漫画「夫の愛を妻は知らなかった」ネタバレあらすじ！全話無料で読める？ラストはどうなる？

妻にモラハラ行為を繰り返す夫と、復讐を誓う妻。しかしそこには夫の過去にまつわる重大で哀しい秘密があって……。 この記事では、小説投稿サイト・エブリスタで人気に火が点いた『零れる焔』のコミカライズ『夫の愛を妻は知らなかった〜零れる焔〜』の18話までのネタバレを読むことができます！ さらに、本作を無料で読めるかも調査しました。ぜひ本記事を参考に『夫の愛を妻は知らなかった〜零れる焔〜』をお得に楽しんでくださいね！

『夫の愛を妻は知らなかった〜零れる焔〜』の原作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の小説『零れる焔』です。みやおうという作家が執筆しており、ヒューマン・恋愛・サスペンスなどのさまざまな要素がふんだんに盛り込まれています。 そしてコミックシーモアでは、原作である『零れる焔』のコミカライズ版が配信されているのです。

「家庭を持つことは幸せなこと」という固定概念に逆らえず、自分にモラハラ行為を繰り返す恋人の健と夫婦になってしまった美砂。付き合って5年になっても結婚したいのか分からず、自分を束縛する彼の「愛してる」という言葉に縋るような結婚でした。 結婚しても夫のモラハラは相変わらずなうえ、義母には「早く子供を」と急かされる始末。そんな時、彼女のパート先に初恋の人・透也が社員としてやって来ます。 思いがけない再会にときめいてしまう美砂でしたが、そのタイミングで夫が女性の部下・晶と自分の陰口を叩いていることに気づくのでした。「あんなのが奥さんじゃかわいそう」「美砂は愚妻」というあざけりの言葉を聞きながら、美砂は健に彼が言った言葉の意味を問いただそうとします。

晶と話していたのは自分のことかと健を問いただした美砂でしたが、彼は取り繕うこともなくあっさりと彼女との不貞関係を認めます。 なぜか泣きながらなじられたことで今まで健にされた行為が恨みへ変わり、健が入った浴室の前で包丁を構えて待つ美砂。しかし、夫がいなくても生活していけるように仕事を探そうと思い直します。この辺りは心底ほっとすると同時に、美砂の逞しさに拍手したくなりました。 透也と彼の弟が経営するレストランで食事をする約束をし、美砂が思い切って健と離婚しようと思っている事や仕事が欲しい事を打ち明けると、その場で弟に彼女を雇って欲しいと頼む透也。願ってもない事に感謝し、最寄り駅で電車を降りた彼女は健の怒りに満ちた視線に勘づき……。

未だ面接は残っているものの、ほぼ新しい職場が確定した美砂はとうとう一人で生きていく覚悟を決めます。自分の境遇に涙してくれた友人のためにも、もう健には寄りかからないで自分で歩いていくと決意した美砂。 その後、晶と電話している健を偶然見てしまった彼女は「俺の弟」という単語を耳にし、なぜ不倫相手との会話で弟の名前が出て来るのかということがしこりとして残ります。 数日後、透也の弟が経営するレストランに合格したという連絡が入り、ほぼ同時に義母からも「会って話がしたい」と電話が。 別に会わなくても良かったのですが、「俺の弟」という単語が気になっていた美砂は義母に会うことにします。しかし、義母は美砂の顔をを見るなり健が体調不良に苦しんでいると話し始め……。

美砂は頭の中でくすぶり続ける健の弟・理一のことを義母に問いただします。しかし詳しく話を聞くことはできず、理一が今何をしているのかも知らないと一蹴されてしまいました。不信感募りまくりですよね……。 我慢の限界を迎えた美砂は怒りをぶつけ、何とか理一の勤め先を知ることができました。しかし会社に電話をしても、理一という社員はいないと言われます。 気分が沈んだまま帰宅する美砂は、家にいた健からの一言で一気に不機嫌に。一方健の携帯には母親と晶からメッセージが届き、精神的に追い込まれていきます。 後日、美砂の携帯に理一が勤める会社の関係者と名乗る人物から連絡が入りました。内容は理一が行方不明になったというもので……。

理一が行方不明と知り驚く美砂は、理一の会社の関係者である高田に行方不明になった当時の事を聞いてみることにしました。当時の話を聞いていると、結婚式で健に紹介されていた理一のイメージと違うことに気づいた美砂は理一の写真を送ってもらえないかと高田に頼んだのです。 写真を見た美砂は驚きました。健から紹介されていた理一とは別人だったのです。健は理一の存在までも美砂に偽っていました。その事実にがっかりした美砂は健に問いただしますが、本人は理一の事を偽っていたことをあっさり認めたのです。 それだけではなく今度は美砂に対して隠し事をしていないか問い返してきました。美砂が今朝、湯島と待ち合わせしていた時の写真を突き付けてきた健に、そんな関係ではないと言う美砂でしたがーー。

健の弟・理一の件で健が母親を問い詰めると、彼女は逆ギレし全ての罪を健になすりつけようとしてきます。実は健の母親は昔から理一にべったりで、健に対しては育児放棄にも近いような状態だったのです。 健は理一に問題があったのだと母親を説得しようとしますが、聞く耳を持ちません。理一の件を1人で背負って健は警察に出頭しようとしますが、母親は彼を引き留めて驚くような行動に出ます。 彼女は理一の死を隠ぺいするために、彼の亡骸をとある場所に埋めようとしたのでした。 ちなみに理一が死んだのは、健がかつて家庭教師をしていた晶に要因がありました。晶が自分に振り向いてくれないと理一が彼女に襲い掛かり、そのはずみで死んでしまったのです。 晶はこの事件を利用して、彼を自分のものにしようとします。一生責任をとらなければ事件を明るみにするぞと健を脅したのです。 そんな健に美砂は理一のことを問いただすのですが、彼はとぼけるばかりで……。

美砂は健と離婚し湯島と愛し合うようになります。一方で、健は理一に関する真実を長い間隠し通してきたことがたたったのか、白血病で倒れて入院してしまうのでした。そして健がいる病院に美砂が会いに行くと、彼からその衝撃の真実が告げられるのです。それは健が弟の理一を殺害したことでした。 このことは健と健の母親と晶の3人だけの秘密でしたが、晶は健と結婚したいあまりに健の母親を脅迫していたのです。本当は美砂の事を心から愛していた健でしたが、晶の脅迫に逆らえずひどい態度をとっていたのでした。 さらに晶と一緒に暮らすようになってからは生きることを諦めてしまったのか、全ての治療を拒否をして、ただ死を待つ身になっていたのです。 そしてその事実を告げられてからまもなく健はこの世を去り、告別式が行われます。元妻である美沙も参列したのですが、式の中で健が真相を語ったムービーが流されて……。そこで晶が理一に止めを刺したことが暴露され、全てを知った健の母が晶を殺害するという事件が起こるのでした。 告別式を終えて、なんとか落ち着いた美沙は、最終的に湯島からプロポーズされ結婚することになります。

本作で登場する美砂の夫・健はかなりひどいモラハラ夫であることが伺えます。結婚前から美砂のスマホにはGPSアプリを入れ、帰宅がちょっと遅くなったりするとすぐ彼女の母親に連絡するといった具合なのですが、いつも「君を愛してる」という時は悲しそうな目をするんですよね。 美砂に浮気を疑われた時もなぜか泣き出す彼ですが、実は誰にも言えない秘密を抱えていることが徐々に明らかになります。彼の秘密が白日のもとに晒されたとき、健に対する印象は180度違ったものになるでしょう。前半のモラハラぶりは腹立たしいですが、ぜひ結末まで見届けて欲しい作品です！

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漫画『夫の愛を妻は知らなかった～零れる焔～』の原作作者「左東ヨシタカ」は、本作以外にもBLコミックや女性漫画といったジャンルの作品を描いています。 本作以外の主な代表作は『ナンバー・ナイン～あの夜の相手は誰?～』『ブラック企業で働いた結果、社畜になりましたけどなにか？』です。

「ナンバー・ナイン」とは鎮痛剤であり媚薬の成分を持つカクテルです。 主人公のキャリアウーマン・上村結は順調に仕事で結果を出している一方で、10年付き合った彼氏にこっぴどくフラれてしまいます。フラれたショックを抱えたまま参加した会社の飲み会で、彼女は酔いつぶれてしまい、ホテルの一室で目を覚ますのでした。

主人公・ひかりはド級のブラック企業で働くデザイナー。過酷な環境で働く彼女にとって、唯一の救いは上司である新(あらた)との秘密の社内恋愛でした。 新のためを思って日々働くひかりでしたが、交際相手の新は全く別の感情を持ち合わせていました。彼女の恋愛感情を利用して、新はひかりを過酷な条件で働かせていて……。

名作ラブミステリーのコミカライズ作品『夫の愛を妻は知らなかった〜零れる焔〜』をネタバレ解説しました。原作でも後半はページをめくる手が止まらなくなるほど見事な作品だったので、ぜひ本作を読んでカタルシスを感じてもらいたいです！