岸辺露伴のスタンド能力とは?ヘブンズ・ドアーを実写版含めて解説【天国への扉】
「ジョジョの奇妙な冒険」の人気キャラ・岸辺露伴(きしべろはん)のスタンド「ヘブンズ・ドアー」。記憶を読み、情報を書き込み命令できるこのスタンドは、無敵の呼び声高いスタンドです。 本記事では「ヘブンズ・ドアー」の能力や強さ、実写版での描写などを解説。岸辺露伴が気になるあなたの心の扉は開かれるッ! ※この記事は岸辺露伴についてのネタバレを含みます.
岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」とは
能力者 | 岸辺露伴 |
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見た目 | ピンクダークの少年 |
元ネタ | ボブ・ディランの曲「Knockin' On Heaven's Door」 |
【破壊力 - D / スピード - B / 射程距離 - B / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - A 】 スタンドとは「ジョジョ」に登場する特殊能力を具現化・擬人化したものです。スタンドの姿はスタンド使いにのみ見え、スタンドはスタンド同士で戦います。 岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」は人を本にする能力です。詳しくはこの後、解説しますッ!
誰によっていつから発現したのか?
生まれながらのスタンド使いも存在しますが、岸辺露伴はそうではありません。露伴は本編開始の3ヶ月前に、虹村形兆(にじむらけいちょう)が放ったスタンド使いを生み出す矢によってスタンドを発現しました。
虹村形兆の矢について
【能力】ヘブンズ・ドアーは人間を「本」にする!
岸辺露伴の「ヘブンズ・ドアー」によって本にされた人間は身体に切れ目が入り、そこからページをめくれるようになります。ページには本心や経歴が書き込まれていて、それはまるでキャラクター設定書のよう。 これは漫画家である露伴のリアリティを追求する願望が反映された能力で、本にすること=岸辺露伴の作品世界の性質を与えることになるのです。
ジョジョ4部での
「ヘブンズ・ドアー」ができること
- 岸辺露伴を攻撃できないようにする
- 広瀬康一の視界を奪い後方へふっとばす
- 広瀬康一にイタリア語をマスターさせる
- 東方仗助を時速70キロのスピードでふっとばす
- 虹村億泰に焼身自殺をさせる
相手の記憶や本音を本として読むことができるほか、本に書き込むことで、上記のように行動を命令することができます。 「岸辺露伴を攻撃できない」と書き加えておけば、相手からの直接攻撃だけでなく、仲間の協力を得て露伴を攻撃するといった間接的な反撃も封じることが可能。露伴はこれを「安全装置(セイフティーロック)」と呼んでいます。
「ヘブンズ・ドアー」ができないこと
- スタンド無効のような相手の能力を超える命令
- 自分の遠い記憶を読む
- 自分の知らないことや未来を予知する
破壊力D判定とあるように「ヘブンズ・ドアー」は近接戦に不向き、かつ自分には効かないスタンドです。なので、自分を強化して戦うといった使い方はできません。 また相手の記憶に干渉する能力なため、相手の主観がどうしても入ってきてしまいます。嘘を本当だと信じている場合などは、露伴も嘘を見抜くことはできません。
【発動条件】ヘブンズ・ドアーは成長して強くなった!
露伴のストイックさが反映されているのか、「ヘブンズ・ドアー」は成長著しいスタンドで、発動条件も高頻度でアップデートされています。 もともとは波長が合う=自分の作品をおもしろいと思ってくれる者に生原稿を見せる必要がありました。当初は数ページ読ませる必要がありましたが、後に1コマで発動します。 次に空中に描いた絵でも発現できるようになり、最終的には人型ヴィジョンを発現。スタンド像が発現してからは、絵の代わりにスタンド像を見せる、もしくはスタンドが直接相手に触れることで能力を発動できます。
【活躍】実写の岸辺露伴もスタンドを使っている!
岸辺露伴は高橋一生によって実写ドラマ化されています。2023年5月には映画化もされます。ここからは実写版ドラマ、映画内でのスタンド(ギフト)の活躍を解説・考察していきます!
ドラマ『岸辺露伴は動かない』での活躍
ドラマ『岸辺露伴は動かない』では、「ヘブンズ・ドアー」という単語は登場しますがヴィジョンは登場しません。スタンドも「ギフト」と言い換えられています。3話「D・N・A」では人を完全なる本にするオリジナル描写が話題となりました。 呼び名は違うものの能力は同じで、露伴は「くしゃがら」に取り憑かれた人々を本にして記憶操作をしたり、奇怪な行動をとる人物の記憶を読んで事件の核心に迫ったりと、「ヘブンズ・ドアー」が物語の展開において重要な要素となっていました。
映画『岸辺露伴 ルーブルへ行く』での活躍を考察
- フランス語を話せるようにする?
- 自分自身の記憶を消す?
- インクを消して記憶を取り戻す?
本作での露伴は17歳時点で漫画家デビューしておらず、スタンドが発現している状態です。せっかく舞台がフランスなので、スタンドで言語習得する描写もあるかもしれませんね。 終盤では怨念から逃げるために自ら消した記憶を、手に描いてあったメモに従い取り戻します。原作では顔に描いたインクを消すだけで記憶が戻るようなのですが、絵面としてはやや地味なので、このあたりはオリジナル描写が入りそうです。 いずれにしても本作でも「ヘブンズ・ドアー」の活躍を楽しめそうですね。
荒木飛呂彦先生も欲しがるッ!スタンド「ヘブンズ・ドアー」はやっぱりカッコいいッ!
岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」を紹介しました。このスタンドは作者の荒木飛呂彦も使ってみたいスタンドに挙げていたことがあります。人気衰えぬ岸辺露伴とともにある「ヘブンズ・ドアー」に今後も要注目ですッ!
ジョジョ4部での
「岸辺露伴は動かない」での