【推しの子】劇団ララライのメンバー解説!劇団のモデルは?
星野アクアが父親の正体を追う中で、鍵を握る存在として浮かび上がった劇団ララライ。彼らの登場をきっかけに、星野アイの知られざる過去が明かされていきました。 この記事では、劇団ララライのメンバー一覧やアイとの関係などを解説します。 ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。
アイの秘密が詰まった場所!?
「劇団ララライ」について
「推しの子」劇団ララライを紹介!本当の名前は劇団ハレルヤ?
「東京ブレイド」の舞台化で初登場!
初登場 | 2.5次元舞台編 |
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初登場は鮫島アビ子の漫画『東京ブレイド』を舞台化する「2.5次元舞台編」。メインとして協力した劇団であり、有馬かなやアクアと共演しました。 演劇の専門学校生が外部講師を招き、やりたいことをやるために作ったサークルが母体の劇団です。
「劇団ハレルヤ」とは
ちなみに、本誌初登場時の劇団名は「劇団ハレルヤ」。原作者・赤坂アカが自身のSNSで誤字だったと報告し、劇団ララライに訂正されました。一部では、同名の劇団が存在したので変更したのではないか、とも噂されています。
代表・演出は金田一敏郎
『東京ブレイド』の演出を務めた金田一敏郎は、劇団ララライの代表兼演出家です。年齢は56歳。稽古中の指導は厳しいものの的確で、褒めるべきところは褒めていました。 堅物な人柄で知られる一方、劇団を成長させるため新しいものを取り入れる柔軟さもあります。 アクアに「いつ頃から居るんですか?」と聞かれ、「最初からだ」と答えていることから、劇団の設立メンバーの一人だと分かりました。今でこそ人気の劇団ですが、以前は人を集めるためにワークショップも開催していたようです。
「2.5次元舞台編」を
【OB】カミキヒカルとアイが出会った場所
ワークショップに参加したアイが恋に落ちる
巻数・話数 | 4巻33話 |
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アイは上京したばかりの頃、垢抜けずプロ意識もなかったため、鏑木Pの紹介で先述のワークショップに参加していました。 1つ年下で当時中学生のカミキヒカルと出会い、何らかの経緯で恋に落ちることに……。 鏑木Pによると、アイが身だしなみに気を遣いはじめ、人目につかない店を聞かれたのを機に劇団の誰かに恋をしたと察したそうです。また、15歳あたりから破滅的行動に改善が見られ、一気に大人っぽくなるなどカミキの存在がアイに変化を与えました。 アイは16歳で妊娠・出産し、カミキは2人の関係が噂されたため16歳の時に退団。アイが事件の直前に電話をするまで、連絡も取っていなかったようです。電話口のあっけらかんとした口ぶりから、少なくともアイ側に未練はないと思われます。
カミキヒカルって誰?
初登場 | 8巻72話 |
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カミキヒカルは10歳から16歳までの6年間、劇団ララライに所属していたOB。8巻ですれ違った星野ルビーを指して、アイの墓前で「君と僕の子」と言った男性です。 金田一は「役者にとって最高の資質=人を騙す目を持つ、当時は劇団でも屈指の演技派」と才能を惜しむ一方、複雑な感情も抱いてるよう。退団後ブランクを経て25歳で「神木プロダクション」を設立、自ら取締役に就任しており、よく劇団関係者に白いバラを贈っています。
11巻の人物紹介欄にて「アイを妊娠させた人物」「真犯人と目される」と記載され、双子の実父&アイ殺害事件の黒幕だとほぼ確定しました。さらに、才能ある人間を殺した自分に価値を見出すサイコパスであることも判明しています。
劇団ララライのOB!
カミキヒカルの初登場を
【メンバー】劇団ララライの所属タレントを一覧で紹介!
劇団ララライに所属するタレントを以下の一覧にまとめました! 主要メンバーは舞台だけでなく、映画やドラマなど多方面で活躍中。それぞれの契約したきっかけや仕事内容などについて紹介します。
姫川大輝
「東京ブレイド」の キャラクター | ブレイド |
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劇団ララライの看板役者。 児童養護施設を出てからは代表の金田一が世話をしている。帝国演劇賞の最優秀男優賞を受賞し、月9ドラマに主演した経験も。主演舞台『東京ブレイド』で共演したアクア(ルビーも)とは、DNA鑑定で異母兄弟と判明する。
黒川あかね
「東京ブレイド」の キャラクター | 鞘姫 |
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演劇界で今まさに天才と呼ばれる劇団ララライの若きエース。綿密なプロファイリングをもとに役になりきる、いわゆる「憑依型」の役者。『東京ブレイド』ではアクア演じる刀鬼の許嫁・鞘姫に扮し、公私共にライバルのかなとは火花を散らした。
みたのりお
七三分けに眼鏡をかけたサラリーマン風の役者。『東京ブレイド』の稽古と並行してドラマ2本に出演中だった。脇役からでも劇団トップにのし上がろうとする野心的な一面も。
林原キイロ
猫のような口と2色に染めた髪色が特徴的。『東京ブレイド』では脇役を演じる。のちにあかねを襲撃した犯人と容姿が似ており、一部でカミキとの関係を疑われる。
吉冨こゆき
『東京ブレイド』の脇役を演じる。原作者と脚本家による丸投げ脚本にもやる気を見せた。
化野めい
『東京ブレイド』の脇役を演じる。こゆきよりさらに丸投げ脚本にノリ気な様子だった。
船戸竜馬
髪型がオールバックのキャラクターで、作中ではほぼ台詞なし。『東京ブレイド』の脇役を演じる。
「2.5次元舞台編」を
【元ネタ】劇団ララライのモデルは?
結論、劇団ララライのモデルについて公式から言及はありません。そこで、ここではciatr編集部が元ネタを2つの視点で考察しています。
考察①劇団東俳(トウハイ)
あかねが子役時代に所属した劇団あじさいは、明らかに実在の「劇団ひまわり」を意識しているため、劇団〇〇から取った可能性があります。 しかしあじさいとは違い、ララライ自体はこれといった意味を持ちません。言葉の響きから考えると、「劇団東俳(トウハイ)」が近いと思われます。研修生のレッスンとして、『東京ブレイド』でも重要だった殺陣にも力を入れる劇団です。
考察②アイの最大の嘘が始まった場所
「ララライ」は特に意味を持たない言葉ですが、ライだけだと「lie(嘘)」になります。ラ(イ)ラ(イ)ライで嘘を重ねる、あるいは「La」はフランス語で英語の「The」と同じ冠詞なので、「The The Lie」で「これこそ嘘」という解釈もできるでしょう。 つまり、劇団ララライ=アイの最大の嘘が始まった場所という意味かもしれません。
アイの秘密が詰まった場所!?
「劇団ララライ」について
【強み】変化も恐れない!向上心の塊な演技派集団
月9ドラマ主演俳優の姫川大輝、業界に名を轟かす天才・黒川あかねをはじめ、一流の役者しかいないとも言われる劇団ララライ。 保守的な劇団でしたが、苦しい懐事情や停滞気味の現状を打破すべく、『東京ブレイド』で初めて2.5次元舞台や外部キャストの招集に挑戦します。過去にない取り組みにも順応しつつ、2.5次元を土俵とする鴨志田から技術を盗もうとするなど、メンバーは貪欲に学んでいました。 新しいものを吸収する土台と感覚、そして上を目指し続ける姿勢が、彼らの強みかもしれません。
「今ガチ」でも演技力を発揮!
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劇団ララライは物語にどう関わっていく?今後の活躍に注目!
劇団ララライはアイにとって、その後の人生に大きな影響をもたらした場所でした。 彼女の事件を描く実録映画『15年の嘘』には、あかねと姫川も起用されています。他のメンバーも今後の展開に関わるのか、引き続き注目しましょう!
アイの秘密が詰まった場所!?
「劇団ララライ」について