2023年7月24日更新

漫画『屋根裏部屋の公爵夫人』ネタバレあらすじ&感想!聡明なヒロインのスカッとする復讐譚

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嫁いだ先で冷遇され屋敷の屋根裏部屋に住む『屋根裏部屋の公爵夫人』。聡明な主人公が嫁いだ先で復讐するのですが、ちゃんと相手が立ち直る機会を与えています。そんな主人公の情の厚さに思わず感動してしまうでしょう。 本記事では、そんな『屋根裏部屋の公爵夫人』を10話までネタバレ込みであらすじを紹介します。主人公の優しさを、ぜひチェックしてください。

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1話・2話ネタバレ感想

主人公のオパール・ホロウェイは幼い頃から幸せな結婚を夢見ていましたが、夜会で襲われてしまいます。オパールは無事なにごともなかったのですが、ありもしない噂が流れた挙句、男好きのレッテルを貼られて結婚の道は閉ざされてしまいました。 結婚を諦め20歳になったら祖母が残してくれた領地を経営しようと意気込むオパールですが、資金難に陥っているヒューバート・マクラウド侯爵との結婚を父親に言い渡されます。父に従い結婚をするオパールですが、ヒューバートからは屋敷にいるある女性には近づくなと言われるのです。 その女性はヒューバートの幼馴染でステラといいました。オパールが屋敷に来ても本来は妻が使う主寝室を明け渡しません。代行している女主人に訴えても反対され、屋敷にいる全員が敵に回ってしまいます。

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勝手にレッテル貼るやつも、それを信じる屋敷の人たちも腹立つ~!オパール負けないでくれ!

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3話・4話ネタバレ感想

屋敷のものから嫌われ意地悪をされるオパールは、対抗して屋根裏部屋に住むようになりました。ヒューバートはすぐに音を上げると思い、放っておけと言います。暇を持て余したオパールは図書室へ行くことにしました。 図書室では公爵家の歴史だけでなく帳簿まであります。領地経営を学んできたオパールは今後の参考になると思い、図書室から帳簿を持ってきました。内容を確認していくと帳簿が合いません。公爵家の帳簿に不正があるのをオパールは気づいてしまうのです。 領地経営を教えてくれたトレヴァーとともにオパールは公爵家の不正について調べていきます。すると、領地経営を任されているオマーが浮上してきました。オパールは証拠をつかもうとある作戦を立案します。

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ここで不正発覚とかびっくり!オパールには不正をうまく利用して立ち回ってほしいな~。

5話・6話ネタバレ感想

トレヴァーと実家のメイドのナージャとともにオマーがいる領地へオパールは向かいます。この領地は主人であるヒューバートも何年も顔を出していません。そのためか、領地に行くと屋敷の使用人たちから大歓迎されます。 屋敷のものたちは公爵家が貧しいのは知らないようで、オマーが動きやすいようになっていました。そんなか、とある人物がオパールとの面会を求めます。オマーにお金を貸していたルボーでした。オパールはオマーに代わり借金を全額返済します。 オパールが訪れ焦ったオマーは証拠をもって逃走しようとし、トレヴァーによって捕獲されます。オマーに完済通知書を突きつけ、オパールは不正の証拠を手に入れました。この証拠をもとにヒューバートに不正があったことを訴えようとします。

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オマーに代わって借金を全額返済するオパールが優しすぎ。ヒューバートの監督不行き届きなのに……。

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7話・8話ネタバレ感想

王都にある屋敷へ戻ったオパールですが、不在の間に部屋の掃除はされていない様子です。そのことをメイドに訴えても忙しかったからと言って取り合いません。場所や時間をおいても何ら変わらない屋敷にオパールは悲しくなります。 後日、トレヴァーとともにオマーの不正の証拠を携えヒューバートに訴えに行きました。証拠をそろえて訴えますが、ヒューバートはオマーを信じると聞きません。そんな様子に怒りを募らせたオパールは叔父のジョナサンに自身が立てた計画への協力を仰ぎます。 ジョナサンにはオパールが考えた計画には参加できないと言われました。ジャナサンはオパールの身を案じていたのです。しかし、ジョナサンの助言を受けて、オパールは新たな作戦を思いつきました。

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証拠を突きつけても信じないヒューバートがクソすぎる!ちゃんとオパールに向き合ってほしい。

9話・10話ネタバレ感想

計画を伝えるため再び実家に戻ったオパールは幼馴染のクロードと再会します。思わぬ再開に喜ぶオパールですが、話していくうちにクロードが好きだと実感します。クロードにその気持ちを告げることはなく2人は別れました。 その後、叔父からも協力を得たオパールは計画を進めます。一方、ジョナサン・ケンジットという男がサインを求め、ヒューバートは応じました。計画の準備は完了です。オパールはヒューバートと女主人のノーサム夫人とともに夕食の席に着きます。 夕食の席でオパールは公爵家の土地や財産は全てオパールの所有物になったことを明らかにしました。実は、ジョナサンが持ってきた書類にはその旨が記載されていたのですが、ヒューバートが中身を確認せずサインしたのです。 ヒューバートの屋敷はオパールの手に落ちました。

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ついにオパールの反撃開始!今まで冷たくされた分、思う存分やっちゃえ!

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『屋根裏部屋の公爵夫人』の見どころ

オパールの優しい復讐譚

本作は嫁入りで冷遇された後に真の好きな人と結ばれる王道展開を迎えます。しかし、ほかの作品と一線を画すのはオパールが情に厚い人物ということです。 そのため、オパールは自分に冷たくしたヒューバートにさえ教育という機会を与えています。ほとんどの作品が悪役は痛い目を見るなか、教育という機会を与えて転落しないように働きかける主人公はなかなかいないでしょう。 悪役にチャンスを与えているので、人によってはすっきりしないと思うかもしれません。しかし、オパールがヒューバートに機会を与え、成長を促す姿は本作の見どころのひとつといえるでしょう。

『屋根裏部屋の公爵夫人』登場人物紹介

オパール・ホロウェイ

本作の主人公。金髪のロングヘアでかわいらしい顔立ちをしています。しかし、その見た目とは裏腹になかなかの切れ者。原作の小説では、現代の錬金術師と呼ばれるオパールの父もその実力を認め、息子だったらと考えていたそうです。 作中では幸せな結婚生活を夢見ていましたが、無事とはいえ男に襲われたことにより、根も葉もない噂を立てられ「傷物」扱いされてきました。 性格は気が強いところもありますが、情に厚い性格です。その情の厚さで、作中では借金を肩代わりする姿や自分を冷遇した人物に教育という機会を与える姿を見せています。

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クロード

オパールの幼馴染です。もとはオパールの兄の友人ですが、幼いオパールが後をついて回り仲間にいれてくれるようになりました。オパールの実家の使用人たちとも面識があり、もはや家族同然の仲の良さです。 オパールに思いを寄せていますが男爵家の三男なのもあり、認めてもらえないだろうと思っていました。オパールもクロードに思いを寄せていますが、父が許さないだろうと諦めています。 作中ではオパールがメインなのもあり登場回数は少ないです。しかし、第一部終盤で姿を見せ思わぬ行動を起こします。

『屋根裏部屋の公爵夫人』あらすじをネタバレ解説しました!

ただ復讐をするだけでなく相手がやり直せる機会を与える『屋根裏部屋の公爵夫人』。ヒューバートの屋敷を乗っ取ったオパールですが、ヒューバートは反省して屋敷を取り戻せるのでしょうか?今後の展開が気になるかたは、ぜひ漫画でその後の展開をチェックしてみてください。