していました。 2022年には『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で自閉スペクトラム症を持つ弁護士を好演しています。

ユ・ドジ役/ナムグン・ミン

ユ・ウィテの息子。父親のように非常に優秀ですが、自己愛が強く野心も持っています。幼少期からイェジンに恋心を抱いており、日々アプローチをしています。しかしイェジンには一向に振り向かれません。 そんなユ・ドジを演じたのは、『バラ色の人生』(2005年)のナムグン・ミン。知略と戦略が駆け巡るスポーツドラマ『ストーブリーグ』(2019年)や、本格ミステリー『昼と夜』(2020年)などで主演を務めていました。

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イェジン役/パク・ジニ

幼少期に両親を亡くして以降、父親の友人であるユ・ウィテに育てられた女性。医術の腕は一級品で、ホ・ジュンを献身的に支えています。ホ・ジュンに想いを寄せていました。 そんなイェジンを演じたのは、2006年に放送されたコメディードラマ『カムバック!スネさん』で主演を務め、注目を集めたパク・ジニ。『ジャイアント』(2010年)でも主演を務め、「SBS演技大賞2010」にて女性優秀演技賞、10大スター賞を獲得しました。

【ネタバレ】最終回の結末

国内では再び疫病が蔓延し始めていました。ホ・ジュンから報告を受けた王は直ちに医官を配置し、疫病の沈静化を図ります。到着するまでホ・ジュンは必死に患者の治療をおこない、自身の食事も子供たちに分け与えるのでした。 ついに限界を迎え、倒れてしまうホ・ジュン。しかしそこへ医官たちが到着し、徐々に疫病は収まっていくのでした。村人たちが元気になったことで村はお祭り状態になります。 しかしホ・ジュンが万全の状態に戻ることはありません。イ・ダヒが家に帰ると、そこには治療道具を手にしたまま亡くなっているホ・ジュンの姿が……。 後日、医者として勇ましく生きたホ・ジュンの葬式がおこなわれました。そして墓の前には、子供を連れたイェジンが訪れます。彼女は子供たちに向けてホ・ジュンの偉大な功績を語り、後世に名を残させるのでした。

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ジュンとダヒの最後は?

疫病患者のためにひたすらに治療を施すホ・ジュン。村で祭りがおこなわれていても、最後まで患者のために看病を続けていました。しかし途中から嘔吐したり手の震えが止まらなかったりと、明らかに体調を崩しています。 薬を飲んでも症状は治まらず、ひどい状態で苦しみ続けるホ・ジュン。そして妻のイ・ダヒが家にやってくると、ホ・ジュンは亡くなっていました。 すでに70歳を超えていたホ・ジュンは老衰だと思われますが、公式では疫病に感染し亡くなったと言われています。最後はイ・ダヒの胸の中で寂しく息を引き取りました。

イェジンの再来

ホ・ジュンが亡くなり、周辺人物たちが葬式に姿を現します。泣く人々の列は長く、イ・ダヒは涙が止まりません。 それからしばらく経ち、ホ・ジュンの墓の前には子供を連れたイェジンが立っていました。子供の1人が「これは誰のお墓ですか?」と尋ねると、イェジンは「私がずっと尊敬し、慕っていた人」と答えます。 そして「まるで地下を流れる水のような人だった」と語り、ホ・ジュンの功績を伝え始めるイェジン。さらに最後には「その人はイェジン様を愛していたのですか?」という子供からの問いに対し、「分からないから尋ねてみたい」と答えていました。

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【賛否両論】視聴者がモヤモヤする理由は?

葬式のシーンで綺麗に幕を閉じると思われた『ホジュン~伝説の心医~』ですが、最後にイェジンが登場します。視聴者の中には「まだ終わりじゃないのか!」と思った人も多く、驚きの声が多く上がっていました。 そしてイェジンは子供の「その人はイェジン様を愛していたのですか?」という問いに対し、「分からないから尋ねてみたい」と答えます。このシーンに不満を持つ視聴者が多く、「ホ・ジュンはイ・ダヒ一筋でいてほしかった」「なんだか不穏な終わり方……」などの声がありました。 しかし中には、「叶うことのなかった恋心を嘆いたのでは」という意見もあります。

【魅力】「ホジュン」の見どころは?

本作の見どころといえば、やはり他の作品とは違う視点で描かれた時代劇ストーリーでしょう! 主人公であるホ・ジュンは、王宮内では決して地位が高くない医官という立場です。そのため時代劇ドラマで描かれやすい派閥争いや、国王として威厳などはほとんど描かれていません。 実際に描かれているのは、ホ・ジュンの成長や貧しくも幸せな恋愛模様、差別に苦しむ様子。時代劇ドラマに対する先入観を捨て、新鮮な気持ちと新たな視点で楽しむことができるはず。 力強くひたむきに生きるホ・ジュンの人生に、心動かされること間違いなしです!

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「伝説の心医」は「宮廷医官への道」のリメイク作品

『ホジュン~宮廷医官への道~』
©MBC 1999/2000 All Rights Reserved.

本作は、1999年から2000年にかけて放送された『ホジュン 宮廷医官への道』のリメイク作品となっています。また脚本家も同じチェ・ワンギュで、ストーリーもほとんど同じです。 しかし今まで描かれなかったホ・ジュンの過去や、新たな登場人物のエピソードも追加されています。というのも第1話からは、ホ・ジュンの幼少期の様子が描かれているのです!そのため『ホジュン 宮廷医官への道』を見た人も、そうでない人も楽しめる作品となっています。

『ホジュン~伝説の心医~』最終回のあらすじ・ネタバレ!

『ホジュン 宮廷医官への道』(1999年)のリメイク作品で、今まで描かれなかったホ・ジュンの過去が描かれた『ホジュン~伝説の心医~』。 身分の低さから受ける差別や地道に生きる主人公の姿は、他の王道時代劇ドラマとは異なるので、新鮮な気持ちで見られる作品です!